スイッチコントロールの使い方!iPhoneで自動でタップを繰り返す方法を解説!

iPhoneのスイッチコントロールの使い方を解説します。スイッチコントロールとは自動でタップの繰り返しを行うループ操作ができる機能です。緊急時のiPhone操作やゲームにおけるループ・連打操作に活用できます。スイッチコントロールの使い方をマスターしましょう。

スイッチコントロールの使い方!iPhoneで自動でタップを繰り返す方法を解説!のイメージ

目次

  1. 1スイッチコントロールとは?
  2. iPhoneに標準搭載されているiPhoneの自動操作機能
  3. 2スイッチコントロールを使うメリットとは?
  4. 自動タップの繰り返し(ループ)や連打でアプリゲームを楽しめる
  5. 手が離せない時に自動でiPhoneを操作できる
  6. 3スイッチコントロールで繰り返し自動タップを設定する方法
  7. 自動タップ・繰り返しループタップの設定手順
  8. 4スイッチコントロールの起動方法と使い方
  9. スイッチコントロールをトリプルタップで起動する方法
  10. 5スイッチコントロールを使ってiPhoneをさらに楽しもう!

スイッチコントロールとは?

今回はiPhoneの「スイッチコントロール」という機能の使い方について解説します。とても便利な機能なのでiPhoneのヘビーユーザーは使い方をマスターして、ぜひ活用してください。

iPhoneに標準搭載されているiPhoneの自動操作機能

「スイッチコントロール」とは、iPhoneに標準装備された便利機能の1つで、手数の多い操作を短縮してワンアクションで操作できるようにカスタマイズできる機能です。手が離せない状況でiPhoneの画面を何度もタップできないようなときに、ワンアクションで操作できるので大変便利です。

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スイッチコントロールを使うメリットとは?

iPhoneの便利機能「スイッチコントロール」を使うメリットについて解説します。

自動タップの繰り返し(ループ)や連打でアプリゲームを楽しめる

「スイッチコントロール」を利用して、自動タップの繰り返し(ループ)や連打でアプリゲームを楽しめます。

「スイッチコントロール」の設定に複雑な連続操作や連打操作を登録すると、ワンタップで登録した操作を代行できるので、ワンタップを繰り返すだけで複雑な連続操作や連打操作をループして操作できます。

「スイッチコントロール」をゲームに利用すると、タイミングを合わせてワンタップすれば、いつでも繰り返しループ操作・連打操作を実行できるので、通常よりも効率よくゲームを進められるという楽しみ方ができます。

スイッチコントロールをゲームに活用するにあたって

アプリゲームには「周回プレイ」という用語があります。周回プレイとは1度クリアしたゲームを再度プレイすることです。

ゲームの臨場感をあらためて楽しんだり、1回目では気づかなかったイベントや試せなかったモードなどを体験するゲームの楽しみ方ですが、1度クリアしたゲーム条件をそのまま引き継いでさらにキャラクターを育てながらプレイする、2回目は難易度が高いプレイ条件でプレイするときもあります。

そんなプレイ条件の時にアイテム収集や経験値を積むために自動プレイで戦闘イベントをこなせると、ゲーム上大変便利です。「スイッチコントロール」を使いこなせば自動で周回プレイが可能です。

スイッチコントロールを活用できるゲーム

また、「スイッチコントロール」はクリッカー系と呼ばれるゲームジャンルにも活用できます。クリッカー系ゲームとは、アイテムや経験値などを「クリック」することで取得していくゲームです。放置ゲームとも呼ばれます。このクリッカー系ゲームに「スイッチコントロール」を応用すると有利なゲーム展開が可能になります。

上記の点で「スイッチコントロール」はゲームプレイに有効ですが、注意点があります。「スイッチコントロール」はゲームプレイにとって便利な機能ですが、ゲームによっては外部ツールとみなされて(反則行為とみなされて)アカウントが削除される場合があるようなので、あくまで自己責任で行うという認識が必要です。

スイッチコントロールを活用できるゲーム

手が離せない時に自動でiPhoneを操作できる

「スイッチコントロール」を利用すると、手が離せない時に自動でiPhoneを操作するという使い方ができます。「スイッチコントロール」機能を使えば、パターン化された操作をワンタップ操作で済ませられるので、緊急事態のiPhone操作には有用な機能です。

「スイッチコントロール」は手でiPhoneを直接つかんで操作しなくても操作可能な機能なので、水で手を濡らしている条件でも「スイッチコントロール」を活用してiPhoneを操作できます。

スイッチコントロールの開発起源

「スイッチコントロール」とは、本来通常のiPhone操作が難しいユーザー(負傷者や運動機能が不自由な人などを含む)向けに装備されたオペレーション機能です。

iPhoneの通常操作のタップ・スワイプ・長押しなどの操作が難しいときに、簡略化されたオペレーションで通常の操作を行えるように開発されました。ワンタップで行える操作以外に、頭の動きや外部機器を使って操作できる機能もあります。

