2018年11月12日更新
YouTubeの広告料はいくら?動画の種類や出稿する広告費は?
YouTubeの広告料はいくらするのか気になる方も多いと思います。YouTubeでの広告料について詳しく解説し、広告の種類や広告の出し方についても完結に説明しています。広告料がいくらかかるか気になる方もぜひ読んでみてください。
目次
YouTubeのCM広告料はいくら?
YouTube動画を見ていると色々な種類のCMが流れていると思います。この記事ではYouTubeでCM広告を出したいと考える方に向けた記事になっています。いくらくらいの料金がかかり、どのように設定するかなど細かく記載していますので参考にしてもらえたら幸いです。
YouTube広告とは
多くの種類がある広告がYouTubeで流れています。テレビ番組でのCMは番組と番組の間にCMが流れます。YouTubeの場合も動画と動画の間に流れますが、これをYouTube広告と言います。YouTube広告にも2種類あり、インスリーム広告とディスプレイ広告(ディスカバリー広告)があります。この動画広告は近年よく見る種類の広告です。
広告料は配信するまでわからない
ではYouTubeで動画広告を配信する際の広告料はいくらくらいなのでしょうか。それは配信するまでわかりません。このあと説明しますが、1日あたりの目安(広告費設定)を行いますが、必ずその金額が発生するとは限りません。出す予定の金額に達しない場合もありますし、予定した広告費を若干超える場合もあります。
YouTube動画広告の種類について
YouTubeでの動画広告の種類はどれくらいあるのでしょうか?各広告のメリットとデメリットを合わせて説明しています。
インストリーム広告
インストリーム広告とは動画を見る際に始まる動画広告であったり、動画の途中で流れる広告のことです。このインストリーム広告にも種類があり、スキップ出来る動画広告が用意されています。スキップ出来る動画広告の場合ほとんどの場合スキップされる可能性があります。
インストリーム広告のメリットデメリット
インストリーム広告のメリットは人の目につきやすく、広告再生が増える可能性も高いです。デメリットは広告スキップ機能があるので見ないようにする人も多くいることです。
バンパー広告
バンパー広告とは観たい動画の前に流れるスキップできない広告のことです。こちらは6秒ほどと短い動画広告となっています。短い動画での広告なのでインパクトある広告が求められます。短い広告なので、幅広い方の目に映る可能性があります。
ディスプレイ広告(ディスカバリー広告)
ディスプレイ広告(ディスカバリー広告)はYouTubeのチャンネルページや関連動画などの部分に掲載している広告です。興味のある人しか見ない広告となるので最後までCMを見てくれる可能性の高い広告表示です。
ディスプレイ広告(ディスカバリー広告)のメリットデメリット
ディスプレイ広告(ディスカバリー広告)の場合広告が人目につきにくく、興味がなければCMを見てくれない可能性があります。しかし興味のある人が見に来てくれると言うことはしっかりとしたマーケティングに向いているとも言われています。ではこの広告は別々に料金が発生するのでしょうか?
別々に広告料はかかる?
