2019年10月03日更新
Amazonアカウントの乗っ取りにあった時の対処法と対策方法を紹介
皆さんは、Amazonアカウントの乗っ取り被害があるのを知っていますか。乗っ取りにあうと、色んな問題が生じます。本記事では、Amazonアカウントの乗っ取りにあった時の対処方法や、対策方法について解説していきます。是非、参考にしてみてください。
目次
- 1Amazonアカウントの乗っ取りとは?
- ・何が原因で乗っ取られるのか?その手口は?
- ・メールアドレスを入手する手口
- ・パスワードを入手する手口とは?
- ・アカウント乗っ取り後の手口とは?
- 2Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害は?
- ・勝手にアカウントが変更されログインできなくなる
- ・Amazonギフト券を購入されてしまう
- ・身に覚えのない注文メールが届く
- ・思わぬ濡れ衣を着せられる可能性がある
- ・他サービスも悪用される恐れがある
- ・悪質な利用者に再度狙われやすくなる
- 3Amazonアカウントの乗っ取りはどうすれば防げるのか
- ・二段階認証を設定して対策する
- ・パスワードの定期的な変更を行う
- ・怪しい、不審なメールは絶対に開かない
- 4万が一Amazonアカウントを乗っ取られてしまったら?
- ・すぐにカスタマーサービスに問い合わせる
- ・クレジットカード会社に連絡して不正利用の対処を
- ・無事にログインできたらまずはアカウントとパスワードの変更
- 5Amazonアカウントは乗っ取り被害に注意をしよう
Amazonアカウントの乗っ取りとは?
Amazonアカウントの乗っ取りとは、自分のアカウントが何者かによって、勝手に奪われてしまうものです。ログインIDやパスワードが変更され、自分ではログインできない状態になってしまいます。
その上、Amazonアカウントを乗っ取られると、自分のアカウントで勝手にAmazon商品を注文されたり、個人情報が盗まれたりする原因になります。ここでは、Amazonアカウントの乗っ取りの原因や、手口について解説していきます。
何が原因で乗っ取られるのか?その手口は?
Amazonアカウントが乗っ取られる原因は様々ですが、同じID(メールアドレス)・パスワードの使いまわしや、分かりやすいパスワードにしている場合、乗っ取られる原因になります。面倒ではありますが、利用しているサービスごとに、ID(メールアドレス)・パスワードは変えた方がいいです。
メールアドレスを入手する手口
メールアドレスを入手する手口は、個人情報を保有している企業のセキュリティを攻撃することで盗みます。そして、メールアドレスだけではなく、パスワードも盗まれる可能性もあります。
また、インターネット利用者に、悪質なソフトをインストールさせて、個人情報を盗むことがあります。よって、怪しいサイトにログインして、安全性が分からないまま、ソフトをインストールしないようにしてください。メールアドレスだけではなく、クレジットカード情報など、他の個人情報も盗まれてしまいます。
うっかり偽物のメールをクリックしてしまった
メールアドレスを入手する手口は、個人情報を保有している企業のセキュリティを攻撃・インターネット利用者に、悪質なソフトをインストールさせるといった手口だけではありません。Amazonからのメールを装って、勝手にAmazon利用者にメールを送ってくることがあります。
これは、フィッシング詐欺メールというものです。フィッシング詐欺メールとは、メール本文にあるURLなどをクリックさせることで、Amazon利用者のアカウントを乗っ取り、個人情報を盗むものです。
内容としては、Amazonプライム会員の更新に伴い、お支払い情報(クレジットカード情報)が登録されていないため、登録してくださいというものです。本文には、「支払方法の情報を更新する」というリンクが貼られています。
うっかり、「支払方法の情報を更新する」をクリックして、AmazonアカウントのID・パスワードを入力して、クレジットカード情報を登録してしまうと、Amazonアカウントの乗っ取り及びクレジットカード情報が盗まれてしまいます。
登録しているメールアドレスを覚える
Amazonに登録しているメールアドレスは覚えておくようにしてください。アカウントの乗っ取りにあった場合、Amazonに問い合わせをしなければいけません。その際、登録しているメールアドレス・氏名・電話番号などを答えなければいけないためです。本人確認が取れないと対処できないので注意するようにしてください。
パスワードを入手する手口とは?
