2019年10月20日更新
SNSの公式ロゴのダウンロード方法と利用規約!Twitter/Instagram/Facebookなど
WEBサイトやアプリを運営していると、SNSへの公式ロゴを使いたいことがあります。主要なSNSではロゴやアイコンをダウンロードして利用できるようにしていますが、利用規約が決められています。この記事ではSNSのロゴの使用方法について解説します。
目次
- 1SNSの公式ロゴやアイコンはダウンロードして使用できる!
- ・ほとんどのSNSや検索エンジンでフリーで公開している
- ・利用規約を守らないといけない点に注意!
- ・利用規約を守らないとどうなるの?
- ・aiファイルは用意されていないこともあるので注意を!
- 2SNSの公式ロゴのダウンロード方法【Twitter】
- ・ダウンロードできるロゴやアイコンの種類
- ・利用規約の注意点
- ・ダウンロード方法
- 3SNSの公式ロゴのダウンロード方法【Instagram】
- ・ダウンロードできるロゴやアイコンの種類
- ・利用規約の注意点
- ・ダウンロード方法
- 4SNSの公式ロゴのダウンロード方法【Facebook】
- ・ダウンロードできるロゴやアイコンの種類
- ・利用規約の注意点
- ・ダウンロード方法
- 5SNSの公式ロゴのダウンロード方法【検索エンジン】
- ・Yahoo!
- 6SNSのロゴをダウンロードして活用しよう!
SNSの公式ロゴやアイコンはダウンロードして使用できる!
Web記事やアプリにはSNSへ投稿するためのリンクボタンが貼られていることがあります。また、アプリや動画、WEBサイトを運営している人物や団体のSNSアカウントへ誘導するための、SNSのリンクボタンもよく貼られています。
SNSへ誘導するためのボタンやアイコンは、実は公式ロゴをダウンロードして使用することができるようになています。しかし、公式ロゴをダウンロードして使用するためには注意しなくてはいけない点もあります。この記事では主要な公式ロゴやアイコンをダウンロードして使用する方法についてみていきましょう。
ほとんどのSNSや検索エンジンでフリーで公開している
主要なSNSや検索エンジンなどは、フリーで公式のロゴやアイコンを公開しています。というのは、公式のロゴやアイコンからSNSやWEBサイトに、アプリやWebコンテンツから来てもらったほうが、SNSの運営側の利益になるためです。公式ロゴやアイコンはルールにのっとって使う必要があります。ルールの範囲内で必要に応じて利用しましょう。
利用規約を守らないといけない点に注意!
ただし、SNSや検索エンジンなどで公開している公式のロゴやアイコンを利用する上では、守るべき利用規約が定められています。利用規約に違反した使い方をすると、最悪の場合、そのSNSのアカウントはく奪、再登録不可能ということにまでなりかねません。
通常は常識の範囲内で利用する分には、利用規約を細かく意識しなくてもほとんど問題がありません。しかし、SNSによってはロゴやアイコンの種類によって細かく利用用途を利用規約で定めていることもあります。どのような利用規約で使えるのかをしっかりと確認してから使用しましょう。
ダウンロードするときに利用規約の確認を!
SNSの公式のロゴやアイコンをダウンロードするときには、ダウンロードページに利用規約へのリンクが貼られています。必ずどのような場合でも、ダウンロードする前に利用規約を確認してからダウンロードするように気を付けましょう。
利用規約を守らないとどうなるの?
