Windows10のデュアルディスプレイ設定方法!マルチモニターの使い方を解説!

Windows10を2画面にするデュアルディスプレイにすると、PCの使い勝手がとてもよくなります。この記事ではWindows10のデュアルディスプレイの使い方を解説します。マルチモニターの設定方法をしっかりと学んでください。

Windows10のデュアルディスプレイ設定方法!マルチモニターの使い方を解説!のイメージ

目次

  1. 1Windows10をデュアルディスプレイにするメリットとは?
  2. ノートPCの限界を突破!
  3. デスクトップPCこそマルチディスプレイで使いたい!
  4. 2Windows10のデュアルディスプレイの設定方法
  5. ディスプレイを接続
  6. メインディスプレイの設定・切り替えも可能
  7. 2画面の使い方を設定
  8. 解像度の設定
  9. 3Windows10のデュアルディスプレイの活用方法
  10. スナップ機能の利便性を高める
  11. タスクバー設定でマルチディスプレイを使いやすくする
  12. 4Windows10でデュアルディスプレイを最大限活用するための製品選びのポイント
  13. ディスプレイの寿命は本体よりも長い
  14. 選ぶときのポイント
  15. 5Windows10でデュアルディスプレイを設定してみよう!

Windows10をデュアルディスプレイにするメリットとは?

Windows10の画面を2画面にするデュアルディスプレイにすると、作業効率がとても上がるといわれています。Windows10のモニターを増設してデュアルディスプレイにすることにはどんなメリットがあるのかまず見ていきましょう。

ノートPCの限界を突破!

Windows10をやるディスプレイにすることのメリットは、ノートPCでこそ最大限に発揮されると考えて良いでしょう。ノートPCにはモバイル性や省スペース性と言う大きなメリットと引き換えに、モニターは13インチか15インチまでに限定されてしまいます。

最近では、高解像度のモニターを備えるノートPCも出てきていますが、いくら解像度が高くなったとしても、モニターの大きさそのものが小さすぎるので、作業効率はそれほどかわりません。そこに、外付けモニターを使ってデュアルディスプレイ仕様にすると、ノートPCでは得ることができなかった大画面の作業スペースを作ることができます

ノートPCにこそ、画面のマルチモニターを設定するべきだと言えるでしょう。

デスクトップPCこそマルチディスプレイで使いたい!

それでは、もともと高い解像度と大画面を誇るデスクトップPCでは2画面のマルチモニターは必要ないのかというと、そんな事はありません。もともと高い解像度と大きな画面のデスクトップPCに、同レベルのモニターを備え付けて、デュアルディスプレイにする事で、生産性は驚くほど高くなります

デスクトップPCをリアルディスプレイにした環境というのは、PCを使って仕事をしている人にとっては、まさに鬼火に鉄棒と言う環境になります。

Windows10のデュアルディスプレイの設定方法

Windows10のPCを2画面にするデュアルディスプレイの設定方法について見ていきましょう。

ディスプレイを接続

まずは、Windows10のPCに2画面にするための外付けのディスプレイを接続します。ディスプレイを接続するときには、必ずPCの電源を切ってから接続します。PCの接続端子の種類は、アナログとデジタルがあります。デジタル端子にはDVI端子とHDMI端子、Display Port端子とあります。

PCには必ず外部ディスプレイを接続するための端子が付いているはずなので、端子の種類を良く見てから、同じ種類の端子を接続しましょう。

検知されない時の対処法

PCの電源をつけても、ディスプレイが検知されない場合には、ディスプレイの電源が入っているか確認してみましょう。また、ケーブルが接続されているのかも確認しましょう。もう一度PCの電源を落としてから、再度入れなおしてみて、それでもPCがディスプレイを検知しない場合には、ディスプレイに何らかの問題があると考えた方が良いでしょう。

メインディスプレイの設定・切り替えも可能

ここから、Windows10のPCでのデュアルディスプレイの設定について見ていきます。設定はWindows10の設定の画面から行います。Windows10の設定を開いて「システム」>「ディスプレイ」と進むと、2画面のデュアルディスプレイの設定ができます。

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

こちらの設定ではメインで使うディスプレイを切り替えることもできます。Windows10をマルチモニターにした場合の、メインディスプレイの切り替え方法について見ていきましょう。

切り替え方法

Windows10のデュアルディスプレイのメインディスプレイの切り替え方は次の通りです。「識別」をクリックすると、それぞれのディスプレイに番号が表示されます。こちらの画面では、左側に表示されているディスプレイ1の方がメインディスプレイとしてWindows10に認識されています

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

ディスプレイ2をメインディスプレイに切り替えたい場合には、ディスプレイ2をクリックして指定してから、ディスプレイの設定画面を下の方にスクロールします。

マルチディスプレイ」のところに「これをメインディスプレイにする」があるので、そちらにチェックを入れます。すると、メインディスプレイがディスプレイ1から2へと切り替えることができます。

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

2画面の使い方を設定

Windows10をマルチモニターにして、デュアルディスプレイのメインで使うディスプレイの切り替えができたら、次は具体的なデュアルディスプレイの2画面の使い方を設定していきましょう。

