iPadに動画を転送する方法!PCからムービーやビデオ取り込んで保存する方法を解説!
iPadに動画を転送できずに悩んでいる人はいませんか?本記事で紹介する方法を使えば、PC(パソコン)からムービーなどの動画・ビデオデータファイルをiPadに転送することが可能です。iPadで動画・ビデオを鑑賞したい人は参考にしてみてください。
目次
iPadにPCから動画を転送する方法【iTunesの利用】
本記事冒頭の本章では、iTunesを使ってPC(パソコン)から動画ファイルをiPadに転送する方法を紹介します。PC(パソコン)内に保存されている動画データファイル・ビデオデータファイルを転送する時に非常に便利なので、その方法を覚えておきましょう。
また、iTunes以外にもiCloudを利用して、PC(パソコン)からiPhone・iPadに動画データファイル・ビデオデータファイルを転送する方法もあります。iCloudを使った動画データ・ビデオデータファイルの転送方法は次の章で紹介しているので、そちらの章も参考にしてみてください。
また本記事最後の章【iPadにPCから動画を転送する注意点】では、iCloud・iTunesを使った動画転送時の注意点を詳しく解説していきます。注意点をよく読み、失敗のない動画転送を実行してください。
iTunesのムービーに動画データ(mp4)を取り込む
まずはiTubesの「ムービー」項目に動画データ(mp4)を取り込みする必要があります。Windowsパソコンユーザーの方で、iTunesがパソコンにインストールされていない場合は、上記のリンク先にアクセスしてiTunesをパソコンにインストールしてください。
Windowsユーザーの方は「今すぐダウンロード(64bit版)」をクリックし、iTunesのインストーラーをダウンロードし、表示される指示に従ってiTunesのインストールを完了させてください。
iTunesのインストールが完了したら、iTunesを起動してiTunes内に動画データファイル(mp4)と取り込みしてください。iTunes上部にメニュータブ一覧から「ファイル」>「ライブラリに追加」とクリックして、動画データファイル(mp4)を選択すると取り込みされます。
またはiTunes左上に表示されている「ミュージック」>「ムービー」の順にクリックして、「ムービー」ページを表示してください。そのまま「エクスプローラー」や「Finder」からmp4形式の動画データファイルをドラッグ&ドロップすることで、iTunesに動画データファイルを取り込みすることができます。
パソコンとiPadを接続・同期する
iTunesに動画データファイル(mp4)の取り込みが完了したら、パソコンとiPadをライトニングケーブルで有線接続してください。Wi-Fi回線を利用して、無線接続することも可能ですが、動画データファイル(mp4)はデータサイズが大きいので、有線接続しておくことで、安定したデータ転送することが可能となります。
iPadとパソコンをライトニングケーブルで接続すると、iPad側の画面に「このパソコンを信頼しますか?」という画面が表示されることがあります。その場合は「信頼する」をタップし、iPadのパスコードを入力してロックを解除してください。iTunesがiPadを読み込むと、iTunesの画面左上の「ムービー」の右隣に「iPad」アイコンが表示されます。
「iPad」アイコンをクリックすると、iPadの設定画面が表示されます。画面左側のメニュー一覧から「ムービー」を選択し、「ムービーを同期」のチェックボックスにチェックを入れてください。これで、iTunes内に取り込み済みの動画データファイル(mp4)が、iPadにも同期・取り込みされます。
iTunesに取り込みした動画データファイル(mp4)は、iPadとパソコンを接続する度に、連動してiPad内に動画データファイル(mp4)を転送します。自動的な動画の転送を行いたくない場合は「ムービーを同期」項目にある「自動的に同期するムービー」から、設定をしてください。
同期完了後にiPadとの接続を解除する
iPadとiTunesが接続されている状態の場合、iTunesとiPadが完全に同期されている状態なので、ライトニングケーブルを抜いてしまうと、iPad・iTunes内のデータファイルが損傷を受けてしまう場合があるので注意してください。
iPadとパソコンの接続を解除する場合は、iTunesの「取り出し」アイコンをクリックしてから、接続を解除するようにしてください。
iPadのビデオアプリから保存した動画を確認する
iTunesにビデオデータファイル・動画データファイルの転送は以上となります。iPadの「ムービー」アプリを起動して、転送済みの動画ファイルデータを確認してください。
iPadにPCから動画を転送する方法【iCloudの利用】
続いてiCloudを使ったビデオデータファイルの転送方法を紹介します。iCloudを使ってビデオデータ・動画データをPCからiPadに転送する場合は、Apple IDが必要になります。iTunesを起動して
パソコンからiCloudにサインインする
Windowsユーザーの方は、上記リンク「iCloud」にアクセスして、iPadで登録済みのApple IDを入力しiCloudにログインしてください。
Macパソコンの場合は、「システム環境設定」>「iCloud」と進みApple IDのログイン画面が表示されるので、iPhone・iPadとで登録済みのApple IDを入力してログインしてください。
動画データ(mp4)を入れる
iCloud画面が表示されたら「iCloud Drive」をクリックしてください。
iCloud Driveの画面上にある「アップロード」アイコンをクリックして、iPadに転送したい動画データファイルを選択し、アップロードしてください。この際、動画データファイルのサイズが大きいと、時間がかかることがあります。時間に余裕がある時に実行することをおすすめします。
また、iPad側で「設定」>「Apple ID」>「iCloud」の順に進み、「iCloud Drive」を有効化してださい。これでiCloud Drive上に動画データファイルが保存されます。
iPadのファイルアプリから保存した動画を確認する
iPadに標準インストールされている「ファイル」アプリを起動して、保存された動画ファイルデータが、iPadのiCloud Driveにも保存されているか確認してください。
iPadにPCから動画を転送する注意点
本記事最後の本章では、iTunes・iCloudを使って動画ファイルをiPadに転送・保存する時の注意点について紹介します。
iTunesの場合
iTunesを使って、PCから動画ファイルデータをiPadに転送する時に注意する点は、iPad内の動画データファイルが削除され、iTunes内の動画データファイルに上書きされてしまうという点です。iTunesを使った同期方法は、iTunes内のムービーフォルダの内容がすべてiPadに上書きされてしまうということなので、十分に注意してください。
iCloudの場合
iCloudを使ったデータ転送をする上で注意するべき点は、iCloudにはストレージ容量に上限があるという点です。iCloudの無料プランでは、最大ストレージが5GBに制限されるので、データサイズの大きな動画ファイルを複数転送することができません。有料プランのiCloudを利用する場合は、月額料金が発生します。
iPadにPCから動画を転送してみよう!
本記事では、PCに保存済みの動画データファイルをiPadに転送する方法を紹介しました。iTunes・iCloudともにメリット・デメリットがあるので、両方の使い方を考慮して、正しい方法で動画データファイルをiPadに転送してください。
パソコンを持っている人であれば、iTunesを使ったデータ転送が最も便利で、安定した転送を行うことができ、データ容量に上限がないのでおすすめです。