2019年04月01日更新
YouTubeアカウント停止時の復活方法!期間や異議申し立ての仕方は?
本記事ではYouTubeアカウント停止時の復活方法をご紹介していきます。YouTube上に投稿した動画コンテンツに規約違反があった場合、YouTubeアカウントは停止、凍結されます。対処しなければ復活することができません。異議申し立てする方法も紹介します。
目次
- 1YouTubeアカウントが停止される理由
- ・コミュニティーガイドラインや利用規約に違反した
- ・投稿動画の著作権侵害による動画削除が繰り返された
- ・アカウントを長期間使用していないことによる停止
- 2YouTubeアカウントの停止期間はどれくらい?
- ・一定期間で停止措置が解除されるものではないので注意
- ・警告のペナルティは一定期間で解除される
- 3YouTubeアカウントが停止された時はまず状況を把握する
- ・著作権侵害などで3回目の警告を受けて停止された場合
- ・一度も警告を受けていないのにチャンネル停止された場合
- ・YouTubeアカウントの大量停止が行われた例もある
- 4異議申し立てによるYouTubeアカウント復旧方法
- ・アカウントにログインした状態で異議申し立てフォームにアクセス
- ・フォームの各項目に入力する
- ・異議申し立てから復旧までの期間はまちまち
- 5YouTubeアカウントが停止されたら併せて確認したいこと
- ・Googleアドセンスアカウントが生きているか確認
- 6YouTubeアカウントが停止されても落ち着いて対処しよう
- ・YouTubeの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
YouTubeアカウントが停止される理由
YouTube上に動画を投稿しているユーザーの方で急にYouTubeのアカウントが削除され、困っている方はいませんか?ある日突然YouTubeアカウントが削除されるというのはYouTube上に動画投稿したことがあるユーザー全ての方に起き得る事象なのです。
そういった方のために、本記事ではYouTubeアカウントが凍結、または削除されてしまった場合の理由と対処方法をご紹介していきます。本記事冒頭の本章では、YouTubeアカウントが停止される理由や原因をご紹介します。YouTubeアカウントが凍結、削除される理由としてもっとも多いのが下記の3つの理由です。
YouTubeコミュニティーガイドラインや利用規約に違反した |
YouTube投稿動画の著作権侵害による動画削除が繰り返された |
YouTubeアカウントを長期間使用していないことによる停止 |
上記3つの原因を詳しく個別にご紹介していきます。
コミュニティーガイドラインや利用規約に違反した
YouTubeのコミュニティーガイドラインやYouTubeの利用規約に違反したことが理由でYouTubeのアカウントが凍結、または削除されてしまった可能性があります。
YouTubeアカウントが削除される最も大きな理由がこれに当たります。YouTubeはコミュニティーガイドラインや利用規約の違反には非常に厳しく、常に投稿されている動画コンテンツをチェックしています。第三者への誹謗中傷やアダルトコンテンツなどの規約に違反した場合は、YouTubeのアカウント凍結、削除の対象になります。
投稿動画の著作権侵害による動画削除が繰り返された
著作権のあるiTunesやNetflix、テレビ番組などを違法でダウンロード保存、またその違法ダウンロード保存した映像、mp3などの音楽ファイルをYouTubeに無断でアップロードして公開すると【著作権違反】になります。
著作権侵害を繰り返してYouTube上に違法コンテンツを何度も投稿、その都度削除されてしまうとYouTubeのアカウント凍結、削除の対象理由になります。また違法アップロードした場合、YouTubeのアカウント削除だけでなく、罰則として10年以下の懲役か1000万円以下の罰金またはその両方が科せられます。
アカウントを長期間使用していないことによる停止
これまで紹介した要因以外にも、YouTubeアカウントが削除、凍結されてしまう要因は下記の通りです。
6ヶ月以上の間、YouTube上で動画コンテンツを投稿していない |
YouTube上に動画コンテンツを一度も投稿したことがない |
YouTube動画コンテンツやチャンネルを閲覧した履歴がない |
このように、あなたのYouTubeアカウントがほとんど利用されていない場合は、アカウント停止される対象になります。しばらくYouTubeアカウントを利用していなかった方でアカウントが削除されている場合は、これらの原因が適用されていると考えられます
これはYouTubeアカウントがスパムなどの不正利用を防ぐ為の措置と考えられています。YouTubeアカウントを維持したい場合は、YouTubeにログインして動画を視聴するだけでも、アカウントの削除は避けられるので実践してみてください。
YouTubeアカウントの停止期間はどれくらい?
