Amazonのクレジットカードは、Amazonの利用で1.5〜2.5%のポイントが還元されるお得なクレジットカードですが、当然のことながら発行の際には審査があります。本記事では、このAmazon Mastercardの審査の難易度や審査の日数などを説明します。
Amazonのクレジットカード、Amazon Mastercard(マスターカード)を利用すると、Amazonでのお買い物時に1.5〜2.5%のポイントが還元され、Amazonで購入した品物に対してのショッピング保証もついてきます。それだけにAmazonを利用するのなら見逃せないクレジットカードですが、クレジットカードの例に漏れずカード発行には審査が伴います。
そこで気になるのがAmazon Mastercardの審査基準ですが、その難易度はごくごく普通のレベルと考えるといいでしょう。ほかのクレジットカードの審査が通るのであればAmazonのクレジットカードの審査も通りますし、ほかでクレジットカードの審査に落ちたりすればAmazonのクレジットカード審査も落ちたりします。
定期的な収入があれば、パートやアルバイトといった勤務形式でも問題ありませんし、定期収入がなくてもカード審査を通る場合もあります。
さて、審査の話に入る前に、Amazon Mastercard(マスターカード)にはAmazon MastercardクラシックとAmazon Mastercardゴールドのふたつがあることを知っておいてください。Amazonのクレジットカードは、ゴールドの方が特典は多いのですが、その分審査の難易度は高くなりますし、また年会費も高くつきます。
項目 | Amazon Mastercardクラシック | Amazon Mastercardゴールド |
---|---|---|
審査の難易度 | 普通 | 高い |
年会費 | 1,250円(税別)初年度無料 1回以上利用で翌年以降も無料 |
1万円(税別) 各種手続きで4,000円(税別) |
還元率 | 1.5〜2% | 2.5% |
特典 | 100万円までのショッピング補償 |
Amazonプライム特典の無料利用 |
先にも記したようにAmazon Mastercard(マスターカード)にはクラシックとゴールドの2種類がありますが、ここからは審査の難易度が相対的に低い、Amazon Mastercardクラシックを主として説明していきます。
Amazon Mastercard(マスターカード)クラシックの申し込み基準は単に「満18歳以上の方」となっています。しかし、当然のことながらクレジットカードでの支払いはクレジットカード運営会社が立て替えますから、のちほど支払ってもらえるという見込みが必要です。そのため、安定した収入が見込めないと審査には通りづらいのが現状です。
とはいえ、継続したアルバイトやパートなどでも問題はありません。曲がりなりにも生活が成り立っているレベルであれば、審査が通る程度の難易度と考えていいでしょう。
Amazon Mastercard(マスターカード)ゴールドには、審査基準に「満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」とありますが、クラシックカードには「ご本人に安定継続収入のある」という文面はありません。そのため、本人が収入を得ていない学生や専業主婦はゴールドカードを申し込めませんが、クラシックカードは申し込み可能です。
この場合、学生は自分自身に収入がなくとも、学費を払えるだけの親権者がいるということなので、クラシックカードの審査の難易度は大きく下がります。一方、専業主婦の場合は配偶者が自分の分だけではなく主婦の分も支払い能力を持つと認められるか否かでカードの審査で落ちる場合もあります。
また、無職の場合でも、国民年金や障害年金などの収入があれば、クラシックカードの審査の難易度は高くありません。しかし、パートやアルバイトなどの収入すらない完全なる無職の場合は、別途資産などがない限りは審査に落ちたとしても不思議ではありません。
Amazon Mastercard(マスターカード)は、クラシックカードやゴールドカードにかかわらず、銀行系の三井住友カードが発行主体です。カードの審査の難易度は、難易度の高い順に、
前章で触れたように、流通系の会社が扱うクレジットカードとしては審査が厳しめのAmazon Mastercard(マスターカード)ですが、逆に流通系ならではの特徴もあります。それが審査日数の短さです。Amazonのクレジットカードをネットで申し込む場合には、即時審査と本審査の2段構えで審査が行われますが、その名の通り即時審査を通ると日数どころかわずか数分でAmazonのクレジットカードを使い始められます。
先にわずか数分でクレジットカードを使い始められると記しましたが、実は即時審査で発行されるのは正式なAmazon Mastercard(マスターカード)ではありません。即時審査で発行されるのはAmazonテンポラリーカードという、利用枠3万円でカード番号だけの仮カードなのです。
その後、本審査が行われ、その上であらためてAmazon Mastercardクラシック(もしくはゴールド)が送られてきます。そのため、Amazonテンポラリーカードは即時審査で発行されても、本審査で落ちて正式なクレジットカードは発行されないということもあります。
また、Amazon Mastercardの即時審査の申し込み資格は「20歳以上のインターネット手続きで引き落とし口座を登録できる方」となっています。つまり、クラシックカードを申し込める人=即時審査を受けられる人ではありません。18、19歳の方や以下のリンク先の三井住友カードが指定する金融機関を利用していない場合は即時審査を受けられないのです。
Amazonのクレジットカードの即時審査は、毎日9:00〜19:00に申し込み可能で、審査日数は最短3分で、すぐにその結果がメールで送られてきます。すぐさま3万円を超える買い物をしたいというのでなければ、あとは本審査の結果を経て送られてくるAmazon Mastercard(マスターカード)の到着を待つだけです。
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