2019年06月20日更新
iPhoneが再起動できない対処法!フリーズ時に強制的に再起動する方法をデバイスごとに解説!
iPhoneをいつも通り使用していたのに急に不具合が出た。そんな時にまず試す方法はiPhoneの再起動です。しかし場合によってはiPhoneを再起動できない場合もあります。この記事では再起動の方法、また再起動できない場合の強制再起動の方法を解説します。
目次
- 1iPhoneで再起動できない時にまず試すこと
- ・Assistive Touchで再起動する
- ・iTunesでアップデートする
- ・充電してから再起動する
- 2iPhoneで再起動できない場合の対処法【iPhone6以前】
- ・iPhone 6s・6s Plus・SE以前で強制再起動する方法
- 3iPhoneで再起動できない場合の対処法【iPhone7】
- ・iPhone 7・7 Plusで強制再起動する方法
- 4iPhoneで再起動できない場合の対処法【iPhone8・X】
- ・iPhone8・Xで強制再起動する方法
- 5iPhoneがフリーズして再起動・強制終了できない場合
- ・PCで強制再起動する
- ・iPhoneが故障している可能性も
- 6iPhoneがフリーズして再起動できない時は強制再起動を!
iPhoneで再起動できない時にまず試すこと
日常の中で欠かせないアイテムとなったiPhone。フリーズしてしまったり不具合が出た際には、まず再起動を試すという方法は有名です。しかしその再起動ができない場合。その場合でもいくつか対処法があります。
まずは不具合の出たiPhoneの電源を一度落として下さい。それから再び電源ボタンを長押ししてiPhoneを立ち上げます。本来ならばこの方法で再起動ができるはずです。それでもiPhoneの不具合が改善されない場合は他の方法を試す必要があります。
Assistive Touchで再起動する
iPhoneにはAssistive Touchというホームボタンの操作などを画面タッチで行える機能が入っています。あまり知られていない機能なのですが、とても便利な機能です。設定を有効にすることによってホームボタンとして使用したり、スクリーンショットを撮ることもできるのです。
使いこなせばかなり便利な機能がたくさん入っているので、この機会に他の機能も追加してより便利にiPhoneを使用してみて下さい。Assistive Touchのその中の機能の一つにiPhoneを再起動するというものがあります。通常の操作で再起動ができない場合はまずこの対処法から試してみましょう。
Assistive Touchを使用するには、iPhoneの「設定」から「一般」を開き、「アクセシビリティ」を開きます。アクセシビリティにはたくさんの項目がありますが、その中に入っているAssistive Touchを見つけてまず開いて下さい。
項目の下の方にある可能性もあるので、画面内に見つからない場合は下へスクロールして探してみましょう。Assistive Touchを見つけたら開きます。一番上のAssistive Touchの項目を有効にして下さい。
Assistive Touchを有効にしたら、その下にある「最上位メニューをタスタマイズ」を開きます。初めて開いた場合は6個のアイコンが表示されている状態です。再起動の項目を追加するためにまずはこのアイコンを増やす必要があります。右下の+ボタンを押してアイコンを7つへ増やしましょう。
増やしたアイコンを選択し、項目の中から再起動を選択して項目を増やします。これで再起動のボタンが追加され、次回からはこのボタンを押せばすぐに再起動できるようになりました。試しに再起動のボタンを押してみて下さい。難しい操作は必要なくこのボタンを押すことでiPhoneが再起動します。とても便利な機能なのでこの機会にAssistive Touchを是非試してみて下さい。
iTunesでアップデートする
iPhone本体の操作で再起動ができない場合の対処法を解説してきます。実はiPhoneをパソコンに繋ぎiTunesを使用することによって強制再起動をすることが可能なのです。しかしこの方法はiPhoneの種類によって強制再起動の方法が異なるため、まずは自分の不具合やフリーズしてしまったiPhoneの種類を確認することから始めましょう。
まずはiPhone8の強制再起動の方法です。まずはiPhone本体の音量を上げるボタンを押して下さい。その後に下げるボタンを続けて押します。最後にサイドボタンを長押しして完了です。ポイントはサイドのサイドボタン長押しの際に、一度リンゴのマークが出てきますがそこでは手を離さずそのまましばらく待つという点です。その後リカバリモードに入ります。その為そこまでの間、必ず指を離さず長押しし続けて下さい。
