YouTubeのミュートの設定/解除方法!音声が出ない時にも確認する項目を解説!
YouTubeでサウンドをミュートにしたり、ミュート設定を解除する方法を知っていますか。また、YouTubeで音声の無い動画には、何か理由があるのでしょうか?この話を読めば、そうしたYouTubeの疑問点も解決できるでしょう。
目次
YouTubeの音声をミュートに設定する方法
最近は動画配信サービスが色々と多くなりました。複数の動画配信サービスを利用しているという話もよく聞きます。そのような状況でも、利用頻度が減らないのがYouTubeです。ここでは、YouTubeでよくある音声が出ないトラブルや、ミュートのオン・オフについて解説をします。
上の画像の黒いボタンのキーボードは、ボリューム操作のダイアルとミュートボタンが付いています。その下の白いボタンのキーボードは、「Fn」キーを押しながら、「F9」でミュート、「F10」でボリューム・ダウン、「F11」でボリューム・アップになっています。ミュートの場所も、白いボタンでは「F9」ですが、「F8」というのもありますので、頭の中に入れておくのは、「キーボードによって場所が違う」ということです。
キーボードでの音量操作はファンクション・キーを押しながら上下ボタンが一番多いと思いますが、改めてキーボードを眺めてみると、色々なタイプがあるものです。
YouTubeのミュートを解除するには?
ミュートのチェックポイントとミュートの解除方法について解説します。
スピーカーマークでの操作
PCでYouTubeのスクリーンにカーソルが近づくと、上の画像のように時間経過の目安になるプログレスバーが表示されます。そのプログレスバーの左下に見えるのが、「再生/一時停止」ボタン、「次ファイル再生」ボタン、「スピーカーマーク」になります。このスピーカー記号に斜線が入っていると、ボリュームがミュートされている状態だとわかります。スピーカーマークをクリックする毎に、ミュート・オン、ミュート・オフが切り替わります。また、キーボードで「m」キーを押してもミュートのオン・オフができます。
音量バーの操作
ミュートが解除されるとスピーカーマークの横に音量バー(赤枠内)が表示されます。このバーをマウスで調整することでもボリューム操作ができます。ここでの音量調整は、ハード側の音量調整とは別のものになります。ミキサーにたとえると、マスターボリュームにつながった各チャンネルが、この音量バーの動画にあたります。
キーボード操作
キーボードでのボリューム操作やミュートは最初にお話したように、キーボードの種類によって3パターン以上ありますので、「Fn」キーと何を組み合わせれば、ミュートやボリュームのアップ・ダウンになるかは実際に使っているキーボードでのチェックをお願いします。
ついでに役立つショートカットキーの一部をピックアップしてみると、
- 「スペースキー」 動画再生/一時停止
- 「k」 動画再生/一時停止
- 「j」 10秒巻き戻し
- 「l」(エル)10秒先送り
- 「Sift+N」 次のファイルに移動
YouTubeで音声が出ない・ミュートが解除できない原因と対処法
YouTubeでは時々音声が出ない動画に当たることがあります。また、視聴ユーザーのボリューム操作の知識不足によるトラブルも多いようです。そこでここでは、ミュートのオン・オフのポイントについて解説します。
ブラウザ・アプリ・デバイスの不具合
Microsoft Edgeなどのブラウザでは、タブのところにあるスピーカーマークをクリックしてYouTubeなどの音声が出ない、ミュートの状態にできます。下の画像はEdgeでのミュート操作です。他にはOperaもタブのクリックでミュートにできます。
Google Chromeの場合は、タブを右クリックして「サイトをミュート」を選択することで、音声をミュートできます。また、音声のミュートを解除できないときに、チェックするポイントは、PCの場合、下の画像のように3箇所あります。
音が出ないときや、ミュートが解除されないとき、視聴ユーザーがチェックできるのは、次の3つだけです。
- ブラウザのタブがミュートになっていないかをチェックします。Chromeの場合は、タブを右クリックして、「サイトのミュートを解除」という項目があるときは、それを選択してミュートを解除します。
- PCハードのボリュームがミュートになっていないかチェックします。タスクトレイのスピーカーマークでもハードのミュートや音量調整ができます。
- YouTubeのスクリーンにカーソルがマウスオーバーして現れるスピーカーマークが、ミュートになっていないかをチェックします。
この3つのチェック箇所は、通常連動していませんので、YouTubeの音声がでないときには、ミュートになっているところがないか上の3つの項目をチェックします。以上をチェックしても、音声が出ないときは、始めから音声のない動画か、著作権に問題があって、音声部分に解除できないミュートがかかっている動画かもしれません。
埋め込み動画の設定
埋め込み動画とは、YouTubeの動画を共有して、ホームページやブログの記事内で表示できるようにした動画のことです。通常は、テキストページ内に複数の動画が表示できるようにするため、動画は停止状態で表示するようになっています。ページオープンと同時に音が出ることはありません。また、少数派ですが、ページオープン時にYouTube動画を背景で再生させて、動的なインパクトを与える凝ったデザインのホームページもあります。
