ウーバーイーツ(UberEats)で現金払いする方法は?配達員の対応や流れも紹介!
ウーバーイーツ(UberEats)ではクレジットカードでの支払いの他に現金払いもできるようになりました。この記事ではウーバーイーツで現金払いをする方法やメリットとデメリット、配達員が現金払いに対応するための注意点などについて詳しく解説します。
目次
UberEats(ウーバーイーツ)が現金払いに対応した!
宅配サービスを行っていないレストランの食事も宅配サービスで注文できると話題なのがウーバーイーツです。しかし、ウーバーイーツ対応エリアに住んでいても、UberEatsを利用する上での大きなハードルとなっていたことがあります。それはウーバーイーツでの注文の支払いはクレジットカードしか選べなかったということです。
しかし、とうとうウーバーイーツもクレジットカード以外でも現金での支払いに対応しました。この記事ではUberEatsの現金支払いについて詳しく見ていきましょう。
現在は日本のウーバーイーツ全エリアで対応!
ウーバーイーツの現金支払いの対応は2019年2月にまずは京都、神戸、名古屋、福岡で始まりました。その後、徐々にエリアを広げていき現在は日本でUberEatsを展開しているすべてのエリアで現金での支払いができるようになっています。
UberEatsは今後も利用できるエリアが広がっていく模様ですが、今後の新規エリアは最初から現金支払いに対応することが予想されます。クレジットカードなしでもウーバーイーツで食事を配達してもらえるということで、クレジットカードを持っていなかったり、PayPalなどのネット決済を利用したくない人でもUberEatsを利用しやすくなります。
ウーバーイーツを現金払いで利用するときの流れ
ウーバーイーツで注文して配達してもらうときに現金での支払いにする流れについてみていきましょう。
注文者の注文方法
まずは注文者がウーバーイーツに注文した時の現金支払いの流れについて見ていきましょう。まず注文者は注文をした時に支払い方法で現金支払いを選択して注文します。後は配達員が届けてくれた時に、アプリに表示されている金額を現金で支払えば支払い完了です。注文する側としては特に難しい点はありません。
配達員の流れ
ウーバーイーツの現金支払いへの対応が少し難しいのは配達員の方です。配達員が現金支払いに対応するためには次の流れが必要です。
アプリでクレジットカードを登録する
ウーバーイーツで支払ってもらった現金は、ウーバーイーツに支払わなくてはいけませんがその都度UberEatsの事務所まで持っていくことはしません。ウーバーイーツの配達で支払われた現金は配達員のクレジットカードから引き落としがされます。
配達員がウーバーイーツの現金支払いの仕事を受けたい場合には、まずはUberEatsのアプリにクレジットカードを登録する必要があります。
お釣りを用意しておく
配達員がウーバーイーツの現金支払いに対応するためには、お釣り銭を用意しておく必要があります。1,000円に届かない注文に対して1万円札を出されても対応できるように、千円札も小銭もある程度余裕をもって用意しておきましょう。
もしも配達先でお釣りが足りない場合には、両替してすぐに渡さなくてはいけません。時間の大きなロスになってしまうので、お釣り銭は必ず余裕をもって用意しておきましょう。
アプリで現金払いの依頼を受けるかどうかを設定する
ウーバーイーツで現金支払いの注文に対応するかどうかは配達員が決めることができます。現金払いの注文も扱っても大丈夫であれば、UberEatsのアプリで現金払いに対応可能に設定しましょう。
設定方法は、UberEatsのドライバーアプリを開いて「運転の設定」を開きます。すると「現金払いを受け付ける」とあるので、そちらをオンにすると現金払いの注文を受け付けられるようになります。
配達時にアプリに表示されている金額をお客さんからもらう
あとはいつもと同じように注文が入ったら配達依頼がアプリに届くので、配達依頼を受けましょう。そして食事を配達したら注文した人からアプリに表示されている金額を現金で支払ってもらい、お釣りが必要ならお釣りを渡します。
後日クレジットカードから引き落としがされる
注文者から受け取った現金はそのまま自分のものにしてしまっても大丈夫ですが、後日その金額がクレジットカードから引き落としされるので注意しましょう。報酬分を差し引いた差額が引き落としされるのではなく、注文者から受け取った金額がそのままそっくり引き落とされます。
そして、後日、料理の代金やウーバーイーツの手数料などを差し引いた配達員の報酬分の金額が銀行へ振り込まれます。間違えても注文者から受け取った現金をすぐに使い切ってしまうことはせずに、いったんクレジットカードの引き落とし用に使っている銀行口座に入れるなどして、引き落としに備えましょう。
ウーバーイーツの現金払いのメリット・デメリット
ウーバーイーツを現金払いにすることにはメリットもあればデメリットもあります。こちらでは、UberEatsの現金払いのメリットとデメリットについてそれぞれ見ていきましょう。
注文者側はクレカなしでも利用できるメリットしかない
ウーバーイーツの支払い方法を注文者が現金支払いを選ぶことのメリットとデメリットは、クレジットカードなしでもUberEatsを利用できるようになるというメリットしかありません。注文者にとっては、現金支払いにすることのデメリットというのは、配達員がちゃんと現金払いに対応していてくれれば特にありません。
配達者側のメリットについて
UberEatsの現金払いのメリットとデメリットは配達人にとって大きなものになってきます。配達員から見た場合のメリットデメリットについて詳しく見ていきましょう。まずはメリットには次のようなものがあります。
振込を待たず現金で受け取れる
配達員が現金支払いの注文を受けるメリットには、報酬の振り込みを待たずに現金を手にできるというメリットがあります。確かに全額クレジットカードから引き落としがされてしまうのですが、それでも現金がカツカツの場合には現金を手にできる安心感というの確かにあります。
クレジットカード払いでポイントゲット!
