AirPodsの使い方(ペアリング)!ダブルタップの操作変更設定など便利な操作も解説!
AirPodsの使い方はどうしたらいいのでしょうか。Apple純正イヤフォンのAirPodsを使う人が増えていますが、ダブルタップのやり方や、自動耳検出の使い方、バッテリー残量の確認方法はどうしたらいいのか、この記事では具体的にお伝えします。
目次
- 1AirPodsの使い方【ペアリングの設定方法】
- ・初回のみペアリング設定が必要
- ・2回目以降は自動で接続する
- 2AirPodsの使い方【ダブルタップの設定方法】
- ・AirPodsはスピーカーをダブルタップで操作可能
- ・ダブルタップの初期設定ではSiriが起動する
- ・ダブルタップの設定の変更方法
- 3AirPodsの使い方【充電方法とバッテリー残量の確認方法】
- ・専用ケースが充電器
- ・ケースのバッテリー残量は複数回充電可能
- ・AirPodsの充電方法
- ・AirPodsのバッテリー残量確認方法
- 4AirPodsの使い方【その他・設定方法】
- ・耳自動検出の設定方法
- ・マイクの設定方法
- ・音量の調節方法
- ・Apple Watchとの連携方法
- 5AirPodsの使い方【便利なアクセサリー】
- ・耳から落ちにくくする「イヤーフック」
- ・保管時の耐衝撃性アップ「シリコン性ケース」
- ・Apple Watchに収納?「AirPodsホルダー」
- 6AirPodsを使いこなしてもっと快適な音楽生活を!
AirPodsの使い方【ペアリングの設定方法】
iPhoneを使っている人の多くが、Apple純正のイヤフォンであるAirPodsを使い始めています。AirPodsはApple純正ということで、iPhoneやMacとの相性が最もいいということで、Appleユーザーから絶大な支持を集めています。
この記事では、AirPodsを使い始めた人のために、AirPodsの使い方について解説します。まずはペアリングの方法についてみていきましょう。
初回のみペアリング設定が必要
ペアリングというのは、もともとの英語の意味では2つある別のものを1対にする、という意味です。AirPodsを使うためには、iPhoneのBluetooth接続を利用する必要があります。Bluetooth接続というのは、赤外線通信を使ってワイヤレスで周辺機器を利用することです。
iPhoneの周辺にあるBluetooth接続できる周辺機器がすべて繋がってしまうと大変なことになってしまうので、特定の周辺機器と接続することを許可するためにペアリングという設定をする必要があります。Bluetooth接続をする機器のペアリング設定は通常は、iPhoneの設定から行いますが、AirPodsでは設定からペアリングを行う必要はありません。
購入したAirPodsをiPhoneやMacの近くに置いて、ケースの蓋を開きます。すると自動的にiPhoneやMacがAirPodsを検知してくれます。するとiPhoneの画面上に、AirPodsを検出したことを知らせる画面が出現します。「接続」をタップすると自動的にペアリングが行われます。
ペアリングが完了すると「完了」を知らせる画面が出てきます。「完了」をタップすると、AirPodsとiPhoneのペアリングが完了します。
2回目以降は自動で接続する
ペアリングが必要なのは、使い始めるときだけです。2回目以降はペアリングをする必要はありません。AirPodsのケースを開けるだけで自動的にAirPodsが検出されて、ペアリングが完了します。そのまま耳に装着すればOKです。
AirPodsの使い方【ダブルタップの設定方法】
次のAirPodsの使い方では、ダブルタップの使い方についてみていきましょう。ダブルタップというのは、文字通り連続して2回タップすることですが、iPhoneの操作方法ではありません。ダブルタップというのはAirPodsの操作方法なのです。
AirPodsはスピーカーをダブルタップで操作可能
AirPodsには今までのイヤフォンやヘッドフォンのようなコードが付いていません。コードがあったときには、音量調節やオンオフを設定するスイッチやボタンはコードについていました。しかし、AirPodsにはスイッチやボタンを付けられるところがありません。
そこで、AirPodsではスピーカーをダブルタップして操作できるようになっています。AirPodsを装着しているときに、軽く耳にあるAirPodsをダブルタップすることで、決められた操作ができるようになっています。
ダブルタップの初期設定ではSiriが起動する
AirPodsの初期設定では、ダブルタップの設定はSiriが起動するように設定されています。iPhoneではSiriが起動すれば、電話を掛けたり、音楽の再生のオンオフを切り替えたりといった、iPhoneの操作のほとんどができます。