そういうときには、ページオープン時に動画再生が始まり、音声はミュート(正確にはボリューム値「0」)が設定されています。音声を聞く場合はボリューム操作が必要です。
デバイスの設定
ここまでは、PCでの操作方法を主に解説してきました。ついでにAndroidでのYouTubeのサウンド設定ですが、Androidの「サウンドとバイブ」という設定があれば、その中の「音量キーでメディアを調整」をタップして有効にしてください。
デバイスの音量設定
これでボリュームの物理ボタン の上げ下げが、アプリに関係なく、常にメディア音量のみになって便利になります。そして、他の「着信音」「通知」「システム」といった音量調整は、「音量」(下画像)のタップで行えます。
正常に動作しているとき、AndroidアプリのYouTubeと、スマホ用Chromeには、YouTubeの動画再生中にPCでマウスオーバーで出てきたスピーカーマークがありません。ボリューム調整は物理ボタンだけです。しかし、スマホのブラウザのOperaは、YouTubeのスクリーンのタップでスピーカーマークが出て、マークをタップするとミュートできます。
アドオンの設定
Google Chromeをデフォルトで使用しているとき、以前は他のブラウザ同様にタブクリックでミュートにできたのですが、最新のChromeは右クリックから「サイトをミュート」という項目を選択するように変更されています。これは音が出ないときのトラブルの理由やサポートのチェックポイントがムダに多すぎるからだと言われています。しかし、この記事を最後まで読めば、トラブルは激減するでしょう。
そこで、拡張機能を探したところ、「Tab Muter」というアドオン(拡張機能)がありました。これを入れるとクリックするだけで、ミュートのオン・オフができるようになります。インストール方法は、以下のとおりです。
Chromeウェブストア( https://chrome.google.com/webstore/category/extensions)で、Tab Muterを検索して、「Chromeに追加」をクリックするだけです(上の画像)。
インストールが完了すると、上の画像のようにメッセージが表示されますので、赤枠内のスピーカーマークをクリックすると、アクティブなタブのサウンドがミュートされます。たったひとつのスピーカーマークだけで複数タブのミュート・オンとミュート・オフが管理できるので非常に便利です。やはり、クリックでミュートできると右クリックからミュートするよりも、スムーズでスピーディにミュートできます。
YouTubeの不具合
一般ユーザーがYouTubeで音声が再生されないときにできることは、同じ動画をPCとスマホで再生してみることです。これによって、解決の糸口を見つけられるかもしれません。この場合は、「PCかスマホのどちらか一方でしか音声が再生できない」または、「PC、とスマホの両方で音声が再生できない」という2つの状況に絞れます。
PCとスマホのどちらか一方で音声の再生ができないときは、
- スマホ用YouTubeアプリや、スマホ用ブラウザの、不具合情報、アップデート内容のチェックをしてみる。
- YouTubeの埋め込み動画のHTML設定にミュートが設定されていると、スマホで解除できない時がある。
- PCのブラウザの「タブ」、マウスオーバーで表示される「スピーカーマーク」、PCハードのボリュームなど、この3箇所でミュートがオンになっていないかをチェック。
また、PCとスマホの両方で音声が再生できないときは、
- 始めから音声をカットしてYouTubeにアップされた動画。
- YouTubeアップ後に音声に不具合があることがわかり、音声のみカットした動画。
- CD全曲アップなど、著作権の日本での権利者の申し立てで、YouTube運営者が音声に解除できないミュートを設定した。
YouTubeのミュートが解除できない原因が著作権違反の場合
YouTubeでコンテンツ数が多くて、著作権が絡んできそうな動画といえば、録画されたバラエティ系TV番組、音楽モノといえるでしょう。視聴ユーザーは、ミュートを解除する裏ワザ的なものも当然なく、音が出ないのでイライラさせられるだけです。
権利者の申し立てによるペナルティ
日本での著作権の権利者が、YouTubeの運営者に権利が侵害されている動画について申し立てすることで、投稿者に速やかに対応するよう連絡が来るようです。音楽の場合アルバム作品を丸々アップしているときは、「静止画+音声」のようなスタイルになると思いますので、音声部分に解除できないミュートを当てるようです。また、動画撮影中に、たまたま町なかで流れていた音楽が入り著作権の侵害になることもあるようです。
一部分だけに侵害があるときは、投稿者がその部分だけをミュートしたり、カットしたりして対応します。
YouTubeのミュートの設定を確認してみよう!
さて、YouTubeのミュート機能について、解説していきましたがいかがだったでしょうか。
最後に、今回のポイントをまとめておきます。
- Chromeに拡張機能を入れてワンクリックでミュート。
- キーボードによって異なるショートカットキーを使ってミュート。
- スクリーンのマウスオーバーで表示されるスピーカーマークをクリックしてミュート。
また、Androidスマホでのボリューム操作のポイントは、「サウンドとバイブ機能」の設定を変えて、ボリュームの物理ボタンを常にメディア音量の調節だけにすることができます。ポイントとしては、以上のような感じになります。それでは、今日もYouTubeを楽しみましょう。