2019年10月23日更新
SNS検索の特徴とは?若者の検索エンジン(Google/Yahoo!)離れを調査!
SNS検索の特徴とは?若者の検索エンジン(Google/Yahoo!)離れを調査します。GoogleやYahooの検索よりもSNSを利用した検索が主流になりつつあります。この記事を参考にSNS検索の方法を知っていただけたら幸いです。
目次
- 1SNS検索が若者の新しい情報収集方法に選ばれている
- ・SNS検索とは
- ・検索エンジン(Google・Yahoo)に並ぶ利用率の高さ
- 2SNS検索や音声検索などの特徴について
- ・SNS検索
- ・音声検索
- 3SNS検索によく使われるもの
- ・Instagram(インスタグラム)
- ・Twitter(ツイッター)
- ・Facebook(フェイスブック)
- ・Pinterest(ピンタレスト)
- 4SNS検索で重要なハッシュタグについて
- ・タグるとは
- ・ハッシュタグの特徴
- ・使用可能な文字
- ・注意点
- 5SNS検索をする方法
- ・Instagramの場合
- ・Twitterの場合
- ・Facebookの場合
- ・Pinterestの場合
- 6SNS検索を活用してイチ早く情報収集しよう!
SNS検索が若者の新しい情報収集方法に選ばれている
近年どの年代においてもインターネットの利用時間が増加傾向にあり、特に若い年代はテレビや新聞よりもインターネットから情報を収集しています。さらに、これまでのようにWebのGoogleやYahooでの検索方法ではなく、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを用いた、SNS検索が若者を中心に主流となっています。WebのGoogleやYahooでの検索も情報の入手は簡単にできますが、若者にはSNSがメインの検索方法になります。
SNS検索とは
10代から20代の間での情報収集として一般的になっているSNS検索とは先述したように、WebのGoogleやYahoo!で検索するのではなくTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを用いて交通情報や地震情報、ニュースなどのリアルタイムの情報を収集するようになっています。
SNS(ソーシャルネットワークサービス)内での検索
若者の間で主流となっているSNS検索では、リアルタイムで現在の動向を感じられることや写真などがより綺麗になっていることを理由にしている若者が多くなっています。また、知りたい内容やジャンルによってSNS検索や検索エンジンであるWebのGoogle、Yahooの使いわけも行っています。
Twitterでは、地震情報や交通情報などの現在の速報を知りたい場合に利用することが多くあります。検索エンジンであるWebのGoogle、Yahooでは、全体的にわからない時に利用している傾向があります。
検索エンジン(Google・Yahoo)に並ぶ利用率の高さ
若者を対象にアンケート調査を行い、よく使用する検索機能を調べた結果が、Googleが33%、Twitterが31%、Instagramが24%、Yahooが12%という結果です。結果から若者の間では、TwitterやInstagramを用いたSNS検索が検索エンジンのGoogleやYahooと同じように利用されていることがわかります。
SNS検索や音声検索などの特徴について
SNS検索や音声検索などの特徴はいくつかあります。SEO対策がされていないリアルな情報、広告的ではない利用者側の意見に特化している、インフルエンサー発信の情報、知りたいことを短く簡単に知ることもできます。音声検索は、SiriやAIの活用で入力不要になり、中高年層のトレンドでもあります。
SNS検索
TwitterやInstagram、Facebookなどを用いた検索方法で、若者を中心に利用されています。主に、SNS検索ではトレンド傾向の情報収集がメインとして利用されています。検索方法としては、3つの代表的な方法があり、アカウント検索、ポスト投稿検索、ハッシュタグ検索があります。
SEO対策がされていないリアルな情報
検索エンジンGoogle、Yahooでは、フラットな検索ではなく、Googleなどがインデックスをしたページ情報をGoogleが順位付けたルールで検索します。また、SEO対策もされています。しかし、SNS検索では、SEO対策はなく、よりリアルな情報を獲得できます。つまり、SNS検索はトレンド情報を検索できます。トレンドとは、傾向や流行という意味があります。世の中の物事の状態が、一方向に変化している様子を表しています。
