2019年08月19日更新
Steamファミリーライブラリシェアリングのやり方!ゲーム・アカウントを複数PCで共有できる!
Steamのファミリーライブラリシェアリングのやり方を解説します。Steamでファミリーライブラリシェアリング機能を利用するとゲームライブラリを複数のアカウント・PCで共有できます。家族などの複数アカウントでゲームを共有するやり方をマスターしましょう。
目次
Steamのファミリーシェアリングでできること
現在、ゲームプラットフォームとして人気を集めているSteamですが、そんなSteamの機能に「ファミリーシェアリング」という機能があります。この「ファミリーシェアリング」は家族や知人のアカウントと連携することで、ゲームライブラリのラインナップの貸し借りを行える機能です。
今回は、Steamに装備されているこの便利機能、「ファミリーシェアリング」についてレビューします。
PC共有とユーザー承認で有効
Steamの「ファミリーシェアリング」機能とは、同じPCにログインする複数のアカウント同士でゲームライブラリを貸し借りできる機能です。
ゲームライブラリを借りる場合はゲームの持ち主からアカウント承認してもらう必要があります。1つのアカウントが承認できるシェアリングアカウントの上限は最大5アカウントまでとなっています。
家族がやっているゲームがプレーできる
Steamの「ファミリーシェアリング」機能を利用すれば、同居している家族が所有するゲームを借りて、プレイできるようになります。設定は共有するPCに家族同士のアカウント(ゲームを貸す側・ゲームを借りる側)でログインして行います。
複数アカウントの実績取得や進捗を保存できる
また、Steamの「ファミリーシェアリング」機能を利用すると、家族・知人の複数アカウントで共有したゲームライブラリの内訳や、Steam利用上の実績・ゲームの進捗状況をクラウド上で管理できるようになります。家族・知人の複数アカウントのゲームライブラリの利用状況を一括して管理できます。
Steamのファミリーシェアリングのやり方
次に、Steamのファミリーシェアリングのやり方について解説します。
Steamガードを有効化
Steamのファミリーシェアリングを利用するには、まず、Steamガードを有効化する必要があります。
Steamガードとは、Steamを利用する際のセキュリティー機能で、パスワードによる2段階認証でログインを制御できます。パスワードは短時間の有効期限が設けられているので発行後の限られた時間内でしか使えません。主にゲームの購入時に利用されます。
Steamガードは「メール認証・スマホ認証」の2つの認証タイプから選べます。
ファミリーライブラリシェアリングの有効化
Steamガードを有効化した後、Steamでファミリーライブラリシェアリングの有効化を行います。
大まかな流れを説明すると、初めに、共有するPCにゲームライブラリの持ち主(ゲームを貸す側)がSteamガードでロック解除してログインし、ゲームライブラリの持ち主(ゲームを貸す側)のアカウント上で、「ファミリーライブラリシェアリング」を有効に設定して承認アカウントとしてゲームを借りる側のアカウントを指定してもらいます。
その後、ゲームを借りる側のアカウントで共有するPCにログインし直し、ゲームをプレイするという流れになります。
Steamのファミリーシェアリングする側のやり方
次に、Steamのファミリーシェアリングのやり方を、ゲームを借りる側の視点で解説します。
設定方法
以下、自分がゲームを借りる場合を想定して、Steamのファミリーシェアリングの設定方法を説明します。
まず、共有するPCで既に自分のアカウント(ゲームを借りる側)でログインしている場合は、一度ログアウトします。
その後改めて、ゲーム持ち主のアカウント(ゲームを貸す側)で共有するPCにログインし直します。
Steam画面左上のメニューバーから「Steam」→「設定」(Settings)を選択します。
次に、切り替わった画面の左側に表示されているメニューから「ファミリー」の項目をクリックします。
「ファミリー」設定の画面が表示されるので中央画面に表示されている「このコンピューター上でのライブラリシェアリングを承認する」の項目にチェックを入れます。
チェックを入れると、その下方に「基準を満たしたアカウント」としてゲームライブラリを共有できるアカウントの一覧が表示されるので、アカウント一覧の中から自分のアカウント(ゲームを借りる側)にチェックを入れ、「OK」をクリックします。
「OK」をクリックするとSteamが再起動します。再起動後は、ゲーム持ち主のアカウント(ゲームを貸す側)からログアウトし、自分のアカウント(ゲームを借りる側)でログインし直します。
自分のアカウントのゲームライブラリに、借りたゲームが表示されているので通常通り、ゲームをダウンロード・インストールしてゲームをプレイします。
Steamファミリーシェアリングの条件と注意
次に、Steamのファミリーシェアリングの条件と注意点について解説します。
Steamログイン必須
Steamのファミリーシェアリングの条件として、前述で説明した通り、共有するPCにゲームを貸す側と借りる側がログインして手続きを行うことが必須になります。
承認上限アカウントとPCの台数
また、Steamのファミリーシェアリングの利用条件として、1つのアカウントで承認できるPCは10台まで、ライブラリを共有できるのは5アカウントまでとなっています。
貸し出し相手のチート罰則を受けることになる
自分がゲームを貸し出した相手が、貸し出したゲームでチートをはたらいた場合、連帯責任で貸し出した側も罰則を受けるケースがあります。そうした状況も踏まえ、ゲームを貸し出す相手は信頼できるパートナーだけにするべきです。
同時に2人プレーはできない
Steamのファミリーシェアリングのルールとして、同じゲームをプレイできるのは基本的に1人のプレイヤーに限られます。2人のプレイヤーが同時にプレイすることはできません。
ただし、ゲームプレイの優先順位は当然ゲームの持ち主にあるので、貸した相手がゲームを先にプレイしていても、ゲームの持ち主がゲームを起動すると、貸した相手側に、5分以内にゲームプレイを終了するように通知が届きます。
5分後に無条件で貸した相手側のゲームは終了します。ゲームの持ち主は貸した相手側のゲームの終了を待たずして、すぐにゲームプレイできます。
Steamのファミリーシェアリングを活用してゲームを試してみよう
Steamのファミリーシェアリングを活用して、家族や知人の複数アカウントでゲームライブラリを共有するやり方をマスターしましょう。
Steamのファミリーシェアリングを利用する上で、第一条件として留意するべき点は、「1つのアカウントで承認できるPCは10台まで」「ライブラリを共有できるのは5アカウントまで」という上限設定です。
また、Steamのファミリーシェアリングで共有したゲームに関しては、同じゲームをプレイできるのは基本的に1人のプレイヤーに限られており、2人のプレイヤーが同時にプレイした場合は、ゲームを借りた側のゲームが5分後に強制終了され、ゲームの持ち主のプレイが優先されることになります。
Steamのファミリーシェアリングの設定は、共有するPC上で行います。ゲームを貸す側と借りる側が、共有するPCにログインして手続きを行うことが必須になります。
手順としては、初めにゲームを貸す側がログインし、PCの承認とゲームライブラリを共有するアカウント(ゲームを借りる側のアカウント)指定し、その後共有するPCにゲームを借りる側のアカウントでログインし直してゲームライブラリからゲームをダウンロード・インストールしてゲームをプレイするという流れになります。
また、セキュリティーとして気を付けるべき点として、自分がゲームを貸し出した相手が、貸し出したゲームでチートをはたらいた場合は、ゲームを貸した側も連帯責任で罰則を受けるケースがあるということです。こうした状況を避けるためにも、ゲームの貸し出しは信頼できるパートナーにしか許すべきではないという認識を持ちましょう。
信頼できるパートナーや家族とSteamのファミリーシェアリングを有効活用して、Steamのゲームサービスを有意義に利用しましょう。