Amazon EC2はクラウド上の仮想環境にサーバーを立てます。起用のメリットはAmazon EC2を申し込んで、数分後には使用開始できることです。もう一つのEC2のメリットは、従量制課金による低コストがあり、使い方もやさしいクラウドサーバーです。
Amazonが提供しているサービスに「AWS」があります。Amazon Web Servicesの略でAWSですが、仮想サーバー構築のクラウドサービスとして有名です。
以前はサーバーを立てるにも、サーバー本体を購入して自ら設定をしてと、ネットワーク構築も大変でした。現在はAmazonのAWS「EC2」のような、クラウドサービスがいくつも配信されており、非常に便利になりました。
EC2とはAmazon のAWSサービスのひとつで、仮想サーバー上に「OS」をのせて、仮想サーバーを速攻でクラウド上に構築することができます。
インスタンスとはOSが、インストールされている仮想サーバーPCのことです。またAmazonのEC2はインスタンスという単位でサーバー環境を管理します。
複数作成して実行でき、データベースサーバーやアプリケーションサーバー等、必要に応じてインスタンスを同時に起ち上げて、臨機応変な対応ができるのがAmazon EC2の特徴です。
Amazon EC2ではユーザーが、OS(オペレーティングシステム)をあらかじめ準備インストール必要はなく、上図のWindowsやLinuxを選択するだけで、すべてEC2側がインストールからサーバーの立ち上げまで行ってくれます。
第一のメリットとして、Amazon EC2は、AWSのアカウント取得後すぐに申し込むことができ、数分でインスタンスを使用できます。
第二のメリットとしては、Amazon EC2の料金は利用した分だけ、秒単位の計算で支払う従量制ですので、無駄なコストが発生しません。
Amazon EC2で利用するサーバーの内容は、「S3」という無制限に保存できるAmazon AWSのストレージサービスに、コピー(AMI形式)してバックアップをとっておくのが一般的な方法です。
その他、複製(コピー)の用途、使い方として下記のことがあります。
クラウドサービスEC2を利用する上でのメリットは、インスタンスの豊富さもさることながら、インスタンスを立ち上げるのに、要する時間がAWSのEC2では10分もかからないことです。
サーバーを自ら構築する場合、わずらわしい手間のひとつにメモリーやハードディスクが、保存データの増加に伴い不足してくるということが挙げられます。このような事案にもAmazon EC2の優位さがうかがえます。
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