LINEトークにたまった未読メッセージを一括で既読にする方法を解説します。LINEの一括既読表示機能は以前はPCでしか利用できませんでしたが、現在ではiPhone・AndroidのLINEアプリでも一括既読表示機能を利用できます。
LINEをしばらく閲覧せずに間をおいてから立ち上げると、未読メッセージがたまって対応が大変になることはありませんか?たまってしまったのは仕方がないので1つ1つ開くしかないのですが、そんなとき、「とりあえず全部既読にできないか、未読メッセージを消すにはどうすればいいか」などと考えたことがあるかもしれません。
今回はそんな状況のときに、一括でLINEの未読メッセージを消す、一括で既読表示にする方法を紹介します。
一括でLINEの未読メッセージを消す機能は、当初はPCでしか利用できない機能でしたが、現在ではスマホ(iPhone・Androidともに)でも利用できるようになっています。
スマホ(iPhone・Androidともに)でLINEの一括既読表示機能を利用する場合は、LINEトークルームごとに一括で既読表示に変える方法と、すべてのLINEトークルームの表示を一括で既読に変える方法があります(スマホではLINEトークルームごとであれば、以前から一括で既読表示できました)。
スマホ(iPhone・Androidともに)のLINE一括既読表示機能の利用は、iPhoneの場合はバージョン9.1.0以降のアプリのアップデート、Androidの場合はバージョン8.9.0以降のアプリのアップデートが必要です。
スマホにおけるLINE一括既読表示機能の利用は、Android版のLINEアプリに先行して搭載されましたが、2019年2月よりiPhone版のLINEアプリでも利用できるようになりました。
そもそもなぜ未読メッセージがたまるのでしょうか。友だちが多く、LINEトークルームの数が多いからという理由はもっともな理由ですが、それだけではないようです。
まず、LINEトークルームは単純な友だちのものだけでなく、お店やサービスの公式アカウントの登録も多いのではないでしょうか。
お店やサービスの公式アカウントの場合は、定期的に広告やキャンペーン案内が送られてくるので、通知センターでメッセージが送られてきたことを知らされても、後で必要なときにまとめてみればいいと考えて結局そのまま手付かずで放置されているパターンも多いはずです。
そうしたお店やサービスの公式アカウントからのメッセージは、放置しておくとびっくりするほど未読の数が大きくなることも珍しくありません。
また、通知センターやロック画面の表示で内容確認をして、そのままLINEのトーク画面は開かずに放置しているパターンがあります。
通知センターやロック画面ではリアルタイムでLINEメッセージの受信を表示するので、短いメッセージの場合は特に一目見ただけで内容が把握できます。内容が分かれば改めてLINEアプリを立ち上げる必要がないので、結果的に未読メッセージのカウントがたまっていきます。
未読メッセージがたまっても特に困らないと考える人もいるかもしれません。LINEで未読メッセージがたまると緑のマークで未読メッセージの数が示されますが、自分が必要なメッセージは確認できているので、未読メッセージの数が増えても支障はないという発想の人もいるでしょう。
しかし、未読メッセージの数を増えたまま放置すると、メッセージの整理が散漫になるのは確かです。LINE機能を効率的に活用するのであれば、こうした表示は定期的に手を入れて消化・整理しておく方が無難といえます。
今回紹介する、一括でLINEの未読メッセージを消す、一括で既読表示にする方法は、特に1日に何度もメッセージを受信するトークルームに対して活用すると便利です。
一括で既読にしておいて、1日の最後にまとめてメッセージ内容を確認するというやり方にも有効です。
ただ、一点注意するべきことは、相手のLINEトーク表示画面上でも「既読」に変わるので、コミュニケーション上、すれ違いがないように気遣いが必要であるということです。
LINEメッセージの一括既読処理を行った後は、相手はLINEトーク上のメッセージを読んでくれていると思っているので、その点を踏まえて対応しましょう。
まずは、PC上で行う、一括でLINEの未読メッセージを消す、一括で既読表示にする方法から説明します。
PC上で行う、LINEの未読メッセージを一括で既読にする方法は、PC・Mac共通です。
LINEトーク一覧の画面の右上に表示されている「三」マークをクリックして、表示されるメニューから「すべて既読にする」を選択します。
これで、LINEトークに緑で表示される未読メッセージの数表示が一括で消えて、既読に変わります。
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