LINE電話は海外でも無料通話可能？国際通話の通信量や料金は？

LINEは無料で使える人気通話アプリです。老若男女問わず多くの日本人がインストールし、これだけで通話している人もいるでしょう。そんな人気アプリLINEは日本だけの人気でしょうか？インドネシア、台湾などアジアでは人気のアプリです。海外に旅行したり仕事で行く際、LINEは気軽に日本や海外への国際通話ができます。詳しくみていきましょう。

LINEには海外で無料通話できる便利機能が２つあります。LINE無料通話とLINE電話です。LINE無料通話はLINEをインストールした相手と通話できるサービスです。LINE電話は、通話料を払って海外へ国際通話などが使えるサービスです。

①LINE無料通話機能

LINE無料通話とはLINEアプリをインストールした人同士のみ無料通話できる仕組みです。下のスクリーンショットにオレンジ色の太い矢印があります。その先の電話のアイコンをタップすればすぐにLINE無料通話が始まります。

トーク画面から通話する方法とは違うやり方をご紹介します。トークをしている画面で相手のアイコンをタップすると、下の画面に変わります。３つ、アイコンが赤文字の下に並んでいます。中心の無料通話ボタンを押します。以上でLINE無料通話が楽しめます。

②LINE電話
LINE電話はコールクレジットを使います。コールクレジットとはLINEで海外などへ国際通話する際に使う通貨です。コールクレジット、LINE電話はコンビニや大手家電量販店で売っているLINEPAYカードやクレジットカードなどを使って購入できます。LINEPAYカードにはクマの絵柄やウサギの絵柄が描かれているので見つけやすいです。

海外などへのLINE無料通話、LINEビデオ通話。どれが一番通信量が大きいでしょうか？それはLINEビデオ通話です。リアルタイムでの通話に加えて画像の送受信も加わります。次に無料音声機能です。画像を使わないのでビデオ通話と比べてぐっと容量が低くなります。最後にLINEトークです。文字だけなので通信容量を気にせず使えます。

海外でLINEビデオ電話、LINE通話を無料にする方法があります。それは、WiFiを使うことです。LINEは各携帯会社のデータ通信で通話します。WiFiを使えば、携帯会社のデータ通信とは違う方法でインターネットにつながります。各携帯会社と契約した通信容量を気にせずに海外などへ通話できます。

LINEの音声通話、ビデオ通話をするにはお互いが持っているパソコン、スマホ、タブレットにLINEのアプリをダウンロードしましょう。そして通話したい相手を友達登録すれば、海外などへの無料ビデオ通話、音声通話ができます。

LINEはネット環境を使って会話するアプリです。ネット環境とは家や職場などで使っているインターネットや、ドコモなどの大手キャリアや格安スマホを使ってインターネットを見ている状態のことです。ドコモなどが提供している携帯会社のWiFiスポットやホテル、カフェなどや公共施設にある無料WiFiサービスを使って利用ができます。

もうひとつはテザリングです。テザリングとは、WiFiを使わず、スマホのデータ通信を使って、WiFiしか使えないタブレットやパソコンにインターネットが使える仕組みです。

bluetoothでできる場合もあります。しかし、使いすぎてスマホの通信容量を超えると通信速度が遅くなりLINEでの音声通話やビデオ通話が途切れ途切れになる場合や、海外での必要な情報が検索できない状況におちいります。考えて使いましょう。

海外でのLINE通話やトークを使用した時の料金を説明します。LINE通話は日本の携帯会社と同じく通話料が発生します。通話料の支払方法は、クレジットカードや楽天Edyなど幅広くあります。LINEトークはデータ通信を使用し、携帯会社と契約した月々の通信量から消費していきます。多く使いたいならWiFiを使いましょう。

LINE電話の料金プランには、３つあります。コールクレジットを使うプランと３0日間プラン、LINEコインです。コールクレジットとは、クレジットカードや楽天Edyなどで購入できます。

注意点は、LINEストアやAndorid版から買ったときのみ、180日間の有効期限があることです。LINEコインとは、実際の硬貨と同じようなもので、LINE電話やスタンプに使えます。１LINEコインは2コールクレジット(約2円)分、使えます。andoroid版のみ通話料金やコールクレジットと交換できます。

クレジットカードなどで購入したコイン数、残りのLINEコインの確認方法です。まず、LINEを開きます。次に一番上の”歯車(設定)”を押します。ショップという項目の下に”Lのマークのコイン”がありますので、タップします。次の画面で自分が所有しているコインやチャージ歴、使用履歴が出てきます。海外などへのLINE通話をしたら必ず確認しましょう。

LINEトークを使った場合に発生する料金は、携帯会社のデータ通信量で決まります。もし、データ通信量を超える場合は各携帯会社のサイトに行って必要な容量分を追加購入します。ホテルや美術館などにフリーWiFiスポットがありますのでそれを使えば、契約したデータ通信の容量を気にせず、LINEトークができます。

グローバル化が進んだ今日ドコモなど大手キャリアには、海外への国際通話や通信量がお得になるプランが多くあります。このプランはLINEの無料通話やトークなどのサービスと比べて何が違うのか？何がお得なのか？いまいちわからない方やピンとこない方が多いはずです。各3キャリアの国際通話プランを見てみましょう。

auのデータ通信は、世界データ定額と海外ダブルプランがあります。これは、日本で契約しているスマホの月額料金に980円を加えることで24時間150以上の国で使えるプランです。自動的に24時間で切断されるのは、うれしい機能です。

