Kyashは、誰でも簡単にスマホ上でVISAカードを発行して決済に利用できるウォレットアプリです。Kyashアプリを経由すれば、ポイント還元率を劇的に高められる魅力があります。Kyashの使い方やメリット・デメリットなどをまとめました。
Kyash(キャッシュ)とは、2015年に設立された日本のフィンテック企業・株式会社Kyashによって運営されているウォレットアプリのことです。「新しいお金の文化を創る」というコンセプトのもとに開発され、主に「決済」と「個人間送金」の使い方に対応しています。
リリースから1年と経たないうちに累計ダウンロード数が20万を突破。2018年9月に北海道胆振東部地震が発生した際には、被災地支援のための災害支援募金用アカウントをいち早く開設し、スマホアプリを通じて募金できるシステムが評判になりました。
ウォレットアプリ・Kyashの特徴として、以下の3点が挙げられます。
Kyashは自社サービスの利便性向上のために定期的にアンケートを実施しており、2018年8月に行われた「Kyash利用に関するアンケート」の結果から、95.4%という突出した数値の利用者満足度が得られました。
SNS上でもKyashの利便性は評判になっています。ユーザーはKyashのどのような点を気に入っているのでしょうか。実際に利用しているユーザーの間でのKyashの評価・評判をまとめてみました。
SNS上で最も多く見られた評判は、Kyashのポイント還元システムを称える意見です。
Kyashを使って代金を支払うと、決済額の一部が残高にポイント還元されるシステムになっています。ネットショッピング時のデータ入力が楽な上にキャッシュバックまで付くため、キャッシュレス決済ならではのお得感が評判になっているようです。
海外のサービスを利用する機会の多い方にとって、国外でもKyashのスマホ決済を使用できることが評判になっています。
JCBやDinersClubなどのブランドのカードでは、一部の地域で使用できない場合があります。その点、国際的に認知されているVISAブランドカードなら、使えない店はほとんどありません。VISAカードを使って決済するKyashは国内外で大変重宝します。
Kyashはプリペイド型の決済システムです。自動チャージを設定しなければ、使いすぎてしまうことはありません。利便性と安全性に長けています。
また、クレジットカード登録を求められた際に、Kyashをクレジットカード代わりに設定して会員登録をパスするという使い方ができる一部の有料コンテンツサービスもあるようです。審査に引っ掛かってどうしてもクレジットカードを発行できない時に、Kyashを有効活用すると良いでしょう。
Kyashに関する批判的な評判として、原因不明のシステムの不具合やアカウント凍結が少なくないという意見も見受けられます。中には「チャージした直後にアカウント停止処分を食らって頭に来た」という方もいます。
Kyashはセキュリティに力を入れているため、少しでも不正と疑われるような使い方をすると、アカウントをロックされてしまうリスクがあるようです。
いざKyashを使おうと思った時に問題が発生して、取引が完了しない不具合もあるようです。短時間とはいえ、システム全体のアップデートやメンテナンスを行っている間にKyashを使えないことがあるとは困りものです。日頃から公式からのお知らせにしっかり目を通しておいた方が良いでしょう。
Kyashのカスタマーサポートの対応の悪さを指摘する評判も目立ちます。返信が遅いだけでなく、問い合わせをしても無視されたという方もいるようです。Kyashのシステムミスの責任をユーザーに押し付けるケースもあり、万全なサービス体制とは言えないようです。
賛否両論はあるものの、全体的には良い評判が目立つウォレットアプリ・Kyash。単にスマホで決済できて便利というだけでなく、多くの魅力的な特長も兼ね備えています。Kyashを利用することで得られる4つのメリットを見ていきましょう。
一つ目のメリットは、ポイント還元率の高さです。Kyashで決済すると、利用金額の2%分が残高にキャッシュバックされます。
評判の良いスマホ決済アプリでもポイント還元率が0.5~1.0%程度であることを鑑みると、Kyashのお得さがよく分かることでしょう。普段の買い物の支払いをKyash経由にするだけで、年間に数千~数万円くらいは軽く貯まっていきます。家計の節約に重宝することは明白です。
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