2019年08月04日更新
Amazon Music Unlimitedで音楽をダウンロード保存してオフラインで聴く方法!
定額制音楽配信サービスで注目のAmazon Music Unlimitedを今回は特集します。ダウンロードが無制限など、Amazon Music Unlimitedのメリットやデメリット、音楽のダウンロード方法やオフラインで聴く方法などをまとめました。
目次
- 1Amazon Music Unlimitedとは?
- ・Amazon Music Unlimitedのメリット
- ・Amazon Music Unlimitedのデメリット
- ・対応端末
- ・曲のダウンロード可能端末数
- 2Amazon Music Unlimitedで曲を聴く前に設定しよう!
- ・Amazon Musicアプリのダウンロード
- ・Amazon Musicの設定方法
- ・曲の保存先設定方法
- 3Amazon Music Unlimitedで曲をダウンロードしよう!
- ・曲のダウンロード方法
- ・オンラインでダウンロードした曲は自動登録される
- ・曲の削除方法
- ・配信終了した曲は再生できない
- ・解約後の曲はどうなる?
- ・端末変更した時曲はどうなる?
- ・アプリ削除後の曲はどうなる?
- 4Amazon Music Unlimitedの曲を聴いてみよう!
- ・オンラインで曲を聴く方法
- ・オフラインで曲を聴く方法
- 5Amazon Music Unlimitedで好きな音楽をダウンロードしてみよう!
Amazon Music Unlimitedとは?
Apple MusicやLINE MUSICなど、好きな楽曲をストリーミング再生やダウンロードして聴く定額制の音楽配信サービスが人気ですが、今回はAmazon Music Unlimitedを特集します。Amazon Music Unlimitedとは、あのAmazonが提供する有料の音楽配信サービスで、6,500万曲以上の楽曲を聴き放題で楽しめます。
今回は、Amazon Music Unlimitedのメリット・デメリットや設定方法、曲をダウンロード保存して聴く方法などをご紹介します。Amazon Music Unlimitedを利用するには、PCからWeb版の「Amazonミュージックライブラリ」にアクセスするか、各対応端末に「Amazon Musicアプリ」をダウンロードして利用します。
Amazon Music Unlimitedのメリット
同等の定額制音楽配信サービスは多数ありますが、その中でもAmazon Music Unlimitedをおすすめできるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。主なものを以下にあげます。
無制限にダウンロード出来る!
まずあげたいのは、無制限に曲をダウンロード出来る点です。同様の定額制音楽配信アプリで、料金・配信曲数・ダウンロード可能数を比較してみました。
サービス名 | 料金 | 配信曲数 | ダウンロード可能数 |
Amazon Music Unlimited | 個人:月額980円(プライム会員:780円)・学生:月額480円・ファミリー:1,480円 | 6,500万以上 | 無制限 |
Apple Music | 個人:月額980円・学生:月額480円・ファミリー:月額1,480円 | 5,000万以上 | 10万曲 |
Spotify Premium | 個人:月額980円・学生:月額480円・ファミリー:月額1,480円 | 4,000万以上 | 1万曲 |
LINE MUSIC PREMIUM | 個人:月額960円・学生:月額480円・ファミリー:月額1,400円 | 5,000万以上 | 容量制限 |
このように、Amazon Music Unlimitedは配信曲数が6,500万以上と圧倒的なだけでなく、ダウンロードが無制限にできるところは他になく、大きなポイントです。ダウンロード済の曲はオフライン再生で機内などネットワーク環境がなくても高音質で聴けるため、何回でもダウンロードできるのは大きな魅力です。
ただし、曲のダウンロードには1曲あたり約10MBほど容量を使うため、端末やSDカードの空き容量により、実際ダウンロードできる曲数は限られます。
歌詞表示に対応
