Amazon Payの使い方!QRコードでの支払い方法や対応店舗を解説
Amazon Payの使い方をレビューします。また、QRコード支払いの方法や対応店舗、メリット・デメリットも解説します。Amazon Payの使い方は簡単です。Amazonアカウントがあれば、専用アプリのインストールや個人情報の登録作業は必要ありません。
目次
- 1Amazon Pay(アマゾンペイ)の特徴
- ・登録アカウントから素早い決済が可能
- ・手数料なども一切なし
- ・Amazon Payが使える市役所も
- 2Amazon Payのダウンロードと基本の使い方
- ・アプリをダウンロードしよう
- ・設定しよう
- ・利用履歴を確認するには?
- ・設定を変更するには?
- 3Amazon Payの支払い方法
- ・ネットショッピングでの支払い方法・使い方
- ・実店舗での支払い方法・使い方
- ・キャンセルや返金は可能?
- ・領収書は発行できる?
- ・エラーが起きた場合の対処法
- ・寄付も可能
- 4Amazon Payでの決済に対応している店舗は?
- ・ネットショップ
- ・実店舗
- ・コンビニでは使用不可
- 5Amazon Payのメリット・デメリットとは?
- ・メリット
- ・デメリット
- 6Amazon Payは対応店舗が少ないけど使い方は簡単
Amazon Pay(アマゾンペイ)の特徴
近年、「ペイ」と名の付く電子決済サービスが立て続けにリリースされていますが、そんな中で、インターネットショッピングモールのトップ、Amazonが提供している「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を知っていますか?
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の利用は、特に新しい準備をする必要はなく、従来のAmazonサービスの延長で簡単に利用できる電子決済サービスです。
今回は、そんな「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の特徴・利用方法(決済方法)・利用できる店舗・メリット・デメリットなどについてレビューします。
登録アカウントから素早い決済が可能
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用するにあたって、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」専用のアプリをインストールしたり、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」専用サイトにアクセスする必要はありません。
Amazonの会員であれば、Amazonアカウントの登録情報を使ってすぐに「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の利用を開始できます。住所やクレジットカード情報を入力する必要はありません。
また、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の利用はAmazonのショッピング以外でも利用できます。「Amazon Pay(アマゾンペイ)」に加盟しているインターネットショッピングサイトや実店舗で、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を活用して便利に買い物ができます。
手数料なども一切なし
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用するにあたり、決済金額(支払い金額)以外のコスト・手数料は一切発生しません。
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を使った買い物では、単純に購入金額しか発生しないので、手数料なしでAmazonのセキュリティシステムを利用した安全な使い方でクレジットカード決済を利用できます。
購入者に手数料がかからないという点は、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の利用しやすさを後押しするメリットです。
Amazon Payが使える市役所も
近年、電子決済サービスの普及で、キャッシュレス決済のメリットが取り上げられる機会が多くなりましたが、公共機関でも「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済をサービス手数料の支払い方法として取り入れている例があります。
大阪府四條畷市の市役所では、住民票・印鑑証明発行などの少額手数料の支払いに「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用できます。キャッシュレス化を導入することで、小銭の用意がなくてもお手軽に市役所サービスの手数料の支払いを済ませられます。
今後は他の決済方法(d払いなど)もサービス手数料の支払い方法として、導入を検討していく予定です。
Amazon Payのダウンロードと基本の使い方
次に、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の基本的な使い方・決済方法(支払い方法)を解説します。
アプリをダウンロードしよう
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」に専用アプリはないので、スマホで利用する場合は、Amazonで買い物するときに利用する「Amazon ショッピングアプリ」をインストールしておきましょう。もちろんいOS版・Android版、ともに無料でインストールできます。
設定しよう
「Amazon ショッピングアプリ」をインストールしたら、Amazonアカウントでログインしましょう。もし、Amazonアカウントをまだ作成していない(Amazonにユーザー登録していない)場合は、アプリのログイン画面から作成できます。もちろんAmazonの公式サイトでも作成できます。
Amazonアカウントを新規作成する場合は、名前・住所・メールアドレス・クレジットカード情報などの個人情報を一通り入力する必要がありますが、Amazonアカウントを既に取得している人はログインするだけで情報を入力する作業はありません。
ちなみに、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」は通常のAmazonアカウント(無料会員)で利用できるので、プライム会員などにアップグレードする必要はありません。
利用履歴を確認するには?
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の利用履歴の確認は、通常のAmazonのショッピング履歴から確認できます。利用日付・購入品・購入金額などの詳細情報を、Amazonのショッピング履歴として確認できるので、管理・閲覧方法で迷うことはありません。
設定を変更するには?
