2019年08月26日更新
楽天モバイルは10月以降自社回線に!使えるスマホや対応周波数(バンド)を解説
楽天モバイルは10月以降に自社回線になります。今回は楽天モバイルで10月以降に自社回線で使用できるスマホや対応周波数(バンド)、キャリア回線を利用したままの状態で端末を使えるのかということについても解説します。ドコモやauのキャリアを使用している方も必見です。
目次
楽天モバイルは10月以降自社回線に変わる!
この記事では、格安SIM会社の1つとして人気である楽天モバイルに関しての特集となります。ニュースなどで目にしている方も少なくありませんが、楽天モバイルは10月以降で格安SIMのジャンルではなくなります。つまり楽天の自社回線としてリスタートが予定されているということになります。これについて今回は詳しく見ていきます。
楽天モバイルがキャリア化!
楽天モバイルは4つ目のキャリアとして再出発されることになりますので、ドコモやau、そしてソフトバンクの回線に並んで、楽天モバイルの回線が誕生するということになります。格安SIMにおいては、ドコモをはじめ、キャリアの回線をSIMで利用するということが前提となっていましたが、10月以降のキャリア化でそれが無くなります。
現在ドコモやauのiPhoneやスマホを利用している方は、キャリアからキャリアへの機種変更として楽天モバイルを新たに選択できるようになるということです。選択の幅が1つ増えることになります。格安SIMを楽天モバイルで契約している方は、10月以降にはどのようにすればよいかと悩んでしまう方もいます。それについても後程解説します。
楽天モバイルの対応周波数(バンド)
スマホやiPhoneなどの端末で回線を利用するためには、周波数にその端末が対応していなければなりません。では、楽天モバイルではどの周波数(バンド)に対応しているのかということになりますが、こちらについて少し説明しておきます。楽天モバイルの対応周波数(バンド)は1.7GHzの帯とされています。これに対応する必要があります。
楽天モバイルで契約しようと検討している方の場合は、自分の現在使っているiPhoneやスマホ端末が楽天モバイルの周波数(バンド)に対応しているかをチェックすることが重要です。スマホを契約した際についてくるスマホの取扱説明書に対応周波数(バンド)の領域が記載されことが多くあります。まずはそちらで周波数(バンド)をチェックしましょう。
楽天モバイルの10月以降の自社回線への移行の注意点
楽天モバイルは10月以降は自社回線として歩んでいくことになることを説明しました。また、楽天モバイルで利用可能な周波数に関しても説明してきました。ここからは、楽天モバイルで10月以降、自社回線へ移行する場合の注意点を説明していきます。現時点で楽雨天モバイルを契約しているユーザーの方は必ずチェックしておいてください。
対応していないスマホ端末がある
まず、自社回線化した楽天モバイルへ移行する場合に注意したいのが、自社回線に対応していないスマホ端末があるということです。楽天モバイルでドコモやauの回線を使っている方でも、すべての端末が対応しているわけではありません。楽天モバイルに対応していない方の場合はそれなりに対処が必要になるということです。この点には気を付けましょう。
自社回線への切り替えには手続きが必要
次に楽天モバイルの自社回線に契約したいという場合に注意したいのが、楽天モバイルの自社回線への切り替えについてです。格安SIMの時代から楽天モバイルに契約してドコモやauの回線を使ってきた方は、そのままいても自社回線に自動的に変更されません。自社回線の契約に自分で切り替える必要がありますので気を付けましょう。
自社回線の設備設置が間に合わない可能性がある
最後にもう1点注意したいポイントがあります。それが、楽天モバイルの自社回線の設備設置が間に合わない可能性もあるということです。10月以降で自社回線のサービスがスタートしても、まだ楽天の回線設備が追い付いていない個所では、思うように利用できません。楽天モバイルでエリアについてヒアリングをよく行ってから契約しましょう。
楽天モバイルで10月以降も使えるスマホ端末は?
ここまで、自社回線化するとされている楽天モバイルで端末を契約して利用することの注意点を3つ解説しました。せっかく契約しても、回線の設備がない状況、または未対応の端末であればiPhoneやスマホを使うことすらできません。では、10月以降でも楽天モバイルが使えるスマホ端末は一体どれなのかということについてここから説明します。
iPhoneは自社回線に対応していない
まずiPhoneを現在使っている方に向けて説明をします。現時点ではiPhoneは自社回線に対応していません。そのタイミングに楽天モバイルに合わせた機種が出れば別の話になりますが、基本的にはドコモでもauでもiPhoneではなく、別のスマホ端末を利用しなければなりません。楽天モバイルを契約したい方は覚えておいてください。
自社回線に対応しているスマホ
iPhoneは未対応ということでしたが、現時点で自社回線化した楽天モバイルでは、どのスマホ端末であれば回線が利用できるのか紹介します。現時点では、シャープ、OPPO、そしてファーウェイの3社の一部の機種であれば、楽天モバイルの自社回線が利用できるようになっています。検討中の方は以下をチェックしておきましょう。
シャープ
最初に紹介するのがシャープです。シャープといえばAQUOSのスマホでお馴染みです。対応機種は全部で6機種あります。AQUOS zero SH-M10、AQUOS R2 compact SH-M09、AQUOS sense2 SH-M08、AQUOS sense plus SH-M07、AQUOS R compact SH-M06、AQUOS sense lite SH-M05となっています。
OPPO
次にOPPOのスマホで楽天モバイルの自社回線に対応してる機種を紹介します。OPPOでは、4機種が対応しています。Reno 10x Zoom、AX7、R17 Pro、Find Xのスマホであれば楽天モバイルの自社回線でも使用できるようになっています。機種に関して、詳しくは楽天モバイルのページをチェックしてみてください。
ファーウェイ
最後にファーウェイのスマホ端末で楽天モバイルの自社回線に対応している機種を紹介します。ファーウェイの場合は、楽天モバイルの自社回線に対応している端末は全部で2種類です。HUAWEI P30 lite、HUAWEI nova lite 3となります。ただし、後者については、ビルド番号が「C635」から始まる端末であることが条件となります。
楽天モバイルに対応していない場合はどうすればいい?
ここまで、楽天モバイルの自社回線に対応するスマホ端末を3社すべて紹介してきました。ドコモやauに契約している場合でもそのまま楽天モバイルでスマホを使いまわせるというわけではありません。契約前に覚えておいてください。ここからは、楽天モバイルに対応していない場合はどうしたらよいのかということについて解説します。
10月以降もドコモ・au回線は使える
現在楽天モバイルの格安SIM回線を利用している場合は、焦ることはありません。10月以降もドコモ回線やau回線を利用できるようになっています。楽天モバイルの回線が自社のものになっても格安SIMの契約が終了するわけではありません。そのまま契約を続けている場合は、まだ利用可能です。ただし将来的には変更することをおすすめします。
楽天モバイルもまだ回線の設備が追いつかない可能性もあるとされていますので、10月の時点でいきなり格安SIMのサービスがストップしてしまうということは考えにくく、すぐに格安SIMプランから自社プランへと変更をすることにはなりません。楽天の回線に対応した機種などを考えた上で納得のいく契約に変更しましょう。
楽天モバイルは10月以降キャリア化で自社回線に!
今回は楽天モバイルの自社回線について解説してきました。楽天モバイルは10月以降になっても以前の契約はそのまま継続できます。ただし、今後サービスの普及とともに、格安SIMのサービスも楽天の自社回線に徐々にシフトしていくことが考えられます。今後について機種も含めて検討しておきましょう。