次に、楽曲の歌詞表示に対応している点もあげられます。Amazon Music Unlimitedでは、全ての曲ではありませんが、曲タイトルの横に「歌詞」と表示された曲は歌詞表示に対応しています。iOS版・Android版アプリのAmazon Music Unlimitedでは、歌詞を表示する方法は2つあります。
1つ目の方法は、アルバムを開いたあとの楽曲リスト上で、歌詞付のタイトル横の「縦3点」をタップし、メニューの「歌詞を見る」をタップすると全歌詞を確認できます。この方法では曲を再生せずに歌詞の確認ができるので、取り急ぎ歌詞だけ見たい時に便利です。
2つ目の方法は、歌詞付の曲の再生画面で再生バーの上に表示された「=」を上にスワイプするか、その右の「歌詞」をタップすると歌詞が表示されます。こちらの場合は、カラオケのように曲に連動して歌詞が色付きで表示されるので、歌の練習などに向いています。
PCでも、Web版・デスクトップ版ともアプリ歌詞表示に対応しています。PC向けAmazon Music Unlimitedでは、再生画面での曲に合わせた連動表示のみとなります。
Web版では、楽曲を再生すると上部に出る「再生バー」のアルバム写真にカーソルをクリックするか、タイトル横の「歌詞」をクリックすると、再生画面が拡大し曲に合わせて歌詞が連動表示されます。歌詞表示をやめるには、右上の「×」をクリックします。
デスクトップ版アプリでは、画面下の再生バーのアルバム写真上の矢印「Λ」か、タイトル横の「歌詞」をクリックすると、再生画面が開き曲に合わせて歌詞が連動表示されます。歌詞表示をやめるには、右上「閉じる」を選択すればOKです。
一点、Amazon Music Unlimitedではダウンロード済の曲はオフライン再生できますが、オフライン再生時は歌詞表示ができないため注意しましょう。
Amazonプライム会員なら780円
通常、Amazon Music Unlimitedは個人会員が月額980円で利用できますが、Amazonプライム会員なら月額780円で通常より月200円安く利用できます。プランには月払いより2か月分安く利用できる年払いコースもあり、一般個人会員が年額9,800円で、Amazonプライム会員なら年額7,800円とさらにお得です。
Amazonプライム会員とは、月額500円(年払いは4,900円)でAmazonの各種オプションサービスを利用できる特典会員です。Amazonショッピングでお急ぎ便や日時指定配送を何度でも利用でき、Prime Videoで対象の映画やテレビを見放題、またPrime Musicで100万曲以上の曲を聴き放題で利用できます。詳しくはリンク先の記事を参照ください。
30日間無料お試し出来る!
お伝えの通りAmazon Music Unlimitedは有料サービスですが、新規申込時であれば30日間無料でお試し出来ます。お試し期間が終わると、登録キャンセル(解約)しない限り31日目に自動更新で課金されるため注意しましょう。
Amazon Music Unlimitedの無料お試し期間の終了時期を確認するには、Amazon Music Unlimitedを登録したAmazon MusicアプリやWeb版から設定を確認します。アプリの場合は、画面上部の歯車をタップし「設定」を開きます。
この画面で各種設定ができますが、契約関連の設定を見るには、アカウントの「Amazon Music Unlimitedミュージック設定」をタップします。
「Amazon Musicの設定」が開くので、Amazon Music Unlimitedの「会員登録の更新」を確認すると、具体的な更新日が表示されます。無料お試しの解約は「会員登録のキャンセル」からできます。スマホのカレンダーなどにリマインダーを登録するなど、解約タイミングを逃さないよう工夫しましょう。
Windows PCやmacOS PCで利用できるデスクトップ版Amazon Musicアプリでは、画面右上の自分の名前をクリック→「ミュージック設定」から同様に確認できます。
Web版「Amazonミュージックライブラリ」では、左側メインメニューの最下部にある自分の名前→「Amazon Music設定」から確認できます。
他社の音楽配信サービスの中には、お試し期間が3か月というものもありますが、こちらも解約しない限り自動更新されるため、解約のタイミングを忘れやすいネックがあります。30日間あれば、じっくりサービスを検討するには充分でしょう。
Amazon Music Unlimitedのデメリット
次に、Amazon Music Unlimitedのデメリットをあげておきます。メリットだけでなくデメリットもしっかり抑えたうえで、ご利用の環境や端末で使えるサービスか検討してみましょう。
