AndroidのGPUレンダリング機能は設定していますか。AndroidのGPUレンダリング機能を設定することで、画面スクロールを高速化することができます。本記事では、AndroidのGPUレンダリング機能の設定方法について解説していきます。
AndroidのGPUレンダリング機能とは何かを解説していきます。
Androidのアプリを使用していて、スクロールが遅い・スムーズではないと感じたことはありませんか。画面がスムーズでないと、どうしてもイライラしてしまいます。しかし、AndroidのGPUレンダリングを設定すれば改善されます。
AndroidのGPUレンダリング機能とは、使用している端末(Androidなど)のGPUの能力を引き出して、画面スクロールを高速化する機能です。この機能を有効にすることで、画面スクロールがスムーズになり高速化することができます。
ただし、アプリによっては、GPUレンダリング機能を活用しているアプリもあります。その場合は、GPUレンダリング機能を設定しても効果はありません。
GPUレンダリングを設定すれば、画面スクロールがスムーズになり、高速化することができます。しかし、使用しているAndroidの機種が古いと、効果を得ることができない可能性があります。GPUレンダリング機能は、使用している端末(Androidなど)のGPUの能力を引き出すことで、画面スクロールを高速化します。
しかし、使用しているAndroidの機種が古いとGPUの能力が低いため、GPUレンダリングがうまく機能しないのです。GPUレンダリングを設定することで逆に、使用しているAndroidの画面スクロールがしにくくなったり、Android画面のタッチ反応が悪くなったりする恐れがあります。
GPUレンダリングを有効化する方法について解説していきます。
GPUレンダリングを有効化するためには、事前準備が必要になってきます。ここでは、GPUレンダリングを有効化するための事前準備について解説していきます。
GPUレンダリングを有効化するためには、Android開発者オプション機能を表示させなければいけません。通常、Android開発者オプション機能は隠れています。なぜなら本来、Android開発者オプションは、開発者側が設定する機能だからです。
Android開発者オプションにある設定項目によっては、設定変更することで、機能が不安定になる可能性があるため、Android開発者オプション機能の表示は隠れています。
Android開発者オプション機能を表示させる方法は、Androidの「設定アプリ」⇒「端末情報」をタップします。端末情報の中にある、「ビルド番号」を連続的にタップします。ビルド番号をタップし続けると、「これでデベロッパーになりました」という表示が出てきます。
そうすれば、Androidの設定アプリ画面下の方に、「開発者向けオプション」が出てきます。
設定アプリに、開発者向けオプションが表示されたら、GPUレンダリングを設定していきます。GPUレンダリングを設定する方法は、Androidの「設定アプリ」⇒「開発者向けオプション」をタップ⇒「GPUレンダリングを使用」をONにしてください。
GPUレンダリングをONに設定したら、HWオーバーレイも無効化することをおすすめします。この機能をOFFに設定することで、画面合成に常時GPUを使用するようになります。
GPUレンダリングにまつわる注意事項について解説していきます。
GPUレンダリングにまつわる注意事項とは、バッテリー消費が増えることです。GPUレンダリング機能は、使用している端末(Androidなど)のGPUの能力を引き出すことで、画面スクロールを高速化します。よって、その分バッテリー消費が増えてしまうのです。
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