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で利用する情報は基本的にAmazonアカウントの登録情報の引用なので、製品の届け先住所の変更や追加・クレジットカード情報の変更や追加は、Amazonアカウントの登録情報の設定変更や情報追加で行います。Amazonのホーム画面の「アカウントの設定」から設定を変更します。
Amazon Payの支払い方法
次に、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の具体的な決済方法(支払い方法)について解説します。
ネットショッピングでの支払い方法・使い方
まず、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用してネットショッピングで決済する使い方は、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」に加盟しているネットショップで買い物の手続きを進め、決済方法の選択で「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を選択します(アイコンをクリックするなど)。
次に、Amazonアカウントにログインする画面が表示されるので登録メールアドレス・パスワードを入力すれば「Amazon Pay(アマゾンペイ)」とリンクできるので、その後は利用するクレジットカード・製品送付先住所を選択して決済すれば支払い完了です。
Amazonギフト券との併用ができるのはAmazonのみ
また、留意するべき点として、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」にAmazonギフト券を併用できるのは、Amazonショッピングのみということを覚えておきましょう。
言い換えれば、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用できるインターネットショップはAmazon以外にもありますが、Amazonギフト券はAmazonのショッピングサイトでしか利用できないということです。
Amazonギフト券はあくまでAmazonショッピングサイト専用のギフト券であり、他のショッピングサイトのギフト券として利用できないことを留意しておきましょう。
ちなみに、Amazonショッピングサイトで購入した商品を返品した場合は、クレジットカード決済や現金支払いで購入した場合でもAmazonギフト券で返金を受けられます。
実店舗での支払い方法・使い方
実店舗で、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を使って支払いを済ませるには、まず店舗が「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の加盟店であることを良く確認しましょう。「Amazon Pay(アマゾンペイ)」のロゴマークが店内で表示されていれでば加盟店です。
決済の手順は、まず、「Amazonショッピングアプリ」を立上げて、画面左上に表示されている「三マーク」をタップします。
メニューが表示されるので「すべてを見る」をタップします。
次に切り替わったメニューで「Amazon Pay」をタップすると、画面に自分のQRコードが表示されるので、店員に提示して読み取り機で読み取ってもらえば、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で支払いが完了します。
キャンセルや返金は可能?
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で購入した商品に関するキャンセルや返金については、各店舗・ショップによって対応が異なるので、まずは相談してみましょう。
Amazonのショッピングサイトで購入した商品に関しては、他の支払い方法で購入した場合と同様、キャンセル・返金が可能です。
Amazon自身(Amazon.co.jp)が販売している商品であれば、完全にAmazon対応なので、30日以内の返品で未開封もしくは不良品の場合は全額返金の対象になります(返品が遅れたり、商品が開封済みの場合は返金が減額されます)。
Amazonマーケットプレイス商品(出品者の商品)の場合は、商品のキャンセル申請を行って、その後の手続きは出品者とのメールのやり取りで進めます。
いずれもAmazonショッピングサイトのホーム画面で、アカウント設定から「注文履歴」を開き、該当商品の欄の「商品の返品」ボタンから手続きを進められます。
領収書は発行できる?
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で購入した商品に関する領収書の発行についても、各店舗・ショップによって対応が異なるので、まずは相談してみましょう。
Amazonのショッピングサイトで購入した商品に関しては、次項の手順でAmazonのショッピングサイトの領収書の発行が可能です。
領収書の発行手順
Amazonのショッピングサイトで領収書を発行する場合は、アカウント設定から「注文履歴」を開き、該当商品の欄の「領収書/購入明細書」リンクをクリックすると領収書を発行できます。
エラーが起きた場合の対処法
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」で決済を行おうとした際にエラーが起きた場合は、基本的な事項を確認してみましょう。まず、Amazonアカウント自体を作成しているか、作成している場合はAmazonアカウントにクレジットカード情報を登録しているかを改めて確認しましょう。
Amazonアカウントを作成したつもりでメールアドレス・パスワードを入力しても「Amazon Pay(アマゾンペイ)」は利用できません。また、クレジットカード情報の登録を忘れているとエラーになります。
他の注意点としては、登録したクレジットカード情報が古く、カードの有効期限が過ぎている場合もエラーになります。
寄付も可能
また、あまり知られていませんが、寄付金を募っているサービス機関で「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済を導入しているところもあります。「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済を利用すれば、少額から寄付金を納入できるので、お手軽に寄付を行えて便利です。
寄付の手順は簡単です。商品を購入する場合と同じ様に、サイト上で寄付金の決済方法を選択する画面で「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を選択し(アイコンをクリックするなど)、次の画面でAmazonアカウントにログインして、その後手順に従って決済します。
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」による寄付金決済は、日本赤十字社、青山学院など、多くの施設・機関で導入されています。
Amazon Payでの決済に対応している店舗は?
