Amazonプライム会費で勝手に500円引き落としされた原因と解約方法を解説!
「Amazonプライム会員」という名目で突然会費500円分が徴収されることがあります。無意識のうちに有料プランの無料体験を利用してはいませんか。Amazonプライム会費で勝手に500円引き落としされる原因と解約方法を解説していきます。
目次
Amazonから勝手に500円引き落としされた場合に確認したいこと
Amazonから勝手に500円引き落としされたことはありませんか?普通に買い物に利用しているだけなのに、商品代とは別途で引き落としがされていたら驚いてしまいます。500円は高額とは言えないかもしれませんが、それでも身に覚えのない請求が来たら怖いものです。
引き落としされた500円の内訳は「Amazonプライム会員」ではありませんか。Amazonプライム会員とは何かよくわからない人もいるでしょう。Amazonから勝手に500円引き落としされた原因やAmazonプライム会員の解約方法を説明する前に、まずはAmazonプライム会員とは何か説明していきます。
Amazonプライム会員とは?
Amazonプライム会員とはAmazonが提供している月額・年額の有料の会員サービスです。一般会員はAmazon.co.jpが発送する商品の注文金額が2000円未満の場合は通常配送料が410円、注文金額にかかわらずお急ぎ便・お届け日時指定便利用料は510円以上かかりますが、Amazonプライム会員になるとこれらはすべて無料で利用できるようになります。
Amazonでいろいろなサービスを利用できる会員
商品の配送料やお急ぎ便の利用料以外でもAmazonプライム会員には様々な特典があります。Amazonプライム会員が利用可能なサービスの中で一番有名なのがAmazonプライムビデオではないでしょうか。プライムビデオでは映画やドラマ、テレビ番組を視聴できる他、「ドキュメンタル」、「バチェラー」等のAmazonオリジナル作品も楽しめます。
他にもPrime Musicの音楽が聴き放題になったり、プライムラジオが聴き放題になったり、Prime Readingで無料で本を読めるようになったり、特大セールのプライムデーに参加できるようになったりと、Amazonプライム会員には様々な特典があります。買い物だけでなく動画・音楽・電子書籍のサービスを利用したい人は会員登録をおすすめします。
Amazonプライム会員は月額500円の会費がかかる
Amazonプライム会員に登録する際、1年単位か1か月単位か利用期間を選ぶことができます。会費は1年で税込み4900円(月額408円)、月額会員の会費は税込み500円となっております。長期的に利用するなら、会費の安い1年単位での契約がお得です。
Amazonプライム会員に登録しているか確認する方法
請求があった金額とAmazonプライム会員の月額料金が一致しています。勝手に500円が引き落としされたのは、Amazonプライム会員に知らぬ間に登録して会費が徴収されていたからかもしれません。念のためAmazonプライム会員に登録しているか確認しておきましょう。AmazonのWebサイトを開いて右上の赤枠部分を見ればわかります。
上画像の赤枠部分は「今すぐ登録 プライム」となっています。これは通常会員を示しています。この文言が「今すぐ確認 プライム」であった場合は、Amazonプライム会員に登録しているということになります。身に覚えがなければ知らないうちにAmazonプライム会員に登録していたことになります。
Amazonプライム会費で500円引き落としされた原因
Amazonプライム会費で500円引き落としされた具体的な原因は何なのでしょうか。どのタイミングでAmazonプライム会員になって会費が発生していたのか、他にも原因はあるのかどうかを具体的に説明していきます。
Amazonプライム会員は勝手にはならない
当たり前ですがAmazonプライム会員に勝手になるということはまずありえません。会費を伴う有料コンテンツなので、ユーザーが同意してはじめて会員登録は完了します。一体どのタイミングで同意したのでしょうか。
Amazonプライム会費で500円引き落とされた原因
Amazonプライム会費で月額分の500円を引き落としされるパターンは2つ考えられます。一つがAmazonで買い物したときお急ぎ便無料体験を利用したパターンで、もう一つがAmazonフレッシュの無料体験を試したパターンです。それぞれ詳しく説明していきます。
(1)Amazonで買い物したときお急ぎ便無料体験を利用