YouTubeアカウントが凍結・停止された場合、どれくらいの停止期間があるのでしょうか。本章ではYouTubeアカウントの停止期間についてご紹介します。
一定期間で停止措置が解除されるものではないので注意
まず注意しておきたいポイントは、YouTubeアカウントを開いてアカウントページ上に"停止"という表示があった場合は、アカウントが削除状態になっているということです。YouTube運営側が"停止"という言葉を利用しているため、誤解する人が多いのですが、削除状態にある為、期間をおいてもYouTubeアカウントが復活することはないのです。
引き続きYouTubeチャンネルを利用したい場合は、新たにYouTubeアカウントを作成し、YouTubeチャンネルを再度作成する必要があります。動画コンテンツは全て削除されてしまう可能性があります。動画のバックアップは常にHDDドライブなどにとっておくとよいでしょう。
警告のペナルティは一定期間で解除される
YouTubeにはアカウント停止処置以外にも、警告ペナルティーという状態があります。これは投稿した動画が著作侵害に当たってしまった場合に、該当動画が削除されアカウントがペネルティを受けることを指します。
アカウントが警告ペナルティを受けた場合は、6ヶ月の間、同じペナルティを受けなければペナルティ状態は解除されます。同じペナルティを6ヶ月の期間の間にもう一度受けてしまうと、YouTubeアカウントが停止状態になり、期間を開けても復活することはありません。
YouTubeアカウントが停止された時はまず状況を把握する
本章ではYouTubeアカウントが停止された時の状況を把握する方法をご紹介していきます。ペナルティを何回受けているのか、またペナルティを受けていないのにYouTubeアカウントが削除されているのかでは対処方法が違います。本章をよく読んで対処していきましょう。
著作権侵害などで3回目の警告を受けて停止された場合
YouTube上に著作権侵害に当たる動画を3回投稿しペナルティを受けた場合の対処方法をご紹介します。
前述した通り、YouTube上に著作侵害に当たる動画を同行して、一度ペナルティを受けると6ヶ月間の間、ペナルティ状態になります。この期間の間に続けて著作権侵害に当たる動画を再度投稿し、3回目のペナルティを受けてしまうとどうなるのでしょうか?
チャンネルの復活はほぼ不可能
ペナルティ状態期間の6ヶ月の間に続けて著作権侵害に当たる動画を再度投稿し、3回目のペナルティを受けてしまうとYouTubeアカウント、及び運営しているYouTubeチャンネルの復活はほぼ不可能だと考えてください。
本記事後半では、YouTube側への異議申し立て方法を紹介していますが、異議申し立てを行ってもYouTubeアカウントを復活することができた前例はほとんどありません。一度新しいYouTubeアカウントを作成するなどして、再度YouTubeに動画コンテンツを投稿してください。
また著作権侵害には犯罪になりますので、繰り返さないようにしてください。
一度も警告を受けていないのにチャンネル停止された場合
これまでに紹介してきたYouTubeアカウントの警告ペナルティを一度も受けたことがないのに、YouTubeチャンネルが停止された場合の対処方法をご紹介します。
一度も警告を受けていないのにチャンネル停止された場合
YouTubeで一度も警告を受けていないのにYouTubeチャンネルを停止された場合は、YouTube側への異議申し立てをすることでYouTubeチャンネルを復活させることが可能です。
過去にも、YouTubeから警告を受けたことがないのに、YouTubeチャンネルが削除されてしまったという事例があります。つまり、警告ペナルティ無しの状態でも、チャンネルが削除される可能性は十分にあるということです。YouTubeに動画を投稿する際は、著作権やYouTubeの規約に違反しないよう十分に注意する必要があることは明白です。
YouTube側への異議申し立てをする方法は、次の章でご紹介しますので参照にしてください。
YouTubeアカウントの大量停止が行われた例もある
過去にはYouTubeのアカウントが大量に停止された事例があります。どういった理由でYouTubeアカウントが大量に停止されてしまったのでしょうか。今後再発しないという保証はないので、ケーススタディーを覚えておきましょう。
違反していないアカウントが機械的な判断で停止された
YouTubeに投稿されている動画をチャックしているのは、YouTube側で人間の手作業で行っている場合と、機械が行っている場合があります。両方のダブルチェックで公平性と正確性を保っていますが、稀に動画チャックに間違いが発生する場合があります。
過去にYouTubeのアカウントが大量に削除された背景には、このエラーが発生したと考えられています。YouTubeでアカウントが誤って大量に削除された場合は、次の章で紹介する異議申し立てをすれば、YouTubeアカウントを復活することができるので、慌てずに対処することが重要です。
