テザリングって何？意味や使い方をスマホ初心者にわかりやすく解説！

この記事ではテザリングって何なのか、意味や機能・仕組み、そして使い方におけるメリットとデメリットについてスマホ初心者にもわかりやすく以下の項目に分けて詳しく解説していきます。
 

• テザリングって何？テザリングの意味とは
• 3種類のテザリング方式と特徴
• テザリングの使い方
• テザリングの使用上のメリット・デメリット

また、この章では「テザリングって何？テザリングの意味とは」について以下の項目に分けて解説していきます。
 

• テザリングの意味とは
• テザリングの仕組み

まずは「テザリングって何？テザリングの意味とは」について解説します。

テザリングの意味とは英語でtether(テザー)という「つなぎとめる」を基にした用語で、以前はテザー機能と呼ばれることもありました。スマホがネットワークを「テザリング」＝「つなぎとめる」という意味になります。

次は「テザリングって何？テザリングの意味とは」における「テザリングの仕組み」について以下の項目に分けて解説していきます。
 

• スマホをWi-Fiルーターの代わりに利用できる機能
• テザリングは携帯会社が提供するサービス
• テザリングで使えるデバイス

最初は「テザリングって何？テザリングの意味とは」におけるテザリングの仕組みとは「スマホをWi-Fiルーターの代わりに利用できる機能」について解説します。

テザリングの意味とはスマホがネットワークを「つなぎとめる」という意味でしたが、何をつなぎとめるのかというとPCやタブレット、ゲーム機などのネットワークを使う機器のことです。スマホがPCやタブレット、ゲーム機などのネットワークを使う機器に対してWi-Fiルーターの代わりができる仕組みのことをテザリングといいます。

次は「テザリングって何？テザリングの意味とは」におけるテザリングの仕組みとは「テザリングは携帯会社が提供するサービス」について解説します。

テザリングの仕組みはあくまで携帯会社が提供しているサービスなので基本的にはテザリングを利用できるように申し込みをする必要があります。携帯会社の中では異例でドコモに関してだけは2016年4月以降に発売されたスマホならば無料で最初から利用できるようになっています。

しかし、auやソフトバンクなどの携帯会社でテザリングを利用する場合は申し込みが必要で料金プランによっては有料ですので各携帯会社で確認してください。

次は「テザリングって何？テザリングの意味とは」におけるテザリングの仕組みとは「テザリングで使えるデバイス」について解説します。

テザリングで使えるデバイスは基本的にネットワークにつなぐための機能があれば何でも使うことができます。しかし、後述しますが、テザリングの仕組みには3種類の方式があるため、その方式に合った機能がないと使えません。

「Wi-Fiテザリング」を使う場合はWi-Fiにつなげられるデバイス、「USBテザリング」を使う場合はUSBにつなげられるデバイス、「Bluetoothテザリング」を使う場合はBluetoothにつなげられるデバイスでなければなりません。

この章では3種類のテザリング方式と特徴について以下の項目に分けて解説していきます。
 

• Wi-Fiテザリング
• USBテザリング
• Bluetoothテザリング

まずはWi-Fiテザリング方式による特徴を解説します。Wi-Fiテザリング方式の特徴は以下の通りです。

無線接続のためケーブルが必要なく複数の機器を同時接続できるので大変便利です。しかし、バッテリーの消耗が激しいので長時間利用する場合はモバイル充電池を用意する必要があります。また、パスワードを解読されるだけで不正利用されてしまうため、複雑なパスワードを設定するなど気を付ける必要があります。

次はUSBテザリング方式による特徴を解説します。USBテザリング方式の特徴は以下の通りです。

USBテザリング方式の特徴としてはWi-Fiテザリング方式のほぼ正反対と考えられます。通信速度が一番早く、スマホのバッテリーが消耗しない、そして、有線で接続しなければならないためセキュリティが高くて安心です。

しかし、反対に複数機器の同時接続はできず、ケーブルが荷物になるだけでなく、無線のようにスマホをポケットやカバンにしまったままテザリングすることができないため不便です。

なお、USBケーブルには充電専用ケーブルと充電・通信対応ケーブルの2種類があります。充電専用ケーブルではテザリングできません。充電専用ケーブルしか持っていないようなら充電・通信対応ケーブルを購入しましょう。

次はBluetoothテザリングによる特徴を解説します。Bluetoothテザリングテザリング方式の特徴は以下の通りです。

Bluetoothテザリング方式の特徴としてはWi-Fiテザリング方式とUSBテザリング方式の間になります。バッテリーの消耗は少なくセキュリティも高く、無線のためスマホをポケットやカバンの中に入れたままテザリングできるという良いことずくめの方式と思われますが、通信速度が遅すぎて実用性が低いのです。

通信速度はUSBテザリング方式とWi-Fiテザリング方式に速度の差はありますが大差はありません。しかし、Wi-Fiテザリング方式とBluetoothテザリング方式との通信速度の差が大きく離れていてBluetoothテザリング方式が使いづらく感じるでしょう。

この章ではテザリングの使い方について以下の項目に分けて解説していきます。
 

• 自分のスマホがテザリングに対応しているか確認
• 携帯会社でテザリングを申し込む
• Wi-Fiテザリングの設定方法

まずはテザリングの使い方における「自分のスマホがテザリングに対応しているか確認」を解説します。

自分のスマホの機種がテザリングに対応していないとテザリングを利用できません。まずは自分のスマホの機種がテザリングに対応しているかどうか確認してください。

ドコモ、au、ソフトバンクは自分のスマホがテザリングに対応しているかどうかは下記リンクから確認してください。他の格安スマホなどの携帯会社もテザリングに対応している機種はありますので各携帯会社に確認してください。

