KindleでPDF保存(自炊化)した文書や本、電子書籍を読むには3つの方法があります。KindleでPDF保存(自炊化)したファイルを読む3つの方法それぞれの手順を解説していきますので、PDF保存した自炊ファイルを実際にKindleで読んでみましょう。
みなさんはKindleデバイスで「自炊」をしたことはありますか?Kindleデバイスで言う「自炊」とは、ペーパーベースの本や書籍、文献などをKindleデバイスで読む方法の事を指します。KindleデバイスにPDF保存した紙媒体の書籍を保存しておくことで、どこに行ってもお気に入りの書籍をタブレット1つで持ち運んで読むことが可能となります。
しかし、PDFファイル化しただけのファイルを、そのままKindleに保存しても、読みやすい電子書籍になるわけではありません。本記事で紹介する方法を実行して、読みやすい形で紙媒体の書籍をKindleで読めるようにしてみましょう。
自炊したPDFファイルなどで、自分の電子書籍を作りたい人は、Kindleデバイスの「Document」にPDFファイルをコピーして保存してください。紙媒体の書籍や本をスキャンしたあとの保存済みPDFファイルはUSBを使ってKindleデバイスに転送してください。または、「Kindle電子メール」を利用してKindleデバイスに転送・保存することも可能です。
その他、Kindleデバイス以外から購入したPDFファイルをKindleに転送して保存する場合は、PDFファイル事態に「DRM制限」と呼ばれる、デジタル物著作権保護がかかっているためDRMを解除するソフトを利用する必要があります。DRMを解除したファイル形式は、一度Kindleデバイスで読み込むことができるファイル形式に再度変換してください。
DRM制限解除ソフト「Calibre」というソフトを本記事後半で紹介しているので、【KindleにPDFを送る方法3・ダウンロード購入した本を保存】の章を参考にしてください。
個人の本や電子書籍をUSB接続で保存を紹介します。前の章でも紹介した通り、個人の本や電子書籍はDRM制限(電子著作権)がかかっていないため、PDFで本や書籍を保存し、USB接続で自炊ファイルを送信します。その方法を紹介していくので、個人の本、または電子書籍をKindleに送りたい人は参考にしてください。
Kindleの付属USBケーブルを利用してKindleデバイスとPCを接続してください。Windowsのエクスプローラー、またはMacのFinderを起動して「Kindle」>「Document」と進んでください。あとは、PDF形式でスキャンしたファイルを「Document」フォルダの中にコピー&ペーストしてください。
続いて、個人の本や電子書籍をメールで保存を紹介します。前の章でも紹介した通り、個人の本や電子書籍はDRM制限がかかっていないため、PDFで本や書籍を保存し、メールで自炊ファイルを送信します。その方法を紹介していくので、個人の本、または電子書籍をKindleに送りたい人は参考にしてください。
上記のリンクにアクセスするとAmazonの公式サイトが表示されます。「アカウント サービス」>「My Kindle」の>「パーソナル・ドキュメント設定」をクリックして選択してください。メールアドレスを設定して、PDF形式の自炊ファイルをKindleデバイス宛に送信すれば完了です。
本記事最後の本章では、ダウンロード購入した有料電子書籍をKindleに自炊して保管する方法を紹介します。前の章でも述べた通り、ネット上の有料コンテンツや電子書籍には「DRM」と呼ばれるデジタル物著作権保護がかかっているため、DRMを解除するソフトをダウンロードする必要があります。
手順としては、ダウンロード購入した本のDRMを解除するソフトをダウンロードし、Kindleに読み込み可能なファイルに変換した後に、これまで紹介してきたUSB接続、またはKindleからメールで自炊ファイルを送信する形となります。Kindleで対応している電子書籍のファイル形式は下記の通りです。
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