利用規約を守らなかった場合に、まず待ち受けていることは、SNSのアカウントのはく奪です。SNSにログインできなくなるだけではなく、SNSにアップロードしたコンテンツは一切保存できずに消されてしまいます。
企業や個人事業者などがSNSを通じて認知度をアップさせていた場合には、顧客にとってはいきなりページが消えたということになってしまい、ビジネスが大打撃を受けてしまいます。
また、再度アカウントを新規で作成しようと思ってもできなくなることもあります。というのは、現在はネット回線のIPアドレスやPCを特定することで、同一の利用者かどうかを判別することができるためです。
また、同じ名前や住所などで登録しようとすると、アカウントがはく奪されたときの情報と照らしあわされてしまうので、すぐにアカウントが凍結されてしまいます。
また、企業や個人事業主の屋号で登録していた場合には、無期限でロゴが使用できなくなってしまう可能性があります。例えば同じSNSで複数アカウントを使い分けしていた場合、1つのアカウントで規約違反をして利用停止になってしまったことで、同じ会社の他のアカウントまでロゴを利用できなくなってしまうことも考えられます。
FacebookとInstagramは運営会社が現在同じなので、Facebookで規約違反をした場合、Instagramのアカウントもはく奪、ということも考えられます。
SNSは現在、とても重要な広告ツールになっています。多少のルール違反なら見逃してもらえるだろうと考えるのはとても危険です。利用規約はしっかりと守るように気を付けましょう。
aiファイルは用意されていないこともあるので注意を!
通常画像ファイルというと、JPEGやJPG、PNGなどがあります。またデザイナーであれば、もっと他の種類の形式のファイルを使っていることもあるでしょう。その中で、SNSのロゴで用意されていないことが多いファイル形式にaiファイルがあります。
aiファイルというのはイラストレーターというソフトを使って画像を編集した時に保存できる画像の形式です。イラストレーターを使う人にとってはaiファイルがあると、編集が簡単になります。しかし、SNSによってはai形式を用意していない場合もあるので注意が必要です。
SNSの公式ロゴのダウンロード方法【Twitter】
ここからは実際にフリーでダウンロードして使用できる主要なSNSのロゴやアイコンの種類や使用する上での注意点についてみていきましょう。まずはTwitterのロゴやアイコンについて解説します。
ダウンロードできるロゴやアイコンの種類
Twitterの公式ロゴやアイコンはこちらのブランドリソースのページからダウンロードできます。
こちらのページからダウンロードできるのは、Twitterのロゴと、アプリやWebページからTwitterへの投稿を促すためのソーシャルアイコンをダウンロードできます。
Twitterはハッシュタグやアカウント名を認識してもらうことも大切です。Twitterのロゴとアカウント名やハッシュタグなどのテキスト文字を組み合わせて定型化するための素材もダウンロードして使用できます。
利用規約の注意点
Twitterの利用規約で注意しなくてはいけない点は、色についてと、ロゴの変更や改変の禁止、大きさについての指定などがあります。まず色は白地に青、もしくは青地に白以外の色の組み合わせは禁止です。また、GIFなどにしてはばたかせるといった加工や、画像の改編も一切禁止です。吹き出しでせりふを加えるといった加工も禁止です。
文字との組み合わせでは、利用できる文字の書体が決められています。詳しくはダウンロードページのガイドラインを参照してください。また、Twitterの鳥のロゴの幅に対して余白は最低でも150%は取らなくてはいけません。
ダウンロード方法
Twitterのロゴのダウンロード方法は、Twitterのブランドリソースのページにアクセスして、必要な素材をダウンロードしましょう。ダウンロードボタンをクリックすると圧縮ファイルでダウンロードできるので、PCで解答すれば利用できます。
SNSの公式ロゴのダウンロード方法【Instagram】
Instagramのロゴのダウンロード方法についてみていきましょう。
ダウンロードできるロゴやアイコンの種類
Instagramではこちらのページからロゴやアイコンをダウンロードできます。
ダウンロードできるロゴの種類は、メインのアイコンのロゴだけではなく、BoomerangやHyperlapseなどのInstagramならではのツールのアイコンもダウンロードできます。
また、投稿を作成するときのイメージに役立つスクリーンショットなども用意されています。
必要に応じて利用するものをダウンロードしましょう。
利用規約の注意点
