Amazonで商品を返品して返金してもらう方法!全額返金の条件や返金されない対処法も解説!
Amazonで商品を返品して返金してもらう方法をレビューします。全額返金の条件やAmazonに返品しても返金されない場合の対処法も解説します。選べる返金方法は商品購入時の支払い方法によって違います。また、いつ返金されるかは返金方法によって条件が異なります。
目次
- 1Amazonで商品を返品したい!返金してもらえる条件
- ・Amazon.co.jpが発送している場合
- ・Amazonマーケットプレイスの場合
- ・全額返金してもらえる場合の条件について
- ・開封済みの判断基準について
- ・いつまで?返品可能な期間について
- ・返送料について
- 2【Amazonの返品方法】発送までの流れ
- ・Amazon.co.jpの商品の場合の返品方法
- ・Amazonマーケットプレイスの場合の返品方法
- ・電話で返品する場合について
- 3【Amazonの返品方法】返金について
- ・返金されるタイミング
- ・返金の確認方法
- 4Amazonに返品したのに返金されない時の対処法
- ・カスタマーサポートへ連絡する
- ・現状確認後は返金処理を待つ
- 5Amazonで返品する時は返金の条件と日数を確認しよう!
Amazonで商品を返品したい!返金してもらえる条件
インターネットショッピングを利用する人にとっては、なくてはならないサービスのAmazonですが、ショッピングが重なると時にはうっかり買い間違えたり、アクシデントで不良品が納品されることがあるかもしれません。
今回は、そんなAmazonショッピングのアクシデント時の商品の返品方法・条件(いつまでに返品すれば良いかなど)、また返金に関する情報(いつ返金されるかなど)をレビューします。
Amazon.co.jpが発送している場合
まず、Amazon自体(Amazon.co.jp)が既に商品を発送している場合の返品について解説します。
返品可能な商品
Amazonが販売した商品に関しては基本的に返品が可能ですが、当然どんな条件でも返品に応じてくれるわけではなく、返品できる条件・返品できない条件があります。
いつまでの返品が全額返金の対応を受けられるかというと、商品納品後30日以内の返品が対象になります。30日を越えてしまうと、返品はできますが返金は20%引きになります。また、開封済みの商品も返品できますが、開封済みの場合は返金が50%引きになります。
Amazonが販売する一般的な商品はほぼ全て返品可能な対象商品ですが、特殊な商品は条件が少し異なります。
例えば、Kindleの電子書籍の場合は基本的に7日以内の返品が返金の条件で、Amazonへの連絡が必須です。Prime Videoの場合はAmazonに48時間以内の連絡を入れる必要があり、なおかつ、ダウンロード・ストリーミング再生を一切行っていないことが返金の条件になります。
返品ができない商品
Amazonが販売する商品で、全く返品できない商品もあります。ダウンロード購入の音楽コンテンツ・ゲームアプリなどのダウンロード商品・アプリ内の課金サービス・プリペイドマネー商品(ギフト券やチケット関係を含む)・受注生産商品などは、いつまでにAmazonに連絡すれば良いという条件とは無関係に、一切返品が認められません。
購入者側の都合による返品ができない商品
また、以下の商品は例外として、購入者側の都合では返品ができない商品として規定されています。
- 飲料・食品
- ファッション関係の福袋
- ペット用商品
- 植物関係商品
- 書籍
- ピアス(ボディピアスを含む)
- 医薬品、美容品
- Amazonパントリー
- 大型家具や家電
- 車やバイクの部品(バッテリーなど)
Amazonマーケットプレイスの場合
Amazonで販売されている商品は、大別するとAmazon自身が発送・販売している商品と、一般出品者が発送・販売している商品(Amazonマーケットプレイス商品)があります。
Amazonマーケットプレイス商品を返品する場合は、一般出品者の住所に返品することになります。返品に関する条件(返金などを含む)はAmazon自身に返品する条件と同様にしているケースがほとんどですが、出品者によっては独自の条件を設定している場合があるので、Amazonマーケットプレイスに返品する際は事前によく確認するようにしましょう。
Amazonマーケットプレイスの商品の返品条件は、出品者のプロフィールのページに表示されている「返品および返金について」のリンクをクリックすると確認できます。
全額返金してもらえる場合の条件について
全額返金してもらえる場合の条件については、前述した通り、第一条件として30日以内に商品を返品する必要があります。
また、30日以内に商品を返品した場合でも、全額返金対応の対象になるのは未開封(未使用)商品と不良品に限ります。不良品の場合は、開封していても全額返金の対象になります。
