スマホでWi-Fiのみで電話する方法！通話料金はかかる？[iPhone/Android]

今、スマホは仕事にもプライベートにも必要な連絡手段です。今は家族全員がスマホを所有している家庭も多く、月々に支払うスマホの通話料金は高額になります。得意先との商談や連絡をしたり、家族と連絡をしたり、友達と長電話したり、通話料金を気にせずスマホを使用する方法として電話アプリを使用しWi-Fiのみで電話をする方法があります。

Wi-Fiに接続するためには自宅ではネット回線に無線LANを設置したり、モバイルWi-Fiサービスを利用します。外ではモバイルWi-Fiルーターを使用したり、公共施設、ショッピングモール、カフェ、飛行機や鉄道などのが提供するWi-Fiスポットサービスを利用したり、モバイルWi-Fiサービスを利用したりすることで屋外でもWi-Fiのみで電話を発信・着信できます。

Wi-Fiで電話を使用するには、通話する相手と同じ電話アプリをインストールする必要があります。iPhoneではFaceTimeが標準アプリとしてインストールされています。iPhoneやAndroid問わず多くのユーザーが使用しているLINEもにLINE電話があり、多くのSNSアプリには電話機能があります。スマホが普及する以前よりPCを通じて使用されているSkypeも電話アプリになります。

これらの多くの電話アプリは、相手と同じ電話アプリで接続されていれば通話料金は無料になります。Wi-Fiエリア外であればデータ通信料がかかります。また、自宅のWi-Fiで接続していても光やADSLのネット回線、モバイルWi-Fiサービスなどネット回線を契約しておく必要があり、月額料金が発生します。しかし、通常の携帯キャリアから通話するよりコストメリットはあります。

iPhoneでWi-Fiのみで電話するには標準アプリとしてFaceTimeがあります。Apple IDが登録されているApple製デバイスで同士であれば無料で通話でき、内蔵カメラを使いビデオ電話も使えます。その他の電話アプリとしてLINEなどのコミュニケーションアプリをインストールすればすぐに無料通話の機能があります。

FaceTimeを使って通話する場合はFaceTimeアプリを起動して相手の名前、メールアドレス、電話番号を入力します。使い勝手が良いのは連絡先アプリからFaceTimeで接続する方法が一般的です。通話相手がApple製デバイスでApple IDを設定していれば接続方法の中にFaceTimeが表示され、FaceTimeで通話ができます。

iPhoneの「連絡先」をタップします。

通話したい相手の連絡先を表示されます。相手がFaceTimeに対応していればFaceTimeの項目が表示され、音声通話の場合は「発信」アイコンをタップすると通話相手にコールされます。通話相手の連絡先にFaceTime項目がなければApple製以外のスマホかFaceTimeを設定されていないApple製デバイスで、FaceTimeを利用することはできません。

FaceTimeを使用するにはiPhoneなどの使用するデバイスにApple IDを登録しFaceTimeを設定する必要があります。iPhoneの「設定」→「FaceTime」をタップします。

FaceTimeのスライドスイッチを「オン」にし、「FaceTimeにApple IDを使用」をタップしApple IDでサインインすると設定完了です。

LINEなどのコミュニケーションアプリで電話する方法は事前に通話相手と「友だち」になっておく必要があります。「友だちタブ」から通話したい友だちをタップします。

友だちのホーム画面下の無料通話をタップすると相手にコールされ接続されます。

LINEのトークルームにも電話アイコンがあり、タップすると相手にコールされ接続されます。

Android端末でWi-Fiのみで電話するにはスマホに電話アプリをインストールする必要があります。AndroidスマホもiPhoneと同じSkypeやLINEなどのコミュニケーションアプリがあります。

電話アプリSkypeを使った電話にはSkypeをインストールしサインインする必要があります。

アカウントがない場合は「作成」をタップし登録します。

スマホの電話番号またはスマホのメールアドレスを登録します。

パスワードを登録します。

アカウント名を登録します。

認証番号が送られてくるので入力します。

テーマを選択します。

これで登録が終わりました。サインインすると画面下の「通話」タブをタップします。

画面下にスクロールするとスマホの連絡先に登録されているユーザー一覧されます。Skypeユーザーであれば名前の下にSkypeのユーザー名が表示され、電話する相手をタップします。

