WeChat(微信)の登録方法！電話番号以外での登録やID設定方法は？

WeChat（微信）は、中国の最大人気のSNSツールで、いわゆるLINEの中国版です。当初の機能は、チャット機能と無料通話機能だけでした。しかしここ近年、中国のITの急速な進歩に伴い、WeChatも急激に進化をしており、日本での使用者も増加しています。

中国では、LINEが使用できないということがあり、WeChatの登録者数は11億人を超えています。したがって中国では、友人とのやり取りやビジネスでのやり取りは、このアプリが無くては成り立たたず、絶対に欠かすことのできない存在となっています。

WeChatは、LINE Payのように「WeChat Pay」というスマホ決済サービスが付いています。このサービスは、中国以外にも、日本でも使用できる店舗が存在し、徐々に対応店舗が増加してきています。

では、WeChatのインストールとアカウント登録方法について解説します。

WeChatは、他のアプリと同様に「WeChat」と検索し、”入手”をタップするだけでインストールできます。

インストールが完了したら、アプリを起動させます。そうすると、この画面が表示されるので、下にある”登録”をタップします。

そうしますと、”電話番号”と”パスワード”を入力する欄がありますので、入力し、”次へ”という表示をタップしてください。パスワードは、文字、数字、記号を含む8から16文字の長さで設定できます。

電話番号とパスワードを設定したら、プライバシーポリシーの画面が表示されますので、”同意”を選択し、”次へ”という表示をタップします。

セキュリティ確認の画面が表示されますので、”確認”をタップします。

確認をタップするとこのような画面が表示されますので、”スライダー”を動かし、パズルの位置を合わせて完成させてください。

パズルを完成させますと、SMS確認コードが送信されてくるので、”確認コード”を入力し、”送信”をタップします。

確認コードを送信すると、この画面が表示されますので、”人のアイコン”をタップし、自分のアイコンを設定します。設定したら、今度は”名前”を入力し、”次へ”をタップすることで、一通りのアカウント作成は完了します。

WeChatは、アカウントを作成した時に、自動でIDの設定がされますが、無作為なIDであるため、自分で設定をする必要があります。IDを設定することで、友だちにIDを教えるだけで、繋がることができるので大変便利です。

IDの設定方法は、WeChatのトップ画面の右下にある”本人”というアイコンをタップします。

自分のプロフィールが開けたら、”歯車のマーク”の設定をタップします。

設定の画面が表示されたら、一番上にある”マイアカウント”をタップします。

マイアカウントを開くと、一番上に”WeChat ID”という表示がありますので、こちらをタップします。

そうしますと、このような画面が表示されます。”WeChat ID”を入力する欄がありますので、こちらに希望するIDを入力することで設定が完了します。なお、IDは一度設定すると、変更はできないので注意が必要です。

また、パスワードの設定は、アカウント作成時にしましたが、こちらもマイアカウントの画面にある”パスワード”という表示から変更が可能です。それぞれの欄に”パスワード”を入力することで、設定が可能です。

WeChatは、他のアプリと異なり、メールアドレスなどの電話番号以外のものではアカウント登録できないのが特徴です。アカウント作成時に必ず電話番号を入力し、SMS確認コードを入力する必要があります。

WeChatでは、スマホが故障したとしても、メールアドレスを登録することで、PCなどのスマホ以外の端末でサービス使用時の際、登録されたメールアドレスでログインすることが可能になります。

特に中国においては、WeChatが使えないと本当に困ります。日本でもありますが、友だちやクライアントの電話番号は知らないけど、SNSでのやり取りはしているということは珍しくありません。また、WeChatは、決済サービスを提供していることもあり、ログインできないと心配になります。

メールアドレスの登録は、IDの設定と同様にマイアカウントの画面を開きます。その中に”詳細設定”という表示があるので、タップしてください。

詳細設定の画面を開いたら、”Eメール”という表示があるので、その箇所をタップします。

そうすると、Eメール登録の画面になりますので、”メールアドレス”を入力欄に入力し、”完了”をタップすることで登録が完了します。

パスワードを毎回入力するのは面倒くさいという方がいます。しかし、Wechatではそんな悩みを打ち消す声紋認証によるログイン機能があります。

設定の仕方は、先程と同様にマイアカウント画面を開きます。その中にある”声紋”という表示をタップします。

この画面が表示されますので、下にある”開始”をタップします。

タップするとこの画面に切り替わりますので、下の”緑色の丸いボタン”を押したままスマホに向かって数字を読み上げます。

声紋の設定が完了すると、「声紋が有効になりました」という画面に切り替わります。

声紋の設定後は、ログイン画面はこのようになります。ログイン方法は、”声紋でログイン”をタップし、声紋の登録時と全く同じで、”緑色の丸いボタン”を押しながら数字を読み上げます。普通にログインする場合は、下の”確認モードの変更”をタップするだけです。

WeChatで友だちを追加登録する方法ですが、IDの検索や電話番号の検索以外に、電話帳のアップロードとQRコードの読み取りによる追加があります。

WeChatのトップ画面の下の連絡先を選択します。連絡先を開いたら、右上にある”人のマーク”をタップします。

友人の追加画面が表示されるので、”携帯連絡先”という表示をタップします。

そして、”ここをタッチして”とあるのでタッチします。

タッチするとこのような画面が表示されるので、”連絡先のアップロード”をタップします。

アップロードが完了しますと、再度友人の追加画面の”携帯連絡先”をタップします。そうしますと、このように自分の連絡先に含まれる電話番号のアカウントが表示されますので、”追加”をタップすることで友だちを追加することが可能です。

しかし、連絡先をアップロードするということは、個人情報をWeChatに送ることになるので、心配な方はアップロードをしない方が安全です。

WeChatではQRコードスキャンによる友だち追加が可能で、友人の追加画面で”QRコードのスキャン”をタップします。

そうしますと、QRコードのスキャン画面に替わりますので、こちらで”相手のQRコード”を読み取るだけで、友だちの追加が可能です。また、下にある”自分のQRコード”という表示をタップすることで、自分のQRコードを表示できます。

WeChatの使い方ですが、メッセージも画像の送り方もほとんどLINEと同じです。

まずは、メッセージの送り方ですが、連絡先の画面から”メッセージを送りたい相手”を選択すると、このようなトーク画面が表示されます。

このようにメッセージを入力する欄があるので、ここにメッセージを入力し、”送信”をタップするだけです。

また、文字によるメッセージ以外に、”左下のアイコン”を選択し、”押したまま話す”という欄を押しながら話すことで、ボイスメッセージを送ることも可能です。

画像データの送り方ですが、メッセージ画面の右下の”＋マーク”をタップします。

そうしますと、このような画面が表示されますので、”画像のアイコン”をタップし、自分の送りたい”画像”を選択することで送信ができます。

この記事では、WeChat(微信)のインストールからアカウントの作成、友だちの追加、使い方について説明してきました。WeChatでは、電話番号以外のメールアドレスなどによる登録はできないため、携帯電話1台につき1アカウントしか作成できません。

WeChat(微信)に関するインストール、使用方法などについての解説は以上となります。WeChatは中国で最大の人気SNSアプリであり、中国で生活する以上、必須アプリといっても過言ではありません。

日本でも使用している人が増加してきているため、是非皆さんもインストールし、WeChat(微信)を始めてみましょう。