Apple WatchのApple Pay使い方！SuicaやQUICPayの設定から決済方法を解説

そもそもApple Watchで利用できるApple Payとは、どういった機能なのでしょうか。Apple Payを知らない人のために、冒頭の本章では、Apple Watchで利用できるApple Payについて紹介していきます。

Apple Payは、Apple WatchやiPhoneなどで利用できる電子マネー決済サービスです。iPhoneなどのスマホでも利用できますが、Apple Watchでも利用することが可能で、登録できる電子マネーは、クレジットカードやQUICPay、Suicaなどのが挙げられます。

iPhoneスマホやApple Watchに、クレジットカードやQUICPay、Suicaを登録しておくことで、ネット上のクレジットカード決済だけでなく、公共交通料金の支払いや、コンビニ、自動販売機などで支払いすることが可能となります。

Apple WatchでApple Payを利用する際の注意点として、GPSモデルのApple Watchの場合は、Wi-Fiやインターネット接続できない状況では、Apple Payを利用できないという点です。これからApple Watchを購入して、Apple Payを利用したいと考えている人は、覚えておいてください。

続いて本章では、Apple WatchでApple Payを利用するメリットとデメリットについて紹介していきます。Apple WatchでApple Payを利用するメリットは下記の通りです。

• 【Apple WatchでApple Payを利用するメリット1】スマホ・財布が不要で買い物ができる
• 【Apple WatchでApple Payを利用するメリット2】スマホや財布を取り出さなくても改札通過ができる
• 【Apple WatchでApple Payを利用するメリット3】ランニング・フィットネスのときにも財布やスマホが不要に

Apple WatchでApple Payを利用できるように設定しておけば、コンビニなどでちょっとした買い物をする際に、財布やスマホを取り出さなくても簡単に支払いができます。常にカバンの中にスマホや財布を入れて移動している人は、Apple Watchをつけていれば、そのままの状態で買い物に行けるので、非常に便利です。

通勤・通学にJRや地下鉄を利用している人は、その都度スマホやSuicaなどを取り出して改札を通る必要があります。しかし、Apple WatchにSuicaを登録しておけば、Apple Watchを改札にかざすだけで、簡単にSuicaで交通料金の支払い決済が可能となります。

またSuicaなどの電子マネーは、前の項目でも紹介した通り、コンビニの電子マネー決済にも対応しているので、スマホとApple Watchだけで通勤・通学が可能となります。

Apple WatchのGPS+セルラーモデルを購入すれば、iPhoneなどのスマホがなくても、ランニングやフィットナスを楽しむことができ、ランニング途中にドリンクなどの飲み物をコンビニで購入することができます。

Apple Watchの購入メリットの中でも、最もメリットとなるランニングなどの心拍数・走行距離などの記録機能ですが、Apple WatchにクレジットカードやQUICPayを登録しておけば、更に快適にエクササイズを他のイムことができます。

Apple Watchを利用するデメリットは下記の通りです。

• 【Apple WatchでApple Payを利用するデメリット1】左手にApple Watchを付けると、改札を通る時に不便
• 【Apple WatchでApple Payを利用するデメリット2】GPSモデルのApple Watchの場合はiPhoneが無いと不便
• 【Apple WatchでApple Payを利用するデメリット3】Apple Watch単体でApple Payの設定ができない

続いて本章では、Apple WatchでApple Payを使える様に設定する方法を紹介していきます。

iPhoneからApple Watchにクレジットカードを登録する場合は、iPhoneの「Apple Watch App」を起動して「マイウォッチ」＞「Wallet と Apple Pay」＞「カードを追加」と進み、クレジットカードを登録してください。

「Touch ID」が搭載されているMacパソコンでも、Apple WatchにクレジットカードやSuica、QUICPayを登録することができます。Macパソコンを起動して「システム環境設定」＞「WalletとApple Pay」＞「カードの追加」と進んで、設定してください。さらに詳しく確認したい方は、下記のAppleサポートページをご覧ください。

SuicaをApple Watchに登録する場合も、iPhoneが必要で、Apple Watch単体では設定できないので注意してください。上記のリンク先にアクセスして、SuicaアプリをiPhoneにインストールしてください。

Suicaアプリを起動して、Suicaを登録してください。画面の指示に従ってSuicaの登録が完了すると、Apple WatchのWalletにも連携が完了します。設定が完了したら、次の章でApple Payの使い方・支払い決済方法を確認しておきましょう。

Apple WatchのApple Payの支払い方法・使い方を紹介します。電子マネー「iD」支払い「QUICPay」支払いの場合の使い方、「Suica」支払いの場合の使い方に分けてご紹介します。

電子マネー「iD」支払い「QUICPay」支払いの場合は、Apple Watchの「サイドボタン」をダブルプッシュして、登録済みのカードを選択してください。決済システムデバイスにApple Watchをかざせば支払い完了です。Apple Watchの電子マネーを使った決済は、1日に1度、パスコードを入力しておけば、次回以降追加認証は不要です。

「Suica」支払いの場合の使い方は、Apple Watchの「Suica」アプリを起動して「サイドボタン」をダブルプッシュします。あとはSuicaカードリーダーにかざすだけで支払い完了です。

本記事では、Apple WatchでApple Payを利用するメリットや、その設定方法から使い方、決済方法まで紹介しました。Apple Watchに電子マネーやクレジットカードを登録しておくだけで、非常に簡単・便利に電子マネー決済が可能です。これからApple Watchの購入を考えている人も、本記事を参考にしてみてください。