Skype同士であれば「Skypeで無料通話」をタップするとコールされ接続されます。

相手がSkypeをインストールしていないスマホやガラケーや固定電話であれば5分までは無料で通話ができます。以降は通話料金が発生します。

AndroidスマホのLINEもiPhoneと同じ操作になります。LINEの「友だちタブ」から電話したい友だちのホーム画面の通話アイコンかトークルームの通話アイコンをタップするとコールされ接続されます。

iPhoneやAndroid端末で気軽にWi-Fiで無料通話を楽しめます。しかしスマホをWi-Fiで接続するときに注意することは、Wi-Fi環境を確保しなければいけません。家ではネット回線にWi-Fi機器を接続し、外ではモバイルWi-Fiルーターを使ったり、Wi-Fiスポット設備がある施設で接続する必要があります。

簡単な登録で利用できるフリーWi-Fiスポットについては、限られたWi-Fiエリアの中に多くのユーザーが接続していると通信速度の低下が発生したり、セキュリティが低いWi-Fiスポットでは悪意のあるユーザーによるスキミング被害などトラブルにあったり、Wi-Fiを接続する上で注意しておく点があります。

国内外問わず、無料でWi-Fiに接続できるフリーWi-Fiサービスが多くあります。海外からの旅行者も気軽に接続できるよう、自治体の施設やコンビニエンスストアやショッピングモールなどの店舗や施設にWiFi設備が設置され気軽に利用できます。しかしフリーWi-Fiを悪用した被害が多くあります。

不特定多数のユーザーが同時に接続しているフリーWi-Fiスポットサービスの中にはデータが暗号化されていないWi-Fiスポットがあります。Wi-Fiのデータが暗号化されていなければ悪意のあるユーザーがWi-Fiネットワークからデータを傍受して、オンラインバンキングやSNSなどインタネットサービスのログイン情報を盗まれ悪用されるスキミング被害が多く発生しています。

フリーWi-Fiスポットを利用接続する前には、パスワードの入力の必要がないWi-Fiスポットを利用はしない、不特定多数接続しているWi-Fiスポットではオンラインバンキングなど重要なサイトにログインしないなど対策が必要です。

Wi-Fiは屋外でも数十メーター内の限られたエリアしか接続できず、一度に多くのユーザーが接続していたり、Wi-Fi電波の弱い場所では通話音が途切れてしまったり、切断してしまったり通信が不安定になります。自宅ではWi-Fiの電波方式によっては家電製品から発生する電磁波や、隣接する別のWi-Fi機器と電波が干渉したり、障害物で電波が減衰したり、通信が不安定になります。

自宅ではネット回線に無線LAN機器を接続して利用してWi-Fi電話を無料通話ができますが、多くのネット回線は月額固定でデータ通信料金が発生します。自宅や外でも利用できるモバイルWi-Fiサービスも利用するにはモバイルWi-Fiサービスに加入する必要があり月額使用料金が発生します。またサービス内容にはデータ通信量が設定した上限を越えると速度制限が設けられています。

月額プランにはさまざまなプランがあり自分はどれくらいデータ通信量を使用しているか確かめることが必要です。

スマホをWi-Fi接続のみで電話をする方法を紹介してきました。多くのコミュニケーションアプリには無料電話機能があり、Wi-Fiに接続できれば国内外を問わず無料で電話ができます。Skypeなど通話料金が発生しますが、固定電話や電話アプリがない携帯電話やスマホと通話ができ、通話の選択肢が多岐に選べます。電波状態が安定しているWi-Fi環境では高音質で無料の通話が可能になり通話料金を気にすることなく、友達と家族と会話ができます。

屋外でのWi-Fiスポットの利用は、簡単にWi-Fiスポットサービスに登録することで無料で接続できるサービスが多くあります。不特定多数が同じネットワークにいることや、偽Wi-Fiスポットなどのによるスキミング被害にあうリスクを考え慎重に利用することが大切です。Wi-Fiの特性を理解し安全に無料Wi-Fi電話を活用しましょう。