Google Chromeにはダークモードと呼ばれるブラウザ画面の背景色を白から黒に変更できる仕組みが搭載せれています。Google Chromeのダークモードを利用すれば、通常の画面よりも目に優しく疲れにくいという特徴を持っています。
Google Chromeブラウザのダークモードは、スマホ専用のGoogle Chromeアプリにも対応しています。本記事冒頭の本章では、Androidスマホ・iPhone・iPadを使ったGoogle Chromeアプリのダークモード変更方法を紹介していきます。
まずはiPhone・iPadのGoogle Chromeダークモードの設定手順を紹介します。iPhone・iPadの場合のGoogle Chromeダークモードは、iPhone・iPadの標準設定機能で、端末の設定自体をダークモードに設定する必要があります。直接Google Chromeアプリをダークモードにできるわけではないので注意してください。
なお、上記の手順でダークモードに切り替えるには、iPhone・iPadを最新のiOSにアップデートしておく必要があります。iOS13へのアップデートは「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」の順番にタップして、アップデートを確認してください。
続いてAndroidスマホでGoogle Chromeをダークモードに切り替える方法を紹介してきます。Androidユーザーの方は、本項目で手順を確認していきましょう。なお、iPhone・iPadと同様、Androidの設定画面からダークモードを設定する必要があり、通常のスマホ画面もダークモードに切り替わるので覚えておいて下さい。
なお、Androidスマホによってダークテーマに対応していない場合もあります。この場合は、外部からダークモード設定するためのアプリが必要になります。
これまでAndroidスマホ・iPhone・iPadでのダークテーマへの切り替え方法を紹介してきましたが、Google Chromeアプリ単体でダークテーマに切り替えることができないので注意してください。一度ダークテーマに設定すると、スマホ全体がダークテーマに設定されるので覚えておきましょう。
続いて本章では、Google Chromeブラウザのダークモードをパソコンから設定する方法を紹介してきます。パソコンのGoogle Chromeブラウザをダークモードに設定する場合、WindowsパソコンとMacパソコンで手順が異なります。それぞれのOSに分けて手順を紹介していくので、手順を参考にしてみてください。
まずは、WindowsパソコンのGoogle Chromeダークモード設定方法を紹介していきます。Windows10の場合は「Windowsアイコン」>「個人用設定」>「色」の順番にクリックして進んでいき、「規定のアプリモード」の項目で「黒」を選択してください。
これでWindows10自体がダークモードに設定されます。この状態でWindowsからGoogle Chromeを起動すると、背景色がダークカラー(黒)に変わります。
なお、上記の手順でダークモードに切り替えても、Google Chromeのバージョンが「バージョン74」以降の状態になっていないと、Google Chromeがダークモードに切り替わることはありません。Google Chromeのバージョン更新方法は、下記の手順リストを参照にしてください。
上記の手順でGoogle Chromeブラウザのバージョンを最新の状態にアップデートしておくことで、Windowsパソコンをダークモードに切り替えれば、Google Chromeブラウザも自動でダークモードに切り替わります。
しかし、パソコン上でダークモードを設定し、Google Chromeの背景色を変更しても、Webページとの相性が悪く、ページによっては正しくダークモードで表示されないことが多々あります。これは、Webサイト自体の背景色がダークモードに対応していないことが原因です。
2019年11月時点で公開されているChrome78の強制ダークモードという機能を利用すれば、ダークモードにうまく切り替わらないページも、ダークモードに切り替えることができます。強制ダークモードの設定方法は、本記事後半の章【Chrome78で使える強制ダークモードについて】で詳しく解説しているので参考にしてください。
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