BootCampを使うとMacにWindowsをインストールすることができます。不要になった場合もBootCampを使ってMacでWindowsパーティションを削除することができます。この記事では削除方法とエラーが出た場合の対処法を紹介します。
普段からMacをしようしている時でも、どうしてもWindowsが必要になる時があります。16G程度のUSBメモリさえあれば「BootCamp」を使って、簡単にMacに「Microsoft Windows」をインストールすることができます。「macOS」と「Microsoft Windows」の切り替えは、Macを再起動する際に選べるので大変便利です。
しかしBootCampを使ってMacにWindowsをインストールしたものの、macOSの容量がなくなってきてしまった、使用機会があまりないという人も多いのではないでしょうか。そのような場合、BootCampを使ってMacからWindowsパーティションを削除する必要があります。では、Windowsパーティションを削除する際に気をつけることを説明します。
BootCampを使ってMacからWindowsパーティションを削除する際に一番忘れてはいけない作業が「Windows側のデータをバックアップする」ことです。MacからWindowsパーティションを削除すると、Windowsに保存されているデータは完全に消去されてしまいます。削除する前にWindows側のデータのバックアップは忘れずに行いましょう。
Windows側のバックアップの方法ですが、「Microsoft Windows」の切り替えを、Macを再起動する際に選びます。[スタート]メニュー→[設定](歯車マーク)をクリック→[Windowsの設定]を選びます。[更新とセキュリティ]→[バックアップ]を選択すると設定ができます。「ファイル履歴を使用してバックアップ」→「ドライブの追加」するとドライブ一覧が表示されます。
「ドライブの追加」の際に表示されたドライブ一覧からバックアップ先のディスクを選択することで、自動的にバックアップすることができます。デフォルトの設定では1時間ごとにバックアップされるようになっています。デフォルトの設定を変えたい場合は、変更する必要があります。
デフォルトのバックアップ設定を変更する場合は[その他のオプション]→[バックアップオプション]から変更することができます。また、BootCampアシスタントからバックアップの停止を行いたい場合、「ファイルのバックアップを自動的に実行」を「オフ」にすれば停止することができます。
BootCampを使ってMacからWindowsパーティションを削除する方法を紹介します。BootCampを使えば不要なWindowsパーティションを簡単に消去することができます。Windowsパーティションを消去することによって、パーティション消去分のMacのハードディスク容量を使用できるようになります。
では早速BootCampを使ってMacからWindowsパーティションを消去していきましょう。消去するためにはBootCampアシスタントを起動するする必要があります。そのためにはまず、Macのアプリケーション「ユーティリティ」をクリックします。
「ユーティリティ」をクリックしたら、次に「BootCampアシスタント」をクリックして「BootCampアシスタント」を起動します。その際、ディスクユーティリティ.appではなく、BootCampアシスタントを起動するよう注意しましょう。
「BootCampアシスタント」を起動したら、実際にWindowsパーティションを削除する(アンインストール)の作業を行います。それでは削除する際のBootCamppアシスタント上で行う手順を紹介します。
WindowsをアンインストールしBootcampを削除するために「BootCampアシスタント」を起動したら上記画像の画面が表示されます。この画面が表示されたら、「続ける」をクリックしましょう。
次に上記画像の画面に移行します。BootCampアシスタントで赤枠内の部分にチェックが入っているか確認します。チェックが入ってなければ選択しましょう。Windowsを削除しアンインストールするには「Windowsを削除」を選択して、「続ける」をクリックします。
次にWindowsをアンインストールしディスクを単一パーティションのOS Xに復元する作業を行います。この作業を行うことで、Windowsを削除(アンインストール)しハードディスク容量を増やすことができます。
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