iOS13にアップデートすると、バッテリーの消費が異常に速いという声が、多く上がっています。原因としてOSのバグの他に、設定で対処できる点もいくつかあります。この記事では、iOS13のバッテリーが異常に消耗する原因と、その対処法を詳しく解説します。
iOS13がリリースされてから、半年以上経ちました。すでに何度かiOS13のアップデートも行われていますが、アップデートするたびにバッテリー消費が異常に速いといった意見が、多く上がっています。
こちらのツイートの方は、バックグラウンドアプリが動いているときのバッテリー消費が速すぎると感じています。
中には、充電器からiPhoneを離せなくなる方もいるようです。
バッテリーの消耗が怖いから、あえてアップデートしない方も少なくありません。しかし、ついうっかりアップデートしてしまうと、マッハで減っていくバッテリーに悩む日が待っているようです。
iOS13は、目に優しいと言われているダークモードを採用しています。ダークモードを採用した理由は、黒い背景の部分を発光させずに、バッテリーの消費を抑えるためだとも言われています。しかし、上記のツイートの様に、バッテリーの異常な消耗に悩む声は後を絶ちません。
ここからは、iOS13のバッテリー消費が異常に速い原因と、その対処法を詳しく解説します。
iOS13のバッテリー消費が激しく見えるのは、バッテリー残量表示の不具合の場合があります。実際にはバッテリーは消耗していないのに、バッテリー残量の表示だけ、残量が減ったように見えてしまうのです。
この場合の解決方法は、端末を再起動させてみることです。iPhoneを再起動させて、バッテリー残量が大幅に増えていたら、表示の問題だったことがわかります。
ご紹介したツイートにもあったように、バックグラウンドで動いているアプリがあると、バッテリー消費が激しくなる場合があります。iOS12までの時とは、メモリの使い方を変更させていることが原因のようです。
この場合は、バックグラウンドで自動でアプリが動くように設定しているのを、手動で動かすように変更しましょう。
設定方法はiPhoneの「設定」から「一般」>「Appのバックグラウンド更新」を開きます。そちらに、バックグラウンドで動くアプリが一覧で表示されています。バッテリーの異常消費の原因となっていると思われるアプリの、バックグラウンド処理をオフにします。
もしも、1年以上使っていて、そろそろバッテリーがヘタり始めているiPhoneを使っている場合は、OSやアプリには特に原因がなくても、バッテリー消費が気になってしまいます。特にGPSやWi-Fi、Bluetoothなどの通信機能をオンにしていると、iPhoneがキャッチできる電波がないか常に探している状態になります。
常に電波を探し続けている状態では、バッテリーを余計に消耗してしまいます。バッテリーのパワーが十分にある、買ったばかりのiPhoneであれば気にならない程度の消費です。しかし、古くなりかけているiPhoneでは、バッテリーが異常消費しているように感じる場合があります。
GPSやWi-Fi、Bluetoothなどの無線通信機能は、利用するときだけオンに設定して、利用しないときはこまめにオフに切り替えるようにしましょう。
1 / 2
続きを読む