Microsoftの認定資格にはMCPとMOSの2種類があります。この記事ではMicrosoftの認定資格を取得することのメリットや、試験の種類、難易度、試験の日程や受験料などについて詳しく解説します。挑戦したい人必見です。
パソコンなどのコンピュータは今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。今や世界中のパソコンのOSの約9割近くがWindowsで占められていますが、Windowsを販売しているMicrosoftでは資格試験を実施しています。
この記事ではMicrosoftが実施して認定している資格とはどんなものがあるのか、ということについて詳しく見ていきましょう。まずはMicrosoftの認定資格とはどんな種類があるのかみていきましょう。
Microsoftが認定する資格の種類には、大きく分けて次の2つの種類があります。同じMicrosoftが認定するものとはいえ、それぞれ全く性格が違うものなので、あなたにとって必要な資格は何かよく考えて選びましょう。
Microsoftが認定する資格の種類には、MCPというものがあります。MCPとは「Microsoft Certification Program」の略です。日本語では「Microsoft認定資格プログラム」と言われます。MCPはITエンジニア向けの資格で、Microsoft製品に関する知識やスキルを問うものになっています。
もう一つMicrosoftが認定する資格試験の種類にはMOSというものもあります。MOSとは「Microsoft Office Specialist」の略です。WordやExcel、PowerPointとといったMicrosoft Officeを利用するスキルを認定するための資格試験です。
MCPとは開発者向けの認定資格試験なのに対して、MOSとは事務職や営業職でMicrosoft Office製品を利用するための資格試験になります。
Microsoftが認定する資格を取るメリットとはどのようなものがものがあるのかみていきましょう。
資格を取得することで、その資格に関する知識や技術を持っているということを、客観的に証明することができます。「自分はこういうことができます」とアピールしてみても、実際に仕事をしてみたら、実は必要なスキルを持っていなかったということもよくあります。
資格を取得するということは、その試験に出題される内容については、十分な知識や技術を持っているということが証明されます。自分のスキルをアピールするのには資格はうってつけです。
アピールする手段を得られるだけではなくて、あなた自身も資格の勉強をすることでその分野に関する実用的な能力を身につけることができます。Microsoftが認定する資格というのは、どの種類の資格試験も現場ですぐ使うことができる実用的なものになっています。勉強することでこの能力を身に付けられるので、あなた自身のスキルアップにつながります。
マイクロソフトの認定資格を新卒者が就職活動の履歴書に記載する場合には、その分野に関する知識の豊富さや基本的なスキルを獲得しているということをアピールできます。新卒者はいくら資格を持っていても、実務経験はありませんが、その資格を取得できるだけの知識やスキルをすでに持っているということは大きなアピールポイントになります。
また、入社後に言われたから取得するのではなく、あらかじめ学生時代に遊びたい気持ちを抑えて資格試験に取り組んだ、という点は学習意欲が高いということで評価もされます。Microsoftの資格を持っていることで、MCPならIT関連での就職に、MOSなら事務関連や営業などの就職に有利に働きます。
転職者の場合には、それまでの実務経験と関連する資格であれば、その分野のプロフェッショナルとして高い専門性をアピールできます。職務経歴書に書いたそれまでの実績と、資格試験の内容が合致していれば、資格の知識やスキルに裏打ちされた実績だということが評価されます。
ただし、それまでの実務経験と関係がない資格を取りまくっているような場合には、難易度の高い資格であってもただの資格マニアと思われてしまい、転職に不利になる場合もあります。転職者の場合には、それまでの実績と資格がどのような関連性を持つのかを面接でアピールできるように準備しておきましょう。
Microsoftの認定資格試験は日本語で実施されている種類もあります。しかし、Microsoftはグローバル企業なので、認定された資格自体は日本国内だけではなく、海外でも通用します。海外で活躍したい、という人は挑戦してみてもいいでしょう。
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