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スイッチコントロールで繰り返し自動タップを設定する方法

次に、「スイッチコントロール」で自動タップ・繰り返しループタップを設定する方法を解説します。

自動タップ・繰り返しループタップの設定手順

自動タップ・繰り返しループタップを設定するには、まず、iPhoneの「設定」アイコンをタップし、「一般」→「アクセシビリティ」→「スイッチコントロール」と進み、「スイッチコントロール」の画面で「スイッチ」を選びます。

スイッチコントロールの使い方

次の画面から「新しいスイッチを追加」→「画面」→「フルスクリーン」の画面まで進み「タップ」を選びます。

スイッチコントロールの使い方

ここで一旦「スイッチコントロール」の画面に戻り、「レシピ」を選びます。

スイッチコントロールの使い方

次の画面で「新しいレシピを作成」を選び、ここから「スイッチコントロール」でカスタマイズする操作手順を登録します。

スイッチコントロールの使い方

レシピの「名前」を入力したの後、「スイッチを割り当てる」を選びます(今回はレシピ名を「テスト1」とします)。

スイッチコントロールの使い方

次の画面から「フルスクリーン」→「カスタムジェスチャ」まで進みます。

スイッチコントロールの使い方

この画面からタップパターンを登録していきます。「コントロールを非表示」をタップすると登録が始まります。登録できるタップパターンは「タップ5回」が上限です。10秒間以内で収めます。

スイッチコントロールの使い方

手順のパターンをタップし終えたら、画面右上の「保存」をタップして登録します。

スイッチコントロールの使い方

最後に作成した「レシピ」(登録した手順)を有効にします。「スイッチコントロール」の画面で「レシピの起動」をタップします。

スイッチコントロールの使い方

「レシピの起動」の画面で作成した「レシピ」を選択すれば、使用可能になります。

スイッチコントロールの使い方
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スイッチコントロールの起動方法と使い方

次に「スイッチコントロール」の起動方法と使い方を解説します。

スイッチコントロールをトリプルタップで起動する方法

「スイッチコントロール」はトリプルタップで起動させる方法が一般的です。トリプルタップとは、ホームボタンを文字通り3回(トリプル)タップする操作です。

「スイッチコントロール」をトリプルタップで起動させるには事前に設定が必要です。設定するには、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」まで進み、「スイッチコントロール」を選択すれば設定完了です。

スイッチコントロールの使い方

実際にスイッチコントロールを起動する

ホームボタンを3回タップすると「スイッチコントロール」が起動します。

スイッチコントロールの使い方

「スイッチコントロール」が起動すると、画面のどの場所をワンタップしても、登録したタップパターンを再現します。「スイッチコントロール」を停止するには再度ホームボタンを3回タップします。

スイッチコントロールの使い方

スイッチコントロールのタイムアウト設定

「スイッチコントロール」のタイムアウト設定は、iPhoneを放置しがちな環境で有効です。「スイッチコントロール」を有効にしたまま、iPhoneを放置しておくと、再度iPhoneを手にしたときに操作が思うようにいかず混乱しかねません。

「スイッチコントロール」をタイムアウト設定しておけば、設定時間の間何も操作が行われないと自動的に「スイッチコントロール」機能が無効になり、通常の操作条件に戻ります。

「スイッチコントロール」のタイムアウト設定は、「設定」→「アクセシビリティ」→「スイッチコントロール」→「レシピ」まで進み、タイムアウト設定するレシピをタップします。

スイッチコントロールの使い方

選択したレシピの画面が表示されるので画面下方にある「タイムアウト」をオンに設定します。

スイッチコントロールの使い方

「タイムアウト」をオンに設定するとその下の段に設定時間を調整する行が表示されるので「-」「+」ボタンで設定時間を調整します。

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スイッチコントロールを使ってiPhoneをさらに楽しもう!

「スイッチコントロール」を使ってiPhoneをさらに楽みましょう。「スイッチコントロール」とは、簡単設定で自動で繰り返し操作ができるiPhoneの標準機能です。自動で繰り返し操作ができる「スイッチコントロール」は様々な用途に応用できます。

アプリゲーム利用時に繰り返しループ操作や連打操作がワンプッシュでできると、ゲーム展開が通常よりも有利に展開できるのでゲームの楽しみ方がさらに深まるでしょう。ゲーム展開が有利になるようなタップパターン・連打パターンをあらかじめ「スイッチコントロール」に登録しておきましょう。

ただし、ゲームによっては「スイッチコントロール」の使用は外部ツールとみなされて(反則行為とみなされて)アカウントが削除される場合があるので、ゲームの仕様をよく確認して、自己責任で行うという認識が必要です。

また緊急時のiPhoneの使用は手が離せない状況も多いはずです。そんな緊急時のためにあらかじめ「スイッチコントロール」に複雑なタップパターンを登録しておけば、ワンタップで登録したタップパターンを繰り返し操作できます。

iPhoneを放置しがちな環境では「スイッチコントロール」をタイムアウト設定しておきましょう。「スイッチコントロール」をタイムアウト設定しておけば、iPhoneを放置しても自動的に通常の操作条件に戻ります。

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この記事のライター
KOUSUKE
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