そのため、旬の話題や現在起こっている情報収集に向いています。
広告的ではない利用者側の意見に特化
SNS検索ではSNS投稿された内容から検索をしているので、実際に体験された内容もしくは感想を調べることができます。そのため、広告的な要素がなく、利用者側に寄り添った内容を検索できます。
インフルエンサー発信の情報
SNS検索では、どれくらいの人が話題にしている情報なのか、誰が発信している情報かが重要です。現在のSNSの情報を間違えないためにも、多くの人の意見や信頼できるインフルエンサーの存在が必要です。
知りたいことを短く簡単に知ることができる
検索エンジンを用いた場合は、全体を表現する情報が多く発信されています。細かい情報を探している場合には、探すのに手間がかかります。しかし、SNSに記載されている情報はまとめられた情報ではなく、情報の一部分のみがSNSに記載されています。そのため、自分が知りたい情報をピンポイントで収集できます。
音声検索
音声検索は、AIなどのSiriの発達により主流になりつつあります。また、音声検索は中高年の層に人気で、入力の手間が省けるのがポイントです。
SiriやAIの活用で入力不要
スマートフォンやパソコンなどのデジタル関係に関しては、中高年層よりも若者層の方が、利用率が高いですが、その半面で、スマートフォンでの音声検索においては、中高年層の方が多く利用しています。それは、慣れないキーボード操作や入力操作などが面倒に感じるためです。AIスピーカーやiPhoneのSiri機能を用いて、言葉で直接聞く方が多いです。また、視力の低下や指先の可動性の鈍化なども理由の一つにあげられます。
中高年層のトレンド
音声検索が、中高年のトレンドとなっており、キーボード操作を行わずに直接言葉で聞く方が多いです。これは、キーボードでの操作が面倒だと感じる人が多いためです。
SNS検索によく使われるもの
SNS検索においてよく使用されているSNSは4つあります。Instagram、Twitter、Facebook、Pinterestです。4つのSNSはそれぞれ特化している内容が異なるので、おすすめです。Instagramはハッシュタグ検索に特化しており、自分の気になる画像を検索できます。Twitterはリアルタイム検索機能があり、現在進行形で情報を得られます。Facebookは自分の名前での登録が必須なため、フォーマルな投稿がメインになります。
Pinterestは、画像がメインの投稿になり、自分の探している画像をすぐに検索できます。
Instagram(インスタグラム)
Instagramは、個性を表現する場所として捉えられており、若者の中で一番利用者が多く、人気のSNSとなっています。
ハッシュタグ機能あり
Instagramでは、投稿内容をカテゴリーで分けることができます。投稿する際に自由にハッシュタグを付けることができます。そのハッシュタグを使い、自分が知りたい情報を探したり、同じハッシュタグを使っている投稿をまとめて検索できます。
インパクトのある画像が多く視覚から探せる
Instagramの投稿では写真と一緒に投稿されており、どの写真においても自分の欲しいものや食べるものよりもインパクトを優先し、インスタ映えを意識した投稿が多いです。そのため、Instagramでは写真をもとにした情報を探すことが多く、旅行先の雰囲気、飲食店の内装、食事、髪型や洋服などのイメージを探すし、情報をインパクトのある画像をもとに検索できます。
また、お店側の投稿ではなく、実際にお客様という立場で経験された方の意見のため、より雰囲気を掴みやすい情報が多いです。
Twitter(ツイッター)
Twitterは、SNSの中でもInstagramと並んで人気がありますが、全世界でも多く利用されているSNSがTwitterです。特に、10代から20代の若者が他の年代と比べても多く利用しているSNSになります。フォーマルな投稿が特徴です。
速報などリアルタイム検索に優位
SNS検索の中でもTwitterは現在進行形の情報を知りたい際に、とても優位です。例えば、台風や大雪などの日に電車の路線状況のリアルタイムツイートを、検索することができます。その他にも、地震情報や検索エンジンが使えない場合において、現在の状況を把握できます。
検索エンジンでは、インデックスされるまでに時間がかかります。しかし、SNS検索では、ニュース速報やライブ情報などリアルタイムの配信がすぐに検索可能なので、タイムリーな情報を素早く発信、検索できるのがTwitterの特徴です。
ハッシュタグ機能あり
