2019年10月18日更新
AmazonでFBA商品が返品された時の返品理由を確認する方法を解説!
皆さんはAmazonでFBA商品が返品された時の返品理由を確認する方法をご存じでしょうか。AmazonでFBA商品を出品しても返品されてしまったら困るでしょう。そこで今回はAmazonでFBA商品が返品された時の返品理由を確認する方法を解説します。
目次
AmazonでFBA商品の返品理由を確認する方法とは
みなさんはFBA商品についてご存じでしょうか。FBA商品とは「フルフィルメント by Amazon」のことです。簡単に言えばAmazonがあなたの代わりに商品を販売してくれるサービスのことです。手数料はかかりますが、商品の販売、注文処理、配送、返品対応など全てAmazonが請け負ってくれます。
しかし、出品したものの、商品が返ってきてしまった。返品レポートが来てしまう場合があります。そこで今回はそんなFBA商品が返品された時の返品理由を確認する方法をご紹介します。
セラーセントラル管理画面のレポート欄から確認可能
まずはAmazonのセラーセントラル管理画面のレポート欄から「フルフィルメント」をクリックし、「返品レポート」をクリックしてください。このセラーセントラルで商品の返品レポートが確認できます。セラーセントラルがわからない方は下の画像を参考にしてみてください。
【商品の状態】と【返品理由】を確認
返品レポートでは【商品の状態】と【返品理由】を確認できます。主に【商品の状態】では「販売可」もしくは「不良品の返品商品」のどちらかで表示されます。「販売可」なら何も問題はありませんが「不良品の返品商品」なら商品をもう一度確認しなくてはいけません。
一方【返品理由】は様々な理由が存在します。例えば「配達できませんでした」「商品を間違えた」「都合により必要なくなった」「製造上のトラブルまたは不具合」などです。基本的に商品が不良品でなければ、購入者がAmazonに返品次第、再出品になるので特にすることはないです。
AmazonのFBA商品が返品された場合の処理方法
Amazonの返品レポートの確認方法をご説明しました。レポートを確認したい場合はまずセラーセントラル画面を開きましょう。セラーセントラルで全て確認できます。次にAmazonのFBA商品が返品された場合の処理方法についてご紹介します。返品されたまま、放置していい場合とそうでない場合があります。返品理由をよく確認しなければなりません。
再度販売可能ならAmazonから自動的に再出品
Amazonから商品が返ってきても再度販売可能ならAmazonから自動的に再出品されます。再度販売可能な状態とは返品レポートの返品理由で「配達できませんでした」「商品を間違えた」「都合により必要なくなった」「製造上のトラブルまたは不具合」などです。基本的に商品が不良品でなければ、再度販売可能な状態と言えます。
再販不可商品の対処法は2通り
まず【商品の状態】では「販売可」もしくは「不良品の返品商品」のどちらかで表示されます。「販売可」なら何も問題はありませんが「不良品の返品商品」なら商品をもう一度確認しなくてはいけません。「不良品の返品商品」これはつまり再販不可商品にあたります。再販不可商品になってしまった場合は以下2つの対処方法があります。
再販不可商品の権利を放棄する場合
まず一つ目は再販不可商品の権利を放棄する方法です。再販不可商品の権利を放棄する場合、小型、標準サイズの場合10円、大型サイズの場合21円かかります。ちなみに再販不可商品になってからAmazonで30日放置すると自動的に権利が放棄されます。
再販不可商品を返送してもらう場合
再販不可商品の権利を放棄するのはとても簡単ですが、高額な物などは放棄できないでしょう。そういった場合は再販不可商品を返送してもらいましょう。再販不可商品を返送してもらう場合、小型、標準サイズの場合51円、大型サイズの場合103円かかります。放棄するより、費用はかかりますが手元に返ってくるので安心です。ちなみにこの費用は一個に対してかかるので複数返送してもらう場合はその分かかります。
AmazonのFBA商品の返品の条件とは
次にAmazonのFBA商品の返品の条件についてご説明します。返品された場合の対処方法は分かっても、そもそも返品される条件を知らなければ、また返品されてしまうかもしれません。基本的にAmazonの商品は30日以内に返品、交換をすると全額返金されます。30日を過ぎると返金される額が20%に下がります。ただしFBA商品は返品のみの対応はしていません。
お客様都合の返品の場合