インストリーム広告やディスプレイ広告(ディスカバリー広告)は出す際に別々に広告費が発生するかもと思う方もいるかもしれませんが、YouTube側がしっかり管理してくれるのでどちらにも広告を出すようになっていますので安心してください。どちらも広告を出す際にメリットとデメリットがあるのでYouTube側にはうまく使い分けてもらいたいですね。
バンパー広告だけ異なる
バンパー広告だけは課金式になるため異なります。表示回数が1000回に達すると課金されるインプレッション単価制を採用している広告です。他の動画広告とは仕様が異なりますので覚えておいてください。
支払い方法
YouTube広告の場合その広告費の支払い設定は自動支払いと手動支払いがあります。自動支払いの場合は広告が掲載された場合の広告費を自動で支払う仕組みです。手動支払いとは先に広告費を仮支払いしその金額に沿って広告が流れるようになります。
クレジットを登録したくないという方や予算が決まっているという方は手動支払いをしておくことをオススメしています。
支払い方法はクレジットカードまたはデビットカードでの支払いが可能です。さらにコンビニエンスストアまたは Pay Easy(ペイジー)でも支払いが可能です。
YouTubeの広告を出稿するまでの流れ
YouTubeの広告を出稿するまでの流れを説明したいと思います。大きく分けて手順は5つとなります。
- 出稿用の動画を作成をする
- 動画をアップロード
- 宣伝で広告費用とターゲットを設定
- Googleアドワーズに登録して審査に出す
- 広告開始
出稿用の動画作成をする
まずは出稿用動画を作成しましょう。この動画の出来次第で売上も左右されます。ターゲット層や性別など絞る必要のある広告なのか、万人受けする広告なのかしっかりここに時間をかけて出すようにしましょう。
広告動画の作り方などは割愛させていただいています。
YouTubeアカウント、設定からクリエイターツールをクリックし下の方に広告掲載と書いている所をクリックします。広告動画がない場合でも作り方などの情報も得られますので参考にしてみてください。
動画をアップロード
作成した動画広告を出稿します。アップロードできるインターネット環境をご準備ください。また動画を持っていない人でも詳細を確認してみてください。
宣伝で広告費用とターゲットを設定
続いて広告費用とターゲット設定に入っていきます。ここで広告料がいくらかかるのかの目安を決めます。
広告の掲載方法は上記の画像にある設定方法をご確認ください。
- 動画をアップロード
- 対象者を設定する
- 予算を決める
Googleアドワーズに登録して審査に出す
最終的に広告動画を作成し、アップロードをしてターゲット層と予算を決めたら最終審査があります。ここでCMは適切なものなのかをGoogleアドワーズ審査基準により合否がでます。合否の結果によっては修正などが必要になる場合があります。
広告開始
広告が配信可能となればあとは広告が配信されます。あとは広告での集客を待ちましょう。
YouTubeの広告費はどれくらいがベスト?
YouTubeでの費用対効果としていくらくらいの広告費がベストなのでしょうか。
1日の広告料の費用は300円から500円くらいがベスト
最初は多くの費用で行うのではなく、広告料と結果がどれくらいになるのかを検証するため少額に抑えておくのがいいと思います。結果次第で継続的に広告を掲載するのかを決めターゲット層や範囲を調整しベストだと判断した場合は予算をあげて効率化を図ることがいいと思います。
範囲と指定回数
どのくらいの人をターゲットに広告を流すかなどの設定で異なっていきますが、1日あたりの広告料の費用は300円から500円前後から始めていくのがいいと思います。500円に指定したからといって毎日必ず500円の広告料が発生するとは限りません。広告の視聴回数なども出るので目安としてお考えください。費用対効果があるのであれば予算をあげて効率化を図っていきましょう。
スキップでの広告料は?
インストリーム広告の中にはスキップ出来る広告もあるとお話ししましたが、5秒ほど動画が流れてからスキップボタンが出てきます。このスキップされた場合は広告料は発生しないようになっています。広告動画が30秒以上で広告料が発生する場合とアクションを取られた場合にのみ発生するようになっていますので安心してください。30秒よりも広告が短い場合は最後まで見たら費用が発生します。
注意点は?
広告をYouTubeに出す上での注意点は何になるのでしょうか?
費用対効果を知ろう
費用対効果です。広告費をたくさん使ってもビジネスに直結しなければ意味がありません。いきなり多くの広告費を使わず調整しながら広告を出稿してみてください。
Googleアカウントを作っておきましょう
GoogleアカウントがなければYouTubeに広告を出稿できません。まだGoogleアカウントを取得されていない方は先に取得しましょう。
余裕を持って広告を出しましょう
Googleアドワーズでの審査は早ければ数時間という方もいますが、通常1日はかかると言われています。今日作って今日YouTube広告を配信することはできない可能性が高いので審査には時間がかかると思って早めの行動を心がけてください。
YouTube広告の仕組みを理解して効率よく広告運用を
いかがでしたか?YouTubeに広告を出したい方に知っていただきたい情報を解説致しました。YouTubeは常に視聴者側(利用者)の目線に立って改善、改良しています。
詳しくはYouTube広告ヘルプなどで詳しくご覧ください。テレビで広告を出したり雑誌、新聞などで広告を出すよりも今はYouTubeなどの動画広告の方が効率のいいビジネス展開ができる可能性を秘めています。難しいと投げ出すのではなく、一度挑戦してみてもらえたら幸いです。