iTunesが起動しないことがあり困っているユーザーが多くいます。iTunesが起動しないで開かないときや立ち上がらないときにはどのように対処したらいいのでしょうか。この記事ではWindowsとMacそれぞれの対処法について詳しく解説します。
iTunesはiPhoneユーザーにとってはパソコンとiPhoneを同期させるために欠かすことができないアプリです。また、iPhoneユーザーではなくても、パソコンで音楽を楽しむためには、iTunesの使い勝手の良さは最高レベルだという人も少なくありません。
そんなiTunesですが、なぜか起動しないときがあり、必要な音楽ファイルや動画ファイルが開かないことがあります。人によっては頻繁にトラブルが起きてしまうようなのですが、どのように対処したらいいのでしょうか。この記事ではiTunesが起動しない時の対処法について詳しく解説します。
WindowsやMacのパソコンでiTunesが起動しないときには、まずはどう対処したらいいのでしょうか。こちらではまず行うべき対処法について解説します。
パソコンのディスプレイ上で、iTunesのアイコンをクリックしてもiTunesが開かないことがあります。iTunesには音楽データだけではなく、iPhoneやiPadのデータのバックアップの入っているので、これらのデータが失われてしまうと大変なことになります。
パソコンでiTunesをクリックしても立ち上がらないときには、パソコンを再起動する方法と、iTunesを管理者として実行するといった方法があります。次からWindowsとMac、それぞれ詳しく解説します。
iTunesをクリックしても立ち上がらないときに、WindowsとMacの両方で使うことができる方法に、パソコンを再起動するという方法があります。
パソコンを長時間使っていた場合などは、特にスペックが低いパソコンで多くのアプリを立ち上げていた場合には、動作が不安定になってきてしまいます。再起動を掛けることでメモリやCPUをリセットすると、立ち上がらなかったiTunes等のソフトを立ち上げることができるようになります。
Windowsを再起動する方法は、左下にある"スタートボタン"から"電源ボタン"を押して、"再起動を選択"するといいでしょう。Windows10の場合には、キーボード操作で再起動をする方法もあります。
キーボードの"Windowsロゴのキー"を押しながら、"Ⅹ"を押します。するとクイックメニューが表示されるので、"U"を押してから"R"を押すと再起動を選択することができます。次の動画に詳しい操作方法があるので、よろしければそちらをご覧ください。
Macのパソコンを再起動する場合には、最も簡単な方法は"アップルメニューから再起動を選ぶ"方法です。アップルメニューを押すときに"オプションボタン"を押すと、確認画面が出ずにすぐに再起動が始まるので煩わしくありません。急いでいるときにはぜひやってみてください。
iTunesが開かない、立ち上がらないときには、その原因が使っているパソコンのアカウントに管理者権限がないから、ということもあります。
パソコンを複数のユーザーで使っている場合、パソコンの基本的な設定などができるアカウントに管理者権限が付与されています。Windows10では管理者権限がないとiTunesが立ち上がらないという現象が起きているようです。
そこでiTunesを管理者として実行するということを設定すれば立ち上がらなかったiTunesが開けるようになります。まずは、"iTunesのアイコンを右クリック"します。すると「管理者として実行する」と出てくるので、そちらをクリックすると管理者権限が付与されます。
右クリックして下の方に出てくるプロパティで"互換性"のタブから"管理者としてこのプログラムを実行する"にチェックを入れるといつでも管理者として実行できるようになります。
WindowsでもMacでも、iTunesが開かないときには、パソコンをセーフモードで起動してみましょう。セーフモードというのは、パソコンを必要最小限の機能だけで立ち上げる方法です。
セーフモード起動したときに開かないiTunesが無事に開くということであれば、開かない原因はパソコンに後から入れたプラグインか、他社製のメディアアプリだということがわかります。
Windows10をセーフモードで起動する方法は、スタートボタンから設定メニューを開いて行います。"スタートボタン"を押して、歯車マークから"設定メニュー"を開きます。"更新とセキュリティ"から"回復"を選択したら"今すぐ再起動"というボタンを押します。
しばらく待つと、オプションの選択画面が出てくるので"トラブルシューティング"を選び、さらに"詳細オプション"を選択します。詳細オプションから"スタートアップ設定"をクリックして"再起動"をクリックするとオプションの選択画面になります。
そこから"セーフモードを有効にする"の4を数字のキーで押すとサイインイン画面になるので、"パスワード"を入力します。デスクトップ画面にセーフモードと表示されれば成功です。
Macのパソコンをセーフモードで起動する方法は次の通りです。まずはMacの電源を入れてすぐに"shiftキー"を押し続けます。Appleのロゴが表示されたらshiftキーを放してログインして、iTunesを起動します。
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