MyScript Neboの使い方!手書き文字を認識してテキスト入力するノートアプリを紹介!
今回は手書き文字を認識してテキスト化するMyScript Neboアプリについてご紹介していきます。MyScript Neboアプリの手書き文字のテキスト化の使い方などご説明しますので、是非この記事を参考にMyScript Neboを使ってみて下さい。
目次
MyScript Neboとは?
MyScript NeboとはApple Pencilに最適化されたiPad用ノートアプリとなっています。このMyScript Neboアプリの良さは手書きの文字がテキスト化されるというところです。手書きでメモを取りたいけれども、後でテキストにしたいという人に向いているアプリとなっています。
Apple Pencilに最適化されたiPad用ノートアプリ
MyScript NeboはiPad用ノートアプリとなっており、Apple Pencilが必須となっています。このApple Pencilがないと読み取り専用となってしまい書き込みができません。このMyScript Neboの最大の特徴は『手書きのテキスト化』で、簡単にテキストに変換してくれるため、ノート作りがスムーズかつ見やすく作成することができます。
MyScript Neboのリリース当初は無料アプリでしたが、現在では有料アプリとなっています。MyScript Neboアプリの価格は現時点で960円です。通常のアプリよりかは少し高く感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その分、手書き入力の認識によるテキスト化やPDFやWordの出力といった機能があり、非常に優れたアプリとなっています。
手書き入力の文字を高度に認識してテキスト化できる
MyScript Neboのページにテキストを書き込むことでMyScript Neboが書き込まれた文字を認識してテキスト化されます。MyScript Neboのプレビュー機能を使うと変換後のテキストがリアルタイムで表示されるようになるため、手書きで入力した内容が正しく認識されたかどうかをすぐに確認することができます。
ジェスチャー機能も高性能
MyScript Neboは簡単なジェスチャーを使って編集を行うことができます。取り消し線やスクラッチアウト等のジェスチャーを使うと、文字や単語、段落、図形、または数式を消去することができます。その他には改行や2行のテキストを結合して1行にする、枠で囲むなど様々なジェスチャーを使うことができます。
MyScript Neboの使い方【基本編】
では、MyScript Neboの使い方をご説明していきます。
基本設定
まずはMyScript Neboを立ち上げてフォルダー作りから行う必要があります。イメージとしては、フォルダーの中にノートを入れていくようなものです。細かくノートを分けることもできますので、プライベート用や仕事用、分類別など自由に管理ができるので、管理をするのにとても便利な機能となっています。
仕事やプライベートなどによってフォルダ分けを行うことができるので、仕事とプライベートの切り分けができるのはメリットとなっています。
ノートを入れるためのフォルダのタイトルを決めて入力してください。
ノートの始め方
次にノートを作成していきます。ノートにもタイトルを決める必要があります。また、言語設定を何もしていないと初期設定として『English』となってしまいますので、きちんと日本語に変更する必要があります。
言語で『言語を管理』から日本語を追加する必要がありますが、日本語化するためにはダウンロードをする必要があります。ダウンロードすると日本語で表示されるようになります。
MyScript Neboの使い方【ジェスチャー編】
MyScript Neboのジェスチャー機能を使うと文字の削除や改行などもApple Pencilで操作を行なうことで簡単に編集が出来るようになっています。
ジェスチャーでの操作方法
このジェスチャー操作は特定のコンテキストにしか使用できないジェスチャーもあります。そのジェスチャーを表にまとめますので参考にしてください。
編集機能 | テキスト | ダイアグラム | 数式 |
消去 | 〇 | 〇 | 〇 |
結合 | 〇 | 〇 | |
分割 | 〇 | 〇 | |
枠囲み | 〇 | ||
下線 | 〇 | ||
二重下線 | 〇 |
では、ジェスチャー機能を用いるためにジェスチャーでの操作方法をご紹介していきます。
文字の修正・削除
まずは、入力した文字の修正および削除についてご紹介します。削除したい文字を取り消し線やスクラッチアウトのジェスチャーを使うことで簡単に入力した文字を修正や削除を行うことが出来るようになります。
削除したい文字を覆うようにスクラッチアウトするか真横に一本横線を入れるジェスチャーをすることで文字の削除を行うことが出来ます。
また、文字と文字の間を上から下に向かってまっすぐに一本縦線を入れると改行を行うことができます。
文字修飾
文字を枠で囲んだり、文字に下線を引くといったこともジェスチャー機能を用いて簡単につけることが出来るようになっています。
入力した文字を枠で囲む場合には囲みたい文字を1本の線で囲んでください。変換後に囲まれた文字はハイライトされるようになっています。
入力した文字に下線を引きたい場合には下線を引きたい文字の下部に1本の線を引いてください。ジェスチャーを段落の全体か一部かのどちらを適用したかによって、変換後に太字になるか第2階層のタイトルとして表示されます。
入力した文字に下線を引きたい場合には下線を引きたい文字の下部に2本の線を引いてください。ジェスチャーを段落の全体か一部かのどちらを適用したかによって、変換後に太字になるか第1階層のタイトルとして表示されます。
ダイアグラム・数式の入力
空白の場所を指でダブルタップした後に『ダイアグラム』を選択すると専用オブジェクトが作成されます。通常ページに書き込むのと同じようにダイアログの中にテキストを書き込むことが出来ます。テキストを書き込むと文字が認識されます。
図をタップすると変換プレビューが表示されるので、テキストや図形が正しく認識されているかを確認することができます。図形を自由描画するためには、プレビューで図形のアイコンをタップして、『自由描画に設定』を選択してください。
同じように空白の場所を指でダブルタップした後に『数式』を選択すると専用オブジェクトが作成されます。数式をページに書き込んだら、その数式をダブルタップします。数式の選択はタップするだけでできます。
変換プレビューの横にある『・・・』をタップすると、計算結果を切り上げ切り捨て、角度を度、ラジアンのどちらで表示するか、方程式を解くかなどの設定をすることが出来ます。
入力されている記号がサポートされている記号であれば、その入力された方程式を解くことが出来るようになっています。
MyScript Neboの使い方【出力編】
MyScript Neboの使い方として手書きで入力して、認識させたページをPDFやWord、HTML形式で出力することができるようになっています。その出力する方法についてご説明していきます。
PDFやWordへ出力する方法
MyScript Neboの手書き認識させたメモを出力するためには右上に配置されている『・・・』のボタンを選択して出力方法を選択してください。
- HTML形式でエクスポート
- PDF形式でエクスポート
- Wordにエクスポート
MyScript Neboで手書き入力を便利にしよう!
今回はMyScript Neboアプリの紹介とMyScript Neboの使い方についてご説明してきました。MyScript NeboはiPad用のアプリなので、Apple Pencilが必須になる点が少し不便ですが、アプリとしては優れものです。手書きの文字を認識してくれるので、さっと記録したいときには非常に便利なアプリです。
また、MyScript NeboはPDFやWordといった形式でファイルを出力できて、汎用的に利用できるようになっています。MyScript Neboは有料アプリとなっていますので、購入するとなると少しハードルが高く感じるかもしれませんが、非常に優れたアプリとなっています。
iPadをお持ちの方は是非、MyScript Neboを購入してMyScript Neboを使ってみて下さい。