2019年04月19日更新
スマホの写真をWindowsに取り込む方法!iPhone/Androidからデータ転送するには?
スマホのカメラで撮影した写真をWindows10のパソコンに取り込む方法を解説していきます。AndroidやiPhoneのスマホ端末内にある数々の写真をデータ転送して取り込むことでデータの管理がよりしやすくなります。Windows10ユーザーは必見です。
目次
スマホ(iPhone)の写真をWindows10に取り込む方法
スマホで写真撮影をすることが多くみられるようになりました。Instagramなど写真ベースのSNSが普及したことにより写真はより身近なものになったのは間違いありません。ここからは、iPhoneの端末を使って内部に保存されている写真、画像をWindows10のパソコンに取り込む方法を紹介していきます。Androidに関しては後程説明します。
接続前にパソコンの設定を変更しよう
iPhoneの端末から画像データを取り込む作業を行う前に、お使いのWindows10のパソコン側で設定をしておく必要があります。まずはこちらから確認しましょう。Windows10のパソコンとiPhoneを普段から同期している方は特に気を付ける必要があります。iTunesを使って普段の同期をしているiPhoneユーザーは以下の設定を行いましょう。
iTunesの自動同期設定をオフにする
iTunesの自動同期設定をオフにする必要があります。これをオンにしたままでWindows10のパソコンにケーブルで接続してしまうと、通常通りの同期作業とみなしてしまい、勝手にデータの同期が始まってしまいます。画像を取り込むことが目的であればiTunesとの自動同期設定を解除して、邪魔が入らないようにしておきましょう。
自動再生の設定を変更する
iPhoneとWindows10のパソコンをケーブルでつなぐ前に、iTunesを起動させて設定を行います。「編集」をクリックして設定画面の「デバイス」から「iPod、iPhone、およびiPadを自動同期しない」を選択することを忘れずに行ってください。これをオフにしておけば、意図しない自動同期を未然に防ぐことができます。
iPhoneの写真をWindows10に取り込む手順
上記のようにiTunesで自動同期設定を解除しましたら、いよいよ端末の接続に入ります。iPhoneとWindows10のパソコンをケーブルで接続しましょう。画像データを取り込む手順についての説明に入りますが、iPhoneのバッテリーをよく充電してから接続するようにしてください。画像を送る最中に電源が落ちないようにしましょう。
iPhoneとパソコンを接続する
iPhoneにはLightningケーブルでWindows10のパソコンと接続します。パソコン側はUSBポートに差し込みます。この時に気を付けたいのがケーブルのタイプです。どのようなケーブルでも良いというわけではありません。充電機能のみのケーブルでは画像のデータを取り込むことが不可能になります。できれば純正品のケーブルを接続させてください。
iPhoneの画像データをパソコンに取り込む
専用のLightningケーブルが接続できましたら、iPhone内に保存してある写真データを取り込む作業に移りましょう。「選択して、このデバイスに対して行う操作を選んでください。」という表示がありますので、この中から「写真とビデオのインポート」の部分を選択して進めてください。次に送るスマホ内の写真を選択して実行します。
スマホ(Android)の写真をWindows10に取り込む方法
iPhoneで写真をパソコンに送る手順について説明しました。ここからはAndroidのスマホを使用している方に向けた転送方法を解説していきます。iPhoneとは異なり、Androidのスマホ端末ではiTunesに自動同期されることがありませんので、先ほどのような事前の設定でiTunesの自動同期をオフにしておく必要はありません。
接続前にパソコンの設定を確認しよう
ただしiTunesで設定を行うことがなくても別の設定を確認しておく必要があります。適切に写真のデータを転送できるようにあらかじめチェックしてから送る作業を行ってください。iTunesではありませんが、こちらも自動で行う設定を変更しておく必要があります。詳しい手順は、次の部分で解説していきます。
自動再生の設定を確認・変更する
Androidスマホの場合には、接続時の自動再生の設定を確認・変更する必要があります。まずはスタートメニュー内にある「設定アイコン」をクリックして、「デバイス」を選択します。「自動再生」から「すべてのメディアとデバイスで自動再生を行う」をオンに変更してください。これでいよいよAndroidスマホから写真を送る作業に入ります。