解約したら曲は聴けない
まず注意したいのは、解約したら曲は聴けないという点です。Amazon Music Unlimitedでは、スマホのAmazon Musicアプリで曲をダウンロードすればオフライン再生で楽しめますが、アプリを誤って削除した時やアプリからサインアウトした場合、また解約後はダウンロードした曲が聴けなくなります。
解約前は、アプリを削除した場合は再インストールし、アプリからサインアウトした場合は同じAmazonアカウントでサインインして、再び曲をダウンロードすれば聴けるので問題ありません。しかし、解約後は購入せずにアプリにダウンロードした曲はすべて聴けなくなるので注意しましょう。
ただし、アプリやAmazonデジタルミュージックストアから曲を購入してダウンロード保存すれば、解約後も購入した曲は引き続きアプリやPCなどで聴けます。
PCではダウンロード出来ない
次に、PCではダウンロード出来ない点です。PCでは、デスクトップ版アプリをインストールするか、Web版「Amazonミュージックライブラリ」にアクセスして、Amazon Music Unlimitedを利用できます。
デスクトップ版アプリでは、画面に「ダウンロード」メニューがあるので、一見ダウンロードが出来るように見えます。
しかし、実際に購入前の曲をダウンロードしようとしても、購入前はダウンロードできない旨のエラーメッセージが表示され、ダウンロードできません。楽曲を購入するとダウンロード可能になります。
デスクトップ版アプリでの楽曲の購入は、リスト上や再生バーで曲タイトル横の「縦3点」をタップして表示されるメニューから「楽曲を購入」を選びます。
するとアプリ内で「ストア」が開き、選択した楽曲のアルバムが表示され、タイトル毎1曲ずつの購入か、全タイトル入ったアルバムの購入が出来ます。
購入した楽曲は、マイミュージックや購入済みタブで確認でき、ダウンロードできます。購入した楽曲は、解約後も引き続き聴いていただけます。
Web版「Amazonミュージックライブラリ」でも、購入前の楽曲は「ダウンロード」がホワイトアウトしてしまいダウンロード出来ません。Web版でも楽曲を購入するとダウンロードできるようになります。
Web版では、楽曲横の「縦3点」から購入オプションが出ないため、メインメニューの下部「ストア」からAmazonショッピングサイトに飛び、希望の楽曲を購入します。
楽曲を購入すると、「ダウンロード」メニューが有効になりダウンロード可能になります。こちらも、購入した曲は解約後も引き続き聴けます。つまり、楽曲の購入前にダウンロードできるのはiOS端末やAndroid端末用のアプリのみです。購入せずに曲をダウンロードして楽しみたい場合は、スマホのアプリをご利用ください。
容量が不足しやすい
また、容量が不足しやすい点もネックです。Amazon Music Unlimitedはダウンロードできる曲数が無制限とお伝えしましたが、1曲のダウンロードに10MBほど端末の容量を使います。スマホやPCなど、ご利用の端末の空き容量が限られていれば、ダウンロードできる曲数も制限されます。
ダウンロード回数が無制限のため気にせずダウンロードを繰り返していくと、端末の空き容量が不足してカメラで撮影した写真が保存できなくなったり、LINEが動かなくなったりと他のアプリの操作にも支障が出てしまうため注意しましょう。
対応端末
Amazon Music Unlimitedを利用できる対応端末については、以下の通りです。
- iPhone/iPad
- Androidスマホ/タブレット
- Windows PC
- macOS PC
- Fireタブレット
- Fire TVシリーズ
- Amazon Echoシリーズ(Alexa対応機器)
ご利用の端末が対応していればアプリをインストールしてすぐ「無料お試し」できます。
曲のダウンロード可能端末数
また、Amazon Music Unlimitedの曲のダウンロード可能端末数は、1アカウントあたり10台までと余裕があります。家族でファミリープランを利用すると最大6アカウントまで登録できるので、家族がそれぞれ持つ端末をすべて認証でき安心です。
ただし、1台の端末で登録認証できるのは1アカウントのみなので注意が必要です。家族で1台の端末を共有する場合は、同じ1つのアカウントで利用しましょう。
Amazon Music Unlimitedで曲を聴く前に設定しよう!