異議申し立てによるYouTubeアカウント復旧方法
本記事最後の本章では、YouTubeへの異議申し立てによるYouTubeアカウントの復旧方法をご紹介します。今まで一度も警告ペナルティを受けたことがないのに、YouTubeアカウントが削除、凍結状態になってしまった場合は、本章で紹介する異議申し立てをすればYouTubeアカウントを復活することが可能です。
警告ペナルティを累計3回以上受けてYouTubeアカウントが削除されてしまった場合は、異議申し立てをしてもYouTubeアカウントを復活させることはほぼ不可能です。ですがYouTubeアカウント乗っ取り被害にあった場合は、それを証明することができればYouTubeアカウントを復活する可能性もあります。
本記事の異議申し立ての方法をよく読んで、アカウントが削除された時のために備えておきましょう。
アカウントにログインした状態で異議申し立てフォームにアクセス
YouTubeのアカウントはGoogleアカウントと連携がされています。YouTubeアカウントが停止・削除状態になると上記の画面が表示されます。あまり気持ちの良いページではないですが、このページの"こちら"と書かれている部分をクリックすることで、異議申し立てフォームにアクセスが可能となります。
または下記のリンクからYouTube(Google)への異議申し立てフォームにアクセスすることが可能です。
フォームの各項目に入力する
GoogleサービスのYouTubeアカウント削除に対しての異議申し立てフォームは上記の画像の通りです。ここでは下記の項目を入力していきます。
お客様の氏名 | YouTubeチャンネルのログインに使用 しているメールアドレス |
Googleからの連絡に使用するメールアドレス | 停止されたYouTubeチャンネルのURL |
異議申し立ての理由 |
異議申し立てには、停止されたYouTubeチャンネルのURLが必要となります。削除された後にURLを確認できない可能性があるので、YouTubeチャンネルのURLはメモしておくことをおすすめします。
上記5つの必要項目を全て記入し、ページ最下部にある"送信”をクリックしてください。異議申し立てフォームを送る際に注意しておきたいポイントは、同じ内容の異議申し立てフォームを2回申請しないようすることです。
同じYouTubeアカウントの異議申し立てを連続して行うと、その分審査に時間がかかってしまいアカウントの復活が遅れてしまいます。"送信をクリックする前に全ての内容をチェックしてから異議申し立てフォームを送信してください。
「理由」の入力が一番重要
異議申し立てフォームの中で最も重要な項目が、異議申し立ての理由を記入する項目です。異議申し立て理由を簡潔に入力してしまうと、下記のようなメールがGoogleから受信されることがほとんどです。
なぜ異議申し立てをしているのか、またコミュニティガイドラインや利用規約に違反していないという点を、はっきりと明言してください。より詳細に状況などを入力することがYouTubeアカウント復活の近道だと考えてください。
異議申し立てから復旧までの期間はまちまち
異議申し立てからYouTubeアカウント復活までの期間に決まりはありません。YouTube側の審査状況に左右されてしまうので、どれほどの期間待つ必要があるのかはYouTube側次第ということになります。長い場合は数週間かかることもあるので、気長に待ちましょう。
YouTubeアカウントが停止されたら併せて確認したいこと
YouTubeアカウントが停止された場合に、もう1つきになるのがGoogleアドセンスのアカウント状況です。ここではGoogleアドセンスが停止されていないかを確認する方法をご紹介します。
Googleアドセンスアカウントが生きているか確認
Googleアドセンスアカウントが生きているか確認する方法は非常に簡単です。YouTubeチャンネルを新たに作成して、Googleアドセンスに連携してみてください。
新しいチャンネルに動画を投稿して、引き続きGoogleアドセンスに広告収入が発生する場合はGoogleアドセンスが生きている証拠です。Googleアドセンスに広告収入が発生しなかった場合は、残念ながらそのGoogleアドセンスも同時に停止されていることになります。
その場合はGoogleアドセンスアカウントを新たに作成する必要があります。
YouTubeアカウントが停止されても落ち着いて対処しよう
本記事ではYouTubeアカウント停止される原因と理由、またYouTubeアカウントが停止された場合の異議申し立て方法をご紹介しました。YouTubeの利用規約やコミュニティガイドラインに違反していない限り、YouTubeへ異議申し立てをすることで、YouTubeアカウントを復活させることが可能です。
YouTubeのアカウントが停止されても、本記事の異議申し立ての方法を実践すればYouTubeアカウントを復活させることが可能ですので、落ち着いて対処していきましょう。