Androidの写真をWindows10に取り込む手順
AndroidのスマホからWindows10のパソコンに接続して写真を取り込む作業の説明に入ります。こちらも先ほどのiPhoneでの手順と同じようにスマホとパソコンの接続から行います。事前の設定は少し異なっていましたが、ここまで来てしまえばほぼ似たような手順になりますので、そのまま進めていきましょう。
Androidとパソコンを接続する
Windows10のパソコンとAndroidスマホを接続します。この時に使用するのがmicro Bもしくはmicro Cという規格の端子があるUSBケーブルになります。iPhoneのLightningケーブルはAndroidスマホに使用することができませんので注意してください。またその際も、通信機能がしっかりと搭載されたケーブルを用いて取り込む作業に入ってください。
Androidの画像データをパソコンに取り込む
初回の接続では、端末によってパソコンとの認識に時間がかかる場合もありますが、待つことで自動的に接続されます。ここからはiPhoneと同じように画面が表示されますので、この中から「写真とビデオのインポート」を選択してパソコンにデータを送るようにしてください。
Androidスマホの写真をWindows10に転送できない場合
ここで、上記のような手順で作業を行ったにもかかわらず、うまく写真を送ることができない場合に考えられる原因を解説しておきます。考えられる原因から適切な対処法を試して、写真を送ることができる状態にしてください。どうしてもできない場合には別の手段も紹介しますのでそちらも併せて試してみてください。
ケーブルを確認する
先ほども触れましたが、ケーブルを今一度確認してください。通信機能が付いているケーブルと、充電機能のみ搭載のケーブルでは、見た目では違いが判断できないことが多くあります。そのため、ケーブルを購入した際のパッケージや仕様書をもう一度確認して、通信機能の有無をチェックします。また価格が安いケーブルには付いていない場合もあります。
ケーブルがない場合の対処法
Androidのスマホをとパソコンを接続しているケーブルが充電機能のみだった場合で、転送機能があるものがなかった場合には、残念ながらこのやり方での転送を諦め、別の方法でスマホの写真を送る方向にチェンジしましょう。AndroidにSDカードが挿入できていれば、まずは画像データをそちらに移動しておいてください。
SDカードでWindows10に画像データを取り込む方法
SDカードにデータを移動することができましたら、そのSDカードをスマホから取り出します。この時に設定からマウントを解除した上で取り外すようにしてください。急激に抜いてしまうと、SDカードのデータが破損してしまう恐れがあります。スマホから外したSDカードをパソコンに差し込んでそちらから取り込む方法でも可能です。
Windows10に転送したスマホの写真を確認する
では、実際にスマホから転送したデータを確認する方法の解説に入ります。もし転送したはずのスマホ内写真データが見つからない場合の対処法も併せて紹介しますので、参考にしてみてください。
iPhoneの場合
まずは、iPhoneを使って画像を取り込んだ場合です。この際はカメラロールに保存されていた写真で最後に選択したものがパソコンに転送されています。エクスプローラーの中にあるフォルダから「ピクチャ」のフォルダを選択して下さい。基本的には自動的にこちらに専用のフォルダが作成されますので、その中に格納されています。
Androidの場合
Androidスマホでケーブルからの転送を行った場合は上記の手順と同じになります。エクスプローラーから「ピクチャ」を選択し、その中にスマホの写真があるかを確認してみてください。またSDカードから転送した場合は、ご自身で選んだフォルダになりますので、任意のフォルダをもう一度開いてチェックすることになります。
転送したはずの画像データが見つからない場合
また、転送したはずのスマホ内写真がどうしても見つからない場合は、デフォルトの保存先が別に指定されている可能性があります。「ピクチャ」以外でよく使っているフォルダがあればそちらを開いてみてください。またOne Driveなどのクラウドに取り込む場合があります。そちらも併せて確認してみてください。
スマホの写真をWindows10のパソコンに転送しよう!
スマホ内の写真は簡単な設定を行い、ケーブルを接続するだけで簡単に転送することができます。スマホ内からバックアップとして保管するのにも最適ですのでこまめに転送を行ってスマホデータの消失を防いでいきましょう。