ここでは、Amazon Music Unlimitedで6,500万曲以上の音楽を楽しむために、曲を聴く前に必要な設定をご紹介します。設定は後からも変更できますが、保存先の設定など、サービス利用開始前に確認しておくと良いでしょう。
Amazon Musicアプリのダウンロード
まずiPhoneやAndroidスマホなどは、Amazon Musicアプリのダウンロードが必要です。App StoreやGoogle Playから直接アプリのダウンロードも可能ですが、Amazon会員の方はAmazonショッピングアプリからも簡単に登録・ダウンロードできます。
Amazonショッピングアプリを起動し、「ミュージック」タブでAmazon Music Unlimitedの「>今すぐチェック」→紹介ページで「無料で試す」をタップします。パスワード入力を求められたら、ご利用のAmazonアカウント(メールアドレス)のパスワードを入力して進みます。
Amazonを初めて利用する方は、「Amazonアカウントの作成」から進み、メールアドレス・パスワード・会員情報など画面の指示に沿って登録後、サインインして進みます。
パスワードが認証されると、Amazon Music Unlimitedの無料体験の登録が完了します。Amazon Musicアプリのダウンロード前であればアプリの「無料ダウンロード」ボタンをタップし、端末一覧からご利用の端末を選びます。
すでにAmazon Musicアプリがインストールされていれば「▶今すぐ聴く」からアプリを開いて設定に進んでください。
Amazon Musicアプリのダウンロードページが開くので「インストール」からアプリをインストールします。インストールが終わったらアプリを開き、”ようこそ○○(登録氏名)さん”と表示されたらOKです。「続行」をタップして※Amazon Musicを始めましょう。
※「続行」を選ぶと利用規約に同意したことになるため、必要に応じて利用規約をご確認ください。利用規約は後でもアプリの設定から確認可能です。
Amazon Musicの設定方法
早速、Amazon Musicの設定方法をご案内します。Amazon Musicアプリの設定は、画面左上の「歯車」をタップして開きます。
開いたアプリの設定で主なメニューと設定内容は以下の通りです。
●Amazon Music Unlimited/ミュージック設定
「Amazon Musicの設定」が開き、ここでAmazon Music Unlimitedのプラン変更・Amazonプライムの登録・会員登録の更新(会員登録のキャンセル)・支払い方法の変更などが出来ます。
●Alexaハンズフリーモード
ハンズフリーで”Alexa”と呼びかけでアプリが起動するモードです。初めてタップ時に「マイクへのアクセス」を許可すると有効になり、以降は✔のON/OFFだけで切り替えできます。有効にしたら”Alexa”と言うだけでアプリが起動して曲の再生が出来ます。
●ストリーミングネットワーク設定
音楽のストリーミング再生時のネットワーク設定です。モバイルネットワークを選ぶと、スマホのモバイルデータ通信のみで通信するため、データ通信料が高額になったりデータ通信量の上限に達して通信制限されたりする可能性があります。
Wi-Fi環境があれば、Wi-Fi通信はデータ通信量は使わないため「Wi-Fi使用時のみ」への変更がおすすめです。
●ストリーミング再生のビットレート
ストリーミング再生時の音質と速度の設定です。ビットレートとは、1秒間のデータ転送速度のことで、”kbps”などの単位で表され、数字が大きい方がデータ通信量が上がり、音質が良くなります。ここでは4種類の設定が用意されています。