Twitterにも、Instagramと同様にハッシュタグ機能が備わっています。Twitterでのハッシュタグ機能は、番組名のハッシュタグを付けてリアルタイムで視聴者同士で盛り上がれる例があります。イベント名のハッシュタグを付けて、現地の状況を参加者同士でイベントの情報を共有できます。
Facebook(フェイスブック)
Facebookは、TwitterやInstagramとは違い、実名の登録や自分の顔写真などを使用して利用されている方が多く、SNSの中でも堅実なツールです。Facebookのユーザーは、若者よりも30代から40代のビジネスパーソンが多く、企業がビジネスで利用していることも多いです。実名登録のため、SNS上ではありますが、現実と同じような繋がりを築くことができます。
文字数制限がない
全角140文字以内の文章や画像、動画を投稿するTwitterとは違い、Facebookでは、文章に文字制限なく幅広い用途で投稿できるSNSです。
テーマやカテゴリを絞り深く知ることが可能
実名登録のため信憑性が高く、文字制限がないため、投稿内容が細かいです。テーマやカテゴリに関する深い知識が必要な場合に活用しやすいです。
実名登録のためフォーマルに使われることが多い
また、実名登録が多いために一般の友達だけでなく同じ会社内の人や取引先相手と繋がることもできます。そのため、フォーマルな用途で使用される方もいます。
Pinterest(ピンタレスト)
Pinterestは、ネット上の画像を集めることや、他の人が集めている画像を検索できるSNSです。
お気に入りの画像をまとめられる
Pinterestは、ネット上のWEBサイトや、Pinterest上にある画像を自分のボードにまとめられます。どんな料理をするか、どんな洋服を買うか、どんな部屋の内装にするかなどの自分の未来を考えるのに利用します。
AIが好みを把握しておすすめを教えてくれる
Pinterestでは、ただ画像を集めるだけでなく、AIがユーザーの好みを推測して、別の画像を表示させる仕組みになっています。また、AIが自動的におすすめの画像を紹介してくれるため、自分で気づかなかった好みや傾向に気付くこともあります。
SNS検索で重要なハッシュタグについて
SNS検索で重要なハッシュタグには多くの役割があります。ハッシュタグには使用できる文字とできない文字があるので、注意が必要です。
タグるとは
タグるとは、SNSでハッシュタグを利用することで、ハッシュタグをタグることで、多くのユーザーに自分の投稿を紹介できます。
ハッシュタグの特徴
検索エンジンとは違い、ハッシュタグはタグることで検索の対象になります。
使用可能な文字
検索エンジンは言葉も検索の対象になりますが、ハッシュタグで使用できる文字は限られています。しかし、検索の時には、絵文字での検索も可能で、絵文字をハッシュタグに選択もできます。
注意点
ハッシュタグの注意点として、ハッシュタグを多くつけると、スパムを受けることがあり、悪質なアカウントと判断されることもあります。また、検索されることが増えるので、悪質なユーザーのフォロワーが増えることもあります。
SNS検索をする方法
SNSによって特徴と、トレンドが異なるので、そのSNSの特徴とトレンドに合った検索をする必要があります。
Instagramの場合
Instagramの特徴は、写真で相手に伝えるという特徴があり、トレンドでもあります。ハッシュタグ機能で、トレンドを理解することもできるので、若者に人気の検索方法です。
Twitterの場合
Twitterの検索の特徴はリアルタイム検索で、現在何が起こっているのかをすぐに検索できるのが特徴です。また、Twitterでもハッシュタグ検索には対応しています。
ついっぷるトレンドで人気のハッシュタグが分かる
ついっぷるトレンドを使うことで、Twitterでトレンドになっているハッシュタグを紹介してくれます。
Facebookの場合
Facebookの検索の特徴は、フォーマルな内容が多く、企業がビジネスでも使用しています。トレンドよりは、ビジネスに特化しています。
Pinterestの場合
Pinterestの場合は、トレンドに強い特徴があり、ユーザー、ハッシュタグ、ピンなどの検索ができます。この検索では多くのトレンド情報を得られます。
SNS検索を活用してイチ早く情報収集しよう!
SNS検索を活用してイチ早く情報収集することができます。WebのGoogleやYahooでも検索はできますが、SNS検索の方がトレンドに近いです。SNS検索には、InstagramやTwitter、Facebook、Pinterestと多くの媒体があり、それぞれ検索の特徴が異なります。Webでの検索で知れな情報をSNSでは知れます。この記事を参考に、SNS検索を活用していただけら幸いです。