その後、復元とアップデートという画面が表示されます。そうしたら、アップデートを選択し、iOSの再インストールを行って下さい。これでアップデートが完了します。パソコンに繋ぐことができる状況であればこの方法は効果的です。是非試してみて下さい。
次にiPhoneのOSであるiOSをiTunesを使用し、iPhoneをアップデートするという対処法も紹介します。この方法はUSBケーブルを使用し、直接iPhoneとPCを繋ぐことでアップデートを行います。少ない空き容量であっても可能なこの対処法はかなり有効的です。すぐにできる対処法なので是非試してみて下さい。
充電してから再起動する
iPhoneが再起動できない。フリーズしたままの状態。そのような状況の時には充電が切れてしまっている可能性があります。そのようなことは考えにくいと思っても一度は試してみて下さい。ケーブルを繋げて充電をしてみたがフリーズしたままで変化がない。一見そのように思えるかもしれません。
しかし、iPhoneは充電が一度完全に切れてしまうと、いつも通り充電してもすぐに起動しないことがあります。なのでケーブルを繋いで充電をしたまましばらく置いておきましょう。時間が経つとアップルのロゴが画面に浮き上がり電源が入ります。iPhoneの容量の空きが少なかったり、直前まで誰かとやり取りをしていたのなら一時的にiPhoneが起動しにくい状況にあるということも考えられます。
iPhoneがフリーズしたり、何かしらの不具合、いつも通り使えないとなるとどうしても故障を疑ってしまうます。特に大事な連絡をしている最中などには余計に焦ってしまいますよね。そんな時こそ一度落ち着いて、まずはしっかりと充電がされていたのかを確認して下さい。充電で問題が解決したという場合は意外と多くあります。
iPhoneで再起動できない場合の対処法【iPhone6以前】
iPhoneの再起動を色々と試したが、フリーズしたままで再起動ができない。しっかり充電も確認したけど問題は別のところにありそう。iPhoneで何も操作できない状態になってしまった。こういった場合には最終的な対処法として「強制再起動」をするという方法があります。
こちらもiPhoneの種類によって強制再起動の異なります。自分のiPhoneの種類をしっかりと確認しておきましょう。それでは種類別に強制再起動の方法を解説します。
iPhone 6s・6s Plus・SE以前で強制再起動する方法
まずは、iPhone6s、iPhone6s 、iPhonePlus、iPhoneSE以前で強制再起動する方法についてです。これらの機種の場合はこのやり方で強制再起動をします。
まずはホームのボタンを長押しして下さい。続いて、サイドにあるサイドの電源ボタンを先ほどのホームボタンと同時に長押しします。そのままAppleのリンゴマークのロゴが出るまで長押しし続けます。これらの機種の場合はこれで強制再起動が完了します。
iPhoneで再起動できない場合の対処法【iPhone7】
機種によって再起動の方法が異なるのがiPhoneの特徴でもあります。続いてiPhone7 、iPhone7Plusの再起動ができなかった場合に行う強制再起動の方法について解説していきます。
iPhone 7・7 Plusで強制再起動する方法
続いて、iPhone 7、iPhone7Plusで強制再起動する方法です。まだまだ使用している方が多い機種でもあるiPhone7。こちらもすぐに試すことができるのでお試し下さい。
こちらの機種iPhone7、7Plusの場合ではiPhone本体の音声ボタンとサイドボタンを同時に長押しをして下さい。しばらくするとAppleのリンゴマークのロゴが表示されます。この機種の場合は、これで強制再起動が完了します。
iPhoneで再起動できない場合の対処法【iPhone8・X】
次は現在使用しているiPhoneの機種がiPhone8、iPhoneXの場合です。この機種iPhone8から再起動のやり方が変更されているので、今まで違う機種のiPhoneを使用していた方は注意が必要です。こちらも再起動ができない場合には強制的再起動を行うことができるので解説していきます。
iPhone8・Xで強制再起動する方法
iPhone8、iPhoneXを強制再起動する方法です。先ほども伝えた通りこの機種の場合は今までの機種とはやり方が少し異なります。今までiPhone7やそれ以前の機種で行っていた対処法では強制再起動はできません。改めてこのやり方で強制再起動を試してみて下さい。