開封済みの判断基準について
未開封といっても個人によって定義があいまいな場合がありますが、基本的に「開封している状態」にあたるのは、梱包(箱や袋)が一度でも外されている・商品タグが外れているという状態です。
ただ、留意するべきポイントとして、身に着ける服や靴などのファッション関係は例外として、開封済みでも返品が可能です。身に着けて合わなかったという状況が考慮されています。インターネットショッピングは試着ができないので、その点が配慮されていると思われます。
ファッション関係の商品を返品する際は、そうしたことも含めて事前に返品条件を確認するようにしましょう。
いつまで?返品可能な期間について
Amazon商品の返品に関しては、30日以内の返品が基本です。30日以内に返品しないと、返品商品が全額返金の条件を満たしていても、返金が20%減額されてしまいます。
返送料について
Amazon商品返品の返送料の負担が、「出品者負担になるか、購入者負担になるか」という点に関しては、その返品理由によります。
負担してもらえる場合
商品に不具合があった場合は、返送料は完全に出品者負担になります。それ以外に事情がある場合は、一度Amazonカスタマーに相談してみましょう。
自己負担の場合
商品の返品理由が個人的な理由の場合は、基本的に返送料は自己負担になります。返品理由として判断に迷う場合は、こちらも一度Amazonカスタマーに相談してみると良いでしょう。
【Amazonの返品方法】発送までの流れ
次に、Amazonの返品方法・発送の流れを解説します。
Amazon.co.jpの商品の場合の返品方法
Amazon自身(Amazon.co.jp)が販売した商品を返品する場合は、まず、Amazonのサイトの「注文履歴」を開いて、購入した商品の一覧から返品商品を選び、購入情報欄の右に表示されている「商品の返品」ボタンをクリックします。
切り替わった画面で返品理由を選択し、200字以内で返品理由の詳細を記入して「次に進む」をクリックします。
次に画面で「返送手続きを開始」をクリックすれば、返送・返品の手続きが設定されます。返品の手順が記載されたページが表示されます。ページ上方に「返品用のラベルを印刷」のリンクが表示されるので、クリックすると印刷画面が表示されます。
その後は、返品用のラベルを印刷して、返送時に返送品に添付して発送します。返品の手順が記載されたページには、日本郵便のリンクも貼ってあるのでリンクをクリックすれば、インターネット上で集荷の手配も可能です。着払い・元払いの両方のリンクが用意されています。
返品用のラベルにはバーコードが印字されているので、バーコードにしわが寄らないように注意して添付しましょう。
ラベルが印刷できない場合
返品用のラベルが印刷できない場合は、返品先の住所と一緒に返品用のIDを手書きすれば問題ありません。返品用のIDとは、返品手続きが終了すると最後に表示されるバーコード番号です。
返品の手順が記載されたページには「プリンターを使わない場合」の説明文の中に「プリンターを使わない返品・交換の手続き」のリンクがあるので、クリックするとラベルが印刷できない場合の対処方法の詳細が確認できます。
Amazonマーケットプレイスの場合の返品方法
Amazonマーケットプレイスの商品を返品する場合は、出品者とのやり取りが必要になります。途中までの画面操作はAmazon自身の商品と同じです。
Amazonのサイトの「注文履歴」を開いて、購入した商品の一覧から返品商品を選び、購入情報欄の右に表示されている「商品の返品」ボタンをクリックします。
その後は、出品者とのメールのやり取りで返品を進めていきます。出品者が指定する返送方法(配送業者など)が設定されている場合があるので、確認しながら手続きを進めましょう。
電話で返品する場合について
電話確認を行った上で返品手続きを進めることもできます。流れとしては、一旦、購入者がAmazonのサイトからAmazonカスタマーサービスに連絡し、Amazonカスタマーサービスから購入者に電話がかかってきます。
Amazonサイト上の操作は、まず、サイト最下方に表示されている「お問い合わせ」のリンクをクリックします。
切り替わった画面で問い合わせ内容を設定した後に「お問い合わせ方法」として「電話」を選択して送信すると、Amazonカスタマーサービスから電話がかかってきます。
【Amazonの返品方法】返金について
次に、Amazonの返品に関する返金の流れ・条件についてレビューします。
返金されるタイミング
Amazonの返品に関する返金のタイミングは、返金方法によって異なります。クレジットカードの場合は、クレジットカード会社のフローも影響します。最も返金の反映が早いのはAmazonギフト券でしょう。Amazonギフト券はAmazon内で管理しているマネーポイントなので、比較的スムーズに返金処理が成されるようでうす。
時間がかかる場合
