現在話題を呼んでいるiPadの新iOS「iPadOS」の対応機種や配信時期がいつなのかを紹介します。iPadOSには、これまでもiOSとは違う機能を多数搭載しています。気になるiPadOSの対応機種や、アップデート後の機能について紹介します。
これまではiPhone・iPadなどのiOSデバイスは、同じiOSを利用していましたが、次のiOSアップデートより、iPad専用の「iPadOS」が登場します。iPadOSに対応する機種は下記の通りです。
iPad Pro 12.9-inch | iPad Pro 11-inch | iPad Pro 10.5-inch |
iPad Pro 9.7-inch | iPad(第6世代) | iPad(第5世代) |
iPad mini(第5世代) | iPad mini 4 | iPad Air(第3世代) |
iPad Air2 |
上記のiPadモデルは、iPadOSにアップデート可能になります。残念ながら、上記以外のiPadに関しては、iPadOSにアップデートできないので、iPadOSを利用したい場合は、iPadOS対応デバイスに機種変更する必要があります。
iPadOSはいつ配信されるのか、Appleから正式な発表はされていません。しかし、Appleはこれまで毎年9月頃に最新のiPhone・iPadを発表しており、その数日後に新iOSを発表してきました。これまでの通例に習うと、予定では2019年9月〜10月頃の発表の可能性が高いでしょう。
次の章からは、iPadOSから搭載される新たな機能や特徴について紹介していきます。いつiPadOSが配信されるのか明確にはわかりませんが、魅力的な機能などはすでにAppleから公式に発表されています。ここまで、明確なiPadOSの機能紹介が公表されていることから、iPadOSの配信時期はそう遠くは無いと考えられます。
本章では、iPadOSにアップデートした後の新機能一覧を紹介します。対応機種を確認し、いつ配信開始されるのかを待ち遠しいばかりですが、まずはiPadOSの魅力的な機能を覚えておきましょう。
iPadOSの新機能は上記の項目以外にも多数あるようです。現在Appleから公式に発表されているiPadOSの新機能を個別に紹介していきます。いつ配信されるか楽しみにしながら、新しいiPadOSの配信を待ちましょう。
iPadOSへのアップデートで最初に紹介するべきポイントが「ホーム画面」の一新です。iPadOSからは、これまでのiOSとは違い、より多数のアプリや項目を表示できるようにレイアウトが変更されています。ホーム画面に「今日」という項目を追加できるようになり、「ウィジェット」画面へ簡単にアクセスすることが可能です。
「ウィジェット」画面では「カレンダー」「天気」「イベント」など、利用頻度の高い項目が表示され、よりiPadの利便性を高める形のレイアウト変更がされています。Appleから公表されているiPadOSでは、「ウィジェット」画面がウインドウ左側に表示され、いつでも簡単にアクセスできるようなレイアウトになったという印象があります。
iPadOSでは「Split View」「Slide Over」機能が進化し、新たな機能を搭載されています。新たに機能を搭載した「Split View」を使えば、複数のアプリを同時に編集・操作することが可能となります。Macユーザーであれば「Split View」を知っている人はいるでしょうが、その機能がiPadOSにアップデートすることでと利用できるようになります。
「Split View」の活用例として、「ファイル」アプリを起動しながら、「メール」アプリでメール作成したり、「カレンダー」アプリでスケジュールを確認しながら「通話」アプリで電話MTしたりと活用方法は無限大です。
「Slide Over」は複数の起動中アプリを一覧にして表示し、すばやく起動アプリを切り替えるための機能です。iPadOSでは、進化した「Slide Over」実現されているので配信を楽しみに待ちましょう。
iPadOSでは「Apple Pencil」との機能連携性能が大幅に向上されます。Apple Pencilを使って、iPadOS搭載のiPad画面を外からスワイプするだけで「書類」「Webサイト」「メール」へ注釈付けすることができます。「ツールパレット」にも新たな機能が搭載され、Apple Pencilを使った書き心地の圧倒的に向上されています。
iPadOSには、【業界最高水準のレイテンシ】が9ミリ秒に低減するなど、Apple Pencilユーザーにとっては、非常にiPadOSがいつ配信されるか待ち遠しいでしょう。
iPadOSからは「ファイル」アプリの機能も大幅に向上され、MacBookパソコンと変わらない操作が実現されます。iPadOSの「ファイル」アプリは「iCloud Drive」とのファルダ連携により、共有フォルダにアクセス権を付与しておけば、iCloud上でだれでも共有フォルダにアクセスすることができます。
チームで共有し、ファイル編集も可能なので、外部のクラウドストレージを利用せずとも、iPadOSを搭載したiPadデバイスですべての作業が完結します。また、iPadOSは引き続き「外付け」のUSBドライブやSDドライブにも対応しているので、USB-Cハブを利用すれば、パソコンと同等の性能を発揮します。
【高解像度プレビュー】機能も搭載され、ファイルの閲覧が簡易化され、「PDFファイル作成」「マークアップ」などがクイックアクションから利用できます。また、iPadOSには嬉しい、ファイルの圧縮・解凍機能が搭載されており、「キーボードショートカット」にも対応したため、外部アプリがなくても、簡単にファイル管理ができます。
iPadOSでは「Safari」ブラウザもアップデートされます。iPadではいつもブラウザ上でiPad専用のWebページが表示されていましたが、iPadOSではデスクトップ版のWebサイトが表示されます。
デスクトップ版のWebページが利用できることで「Google ドキュメント」「Word Press」などの操作が圧倒的に簡単になります。また「ダウンロードマネージャー」や「タブ管理機能」も改善され、快適なブラウジングを実現してくれます。
1 / 3
続きを読む