- 自動(推奨)・・・通信状況に合わせて以下3つから自動調整される
- 高音質・・・【高】256kbps、3段階で最も高音質
- 調整された音質と速度・・・【中】128kbps、中間の音質
- 最速ストリーミング・・・【低】48kbps、低音質、最も軽い
Amazon Musicはmp3対応のためハイレゾには非対応です。モバイルデータ通信時は、選ぶ音質によってデータ通信量に影響します。高音質を選ぶ際は、高速データ通信のWi-Fi環境をおすすめします。
●キャッシュをクリア
キャッシュとは、アプリ操作の度に記録される足跡のようなもので、同じページを開きやすくなりますが、溜まり続けるとアプリ動作に支障が出ます。キャッシュ削除は他のデータに影響しないため、定期的にクリアしましょう。
●スリープタイマー・・・設定した時間に音楽の再生を停止します。
●マイミュージックを更新
マイミュージックとは、自分専用のライブラリで、オリジナルのプレイリストの編集や、ダウンロード曲のオフライン再生などが出来ます。楽曲の追加・購入時にタップして更新します。
●デジタルミュージックストアを表示・・・Amazonデジタルミュージックストアのリンク(カート)ができます。
Web版ミュージックライブラリやデスクトップ版アプリでも、自分の名前から「設定」をクリックすると同様の設定が出来ます。唯一、デスクトップ版アプリのみ、購入した楽曲のエクスポート先をWindows Media Player(Windows PC)やiTunes(macOS PC)に設定できます。
曲の保存先設定方法
Amazon Musicアプリで曲をダウンロード保存する際の保存先の設定方法をご案内します。初期設定は端末に設定されているため、そのままだと端末の空き容量に影響します。是非アプリで曲を聴く前に設定しましょう。
Wi-Fi時のみ音楽をダウンロードする設定方法
ストリーミング再生時だけでなく、音楽をダウンロードする際もネットワーク通信を使います。Amazon Musicアプリでは、ダウンロード時のビットレートは最大256kbpsで1曲あたり10MBほどのデータ通信量を消費するため、スマホのモバイルネットワーク通信でダウンロードを繰り返すと、データ通信量に影響します。
そのため、Amazon MusicアプリにはWi-Fi接続時のみダウンロードする設定方法があります。
その設定は簡単で、設定メニューの「Wi-Fi接続時のみダウンロード」のチェックボックスに✔を入れるだけでOKです。この設定がONになっていると、モバイルデータ通信下でダウンロードをしようとするとエラーになり出来ません。
最近は外出先でも無料Wi-FiスポットなどWi-Fi環境が充実しているため、是非この設定をONにしてデータ通信量を節約しましょう。
曲の保存先設定方法
次にご案内するのは、曲の保存先の設定方法です。アプリの初期設定は保存先が端末になっているため、そのままダウンロードを続けると端末の空き容量を圧迫してしまいます。SDカードに対応しているAndroid端末であれば、保存先を端末からSDカードに変更できます。
設定メニューの「保存先」をタップすると、SDカードが入っていれば、端末の他にSDカードが選択できます。この時それぞれの空き容量も表示されるので、残りの容量が少なくなればここから切り替えできます。
Web版やデスクトップ版アプリでも、「設定」からダウンロードの保存先を設定出来ます。全般タブの「ダウンロード先」に現在の保存先が表示され、初期設定ではCドライブ/ユーザーフォルダ内の「Amazon Music」ですが、「フォルダを選択」から任意のフォルダに保存先を変更できます。
Amazon Music Unlimitedで曲をダウンロードしよう!