AmazonのFBA商品の返品の条件として主に二つあります。それは「お客様都合の返品の場合」か「商品トラブルや不具合・不良による返品の場合」です。「お客様都合の返品の場合」これは不具合やトラブル以外のことを指します。例えば、都合により必要なくなった場合や別のサービスの方が安く買えたなどです。
この場合、未使用、未開封なら商品代金は全て返金されます。開封済みの場合は商品代金の50%返金されます。しかし商品の未開封、開封済みに関わらず、配送料及び手数料、ギフトラッピング料は返金されないので注意してください。返送料も購入者が負担することになっています。
商品トラブルや不具合・不良による返品の場合
一方商品トラブルや不具合・不良による返品の場合は商品代金はもちろん、配送料及び手数料、ギフトラッピング料が返金されます。出品者としても商品トラブルや不具合・不良による返品が起こらないよう注意しましょう。再販するために1度Amazonから送ってもらうか、商品の権利を捨てなくてはいけません。
AmazonのFBA商品の返品方法とは
これまでAmazonのFBA商品が返品された場合の処理方法や確認方法をご説明しました。それでは最後にAmazonのFBA商品の返品方法についてご紹介します。
注文履歴から商品の返品・交換手続きが可能
AmazonのFBA商品の返品する場合、注文履歴から商品の返品・交換手続きが可能です。まずはAmazonの注文履歴を開きましょう。Amazonのページ右上にある「注文履歴」をクリックします。あとは返品、交換した商品を選択して「商品の返品・交換」をクリックするだけです。
Amazonの商品を返品する時、返品理由が必要になります。その返品理由がかなり幅広く対応しているため購入者に優しいサービスと言えます。具体的な返品理由は以下の通りです。
- 間違えて注文した
- Amazon以外でより安い商品を見つけた
- 性能や品質が良くない
- 手持ちのアイテムとの互換性がない
- 商品がしっかりと梱包されていなかった
- お届け予定日までに届かなかった
- 付属品、特典が不足している
- 商品に配達中にできた目立ったキズや破損がある
- 注文した商品とは違うものが届いた
- 商品に不具合がある
- 注文していない商品が入っていた
- 自分の都合により必要が無くなった
- 注文した記憶がない
- サイトの説明と異なった
購入者にとっては、かなり優しいものですが出品者にとっては理解出来ないものもあります。少し不服感じるのもわかりますが、Amazonは今や一番の市場をもっています。商品を見てくれるカスタマーも他のショッピングサービスに比べたら桁違いにいるのも確かです。一番になったのはやはり、こういったAmazonのカスタマーファーストの精神でしょう。
返品・交換不可の商品一覧
少し前にAmazonでは未使用、未開封なら商品代金は全て返金され、開封済みの場合は商品代金の50%返金されるとお話しましたが、実はいくつか返品・交換不可の商品があります。
- Amazonのギフト券
- ビデオ、音楽、PCソフトなどのデジタルコンテンツ
- 雑誌
- パソコン、TVゲーム
- 金庫
- 植物
- 医薬品、化粧品、健康食品などその他サプリや医療器具も返品不可です。
- 食品、飲料、酒も基本的に返品不可です。。
- 材木や大型の木製建築資材
- それから車やバイクのバッテリーも返品不可です。
商品の返金方法について
実際Amazonから返金される場合の支払い方法もご紹介します。クレジットの場合、クレジットカードもしくはAmazonギフト券で返金されます。だいたい1日から3日かかります。コンビニやATMの場合はAmazonギフト券もしくは銀行振り込みで返金されます。こちらは1日から3週間と支払い方法によって変わってきます。代引きも同じほどかかります。
Amazonギフト券を選択すると1日か2日の間に返金されます。Amazonポイントでも同じくらい早く返金されます。早く返金を求めるならAmazonギフト券もしくはAmazonポイントですが、一番使いやすいのはクレジットカードです。
AmazonのFBA商品が返品された場合は適切に対処を!
いかがだったでしょうか。今回はAmazonでFBA商品が返品された時の返品理由を確認する方法を解説しました。返品された時はまずセラーセントラルをよく確認しましょう。全てセラーセントラルに載っています。
Amazonがあなたの代わりに商品を販売してくれるサービス「フルフィルメント by Amazon」簡単に始められますし、大変便利です。もしもあなたのFBA商品が返品された場合は今回の記事を参考に適切に対処をしてください。