特にポイ活をしている人にとってはうれしいメリットがあります。それは、クレジットカードで注文者から受け取った現金を引き落としされることで、クレジットカードポイントが貯まるというメリットです。
通常の現金振り込みだけの対応であればクレジットカードポイントは貯まりません。しかし、引き落としがあればクレカポイントは貯まっていきます。これはポイ活をしている人には見逃せません。
現金払いに対応したほうが依頼件数が増えて収入増も!
現金払いに対応している人にもクレジットカード払いの注文者からの依頼も入ります。しかし、現金払いに対応していない人にはクレジットカード払いの注文書からの依頼しか入りません。現金払いを希望する人の注文は入りません。
ということは、現金払いに対応している配達員の方が依頼を受ける可能性が高くなり、報酬が増える可能性が上がります。これはメリットといえるでしょう。
お釣りをチップとして受け取れることも!
現金払いをする人の中には、お釣りを配達員にチップとしてくれることもあります。まだ日本にはチップの文化は広がっていませんが、それでも海外の旅行者などが多くなったり、海外生活を経験する日本人が増えるにつれてチップを渡す文化も広がりつつあります。
クレジットカード払いではチップは絶対にもらえませんが、現金払いならもらえる可能性があるのはうれしいものです。
配達者側のデメリットについて
配達員にとってのデメリットには次のようなものがあります。
クレジットカードを持っていないとできない
配達員にとっての現金支払いを受けるデメリットというのは、まずはクレジットカードを持っていないと仕事を受けることができないというデメリットがあります。
年会費無料で作れるクレジットカードも増えてきましたが、審査に通らずにクレジットカードが作れないという人も少なくありません。そういった人は現金払いの仕事を受けることができないというのはデメリットといえます。
お釣り銭を常に持ち歩く必要がある
現金払いの仕事を受けるためにはお釣り銭をいつも持ち歩かなければいけないという点もデメリットと感じる人もいます。お金を配達するために細かく崩しておいたり、小銭をジャラジャラ持ち歩きたくない当いう人は、現金支払いの注文に対応しない方がいいでしょう。
お釣りを間違えないようにする必要がある
配達をした時に注文者がちょうどの金額で支払ってくれるとは限りません。配達員がお釣りを計算して渡さなくてはいけないのですが、計算が苦手な人には大変でしょう。お釣りの計算が苦手な人は、スマホには必ず計算機が付いているので、計算機がすぐに開けるようにしておくなどの工夫をしておくことが大切です。
現金を持ち歩くことのリスク
仕事中は必要以上のお金を持ち歩きたくないという人も少なくありません。しかし、UberEatsで現金払いに対応するためには、ある程度のお釣り銭や、受け取った現金を配達中は常に持ち歩かなければいけません。注文をたくさん受ければ、持ち歩く現金の金額も大きくなります。現金を持ち歩くことのリスクはデメリットと言えるでしょう。
階段や暗い場所でも小銭の計算をする必要がある
UberEatsでは配達をするのが夜だったり、薄暗いアパートや路地の奥だったりすることもよくあります。そんな時には、暗くてよく見えない場所でお金を数えなければいけません。暗くてよく見えなくても、計算間違いをするわけに行かないので大変です。
UberEatsの配達員をしている人の中には、100均で買えるヘッドライトを使っている人もいます。特に夜、現金払いの注文に対応するときには暗い場所での対策を考えましょう。
日本語ができない外国人からの注文もある
UberEatsでは配達員が対応できる言語を選べますが、日本語対応のはずのお客さんが日本語がわからない外国人だったということもよくあります。基本的にスマホアプリに表示されている金額を支払ってもらえばいいので問題はありませんが、相手が日本語がわからない外国人だった場合に現金支払いにテンパってしまう人もいます。
報酬よりも支払い金額の方が多くなることもある
基本的にクレジットカードで引きとおされる金額は注文者から受け取った現金の全額で、その中には配達員の報酬の他に料理の代金やUberEatsの手数料などが含まれています。しかし、後から報酬が振り込まれることを見込んでいたはずなのに、なぜか現金払いの場合に報酬が少なすぎることがよく起きています。
原因は配達員のアプリの不具合で、配達で走った距離がカウントされていなかったり、ブーストが計算されなかったりするようです。現金払いを受けるときにはアプリがしっかりと動作しているかどうかを確認するようにしましょう。
ウーバーイーツで現金払いに対応できないときはどうする?
