iPhoneを購入した時に、最初にする作業「データの引っ越し」。このデータの引っ越しを正しい手順で行わないとデータが失われてしまいます。今回は、データのバックアップ等の引き継ぎの手順から、新しいiPhoneへのデータの引っ越しの手順まで詳しく解説していきます。
iPhoneの機種変更時には、「バックアップ」も含め事前に準備が必要です。バックアップの取り方については後ほどご紹介しますが、その他に必要な準備をご案内していきます。データが移行できないことのないように、新しいiPhoneへ移行する前に準備を整えておきましょう。
まず、現在使用しているiPhoneのソフトウェアをアップデートしましょう。iPhoneの「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」で最新のiOSかどうか確認を行います。iOSが古い状態だとアプリ等のデータがうまく移行できない場合があります。
古いバージョンの場合は、この段階で「今すぐインストール」で最新のiOSにアップデートしましょう。
次に、Apple IDとパスワード・パスコードを確認していきます。機種変更の際には、現在使用しているiPhoneのApple IDやパスワードやパスコードなどの情報が欠かせません。これらの情報は、設定後どこかに記録しておきましょう。
AppleIDの確認方法は、iPhoneの「設定」>「iTunes StoreとApp Store」をタップすると上部にAppleID(メールアドレス)が表示されます。現在のパスワードを忘れてしまった場合は、Appleのサポートから一度リセットをして、新しいパスワードでサインインしましょう。
また、パスコードは5回までは誤った入力をしても問題ないですが、それ以降は一時的にロックされます。さらに10回連続で間違えると、最悪の場合初期化されるので注意が必要です。
2ファクタ認証とは、Apple ID の他に6桁の確認コードを生成することによって、パスワードを二重化しセキュリティを強化する認証方式です。基本的にオンになっていますが、下記の方法でオン/オフの確認をすることもできます。
①設定>②ユーザ名>③パスワードとセキュリティの順でタップします。「2 ファクタ認証」がオンになっているか確認できたら、「確認コードを入手」をタップしましょう。すると、次のような6ケタの数字が画面上に表示されます。
iPhoneの機種変更をする前に、アプリの引き継ぎについて確認しましょう。LINEやモバイルSuica、ゲームアプリなど独自の引き継ぎの方法があるアプリもあります。引き継ぎの準備をする前に新しいiPhoneを使ってしまうとデータが戻らなくなる場合もあります。
必ずデータの移行前に方法を確認の上、前もって引き継ぎの準備をしてから機種変更を行なってください。
機種変更の際に「あ!引き継ぎの準備してなかった!」となりがちな「LINE」の引き継ぎ方法を解説します。今回は、電話番号の変更がない場合の引き継ぎ方法をご紹介します。
新しいiPhoneになっても、以下の情報は移行することができます。
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