Amazonで買い物したときお急ぎ便無料体験を利用すると、Amazonプライム会員の規約に同意したとみなされ、30日間の無料体験期間終了後に月額料金分の500円が請求されます。お急ぎ便の無料体験というのは注文金額が2000円未満の商品の購入時に提示されるサービスです。プライム会員の無料体験を今から始めたらその商品の送料は無料になります。
「これから購入する商品の送料が無料になってお得だから、どうせなら今からプライム会員に登録はどうでしょうか?」というニュアンスなので、Amazonプライム会員の人はこのパターンが原因で500円を請求されたわけではありません。お急ぎ便の無料体験推薦画面が具体的にどこに表示されるのか説明します。まずは購入したい商品をカートに入れましょう。
「レジに進む」をクリックすると注文内容の確認画面が表示されます。「配送オプション」で「お急ぎ便が無料に」をクリックするかもしくは、画面中央に「prime」と書かれ青枠で囲まれている部分の「プライム無料体験を試す」をクリックすると、お急ぎ便無料体験を今から利用することになります。
クリックすると下画面が表示されます。「配送料・手数料」が410円から0円に変更されています。1クリックで無料体験の利用ができてしまうので誤操作してしまっても無理はありません。会費分500円の請求の原因は無意識のうちにお急ぎ便無料体験を試していたことが原因である可能性は高いです。
(2)Amazonフレッシュの無料体験を試した
AmazonフレッシュとはAmazonプライム会員・プライムの家族会員・プライムスチューデント会員のみが利用できる月額会費500円の有料サービスです。生鮮・食品・飲料・お酒等を東京・神奈川・千葉に住むユーザー限定で注文できます。プライム会員の人で身に覚えのない会費500円がAmazonから請求された場合はフレッシュに登録したのでしょう。
AmazonフレッシュもAmazonプライム会員同様、30日間の無料体験期間が終わると自動的に会員資格が継続され月の会費500円が徴収されるようになります。フレッシュの場合も「Amazonプライム会員」という名目で請求がされます。フレッシュとプライム会員両方を無意識のうちに登録していた場合は、計1000円の会費の請求が来ることになります。
Amazonプライム会費で500円引き落された後に解約するとどうなる?
会費請求が来た分の料金は払う必要がありますが、会費引き落とし後に解約した場合はお金は戻ってくるのでしょうか。解約方法と合わせて解説していきます。
全く使用しなかった場合は全額返金も可能
Amazonプライム会員の特典であるサービスを1つも利用しなかった場合は、会費は全額返金が可能です。プライムビデオを見たり、1秒でもPrime Musicの音楽を聴いてしまうと、サービス利用とみなされて会費は全額返金はされません。
アカウントサービスからカスタマーサービスに連絡
返金はカスタマーサービスから行えます。方法を説明します。下記リンクからページを開いて「プライム、その他」タブをクリックしましょう。お問い合わせ内容は「Amazonプライム」、詳細内容は「会員登録のキャンセル」、さらに詳細は「登録した覚えがない」を選択して、「電話」をクリックしてカスタマーサービスに返金希望の旨伝えましょう。
Amazonプライム会員を解約する方法
Amazonプライム会員を解約する方法を紹介します。Amazonフレッシュを含めた全特典が利用できなくなりますので、注意しましょう。
Amazonプライム会員情報変更から解約
解約方法は簡単です。下記のリンクをクリックして「会員資格を終了する」をクリックしましょう。あとは画面の指示に沿って解約手続きを進めるだけです。
Amazonフレッシュのみ解約することも可能
Amazonフレッシュのみ解約して、プライム会員の資格自体は存続させたい場合は、フレッシュのみ解約ししましょう。フレッシュ会費500円をやめて、元々払っていたプライム会費500円を継続させます。下記リンクをクリックして「フレッシュ会員をキャンセルする」をクリックしましょう。あとは画面の指示に沿って解約手続きを進めましょう。
Amazonプライム会費で500円引き落としされても焦らず対処しよう!
「Amazonプライム会員」という請求項目はAmazonプライム会費、またはAmazonフレッシュ会費であることを説明してきました。どちらも無意識のうちに無料体験の利用を開始したことが原因であり、Amazonが勝手に請求してきたわけではありません。Amazonプライム会費で500円引き落としされても焦らず対処しましょう。