購入時に、銀行口座振り込みや代金引換を利用した商品の返品に関する返金は、時間がかかる可能性があります。目安としては1~3週間を想定しておいた方が良いでしょう。
クレカや携帯決済の場合
クレジットカード決済や携帯決済(キャリア決済)で支払いを行った商品に関する返金は、タイミングによって、当月分として扱われるか、来月分として扱われるかが決まります。その判断は各決済の締日によるので、詳細を確認したい場合はAmazonカスタマーサービスに相談するのが良いでしょう。
Amazonカスタマーサービスの見解によっては、場合によってクレジットカード会社や携帯キャリアに問い合わせる必要があるかもしれません。
返金の確認方法
返金方法に関しては、商品を購入する際に利用した支払い方法によって選択できる返金方法が異なります。以下、購入方法ごとに選択できる返金方法をまとめました。
クレジットカード支払いの場合
商品を購入する際にクレジットカード支払いを利用した場合は、返金方法として、「クレジットカード経由の返金・Amazonギフト券による返金」のどちらかを選択できます。
現金支払いの場合
商品を購入する際に現金支払いを利用した場合は、返金方法として、「銀行口座振込による返金・Amazonギフト券による返金」のどちらかを選択できます。
この場合の現金支払いとは、銀行口座振込・代金引換・コンビニ支払い・電子マネー払いを含みます。返金方法として銀行口座振込を選択する場合は、返品手続きの過程で銀行口座を設定する方法と、電話でAmazonカスタマーサービスに口頭で伝える方法があります。
携帯決済の場合
商品を購入する際に携帯決済(キャリア決済)による支払いを利用した場合は、返金方法として、「携帯決済(キャリア決済)経由による返金・Amazonギフト券による返金」のどちらかを選択できます。
Amazonギフト券を使用した場合
商品を購入する際にAmazonギフト券で支払いを行った場合は、Amazonギフト券で返金されます。
ポイントやクーポンを使用した場合
商品を購入する際にAmazonポイントで支払いを行った場合は、Amazonポイントでマネーポイントが戻されます。クーポンを利用した場合は、クーポンは割引券のようなものなので、マネーポイントとして戻されることはありません。
ギフト商品の場合
ギフト商品として受け取った商品の返金に関しては、Amazonギフト券として返金されます。なお、ギフト商品の返品・返金のやり取りは商品の受け取り主とAmazonが行い、一連のやり取りの情報に関しては商品の送り主には一切伝わりません。
Amazonに返品したのに返金されない時の対処法
次に、Amazonに商品を返品した際に、返金されない場合の対処法についてレビューします。
カスタマーサポートへ連絡する
Amazonに商品を返品しても返金されない場合は、まず、Amazonカスタマーサービスに連絡しましょう。連絡の方法は、前述した電話で返品手続きを行う場合と同じです。
サイト最下方に表示されている「お問い合わせ」のリンクをクリックし、切り替わった画面で問い合わせ内容を設定した後に「お問い合わせ方法」を選択します。電話以外にチャットを選択することもできます。
問い合わせ内容として返金されない旨を入力して送信すると、Amazonカスタマーサービスから連絡があります。
現状確認後は返金処理を待つ
Amazonカスタマーサービスから連絡がきたら、返金されない現状を端的に説明しましょう。いつ注文した商品をいつ返品して、その返品分が返金されないというように返金されない事実関係の情報のみを正確に伝えましょう。
必要に応じて注文番号なども伝えるとやり取りがスムーズになります。基本的にあまり感情的にならず、返金されないことに関する基本情報を伝えるとすんなり対応してくれるはずです。
Amazonカスタマーサービスの方は、基本情報が分かればすぐに現状確認ができるので、信頼して返金されないことを相談し、一緒に返金されないという問題を解決してもらおうというかかわり方が良策です。
Amazonで返品する時は返金の条件と日数を確認しよう!
Amazonで返品するときはいつまでに返品すれば良いか、またいつ返金されるかなどの条件と日数を良く確認しましょう。いつまでに返品すれば良いかを正確に認識していないと、全額返金として対応してもらえない場合もあります。また、いつ返金されるかは返金方法によるので、その点を留意しておきましょう。
Amazonで全額返金の対応を受けられるのは、基本的に30日以内の返品が対象です。また、全額返金の対応を受けられる返品商品は、未開封品もしくは不良品に限ります。不良品は開封済みでも全額返金の対象になります。
例外として、身に着ける商品(ファッション衣類や靴など)は開封していても未使用であれば全額返金の対象になります。インターネットショッピングは「試着」が不可能なので、ファッション衣類や靴などは開封しないと内容を確認できないという現状に配慮した対応と思われます。