ドコモの場合

auの場合

ソフトバンクの場合

次はテザリングの使い方における「携帯会社でテザリングを申し込む」を解説します。

ドコモの場合の2016年4月以降の機種はテザリングに対応していれば最初からテザリングが利用できるようになっています。しかし、ドコモ以外の携帯会社はテザリングの申し込みが必要です。テザリングの申し込みは簡単なので各携帯会社に申し込んでしまいましょう。

次はテザリングの使い方における「Wi-Fiテザリングの設定方法」について以下の項目に分けて解説していきます。Wi-Fiテザリングは使い勝手が大変いいので人気があります。Wi-Fiテザリングの使い方を覚えてしまいましょう。
 

• iPhone
• Android

まずはテザリングの使い方における「iPhone」のWi-Fiテザリングの設定方法について解説します。以下の手順の通り操作してください。

iPhoneの名前がWi-Fiで表示されるのですが、初期値が「iPhone」となっていて他の人のiPhoneと混同しやすいのでiPhoneの名前を変更しましょう。iPhoneの名前の変更方法は以下の手順の通り操作してください。

PCやタブレット、ゲーム機などのWi-Fiが使えるデバイスで変更したiPhoneの名前がWi-Fiで表示されますので先程設定したパスワードを入力して接続できます。

次はテザリングの使い方における「Android」のWi-Fiテザリングの設定方法について解説します。Androidの場合は機種によって多少異なりますが大まかには同じなので下記手順を参考にしてください。

PCやタブレット、ゲーム機などのWi-Fiが使えるデバイスで変更した「ネットワークSSID」がWi-Fiで表示されますので先程設定したパスワードを入力して接続できます。

この章ではテザリングの使用上のメリット・デメリットについて解説してきます。

まずはテザリングの使用上のメリットについて以下の項目に分けて解説していきます。
 

• 広いエリアでのネット接続が可能
• 携帯会社以外に新たな通信業者と契約する必要がない
• モバイルルーターなどを持ち運ばず気軽に使える

最初はテザリングの使用上のメリットにおける「広いエリアでのネット接続が可能」について解説します。

テザリングを利用すれば有線がつながる自宅やオフィスといった場所に捕らわれることなく外出先でもPCやタブレット、ゲーム機などのネット接続が可能になります。

次はテザリングの使用上のメリットにおける「携帯会社以外に新たな通信業者と契約する必要がない」について解説します。

外出先でのネット接続についてはモバイルルーターなどの選択肢もありますが、テザリングは高くても月額500円程度と格安なのでモバイルルーターのために新たな通信業者と契約して余計に出費する必要がありません。

次はテザリングの使用上のメリットにおける「モバイルルーターなどを持ち運ばず気軽に使える」について解説します。

モバイルルーターなどを契約した場合は外出時にモバイルルーターを必ず持ち運ばなければネットに接続できませんが、テザリングならいつでも持ち歩いているスマホがモバイルルーターの代わりになってくれますので大変便利です。

次はテザリングの使用上のデメリットについて以下の項目に分けて解説していきます。
 

• テザリングでは最大の通信速度はでない
• テザリングはスマホの電池消費が大きい
• 通信料金が高くなる可能性がある
• 通信制限にかかる可能性がある

最初はテザリングの使用上のデメリットにおける「テザリングでは最大の通信速度はでない」について解説します。

テザリングはスマホを介してネット接続するため、スマホより通信速度は遅くなります。また、スマホからPCやタブレット、ゲーム機などに辿り着くまでに通信速度はさらに遅くなるためスマホの最大通信速度になることはありません。

次はテザリングの使用上のデメリットにおける「テザリングはスマホの電池消費が大きい」について解説します。

基本的にスマホはWi-FiやBluetoothなどの電池消費が大きいのです。テザリングはWi-FiやBluetoothをつかって出力するため、さらに電池の消費が大きくなります。また、USBテザリングの場合は接続先の電池を使ってスマホに充電されますので接続先の電池消費が大きくなります。

次はテザリングの使用上のデメリットにおける「通信料金が高くなる可能性がある」について解説します。

テザリングはスマホの通信を使って他の機器を接続しますので通信量によってはスマホの通信料金が高くなる可能性があります。特に通信量が大きくなる動画の視聴や大きいサイズのデータのダウンロードなどは避けた方がいいでしょう。また、テザリングの通信量も踏まえた上で料金プランの見直しも考えましょう。

次はテザリングの使用上のデメリットにおける「通信制限にかかる可能性がある」について解説します。

スマホには通信制限があります。データ容量使い放題のプランだったとしても数日間の通信量が大きすぎると通信制限されてしまいます。テザリングの場合でも通信量が大きくなる動画の視聴や大きいサイズのデータのダウンロードなどは避けた方がいいでしょう。

これまでテザリングって何なのか、意味や機能・仕組み、使い方におけるメリットとデメリットについてスマホ初心者にもわかりやすく解説してきました。テザリングの中でもWi-Fiテザリングはスマホをポケットやカバンの中に入れていても複数同時接続できるため大変便利です。スマホのバッテリーが足りなくなったらUSBテザリングを使うなど様々な使い方ができます。

この記事を参考にしてテザリングを有効活用してみてください。