モニターの拡張表示か複製表示か

Windows10のディスプレイの設定を下の方にスクロールします。すると「マルチディスプレイ」というところがあります。こちらでデュアルディスプレイの2画面の使い方を設定します。マルチディスプレイの設定では、2画面のデュアルディスプレイを、1画面だけ使うのか、同じ画面を複製するのか、表示画面を拡張するのか選択できます。

作業効率を上げるためなら「表示画面を拡張する」を選択します。プレゼンなどで手元のノートPCを操作しながら、他の人に同じ画面を見せる必要がある場合には「表示画面を複製する」を選択します。

1のみに表示する」「2のみに表示する」を選択した場合には、選択しなかった方のディスプレイには何も表示されなくなります。必要に応じてここは切り替えるようにしましょう。

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

解像度の設定

Windows10でのデュアルディスプレイの使い方では、モニターごとに解像度を設定することもできます。ディスプレイの設定画面で、解像度を設定したいモニターの番号をクリックします。

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

次に、その画面を下のほうにスクロールして「解像度」を出します。

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

解像度の数字をクリックすると、そのディスプレイで選択できる解像度が表示されるので、そちらから選択します。

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

ディスプレイの解像度を変更するとこのような画面が出ます。そのまま変更していい場合には「変更の維持」をクリックします。

Windows10のデュアルディスプレイの使い方
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Windows10のデュアルディスプレイの活用方法

Windows10をデュアルディスプレイにすると、Windows10だからこその使い方ができます。

スナップ機能の利便性を高める

Windows10にはアプリやファイルを画面に整列させて表示することができる「スナップ機能」というものがあります。デュアルディスプレイにするとこのWindows10独特のスナップ機能をさらに便利に使うことができるようになります。

メインの作業をしていない方のディスプレイに、今開いているアプリをスナップ機能で整列させておくと、簡単に必要なアプリを呼び出すことができて、とても便利な使い方ができます

Windows10のデュアルディスプレイの使い方

タスクバー設定でマルチディスプレイを使いやすくする

Windows10ではマルチディスプレイでメインに設定しなかったディスプレイのタスクバーをどのように表示するのか設定することができます。メインではないディスプレイにもタスクバーにアプリのボタンを表示することで、使い勝手を良くしましょう。

タスクバーの設定方法は、Windows10の「設定」から「個人用設定」>「タスクバー」と進みます。タスクバーの設定画面を下の方にスクロールすると「マルチディスプレイ」の場合の設定があります。そちらで「タスクバーをすべてのディスプレイに表示する」をオンにすると、メインではないディスプレイにも表示されます。

またすぐ下の「タスクバーボタンの表示先」もクリックすると、どのようにタスクバーに表示するのか選ぶこともできます。

Windows10のインストールディスクの作成

Windows10でデュアルディスプレイを最大限活用するための製品選びのポイント

Windows10をより効率的に使えるようにするための、ディスプレイの選び方にはポイントがあります。最後にデュアルディスプレイを設定する場合の、ディスプレイ選びのポイントについてみておきましょう。

ディスプレイの寿命は本体よりも長い

PC本体の寿命よりも、基本的にディスプレイ単体であれば、ディスプレイの寿命の方が長いのが一般的です。PCを買い替えることになっても、外付けディスプレイはそのまま使い続けることができるので、長く使えるもの、という視点で選ぶのは大切なことです。

選ぶときのポイント

より使い勝手のいいディスプレイを選ぶためには、次のようなポイントに気を付けて購入しましょう。

画質

画質が高いものを選びたいものですが、解像度が高くなればなるほど消費電力も大きくなっていきます。デザイン系や動画編集などの、画質が仕事の質を決めるという場合に使うためには、画質のいいものを選びたいものですが、文書作成などが主な仕事の場合には、視野の広さや映り込みなども考えて、使い勝手のいいものを選びましょう。

消費電力

長く使えることを考えると、ちょっとした消費電力の差でも、やがては大きな差になってきます。省電力対策などが施されているものかどうかを考えて購入するようにしましょう。

目への優しさ

ディスプレイは長く見続けるものです。Windows10でも夜間モードが設定できるようになっていますが、ディスプレイ側の設定で大きく変わってきます。ディスプレイの中には、目の疲れの原因となるチラツキを抑える設定ができるようになっているものもあります。疲れ目に悩んでいる人は、そういったディスプレイを選んでみるのも1つの方法でしょう。

Windows10でデュアルディスプレイを設定してみよう!

この記事ではWindows10でデュアルディスプレイに設定する方法について詳しく見てきました。PCで行う作業の量が増えれば増えるほど、画面を増やして作業を効率化したいと思う人は多くなっていくでしょう。まだWindows10の作業環境をデュアルディスプレイにしていないのなら、早くデュアルディスプレイにしましょう。

2画面の効率の良さを覚えてしまったら、1画面で作業ができるような気がしなくなります。Windows10ではマルチディスプレイに配慮した設定ができるようになっています。ぜひ画面を増やして、もっと効率的にPCでの作業ができるようにしていきましょう

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