まずiPhone本体の音量を上げるボタンを押し、この時長押しせずすぐに離します。次に音量を下げるボタンも同様に押したらすぐに離して下さい。最後に本体の電源ボタンを電源が切れるまで今度は長押しをして下さい。これでiPhone8、iPhoneXの強制再起動が行われます。
上手くいかない場合はしばらく間を置いてからもう一度試してみて下さい。同じボタン操作でも長押しと長押しをしない、押し方が違うところが重要です。上手くいかないからといってボタンを何度も押してしまうと、iPhoneが混乱してしまうのでもう一度挑戦する場合は少し間を開けてから試してみて下さい。
iPhoneがフリーズして再起動・強制終了できない場合
ここまでiPhoneに不具合が出た場合は、再起動をする。それでも解決しない時は強制再起動をする対処法を解説してきました。しかしそれでもまだiPhoneはフリーズしたまま。もうできることは何もないと諦める前に、別の方法で強制再起動をする対処法があるのでその方法も是非試してみて下さい。
PCで強制再起動する
この方法は本体のボタンや操作だけでは強制再起動ができない。またはフリーズしてしまい、iPhoneの操作自体がほとんど不可能な場合にも試すことができる強制再起動の方法です。その方法は強制再起動にPCを使用する対処法です。解説していきます。
まずはiPhoneをパソコンに接続してiTunesを起動して下さい。通常であれば何も操作しなくてもiPhoneをパソコンに繋げば自動的にiTunesが開きます。起動するとiTunesの上辺あたりのバーにiPhoneのアイコンが表示されるのがわかります。表示を確認したら強制再起動の操作に移ります。
続いてiPhoneがパソコンに接続されているのを確認したら、その状態のままiPhone自体を再起動して下さい。再起動、強制再起動についてはこれまでのこの記事でやり方を紹介しているので、この記事を参考に自分のiPhoneを再起動して下さい。
ちなみにiPhone8の場合なら、音量を上げるボタンを押す、音量を下げるボタンを押す、最後に電源ボタンの長押しで完了します。上手くいかない場合はボタンを離すタイミングを調節して何度かチャレンジしてみて下さい。他の機種の場合はもう一度再起動の方法を再確認しましょう。
iPhone8の再起動。この時の注意点は電源ボタンはAppleのリンゴのロゴが出ても、まだ離さないという所です。すぐには離さず、そのままリカバリーモードになるまで長押しを続ける必要があります。次に「復元」と「アップデート」の選択が表示されます。確認したら「アップデート」を選択して下さい。こうすることによってiOSの再インストールが開始されます。
パソコンを使ってiPhoneを再起動させる対処法は、あまり知られていない方法ですがこの機会に是非試してみて下さい。今までiPhoneで再起動、強制再起動ができずにiPhoneが故障してしまったと思ったことがあると思いますが、諦める前にまず試してみて欲しい対処法です。
iPhoneが故障している可能性も
これまで様々な不具合、フリーズしてしまったiPhoneの対処法を紹介してきました。まずは落ち着いてしっかりとiPhoneを充電してみる。故障を疑う前に再起動や強制再起動を試すのはとても有効的な方法です。
しかしAssistive Touchを使用してみたり、iTunesを使用したアップデートも試し、色々と手を尽くしてもまだiPhoneがフリーズしている。画面が真っ暗なまま。残念ですがここまでくるとiPhone自体が故障をしている可能性も出てきました。
再起動や強制再起動すらできない状況であったり、もしくは何度も対処法を試しても改善が見られない場合。その場合はAppleのサポートに問い合わせをすることができますので、まず修理に出す前に一度相談してみましょう。自分でどうにかiPhoneを直したいと思うあまりに自分で修理を試みたり、値段が安いからという理由で実績のない修理店などにiPhoneの修理を依頼するのはあまりオススメできません。
もちろん自分でなんとか解決できることは一番楽な方法ですが、時には専門のサポートを受けることで早く解決策が見つかることもあります。また、Apple製品は一度Apple以外で修理を受けてしまうとメーカーの保証から外れてしまう場合がありますので、その点もよく考えて判断してみた方が良いでしょう。
iPhoneがフリーズして再起動できない時は強制再起動を!
iPhoneの不具合は解消されましたか?iPhoneがフリーズしてしまって困っている。そんな時にはまずiPhoneの再起動を試しましょう。それでも状況が変わらないという場合は強制再起動を試してみて下さい。再起動、強制再起動はiPhoneの機種によって違いがあるので、まずは自分のiPhoneの機種をしっかりと確認することから始めてみて下さい。