Amazonカードの年会費はいくら？特典の違いや料金を安くする方法を解説！

Amazonのクレジットカードには、Amazon Mastercardクラシック（以下Amazonマスターカードクラシック）とAmazon Mastercardゴールド（以下Amazonマスターカードゴールド）の2種類があります。Amazonマスターカードクラシックは年会費が1,250円（税別）で、Amazonマスターカードゴールドの年会費はその8倍の1万円（税別）です。

しかし、Amazonマスターカードクラシックの年会費は無料にできますし、Amazonマスターカードゴールドの年会費に至っては無料どころか実質500円もらえるのに等しいところまで安くできます。年会費を安くする方法は次章以降で説明するとして、まずはAmazonマスターカードクラシックとAmazonマスターカードゴールドの特典内容から説明します。

Amazonマスターカードは、クラシック・ゴールドの両者とも即時審査サービスを利用することで、その日からクレジットカードを利用できます。ただし、この段階で発行されるのは番号のみで、利用可能額も3万円までというテンポラリーカードです。これを利用している間に本審査を受けて、約1週間後に本カードが届くのを待つことになります。

ただし、即時審査サービスは通過できても本審査で落ちる場合もあります。その場合は以下のリンク先の記事を参考に、半年後にあらためて申請し直してください。

それでは最初にAmazonマスターカードクラシックの特典について説明します。Amazonマスターカードクラシックの特典は、Amazonやそれ以外で買い物をするとAmazonで使えるポイントがお得に貯まり、100万円までのショッピング補償がつくというものです。

Amazonマスターカードクラシックは、Amazon以外での利用で1％、Amazonでの利用であれば、Amazonプライム会員でなければ1.5％、Amazonプライム会員なら2％のポイント還元が受けられます。しかもこのポイント還元は、よくある200円につきとか1000円につきとかではなく、元の金額全体への1〜2％のポイント還元です。

そのため150円の買い物をした場合、同じ2％還元であっても、ほかのクレジットカードでは200円につき4ポイント還元なので1ポイントももらえないところが、Amazonマスターカードクラシックなら3ポイントもらえるのでとてもお得です。もちろん、これとは別にAmazonでの1％ポイント還元もあるので合計2.5〜3％のポイントが還元されます。

ただし還元されたポイントはAmazonでしか利用できません。また、そのポイントも貯めておくことはできず、ポイントが確定した次のAmazonでの買い物の際、自動的に利用されます。そのためAmazonで大きな買い物をしたあとに小さな買い物をすると、ポイントから支払いが済まされており、実際の支払金額が少なくて驚くこともあります。

またAmazonマスターカードクラシックには年間100万円までのショッピング補償もあります。Amazonマスターカードクラシックで購入した品物が、購入日を含む201日間のうちに壊れたり、盗まれたりしたときに、1件当たり3,000円の自己負担で修理金額、または購入金額が補償されます。

一方、Amazonマスターカードゴールドは年会費が嵩むだけあって、Amazonマスターカードクラシックの特典とは比較にならないレベルの特典を受けられます。

まず、Amazonでの買い物の際のポイント還元が、Amazonマスターカードクラシックよりも0.5〜1ポイントふえて2.5％還元されます。元々の1％還元分と合わせると、Amazonで買い物するだけで3.5%のポイントが還元されます。

Amazonマスターカードゴールドの特典で一番大きいのがAmazonプライムの利用特典です。お急ぎ便や日時指定を含む配送料が無料になり、プライムビデオが観放題・Amazonミュージックが聴き放題で、Prime Readingで電子書籍が無料で読め、Amazonフレッシュも利用できる税込み年会費4,900円のサービスが、追加投資なしで利用できます。

旅行時に便利なのが、全国31空港とハワイ1空港のラウンジが無料で使えることと、自動付帯なら最高1,000万円、利用附帯なら最高5,000万円の補償が利く海外旅行傷害保険・国内旅行保険が付いてくることです。ラウンジの利用料は1回税別1,000円が普通ですから、1度の旅行で往復の2回利用すると、5度旅行するだけで年会費の元が取れてしまいます。

Amazonマスターカードクラシックの100万円までのショッピング補償が、Amazonマスターカードゴールドでは年間300万円にまで拡大されます。Amazonで300万円の買い物をすること自体、さほど多くはないでしょうが、それでも補償金額が多くなるのは嬉しい特典です。