Amazonは電子マネー決済に対応しており、iDでの支払いも可能です。手続きに若干手間がかかりますが、クレジットカード情報流出リスクを回避できるメリットがあります。Amazonの買い物代金をiD決済する方法や、その際の注意点などをまとめました。
iDは、2005年12月からNTT docomoによって運営されている電子マネー決済サービスです。代金の支払い方法としてiDを利用する際には、レジに備え付けの読み取り機にiD機能を搭載したプラスチック製カードまたはスマホをかざして決済を行います。
2019年9月時点で100万台以上の読み取り機が日本全国のiD加盟店に設置されており、電子マネー業界でもトップ5に入るほどの高いシェア率を誇っています。
実はiDはAmazonなど一部のインターネットショッピングサイトでの支払いにも対応しており、自宅に居ながらiD決済を利用可能です。Amazonを頻繁に利用している方は、Amazonで選択できる支払い方法を把握しておきましょう。
Amazonは、以下の4種類の電子マネー決済に対応しています。
Amazonは多くの利用者のニーズに応えるため、多彩な支払い方法を用意しています。クレジットカード以外にもいろいろな選択肢があり、気軽に商品を注文できるのがAmazonの魅力の一つです。
なお、自分の希望する支払い方法を選択できない商品もあります。購入前に確認しておいた方が良いでしょう。
Amazonで使える決済方法 | 条件 |
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クレジットカード・デビットカード |
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プリペイドカード |
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コンビニ払い | 店頭設置端末でバーコードを発券またはレジの店員に直接オンライン決済番号(払込票番号)を伝えて代金の支払いを行う
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ATM払い | Pay-easy(ペイジー)対応のATMを操作して代金を振り込む
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ネットバンキング払い | 「お支払い番号お知らせメール」に記載されているURLにアクセスし、以下の対応ネットバンクの中から一つを選択して代金を振り込む
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電子マネー払い |
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携帯決済 |
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Paidy翌月払い | 利用日の翌月に以下のいずれかの方法で1か月分のAmazonの利用代金をまとめて支払う
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ポイント払い |
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代金引換 | 商品の受け取り時に代金・配送料等の支払いを現金で行う ※代引手数料330円(税込)がかかる |
AmazonでiD決済を行うためには、いろいろと準備しておかなければならないものがあります。支払い完了まで手間もかかりますが、それほど難しくはないのでAmazon初心者の方でも十分に利用可能です。
ここからは、Amazonでの買い物時にiDを利用して電子マネー決済を行う方法を具体的に解説していきます。
AmazonでiD決済を行うためには、おサイフケータイに対応したスマホまたはガラケーが必要です。もしも自分の使用しているスマホ・ガラケーがおサイフケータイに対応していない場合は、残念ながらAmazonの買い物代金をiDで決済出来ません。
気になる方は以下のリンクにアクセスして、各キャリアごとのおサイフケータイ対応端末をチェックしましょう。
Amazonの買い物代金をiD決済するためには、おサイフケータイ対応スマホに「iDアプリ」をインストールしておく必要があります。
docomoのキャリアスマホなら、最初からiDアプリが入っている可能性が高いです。しかし、他のキャリアスマホを使っている、またはiDアプリを間違ってアンインストールしてしまった場合は、自分でiDアプリをダウンロードしなければなりません。
なおGoogle Playストアでは、「ドコモのキャリアスマホ用のiDアプリ」と「それ以外のスマホ用のiDアプリ」の2種類が配信されています。自分のスマホに合ったiDアプリを選択して、初期設定まで完了してください。
iDアプリの使用準備が整ったら、Amazonにアクセスして実際に買い物を行いましょう。
欲しい商品をカートに入れて決済画面に移動したら、「お支払い方法を選択」画面にて「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」を選択して注文を完了してください。
この際、「通常配送」以外の配送方法を選択するとiD決済が出来なくなる点に注意が必要です。
注文を確定すると、すぐにAmazonから注文の確認メールが届きます。
その数時間後(または数日後)に、「お支払い番号のお知らせ」というメールもAmazonから送られてきます。
そのメールを開封すると、11桁の数字(お支払い番号)と「お支払い方法別の手順」というURLリンクが本文内に記載されているはずです。
お支払い番号を確認したら、そのURLリンクをタップしましょう。その際、エラーを避けるためにiDアプリを終了しておいてください。
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