アプリの設定が出来たら、早速Amazon Music Unlimitedで曲をダウンロードしましょう。購入前の曲のダウンロードはスマホ版アプリのみ、購入後であればPCでもダウンロードできます。今回はスマホ版のAmazon Musicアプリをメインにご紹介します。
曲のダウンロード方法
Amazon Musicアプリでの曲のダウンロード方法をご案内します。Amazon Musicでは、曲の再生画面や、アルバム・アーティストページ・マイミュージック内のプレイリストから1曲ずつ、またアルバムやプレイリスト全体をダウンロードできます。
曲の再生画面では、画面右上の「縦3点」から表示されるメニューで「ダウンロード」をタップします。一瞬でダウンロードは終わり、ダウンロード後はオフライン再生で楽しめます。ダウンロード済みの曲の場合は、再生画面のメニューで「ダウンロード」がグレーアウトし、リストで見ると曲タイトルの横に「✔」が付きダウンロード済みだと確認できます。
アルバムやアーティストページ内のタイトル一覧で、曲名横の「3点」から「ダウンロード」オプションを選べば、曲を再生せずにすぐダウンロード可能です。事前にダウンロードしたい楽曲が分かっている時などに便利です。
もし、アルバム全体をダウンロードしたい場合は、アルバム名下の「⇩」をタップすればアルバムごとダウンロードできます。また、曲名横の「+」から1タップで「マイミュージック」に追加できます。
「マイミュージック」に追加されていれば、プレイリスト内の楽曲をダウンロード出来ます。プレイリスト上部の「⇩」でリスト全体を、曲名横の3点から「ダウンロード」で1曲ずつダウンロードします。マイミュージックに追加前のプレイリストでは、楽曲のダウンロードオプションがありません。
曲の再生画面やアルバム・プレイリストなどから、好きなだけマイミュージックに追加できるため、いったんマイミュージックに追加してからゆっくりダウンロード曲を選ぶことも出来ます。リスト内の「✔」が付いた曲はダウンロード済みです。
「ブラウズ」で表示されるプレイリストやアルバムは、「3点」メニューからプレイリストやアルバム全体を1タップでダウンロード可能です。もちろん、検索されたアルバムやプレイリストも3点メニューからフルダウンロードできます。
オンラインでダウンロードした曲は自動登録される
マイミュージックに楽曲やアルバム、プレイリストを好きなだけ追加できるとお伝えしましたが、オンラインでダウンロードした曲は、マイミュージックに自動登録されます。
このように、ダウンロード後は「マイミュージックに追加する」メニューも「マイミュージック内」に変わり、マイミュージックに自動登録されています。マイミュージックには「オンラインの楽曲」と「オフライン」の再生リストがありますが、ダウンロード曲は両方に追加されます。
これは、マイミュージックの「オンライン」と「オフライン」が連動しているためで、曲をダウンロードするとマイミュージックの「オフライン」に追加されるため、「オンラインの楽曲」にも同時に自動登録されます。
曲の削除方法
次に、ダウンロードした曲の削除方法をご案内します。ダウンロードした曲はマイミュージックに自動登録されるため、マイミュージックの「オフライン」のプレイリストから削除するのがスムーズです。
アプリ下部のタブから「マイミュージック」を開き上部の「オンライン▼」をタップして「オフライン」に切り替えます。プレイリストやアルバム単位で削除する場合は、削除したいプレイリスト(アルバム)名の「3点メニュー」から「ダウンロードした楽曲を削除する」をタップします。
”オフライン再生からこのプレイリスト(アルバム)が削除されます”という確認メニューが出るので「削除」をタップすれば削除完了です。
特定の楽曲だけ削除する場合は、曲が含まれるリストを開き、タイトル横の3点メニューから「端末から削除」をタップすればOKです。ここでのポイントは、「オフライン」からダウンロードした曲を削除しても、マイミュージックの「オンラインの楽曲」のプレイリストからは曲は削除されず残ります。
これは、マイミュージックでは「オンライン」の方が「オフライン」より優位で、「オフライン」から曲を削除すると、ダウンロードせずマイミュージックに追加した状態になるためです。端末やSDカードの容量不足で、オフライン再生リストの見直す時に便利です。
