古くなったMacBook Proを売却するとき、MacBook Proの中にデータが残っているが初期化方法がわからない。そんな皆様のために、MacBook Proのデータを完全リセット(消去)するための初期化方法を徹底解説いたします。
MacBook Proを初期化しよう!
「MacBook ProのOSを再インストールしたい」「古いMacBook Proを売却したい」というとき、まず最初に行わなければならないのは初期化作業です。ここでは、MacBook Proを初期化することによりどういったことが起こるかを解説していきます。
初期化するとどうなる?
MacBook Proを初期化することにより、MacBook Pro内に保管されているデータを全て完全に消去することが可能です。
データを完全に消去(リセット)できる
MacBook Pro内に保管されているデータを完全消去するので、初期化前には必ずバックアップを取ることをおすすめします。
初期化するタイミング
MacBook Proを初期化するタイミングは、下記様々な場合が挙げられます。
- MacBook ProのOSを再インストールしたい時
- 古くなったMacBook Proを売却したい時
- 古くなったMacBook Pro処分したい時
- 古くなったMacBook Pro譲渡したい時 など
初期化する理由の大半は、古くなったMacBook Proを買い替える時に合わせてだと思われます。買い替えが理由ではなくとも、
MacBookを処分する際は必ず初期化作業を行うようにしてください。MacBook Proを売却・譲渡前に初期化しない危険性
MacBook Proを売却・譲渡する際、データを初期化しないことにより多くの危険性をはらみます。ここからは、初期化をしないことによって起こりうるトラブルなどを紹介いたします。
MacBookに保存されるデータ
MacBook Proには下記のようなデータが保存されています。
- MacBook Proの所有者の個人情報(氏名、生年月日、マイナンバー、メールアドレス、住所など)
- 金融情報(クレジットカード情報、銀行口座番号、家計の記録、年収情報など)
- ネットで使用する個人情報(アカウント情報、ログインID、パスワード、メール内容、閲覧ページ履歴など)
この他にも、長年使用していれば作成した文書ファイルやDL購入した音楽などもデータとして保存されていることが想定されます。また、iPhoneのバックアップデータなどをMacBook Proに保存している場合は、iPhoneに入っている連絡先情報(他者の氏名、生年月日、電話番号、メールアドレス、住所など)もデータとして保存されている可能性が高いです。
起こりうるトラブル
MacBook Proのデータを初期化せず譲渡や売却を行なった際に起こりうるトラブルというのは、下記が考えられます。
- 売却先の買取専門店スタッフや、売却したMacBook Proを購入した相手に保存していたデータを見られる可能性
- MacBook Pro内に保存しているIDやパスワードを使用して第三者による、インターネットバンキングやAmazonなどのショッピングサイトの利用。それに伴うクレジットカードのトラブル
- MacBook Proに保存していた写真や動画、文書ファイルなどの悪用 など
初期化作業を行わないことにより、上記で挙げた
様々なデータが第三者の手に渡る可能性があります。情報は立派な資産です。起こりうるトラブルを想定したうえで、MacBook Proの売却や譲渡を行うようにしてください。
MacBook Proで初期化する前の準備
ではどのように、MacBook Proの初期化を行うのでしょうか?ここからは初期化の手順を解説いたします。
バックアップをとる
MacBook Proを初期化する前に、MacBook Proのバックアップを取ることを忘れずに行いましょう。バックアップを取っておくことにより、万が一初期化が失敗した際に初期化の再チャレンジを行うことができます。
アカウントからサインアウトする
MacBook Proを初期化する際、サインインしているアカウントからサインアウトする必要があります。