そしてauSTAR会員(無料)に登録すれば、毎月1回分24時間のデータ通信がもらえます。もう一つは一日およそ25MBで最大1980円、それ以降はいくら使っても2980円で使えます。専用アプリをダウンロードしたら世界データ定額が使えますのでご自身で料金の調整ができます。

ドコモでのデータ通信は、海外1dayパケット、海外パケホーダイ、パケットパックオプョンの３種類があります。海外パケホーダイはおよそ25MBで1980円です。それ以降は2980円です。最初の海外1dayパケは、2018年3月14日をもちまして終了しました。

その代わりにパケットパック海外オプションが発表しました。パケットパック海外オプションは、日本で契約しているスマホに980円を加えるだけで使えるプランです。利用開始は、webで申し込む、電話で申し込む、ドコモショップで申し込むの3種類が選べます。

ソフトバンクは海外パケっとし放題、アメリカ放題の２種類があります。海外パケットし放題は、およそ25MBで1980円、それ以降は2980円になっております。ただし、通信のカウントは、日本時間を基準にしています。

サービス内容は海外から日本へのメール、ウエブ、テザリングなどのすべてのデータ通信になります。ご利用方法は、スマホの設定にあるモバイル通信やモバイルネットワークをタッチして、データローミングをONにするだけです。

アメリカ放題は、iPhone限定ですがアメリカで通話、ネットし放題と画期的なサービスです。月額980円と申し込みでき、上のステータスバーにあるsprintと書かれていることが条件です。

各３キャリアの国際通話やデータ通信プランを紹介しました。一番目を引くのは、iPhone限定ですがソフトバンクの、アメリカ放題です。

海外旅行に行く際アメリカへ行く方はこのプランを使えばお得です。しかしアメリカ以外の国へ渡航し、国際通話やビデオ通話をする際の料金プランが3キャリアとも同じです。もし、海外などへの国際通話やデータ通信プランを選ぶとしたら今お使いのキャリアで選ぶことが賢明です。

LINEを海外で使用するときは、どこに注意したらよいでしょうか？インターネットがすぐつながる環境ではないことと、データ通信やビデオ通話をしたい場合は現地の携帯会社と契約する必要があります。

安全にかつ常にインターネットに接続できるホテルや宿屋などの無料WiFiサービス、公共施設や美術館などのWIFIスポットを借りることも大事です。しかし、そこにも危険はあります。

海外では至る所に無料のWiFiが飛んでいたり、指定されたメールアドレスへ送るだけで登録できるWiFiスポットがあります。WiFiスポットのおかげでインターネットに簡単に接続できたり大容量のデータ通信が行えます。しかし、デメリットが２つあります。

安全性です。WiFiに接続すると安全性についての情報がスマホから通知されます。この通知のおかげでセキュリティは守られています。海外のフリーWiFiスポットは、発信元が不明であったり無料であるがゆえにコストがかけられていないことです。

LINEなどのアプリにクレジットカードの情報が登録されているとその情報が外部に漏れ、不正請求されたりその情報が悪意ある他人に売買される危険性が高まります。スマホにセキュリティアプリをインストールしたり、信頼できるWiFiスポットにだけ登録しましょう。

デメリットの２つ目はWiFiのエリアの狭さです。建物に阻まれたり、地下にいると電波が弱くなり、最悪電波が途切れてしまい、国際通話やLINEトークなどができなくなります。WiFiの弱さは、アイコンの太さで確認できます。常に核にしましょう。

海外でLINEビデオ通話やトークをするとき、WiFiに接続していると勘違いしている状態で大容量のデータ通信やビデオ通話をしてしまい、高額の携帯料金が請求されます。それを避けるにはどうしたらよいでしょうか？

海外では一切のデータ通信を行わないでWiFiのみで生活する方法があります。スマホには機内モードがあります。飛行機で使うモードですが、一切のデータ通信を行わないので高額な料金が発生しないです。しかし、機内モードを使うと海外などへの通話やデータ通信、LINEなどのアプリやスマホのセキュリティを更新する手段が失われてしまいます。

データローミングをOFFにする方法とは、今使っているスマホのモバイルネットワーク欄のデータローミングのチェックを外すことです。

しかし、海外でSIMフリー端末を購入し現地の携帯会社で販売するSIMカードを手に入れなければなりません。さらに、契約する際の住所、パスポート、言語などクリアする課題が多いので海外に初めて旅行する方は、日本で契約している各キャリアの海外向け国際通話プランを使いましょう。

機内モードは、契約した会社のデータ通信のみを遮断するので外部サービスのWiFiは使えます。海外不用意な通信をしないように、ぜひ機内モードにしてWiFiを使いましょう。安心して海外から日本へのビデオ通話やトークを楽しめます。

各携帯会社が提供するプランはLINEとの対抗馬となる魅力的なサービスがありました。しかし、LINEには、各携帯会社にはないビデオ通話機能があります。ビデオ通話機能を使えば日本から海外へなど遠く離れた場所でもリアルタイムに会話ができます。

そしてホテルや公共施設のWiFiとあわせて使えば、データ通信量を気にせずビデオ通話、国際通話やトークが楽しめます。2月の春休み、3月の卒業旅行で海外へ行くときは、是非当記事を読んで、通話料をぐっとお得にして海外旅行を楽しみましょう。