注文する側であっても、配達員の側であっても、UberEatsの現金払いに対応できないことが時々起こります。こちらではウーバーイーツで現金払いをしたいのに現金払いを選べなかったり、ちゃんと配達員がクレジットカードの登録もしたのに現金払いをいつまでも選べなかったりする場合の対処法についてみていきましょう。
カスタマーサポートへ連絡
Uber Eatsで現金払いに対応できない場合には、注文者も配達員もウーバーイーツのサポートセンターへ連絡をしてみましょう。ウーバーイーツでは注文者向けのサポートセンターの電話番号と、配達員向けのサポートセンターの電話番号が用意されています。それぞれ必要に応じて電話で問い合わせてみましょう。
注文者向けサポートセンター電話番号
03-4510-1243
配達員向けサポートセンター電話番号
エリアごとに違うので該当エリアのセンターへ電話すること
東京:0800-080-4117 若しくは 03-4510-0974
神奈川:0800-080-4255
埼玉:0800-080-4117
千葉:800-080-4117
愛知:0800-123-6931
大阪:0800-080-4270
兵庫:0800-080-4288
京都:080-0170-0024
福岡:0800-080-4153
スマホとアプリのアップデート
ウーバーイーツが日本で始まったのは2016年のことですが、現金での支払いに対応したのは2019年のことです。ということは、現金での支払いに対応していないバージョンのアプリを利用している場合には、注文者側も配達者側も現金での支払いオプションが表示されないということです。
ウーバーイーツのアプリを最新版にアップデートすることで現金支払いに対応できるようになる場合もあります。スマホのアプリストア、iPhoneならAppストア、AndroidならGoogleプレイストアでアップデートが必要なアプリを確認できるのでそちらでUberEatsのアプリのアップデート情報がないかどうか確認してみましょう。
また、セキュリティ上の理由からスマホのOSが最新版になっていないと最新版のアプリがインストールできない場合もあります。スマホのソフトウエアアップデートが無いかどうかも確認してみましょう。
クレジットカード情報を削除してから再登録
ウーバーいつの現金支払いに対応できない時の対処方法にはクレジットカード情報をいったん削除して再登録してみる、という方法もあります。
注文者の場合にはクレジットカード情報を登録していることで、現金支払いではなくクレジットカードでの支払いだと判断されている可能性もあります。クレジットカード情報を削除することで現金支払いができるようになる可能性があります。
時間をおいて待ってみる
アプリかUberEatsのサーバーの何らかのバグで現金払いができなくなっている可能性があります。今まで現金払いが問題なくできていたのに、突然できなくなった場合には何らかの障害が発生している可能性が考えられます。
この場合にはしばらく時間をおいて待つと現金払いができるようになる可能性があります。少し時間をおいてみるという対処方法を取ってみましょう。
ウーバーイーツの現金払いは便利!でも配達員は何かと大変!
この記事ではウーバーイーツを現金払いで利用する方法や、現金払いのメリットとデメリットについてみてきました。ウーバーイーツが現金払いに対応したことで、クレジットカードを持っていない人でもウーバーイーツを利用できる様になった事は大きなメリットです。
しかし、配達員にとっては現金払いに対応することにはメリットもあればデメリットも大きくあります。配達員は現金払いを引き受けても大丈夫なのかどうかよく検討してから決断しましょう。