Amazonで買い物をするとき、カートに入れるボタンの下に書かれている「この商品はAmazon.co.jpが発送します」という文言を見たことがある人は多いのではないでしょうか。発送についての文言の種類やそれぞれの意味について解説します。
Amazonで買い物をするために商品ページを見ていると、カートに入れるボタンの下に「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。」と書かれていることがあります。
商品の発送方法についての記載ですが、他にも「この商品は、◯◯(出品者)が販売し、Amazon.co.jpが発送します」といった文言の場合もあります。パソコンからAmazonを閲覧している場合は解説が表示されますが、iPhoneの場合は2019年10月現在、解説が表示されません。「Amazon.co.jpが発送します」の意味や、文言の違いについて解説します。
Amazonでは、Amazon.co.jpが出品・発送から返品までを行なっていますが、企業や個人も出品者として商品を販売できます。「◯◯(出品者)が販売し、Amazon.co.jpが発送します」という文言は、企業や個人が出品した商品をAmazon.co.jpが商品の梱包や発送・返品などを代行していることを表しています。
出品者が販売し発送をAmazonが行う場合は、Amazonプライム会員特典の対象になり、Amazonが出品・発送する場合と同じように購入できます。Amazonプライムは映像や音楽だけでなくショッピングでも会員特典が充実しています。
Amazonプライムに加入していると、最短で翌日に配送可能なお急ぎ便や、好きな日に届けてくれるお届け日時指定便を無料で利用できます。
また、通常配送料や、大きい商品や重い商品といった特別取扱商品の取扱手数料が注文金額に関わらず無料になります。通常会員の場合、配送料を無料にするには税込2,000円以上の商品購入が必要で、特別取扱商品の手数料は商品ごとに異なります。これらの金額が無料になるのはとても便利な点といえます。
Amazon.co.jpが発送元の商品は、Amazonプライム会員特典の無料お急ぎ便だけでなく、コンビニ等の自宅以外で受け取るサービスを利用したり、条件を満たして安く購入できる”合わせて購入”を利用したりできます。
なお、出品者が発送まで行なっている場合は「◯◯(出品者)販売、発送します」と書かれています。AmazonのWebサイトやアプリを通して出品者が商品を販売しており、この場合はAmazonプライムの特典が受けられず、返品対応も出品者と直接やりとりをします。
出品者から購入するよりもAmazonに発送から返品まで対応して貰った方が安心感があるという人もいるのではないでしょうか。
「Amazon.co.jpが発送します」と書かれている商品は、販売元も発送元もAmazonです。Amazon以外の企業や個人が販売・発送を行う場合と異なる特典が受けられます。
条件を満たせば配送料を無料にできたり、低価格の商品を一緒に購入する”あわせ買い”ができたりと、お得に買い物ができます。注文時に受け取りスポットを指定すればローソン・ファミリーマート・ミニストップのコンビニ店頭や、ヤマト運輸営業所で商品の受け取りが可能です。
Amazonプライム会員の無料お急ぎ便や日時指定便も利用でき、返品対応もAmazonが行います。
「◯◯が販売し、Amazon.co.jpが発送します」と書かれている商品は、販売元は◯◯(出品者)で、発送元がAmazon.co.jpです。出品者が商品をAmazonに預け、Amazonは商品の梱包や出荷・返品等を代行します。
出品者にとっては商品をAmazonに商品を預けられて、受注から配送まで24時間365日体制で対応でき、返品対応もAmazonが行なってくれるため仕事を効率化できます。Amazonプライム対象商品になると購入者に選ばれやすいことから売上アップも期待できます。Amazon.co.jpが発送するものは、購入者・出品者双方にとって良いサービスといえます。
「Amazon.co.jpが発送します」という文言は2種類ありますが、販売元がAmazon.co.jpか出品者(企業または個人)かの違いです。発送や返品対応はAmazonが行い、Amazonプライムの特典も受けられるため、販売元が出品者の商品を購入した場合でもAmazon.co.jpで購入した場合と違いはほとんど感じられません。
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