Amazonアカウントのパスワードを入手する手口は、個人情報を保有している企業のセキュリティを攻撃することで盗まれます。しかし、他にもパスワードを盗む手口があります。それは、ワード・辞書で調べる方法です。
ワード・辞書にはたくさんの単語が載っていますが、それら全ての単語を試す方法です。時間はかかりますが、単語が多いため試すことでパスワードがばれてしまうのです。
意外とパスワードは覚えやすい単語にしている人が多いです。また、「password」にしている人も数多くいます。これでは、パスワードが盗まれてしまう原因になります。よって、パスワードは文字列を複雑にしたり、英字と数字を組み合わせたりして、他人に分からないようにする工夫をしてください。
アカウント乗っ取り後の手口とは?
Amazonアカウント乗っ取り後の手口とは、利用者にばれないように勝手にAmazon商品を購入することです。Amazonアカウント乗っ取り後、乗っ取りをした相手は、利用者にばれないように工作をしています。それは、勝手にAmazon商品を購入したことがばれないように、購入履歴を非表示にすることです。
購入履歴が非表示になっていれば、利用者が確認しても、勝手にAmazon商品が購入されたことは分かりません。
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害は?
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害について解説していきます。
勝手にアカウントが変更されログインできなくなる
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害とは、勝手にアカウントが変更されログインできなくなることです。Amazonに登録しているID(メールアドレス)とパスワードを入力してもログインできない場合は、Amazonアカウントの乗っ取りに合っている可能性があります。
Amazonアカウントの乗っ取りに合っている場合、勝手にメールアドレスとパスワードが変更されてしまっているため、ログインすることができないのです。
Amazonギフト券を購入されてしまう
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害とは、勝手にAmazonギフト券を購入されてしまうことです。Amazonアカウントを乗っ取り後、乗っ取ったアカウントを利用して、Amazonギフト券を勝手に購入します。
他のAmazon商品を購入してしまうと、配送に時間がかかり配送先の住所がばれてしまうためです。また、Amazonアカウントの乗っ取りがばれて、アカウントロックされる前に、利益を出したいためでもあります。
よって、配送の必要のないAmazonギフト券を購入するのです。Amazonギフト券であれば、売ることや別のアカウントに登録することもできるため、利益が出やすいのです。そのため、大量にAmazonギフト券を購入するのです。
身に覚えのない注文メールが届く
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害とは、身に覚えのない注文メールが届くことです。Amazonで商品を購入した場合、確認メールが届きます。しかし、毎日色んなメルマガなどのメールが届く中で、Amazonのメールを確認する確率は少ないはずです。
また、確認したとしても注文した覚えはないので、迷惑メールと勘違いしてしまう可能性があります。
購入品のキャンセルはできるの?
身に覚えのない注文メールが届いて、Amazonアカウントの乗っ取りによる注文であると判明した場合は、購入品のキャンセルができます。料金の支払いも発生しません。よって、Amazonアカウントの乗っ取りに気付いた時点で、Amazonに問い合わせる必要があります。
早めに問い合わせることが重要になってくるのです。問い合わせが遅くなってしまうと、被害が大きくなってしまいます。
思わぬ濡れ衣を着せられる可能性がある
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害とは、思わぬ濡れ衣を着せられる可能性があることです。AmazonアカウントのIDは、メールアドレスになっています。よって、Amazonアカウントの乗っ取りに合った場合、相手には自分のメールアドレスがばれていることになります。
そして、自分のメールアドレスが悪用されてしまうことがあります。それは、フィッシング詐欺・迷惑メールの送信元メールアドレスに利用されることです。そうなった場合、勝手に加害者側になってしまうのです。
他サービスも悪用される恐れがある
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害とは、他サービスも悪用される恐れがあることです。色んなサービスでアカウント登録している場合、登録しているメールアドレスやパスワードはどうしていますか。
同じメールアドレス・パスワードの使いまわしや、分かりやすいパスワードにしている場合、乗っ取られる原因になってしまいます。よって、同じメールアドレス・パスワードにしている場合は、Amazon以外でも被害を受けてしまいます。
悪質な利用者に再度狙われやすくなる
