PowerPointのスライドサイズの変更方法!縦横比を印刷など用途によって使い分けるには?

様々なスライド文書を作成することができるPowerPointでは、用途に合わせてスライドのサイズを変更する必要があります。今回は、PowerPointでスライドのサイズ変更方法を解説していきます。縦横比を使い分けて適切なスライドを作成しましょう。

PowerPointのスライドサイズの変更方法!縦横比を印刷など用途によって使い分けるには?のイメージ

目次

  1. 1PowerPointのスライドの初期設定サイズは?
  2. Windowsのバージョンによって違う
  3. 用途に合わせて最初に大きさを変更しておこう
  4. 2PowerPointのスライドサイズを変更する方法
  5. 画面に合わせて縦横比率を調整する
  6. 3PowerPointのスライドサイズを用途に合わせて変更する
  7. 液晶モニタでのプレゼンをする場合
  8. iPadでプレゼンする場合
  9. 指定の用紙サイズがない場合
  10. 4PowerPointのスライドサイズを変更してみよう

PowerPointのスライドの初期設定サイズは?

PowerPointではスライドを作成することが可能ですが、スライドを使用する目的に合わせて適切なサイズに変更させることが必要になります。今回はPowerPointで縦横比を含めたサイズ変更の方法を解説していきます。まずは、PowerPointでのスライドの初期設定サイズについて紹介します。サイズについて次で記載しますので確認しておきましょう。

Windowsのバージョンによって違う

PowerPointのスライドサイズは、お使いのバージョンによって異なります。まずはご自身のパソコンに搭載されているPowerPointを起動させてバージョンを確認してください。初期設定ではPowerPoint 2010までのものであれば、サイズは4:3になっています。また、PowerPoint 2013以降では、16:9のスライドサイズとなっています。

Windowsのデスクトップ

用途に合わせて最初に大きさを変更しておこう

PowerPointでスライドを作成する前に用途に合わせて大きさを変更しておくことをおすすめします。基本的には後からでもスライド画面の大きさを変更することは可能ですが、最初の設定位置のままイラストを挿入している場合には、レイアウトの大きさなどを再調整する必要があります。手間が発生する前に最初から大きさを変更しておきましょう。

PowerPointのスライドサイズを変更する方法

PowerPointでの初期設定サイズが分かったところで、スライドのサイズを変更していきます。ここからはPowerPointでスライドのサイズを変更する方法を解説します。PowerPointのスライドサイズを変更する前にプレゼンや印刷など使用の用途を認識した上で設定を行うようにしてください。まずはお使いのパソコンでPowerPointを起動します。

画面に合わせて縦横比率を調整する

画面に合わせて縦横比率を調整していきましょう。縦横比率の変更はでのPowerPointでも可能になっていますが、PowerPointのバージョンによって比率変更の箇所が異なっていますので、画面をよく確認した上で変更するようにしてください。こちらでは、PowerPoint 2010の場合と、それよりも前のPowerPoint 2003の場合の2通り紹介します。

Microsoftのアイコン

パワーポイント2010の場合

まず、PowerPoint 2010のバージョンをお使いの場合の縦横比率変更方法です。PowerPoint 2010では「デザイン」のタブを選択してください。こちらに「ページ設定」とありますのでクリックしてメニューを表示します。「スライドのサイズ指定」と記載された箇所からPowerPointのスライドサイズを自由に変更することができます。

パワーポイント2003の場合

次にPowerPoint 2003のバージョンをお使いの方の設定方法です。PowerPoint 2003をお使いの場合は、デザインのタブが存在しませんので、「ファイル」を選択してください。このメニューの中から「ページ設定」を選択することでサイズ変更が可能になります。「ユーザー設定」から自分のカスタマイズしたサイズを設定することもできます。

Officeソフト

PowerPointのスライドサイズを用途に合わせて変更する

PowerPoint 2010とPowerPoint 2003では、少しスライドサイズの変更方法が異なっていますが、基本的にはページ設定が見つかれば、そちらからいつでも縦横比を変えることが可能です。ここからは、プレゼンや印刷の用途に合わせてPowerPointで変更する目安を紹介します。用途別に紹介しますので目的に合ったサイズにしておきましょう。

プリンター

液晶モニタでのプレゼンをする場合

液晶モニタでプレゼンテーションをする場合には、スライドのサイズを「16:9」に設定することをおすすめします。モニタではこのサイズで応用できることが多いためです。

液晶モニタ

iPadでプレゼンする場合

また、iPadなどのタブレット端末でプレゼンする場合には画面に合わせてサイズを「4:3」に設定しておきましょう。

MacbookとiPad

指定の用紙サイズがない場合

先ほども触れましたが、指定の用紙サイズが無い場合には「ユーザー設定」の部分から自由に設定ができます。

スライドショーのイメージ

PowerPointのスライドサイズを変更してみよう

PowerPointのスライドサイズをプレゼンテーションの使用端末に合わせて適切なサイズにしてから作成しましょう。適切なサイズでプレゼン、印刷をすることで画面の余白も無くなり、よりスマートなものになります。

プレゼン画面

関連するまとめ

Original
この記事のライター
Nij
「わからない」がネット検索で解決できる時代に貢献できる記事を提供。楽曲制作の傍ら、質の高い記事によってたくさんの方...