注意するのは、ダウンロードした曲を「マイミュージックから削除」してしまうと、同時に「オフライン」からも自動削除されてしまう点です。また、アプリを誤って削除した場合もマイミュージック内のダウンロード曲は全て削除されます。
配信終了した曲は再生できない
注意したいのは、配信終了した曲は再生できないという点です。契約終了などで楽曲の配信が終わると、Amazon Musicで検索出来なくなり、マイミュージックに追加していた曲もダウンロードしていなければ再生出来なくなります。
もし、配信終了前にダウンロード済みで「マイミュージックから削除」しなければ、配信終了後も曲を再生し聴くことが出来ます。お伝えした通り、ダウンロードした曲を「マイミュージックから削除」してしまうと、ダウンロード済みリストからも曲が消えてしまうため、配信終了後は曲の再生もダウンロードも出来なくなってしまうので注意しましょう。
ただし、曲を購入している場合は、配信終了後も再生して聴けるので安心です。
解約後の曲はどうなる?
それでは、Amazon Music Unlimitedを解約後のダウンロード曲はどうなるのでしょうか。Amazon Musicアプリは開いても、ダウンロードした「オフライン」再生リストの曲はグレーアウトされ再生できなくなります。
Amazonプライム会員の方は、同じAmazon Musicアプリでプライム会員特典のprime musicの対象曲は引き続き聴けますが、prime musicの対象ではない曲は、同様にグレーアウト表示され再生できません。
Amazon Music Unlimitedが特徴的なのは、端末の認証を解除しない限り、グレーアウト表示されたAmazon Music内の情報が残る点です。解約後も端末が認証され続けていれば、Amazon Music Unlimitedに再登録した際に、解約前にダウンロードした曲のグレーアウト表示が解除され再び再生できるようになります。
ここでの注意は、Amazon Musicの設定にある「端末の管理」で「90日間使用されていない端末の認証を自動的に解除します」に✔が入っていると、Amazon Musicの利用が無く90日経過したら、端末が認証されなくなりダウンロードした曲のデータが全て削除されてしまいます。
この設定変更は、ウェブブラウザからのみ可能です。下記リンクかAmazon Musicアプリの「設定」の「ヘルプ」から「デバイスの認証を解除する」を開き、「Amazon Musicの設定」からブラウザ版にアクセスして上記✔を外しましょう。
アプリ左上の「歯車」から「設定」を開き、「ヘルプ」→「デバイスの認証を解除する」と進みます。
開いた「デバイスの認証を解除する」のページ内「Amazon Musicの設定」をタップし、開いた設定画面を下にスワイプし、「端末の管理」で「90日間使用されていない端末の認証を自動的に解除します」横のチェックボックスをタップし✔を外します。
この変更をあらかじめしておけば、解約後も端末の認証は解除されず安心です。ちなみに、購入曲の場合は解約後も端末内にデータが残るため、Amazon Musicアプリで引き続き再生可能です。
端末変更した時曲はどうなる?
次に、端末変更した時ダウンロードした曲はどうなるのでしょうか。Amazon Music Unlimitedは、1アカウントにつき最大10台までの端末で利用できます。そのため、10台の範囲内であれば端末変更してもマイミュージックのプレイリストを引き継いで利用できます。
ただし、ダウンロードした曲の情報は保存先の端末に紐づくため、「オフライン」で作ったプレイリストは新しい端末に引き継げません。そこで、古い端末でマイミュージックの「オンラインの楽曲」に引き継ぎたい曲でプレイリストを作り、新しい端末で同じAmazonアカウントでサインインすればOKです。
念のため、新しい端末でマイミュージックを確認し、プレイリストが更新されていなければアプリの設定で「マイミュージックを更新」を実行しましょう。端末の機種変更で古い端末を売却する場合は、必ず端末の初期化前(アプリ削除前)にマイミュージックで引き継ぎリストを作っておきましょう。
購入した曲の場合は、基本的にマイミュージックで引き継がれますが、PC版でWindows Media PlayerやiTunesなどにエクスポートしていなければ、念のためSDカードやPC、またiCloudやGoogle Driveなどのクラウドストレージなどを介して新しい端末にデータ移行しましょう。
アプリ削除後の曲はどうなる?