Siriのままでいいと思う人もいるでしょうが、Siri以外の操作を設定したいと思っている人は次の設定の変更方法で変更しましょう。なお、Siriの起動以外にAirPodsのダブルタップで設定できるものには次のものがあります。
- 音楽の再生と一時停止の切り替え
- 次のトラック
- 前のトラック
- オフ
ダブルタップの設定の変更方法
AirPodsのダブルタップの設定を変更したい場合には、iPhoneとAirPodsのペアリングが完了している状態から、iPhoneの「設定」を開きます。「設定」>「Bluetooth」>「AirPods」と進むと「AirPodsをダブルタップ」という項目があります。
AirPodsのダブルタップの設定は左右それぞれ設定することができます。初期設定のダブルタップでは両方ともSiriの起動に設定されていますが、右で「前のトラック」、左で「次のトラック」とか、右でSiriの起動、左で再生のオンオフ、といった使い分けをすることができます。
右か左か、ダブルタップの設定を変更したい方をタップします。するとこのように右と左でそれぞれダブルタップの操作を選択できる画面が出てきます。ダブルタップで設定したい項目を選択すると、その操作がダブルタップの動作として設定されます。
AirPodsの使い方【充電方法とバッテリー残量の確認方法】
AirPodsの使い方で不安に思っている人が多いことに、充電方法とバッテリー残量の確認方法があります。こちらでは充電とバッテリー残量の確認方法についてみていきましょう。
専用ケースが充電器
AirPodsは充電しなくては使えません。しかし、充電用のケーブルなどは付いていないので、不安に思う人が多いようです。AirPodsには専用ケースがありますが、こちらのケースがAirPodsの充電器になっています。
ケースのバッテリー残量は複数回充電可能
最大に充電したバッテリー残量からのAirPodsの音楽の連続再生時間は約5時間です。電話での連続通話時間は約3時間です。これは同じようなワイヤレスイヤホンの中では最長の使用時間になります。しかし、AirPodsの充電が切れてしまったら再び充電しなくてはいけません。
充電器となる専用ケースのフル充電した後のバッテリー残量からの、AirPodsの連続駆動時間は最長で24時間です。また、専用ケースからAirPodsへの充電時間は、わずか15分で最大3時間の連続再生が可能になります。
ケースのバッテリー残量をフルの状態にしておけば、だいたいAirPodsを4回程度フル充電できるということになります。
AirPodsの充電方法
気になるのがAirPodsの充電方法です。AirPodsを充電したいときには、充電済みの専用ケースに収納するだけで充電できます。また、このAirPodsの専用ケースはワイヤレス充電のQiに対応しています。
AirPodsを専用ケースに入れて、Qi対応の充電マットの上に置くだけでAirPodsを充電することができます。特に充電に関して難しい設定などは必要ありません。充電マットが用意できない場合には、ライトニングケーブルでの充電にも対応しています。
AirPodsのバッテリー残量確認方法
AirPodsのバッテリー残量の確認方法は、専用ケースを利用する方法と、iPhoneの画面で確認する方法があります。専用ケースを利用する場合には、専用ケースのステータスランプの色を確認します。
AirPodsを収納した状態のステータスランプはAirPodsのバッテリー残量を、空の状態の時には専用ケースのバッテリー残量を示しています。どちらの場合も、緑色がフル充電で、オレンジ色がフル充電ではない、ということを示しています。
しかし、ケースのステータスランプだけではどのくらいバッテリーが持つのかわかりません。そんな時にはiPhoneで確認します。iPhoneとケースに入れたAirPodsを近づけて、AirPodsのケースの蓋を開けると、iPhoneにAirPodsのバッテリー残量が表示されます。
AirPodsの使い方【その他・設定方法】
AirPodsの使い方では、その他の設定もあります。こちらでは覚えておきたい便利な使い方を見ていきましょう。
耳自動検出の設定方法
AirPodsには自動耳検出という機能があります。これは耳に装着されたことを自動で検出して、音楽の再生が自動的に始まる、というものです。自動耳検出をオンにしておくと、片耳からAirPodsが外されたことを検出すると、自動的に音楽が一時停止になります。耳に戻したことを検出したら、自動で音楽の再生が始まります。