Instagramのロゴやアイコン、スクリーンショットを使用する上での利用規約は、素材によって違います。特にメインのInstagramのロゴは、アイコンの周りの余白の取り方、利用可能な最低サイズ、自分のアイコンと並べるときの間隔について細かく指示されています。
また、他の種類のアイコンもガイドラインがそれぞれあります。ダウンロードする前によくガイドラインをチェックして禁止事項を確認しておきましょう。
ダウンロード方法
Instagramのロゴのダウンロード方法は、ダウンロードページのZIPファイルのアイコンをクリックします。すると圧縮されたZIPファイルでダウンロードされるので、PCで解凍して利用しましょう。
SNSの公式ロゴのダウンロード方法【Facebook】
Facebookのロゴのダウンロード方法と注意点についてみていきましょう。
ダウンロードできるロゴやアイコンの種類
Facebookのロゴやアイコンはこちらのページからダウンロードできます。こちらのページからガイドラインも参照できるので、ダウンロードする前に確認しておきましょう。
Facebookで利用できるロゴの種類は、Facebookの通常の「f」のマークのロゴと、「Facebookもチェック」というロゴ、「いいね」の親指アイコンがあります。
また、投稿やプロフィールアイコンのイメージがわかるモックアップも用意されています。モックアップはこちらからダウンロードできます。
必要に応じて利用するものをダウンロードしましょう。
利用規約の注意点
Facebookのロゴの使用に関する利用規約は、素材によって細かく定められています。利用する前に利用規約をそれぞれ確認してから使用しましょう。
Facebookのメインのロゴを使用する場合には、色や形の改編は一切認められていません。また、Facebookのブランドイメージをサイトやアプリのユーザーに誤って認識させるような使い方も認められていません。
「いいね」のロゴや「Facebookをチェックする」の場合には、ロゴやボタンと一緒に使えるフレーズが決められています。こちらもダウンロードページから確認できるので、利用する前に確認しておきましょう。
ダウンロード方法
Facebookのロゴをダウンロードする方法は、ダウンロードページにアクセスをして、ガイドラインへの同意にチェックを入れてからダウンロードボタンをクリックします。するとZIPファイルでダウンロードできるので、PCで解凍して利用しましょう。
SNSの公式ロゴのダウンロード方法【検索エンジン】
SNSだけではなく、Yahoo!やGoogleといった検索エンジンのロゴもあちらこちらで見かけます。Yahoo!やGoogleも公式ロゴの使用についてはどのようになっているのか見ていきましょう。
Yahoo!
Yahoo!の公式ロゴは無料で誰でもダウンロードできる形で配布されていません。Yahoo!のロゴなどのYahoo!の著作物の利用については、Yahoo!に逐一、使用目的を詳細に伝えたうえで申し込んで、Yahoo!の許可を取る必要があります。
Yahoo!のロゴを使いたい場合にはまずはこちらのページから問い合わせることができます。こちらのページの「Yahoo! Japanの著作物を使用したい場合、またはYahoo! Japanのロゴを使用したい場合」のリンクから申請用フォームに入って申請を行いましょう。
GoogleはGoogleの検索エンジンだけではなく、AndroidやYouTubeなどの様々なサービスを展開していて、それぞれのサービスに独自のロゴを持っています。GoogleはGoogleに関連するサービスのガイドラインを、それぞれのサービスごとに定めています。
例えば、Webページやアプリの中にGoogleの検索エンジンを埋め込むことを許可されている場合など、Googleが誰でも事前の許可なく使えると許可を出しているロゴやアイコンの場合には許可は必要ありません。
しかし、Googleが一切そのような公式の許可を出していない場合には、個別にGoogleの許可を得る必要があります。そして、Googleのロゴを利用できる企業はとても限られています。広告や営業資料などでGoogleのロゴを利用する場合には、Googleの担当者に許可を得る必要があります。
詳しいことはこちらのガイドラインで解説されています。こちらのガイドラインをよく読んでください。
SNSのロゴをダウンロードして活用しよう!
この記事では主要なSNSでダウンロードして使用できる公式ロゴの種類や、それぞれのロゴやアイコンを使用するうえで利用規約で気を付けるべき点について詳しく見てきました。
それぞれのSNSで使えるロゴやアイコンがあるのはありがたいのですが、やはり使用するためにはそれぞれルールが違います。必ずダウンロードする前に利用規約はしっかりと確認して、使用する上でのルールに則って利用するようにしましょう。