アプリを誤ってアンインストールしてしまった場合など、アプリ削除後の曲はどうなるのでしょうか。アプリを削除すると端末に保存した曲のデータも削除されるため、残念ながらマイミュージック内のダウンロード曲は全て消えてしまいます。
Amazon Musicアプリを再度インストールして、同じ曲を再ダウンロードしましょう。万一、ダウンロードしたい曲が配信終了していると元のようには戻せませんが、曲が見つかれば問題なくダウンロードして復元できます。
購入した曲の場合は、アプリ削除後も「mp3」に対応したプレイヤーアプリなどで引き続き聴けるのでご安心ください。
Amazon Music Unlimitedの曲を聴いてみよう!
アプリの設定とダウンロード保存が出来たら、いよいよAmazon Music Unlimitedの曲を聴いてみましょう。ここでは、オンライン再生とオフライン再生に分けてご紹介します。
オンラインで曲を聴く方法
オンラインで曲を聴くには、まずご利用の端末がインターネットに接続されていることが前提です。モバイルデータ通信を消費したくなければ、スマホなど端末のWi-FiをONにしてAmazon Musicを開きましょう。
自分でマイミュージックに追加した曲や、ダウンロードした曲やプレイリストをオンラインで聴きたい場合は、Amazon Musicで「マイミュージック」タブを選びます。上部▼を「オンラインの楽曲」に切り替えて、好きな曲やリストを再生すればOKです。
アプリ右上の「虫眼鏡マーク」から曲を検索できますが、タイトルやアーティスト名だけでなく、例えば「寝る前」など聴きたい曲のシーンやムードなどでプレイリストが出てくるのはとても便利です。是非、好きな単語で検索してみてください。
その他、「ブラウズ」タブでは、気分に合わせて選べる「プレイリスト」やAmazon Music専用の「ラジオ」、また検索履歴や再生履歴に応じてAmazonがカスタマイズした「お客様におすすめのプレイリスト」など豊富なコンテンツを楽しめます。
オフラインで曲を聴く方法
次に、オフラインで曲を聴く方法ですが、まず端末のインターネット接続を切ります。スマホであれば、モバイルネットワークもWi-Fiも全てオフにしましょう。
次に、アプリの「マイミュージック」で上部▼を「オフライン」に切り替えて、プレイリストを開きリスト上部の「▶」か、聴きたいタイトルをタップすると再生が始まります。この方法で、ダウンロード保存した曲を完全にオフラインで聴くことが出来ます。
オフライン再生ができれば、インターネット環境が無い場所で聴く場合や、データ通信量を使いたくない時にストレスフリーで好きな曲を楽しめます。
Amazon Music Unlimitedで好きな音楽をダウンロードしてみよう!
今回は、6,500万曲の配信を誇るAmazon Music Unlimitedの特徴や必要な設定、またダウンロード方法やオンライン・オフライン再生の方法などをご紹介しました。定額制音楽配信サービスの中でも、無制限でダウンロード可能で、利用可能端末も10台まであるなど、メリットが多いサービスです。
Wi-Fi接続で好きな曲をダウンロードして、オフライン再生すれば、追加コストは一切かけずに快適な音楽ライフを楽しめます。この機会に、Amazon Music Unlimitedで好きな音楽をダウンロードしてみましょう。