両耳から外されたことを検出すると、音楽が完全停止します。その後耳に装着しても、iPhoneの方で操作を行わないと音楽の再生が始まりません。この自動耳検出はオフにすることもできます。何らかの理由で、こまめに耳から外す必要がある場合には、そのたびに音楽が止まってしまうのがストレスになることもあります。
そんな時には自動耳検出をオフに設定してしまいましょう。自動耳検出をオフにする方法は、iPhoneの「設定」>「Bluetooth」>「AirPods」と進み「自動耳検出」をオフにするだけです。
マイクの設定方法
AirPodsの初期設定では、両耳がマイクになっていて、その都度自動で切り替わるようになっていますが、どちらか一方だけをマイクに設定することもできます。マイクの設定を変更したい場合には、iPhoneの設定からAirPodsの設定に入り「マイク」をタップします。するとマイクをどちらの耳に設定するのか、変更することができます。
音量の調節方法
AirPodsには音量調節ボタンが付いていません。音量を調節したいときには、ダブルタップをしてSiriにお願いするか、iPhoneで設定するしかありません。ジョギングなどで利用するときには、交通量の激しい所で音量調節をすると、静かなところに出た時に、音が大きすぎて辛くなることがあります。音量調節は静かなところで行いましょう。
Apple Watchとの連携方法
Apple Watchを使っている場合には、Apple WatchでAirPodsを操作することもできます。音量調節やプレイリストの呼び出しなどもApple Watchからできるのでとても便利です。
AirPodsとApple Watchを連携させる方法は、同じiPhoneにペアリングさせておくだけで大丈夫です。同じiPhoneとのペアリングが完了していれば、自動的にApple WatchがAirPodsを検知して、操作できるようになります。
AirPodsの使い方【便利なアクセサリー】
AirPodsをもっと便利に使いたい、という人のためにおすすめなのがアクセサリーです。AirPodsを利用する上で、いろいろと心配なこともあります。それを解決してくれるアクセサリーを組み合わせて使うことで、もっと便利に安心して使えるようにしましょう。
耳から落ちにくくする「イヤーフック」
AirPodsを使う上で心配なことは、耳から落ちないのか、ということです。今までのBluetoothイヤホンというのは、右と左がケーブルでつながっているもので、首に掛けないと使えなかったので、耳から落ちても安心でした。しかし、AirPodsは万が一落としてしまったら、おそらく二度と見つけることはできないでしょう。
フルマラソンを何十回と走っても、AirPodsを落としたことがない、という人も多いものです。しかし、落ちにくくするイヤーフックを最初からつけておけば安心です。AmazonなどでAirPods専用イヤーフックがいろいろと売っているので、使いやすいものを見つけてみましょう。
保管時の耐衝撃性アップ「シリコン性ケース」
Appleのことですから、もちろんAirPodsを保管しているときの耐衝撃性なども考えてケースも作っていることでしょう。しかし、それでも安心できない、という人もいるものです。Appleの設計を信じられないわけではないけれども、もっとしっかりとした耐衝撃性でAirPodsを守りたい、という人におすすめなのが、シリコン製の保管ケースです。
落下防止や防水、防塵、防滴性に優れたシリコン製のケースが販売されています。もちろん充電機能も備わっているので、純正ケースと同じように利用することができます。
Apple Watchに収納?「AirPodsホルダー」
AirPodsを耳に付けて外出して、外出先で外したときにいつでも保管ケースを持ち歩いているとは限りません。そんな時には、AppleWatchに装着できるホルダーを持っていると便利です。ポケットに入れていても、AirPodsはとても小さいので、どこかに無くしてしまうのではないかと不安です。
しかし、AppleWatchに付けたホルダーに収納しておけば、いつも目に付く場所にあるので安心です。ちょっと見た目はすぐに落ちてしまうそうで不安になりますが、その辺の対策もしっかりとできています。簡単には落ちないようになっているので、安心して収納しておくことができます。
AirPodsを使いこなしてもっと快適な音楽生活を!
この記事ではAirPodsの使い方について詳しく見てきました。ペアリングや音量の調節方法がわからない、という人も意外に操作が簡単だということがわかっていただけたでしょうか。
Apple純正品だけあって、iPhoneを使う上ではこれ以上に使いやすいイヤフォンはないという声が多く上がっています。音楽を愛する人はぜひAirPodsを使って、思う存分音楽ライフを楽しんでください。