Amazonアカウントの乗っ取りに合った時の被害とは、悪質な利用者に再度狙われやすくなることです。一度乗っ取りに合ってしまうと、悪質な利用者から狙いやすい人だと思われてしまいます。セキュリティ対策をしていない狙いやすい人という認識をされてしまうのです。よって、普段からセキュリティ対策をしっかりとする必要があります。
Amazonアカウントの乗っ取りはどうすれば防げるのか
Amazonアカウントの乗っ取りはどうすれば防げるのか、対策方法について解説していきます。
二段階認証を設定して対策する
Amazonアカウントの乗っ取りを防ぐ対策方法は、二段階認証を設定して対策することです。二段階認証とは、ログインIDとパスワード以外に、セキュリティコードを入力することでログインできる機能です。二段階でログインすることで、乗っ取りを防ぐことができます。
また、二段階認証に利用されるセキュリティコードは、専用のアプリが発行したコードになっています。セキュリティコードは、その都度発行されるため、安全にログインすることができるのです。
パスワードの定期的な変更を行う
Amazonアカウントの乗っ取りを防ぐ対策方法は、パスワードの定期的な変更を行うことです。分かりやすいパスワードにすることや、定期的にパスワードの変更をしていないと、乗っ取りの原因になってしまいます。よって、パスワードの定期的な変更をして、対策するようにしてください。
怪しい、不審なメールは絶対に開かない
Amazonアカウントの乗っ取りを防ぐ対策方法は、怪しい、不審なメールは絶対に開かないことです。届いたメールが本当にAmazonからのメールなのかを確認する必要があります。分からないまま開いてしまうと、乗っ取りの原因になります。
メールの本文をよく見てみると分かりますが、一部文字化けしている箇所があって変な文章になっていることがあります。しかしAmazonからのメールであれば、そんなことは絶対にありません。
また、差出人のメールアドレスをよく確認してください。Amazonであれば、@amazon.co.jpになっているはずです。Amazonのヘルプセンターでは、送信メールのドメインを公開していますので、確認するのも対策になります。
他にも、届いたメールのログイン先のURLを確認してみることも対策になります。Amazonとは関係ないURLであれば、迷惑メールなので、絶対にログインしてはいけません。
万が一Amazonアカウントを乗っ取られてしまったら?
万が一Amazonアカウントを乗っ取られてしまった場合は、どうにかして対処しなければいけません。ここでは、Amazonアカウントを乗っ取られた際の対処方法について解説していきます。
すぐにカスタマーサービスに問い合わせる
Amazonアカウントを乗っ取られた際の対処方法は、すぐにカスタマーサービスに問い合わせることです。乗っ取りに気付いたら、すぐに問い合わせることが必要になります。勝手にAmazonギフト券を購入されたり、フィッシング詐欺・迷惑メールの送信元メールアドレスに利用されたりしないためにも、早めに対処することをおすすめします。
ログインできないので電話で連絡
Amazonアカウントを乗っ取られた際の対処方法は、すぐにカスタマーサービスに問い合わせることです。しかし、乗っ取られたことによって、メールアドレス・パスワードを変更されてしまっているため、Amazonにログインすることができません。
よって、Webからの問い合わせはできません。その場合は、対処方法として電話で連絡するようにしてください。Amazonカスタマーサービスの問い合わせ連絡先は、0120-999-373になります。電話で問い合わせをして、事情を説明してください。
クレジットカード会社に連絡して不正利用の対処を
Amazonアカウントを乗っ取られた際の対処方法は、クレジットカード会社に連絡して不正利用の対処をすることです。Amazonアカウントを乗っ取られた場合、クレジットカード情報を盗まれている可能性があります。よって、対処方法としてクレジットカード会社に問い合わせをして、不正利用されていることを伝えてください。
また、クレジットカードの不正利用の対処として、クレジットカード情報は登録せずに、毎回入力するようにしてください。登録したままの状態だと、クレジットカード情報が漏れる原因になります。よって、クレジットカード情報の登録はせずに、毎回必要なときだけ入力するようにすれば、個人情報を守ることに繋がります
無事にログインできたらまずはアカウントとパスワードの変更
Amazonアカウントを乗っ取られた際の対処方法は、無事にログインできたらまずはアカウントとパスワードの変更をすることです。Amazonアカウントを乗っ取られた場合、ログインできたからといってそのままにしないでください。
必ずアカウントとパスワードは変更するようにしてください。変更しないままでは、再度Amazonアカウントを乗っ取られる原因になります。また、変更するパスワードは簡単なものにはしないようにしてください。ばれやすいパスワードは、乗っ取られる原因になります。
Amazonアカウントは乗っ取り被害に注意をしよう
今回は、Amazonアカウントの乗っ取りにあった時の対処法と対策方法を紹介しました。普段から、セキュリティ対策をしっかりとして、乗っ取り被害に合わないように注意するようにしてください。