次に、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済を導入している主な店舗の紹介、またコンビニで「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用できるかという点を検証します。
ネットショップ
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済を導入しているネットショップは増加傾向にありますが、全体的に大手の企業・販売モールが導入しているというよりも、ECサイトとして独自のブランドを運営しているショップが目立ちます。
敢えてメジャーな導入企業を挙げると、ZOZOTOWN・トイザらス・るるぶトラベル・プレミアムバンダイ・コジマネットなどがあります。
実店舗
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済を導入している実店舗も、ネットショップと同様、大手の企業・販売店よりも、独立した独自ブランドを運営しているショップが目立ちます。導入している店舗のジャンルも多岐に渡り、あくまで店舗とマンツーマン式にパートナーシップを構築している印象を受けます。
例えば、女性向けのファッションアイテムを販売する「サマンサタバサ」の多くのショップも「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を導入していますが、全ての系列店舗が足並みをそろえて導入しているわけではなく、あくまで店舗ごとに導入を判断している様子です。
コンビニでは使用不可
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済の導入に関しては、コンビニで使用できるかという点が気になるところですが、現在(2019年10月)時点では、コンビニでは利用できません。
コンビニで利用できないという点は大きなデメリットであり、将来的にはぜひ、コンビニでも導入してほしいところですが、コンビニ市場は今後、同種の決済サービスの競争が激しくなりそうなので、展開を見守りましょう。
ただ、現在の「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の普及の様子を見ると、競争の激しいコンビニなどよりも、小売店の普及を優先的に展開している印象です。
Amazon Payのメリット・デメリットとは?
次に、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」のメリット・デメリットについてレビューします。
メリット
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」のメリットとして挙げられる点は、クレジットカード情報と購入品の配送先住所を一括管理できることです。Amazonはインターネットショッピングのさきがけ的な存在なので、インターネットショッピングを利用する人の多くはAmazonのアカウント登録を行っています。
そのため、異業種の似た例でいえば、ちょうどGoogleアカウントで各種アプリ・サイトのログインを行えるように、Amazonアカウントの情報で決済・発送手続きが行えるので、ユーザーにとってはお手軽で使いやすいサービスといえます。
また、インターネットショッピングだけでなく、QRコードを発行・提示することで実店舗でも利用できる点がさらにサービスの汎用性を広げています。同種サービス、PayPay・Line Pay・ファミペイ・楽天ペイなどと、今後競合していくことが予想されます。
デメリット
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」のデメリットとして挙げられる点は、現時点では利用できる実店舗が少ないことです。インターネットショッピングにおいては、利用できるネットショップは比較的広がりをみせていますが、実店舗においては他の競合サービスに後れをとっている印象です。
前述しましたが、戦術的にコンビニなどの競争が激しい店舗を敢えて外していることがこのデメリットの結果をもたらしているとも解釈できますが、Amazonアカウントの普及率の広さを考えると、このデメリットは早期に克服して、今後は「Amazon Pay(アマゾンペイ)」が実店舗へ広く普及することが期待されます。
Amazon Payは対応店舗が少ないけど使い方は簡単
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」は現時点では対応店舗が少なくコンビニでは利用できないのがデメリットですが、今後、コンビニなどの身近な店舗でも普及が期待される使い勝手の良い決済サービスです。
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」は、Amazonアカウントがあれば専用アプリのインストールや個人情報の登録作業を行うことなく、手数料なしでお手軽に利用できる点がメリットの1つです。
また、インターネットショッピングにおいては、支払い方法として「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を選択すれば、その後、Amazonアカウントにログインするだけで、Amazonアカウントに登録されている商品配送先住所、クレジットカード情報を利用できるので、ショッピング情報も一括管理できる点がメリットといえます。
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を実店舗で利用する場合は、QRコードを発行・提示して店員に読み取ってもらうだけです。利用履歴に関しては、通常のAmazonショッピングと同じようにAmazonサイトの「購入履歴」で詳細情報を確認できます。
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」がコンビニでは利用できないという現状は一見デメリットですが、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」の普及状況を見ると、同種サービスの競争が激しいコンビニなどの店舗よりも独自ブランドを運営している小売店とのパートナーシップ構築を優先している印象です。
また、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」はAmazon以外でも加盟店であれば利用できますが、Amazonギフト券は併用できないことを留意しておきましょう。
Amazonギフト券はあくまでAmazonショッピングサイトでしか利用できない専用ギフト券であり、他のショッピングサイトのギフト券としては利用できないため、「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用できる加盟店であってもAmazonギフト券をマネーポイントとして換金できません。
「Amazon Pay(アマゾンペイ)」は利用できる実店舗が少ないというデメリットはありますが、公共機関のサービス手数料の支払い方法として「Amazon Pay(アマゾンペイ)」決済が導入されている例があります。
導入例では、住民票・印鑑証明発行などの少額手数料の支払いに「Amazon Pay(アマゾンペイ)」を利用できるので、小銭を持たなくてもお手軽に手数料の支払いを済ませられるので、キャッシュレス化のメリットをうまく活用している例といえます。