AIスピーカーのAmazon EchoはAlexaを使って音声コマンドでいろいろとできることがあります。音楽を再生したり、タイマーやアラームをセットしたりする他に、ほかのアプリと連携する方法など、Amazon Echoでできることについてみていきましょう。
AIスピーカーが次から次へと登場しています。GoogleからはGoogleホームが、LINEからはLINEクローバーが登場しています。そんな中で、テレビCMも盛んにおこなわれていることから気になっている人が増えているAIスピーカーがAmazon Echoです。
AIスピーカーがいろいろとある中でAmazon Echoを買おうかどうしようか悩んでいる人も少なくありません。いろいろなメーカーからAIスピーカーが発売される中で、Amazon Echoを使うメリットにはどのようなものがあるのか気になっていることでしょう。
この記事ではAmazon Echoとはどのようなもので、できることにはどんなことがあるのか見ていきましょう。まずはAmazon Echoとはどのようなものなのか見ていきましょう。
Amazon Echoというのは、Amazonから発売されているAIスピーカーです。他のメーカーから発売されているAIスピーカーと比べたときの特徴には、Alexaを搭載しているAIスピーカーだということです。AIというのは人工知能のことだというのは当然ご存じのことでしょう。
AIスピーカーにはそれぞれのメーカーが開発したAIが組み込まれていますが、Amazon EchoにはAlexaが搭載されていることが特徴です。
Amazon Echoに搭載されているAlexaというのは、Amazonが開発した人工知能です。音声コマンドをAmazon Echoに伝えるとAIが伝えられたコマンドをAlexaが判断して、コマンドを実行してくれます。Alexaが登場した当初は、Amazon Echoにしか搭載されていませんでしたが、現在ではスマホでも使えるAlexaアプリもあります。
音声コマンドだけで音楽を再生してくれたり、タイマーを設定してくれたりするのはとても便利です。Amazon Echoをまだ使っていない人は、スマホのAlexaアプリでその使い勝手を体験できるので、Alexaアプリをぜひ体験してみてください。Alexaアプリン詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
Amazon Echoの大きな特徴というのは、音声コマンドだけで操作ができるという点です。スマホやタブレットにも専用アプリがありますが、初期設定などを行うためのもので、Amazon Echoを操作するためにはアプリは使いません。
Amazon Echoの設置が終わってしまったら、あとは自分で好きなように音声コマンドを伝えて操作するだけです。音声コマンドだけで音楽を再生してくれたり、ニュースを読み上げてくれたりするのは本当に便利です。ぜひAmazon Echoのある生活を楽しんでみてください。
Amazon Echoの大きな特徴には、スマート家電やFire TVと連携して音声コマンドだけで家電やテレビも操作できるようになる、という点です。
例えばAmazon Echoを電灯やエアコンと連携させておくと、スイッチの場所まで行ったり、リモコンを探す手間をかけたりしなくても、音声コマンドだけでオンとオフを切り替えたり、明るさや温度の調整ができるようになります。
まだまだテレビとの連携では日本ではAIスピーカーでテレビの地上波のチャンネルを変えたり、ということはできません。しかし、Amazon Echoを使えばAmazonプライムビデオの動画をテレビで再生したりできるようになります。
音量の調節をしたいと思っても、リモコンを探して音量ボタンを押す必要はありません。音量を変えてもらうように音声コマンドを伝えれば音量が変わります。まだ、Amazon Echoと連携している家電や機能は全てではありませんが、今後どんどんと広がっていくので楽しみにしましょう。
ここからは具体的にAmazon Echoでできることについてみていきましょう。まずは音楽の再生など、Amazon Echoを音楽スピーカーとして利用する使い方についてみていきます。
Amazon EchoはAIスピーカーですが、スピーカー性能を考えると音楽を再生して楽しむのに音質もとてもいいスピーカーです。Amazon Echoのできることでは、音楽の再生はどのようなことができるのか具体的に見ていきましょう。
Amazon Echoで音楽を再生するためにできることと、できることに関するコマンドをまとめてみました。
Amazon Echoでできること | 音声コマンド |
特定のアーティストの音楽を再生する | 「Alexa、ビートルズをかけて」 「Alexa、ドリカムをかけて」 |
特定のジャンルの音楽を再生する | 「Alexa、ジャズをかけて」 「Alexa、ロックをかけて」 |
雰囲気や気分に合わせた音楽を再生する | 「Alexa、静かな音楽をかけて」 「Alexa、元気になる曲をかけて」 |
音楽の音量を調節する | 「Alexa、音を大きくして」 |
再生中の音楽の曲名を教えてもらう | 「Alexa、この曲なに?」 |
連携している音楽配信サービスで音楽を再生する | 「Alexa、dヒッツで何か曲をかけて」 「Alexa、Spotifyで(曲名)かけて」 |
ラジコでラジオを聴く | 「Alexa、ラジコを付けて」 |
ラジコで聞ける放送局を聞く | 「Alexa、ラジコで聞ける放送局は?」 |
Kindle本を再生する | 「Alexa、本を読んで」 「Alexa、坊ちゃんを読んで」 |
音楽を再生するときには、音量の調節も大切になりますが、Alexaでは音声コマンドで音量の調節もできます。音量を調節するときには、コマンドの一覧の音量調節でもお伝えしたように、「音を大きくして」「音を小さくして」という音声コマンドでも調節できます。
この他の音量調節方法としては、数字で音量を調節する方法もあります。Amazon Echoでは音量は最小の1から最大音量の10まで10段階で切り替えられます。「音を大きく/小さくして」という場合の音量調節は1ずつ調節されていきます。
Amazon Echoを使っているうちに、どの数字がどのくらいの音量になるのかだんだんとわかってくるでしょう。数字で音量を指定することもできるので、「Alexa、音量を4にして」という音声コマンドでも音量調節ができます。
また、音声コマンドの他にも、音量調節ボタンがAmazon Echoの本体についています。直接音量調節ボタンを押してちょうどいい音量に調節することもできます。
Amazon EchoではAmazon Musicを利用できるのは当たり前ですが、他の音楽配信サービスとも連携できます。Alexaが連携できる音楽再生サービスには次のサービスがあります。
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