iPad向けノートアプリのおすすめ9選!手書き機能や独自機能を比較!
iPadでノートアプリを使いこなせているでしょうか。すでにiPadで使えるノートやメモアプリは膨大な数があります。その中からおすすめするアプリを9つご紹介します。Apple Pencilとの相性や手書き感についてもお伝えするのでぜひご覧ください。
目次
- 1iPadのノート・メモアプリを選ぶ基準
- 2iPad用手書きアプリ「GoodNotes 4」「GoodNotes 5」
- ・スムースな書き心地
- ・OCR機能がついている
- ・PDFとの相性が抜群
- ・GoodNotes 5の新しい機能
- ・新しい描画ツールバーと筆記ツール
- ・ノートの管理機能を強化
- ・使用環境をオリジナルにできる
- 3iPad用ノートアプリ「Notability」
- ・Apple Pencilとの相性がいい
- ・レイアウトの自由度が高い
- ・音声を文字にすることができる
- 4iPadの無料アプリ「Noteshelf 2」
- ・Apple Pencilに最適化された追従性
- ・ノートのカテゴライズや整理が簡単
- ・無料のテンプレートが豊富
- 5iPadに入れておきたいノートアプリ「Penultimate」
- ・ノートやメモがEvernoteに同期される
- ・テンプレートが多い
- ・クールなインターフェースが魅了するデザイン性
- 6その他のiPadで使えるおすすめノートアプリ4選
- ・ノートアプリのオールラウンダー型 「OneNote」
- ・Googleファン必携!「Google Keep」
- ・機能性抜群!「MyScript Nebo」
- ・ノートで共同作業できる!「Dropbox Paper」
- 7iPad標準装備のメモは使いやすい?
- ・メモの設定を工夫してみよう!
- ・用途に合わせてノートアプリを使い分ける
- 8iPadのおすすめノートアプリを作ってみよう!
iPadのノート・メモアプリを選ぶ基準
今回はiPadで使えるおすすめのメモ・手書きアプリをご紹介します。ただし、今回のおすすめする基準としてはメモや手書きアプリとしての好みではなく、メモや手書きアプリ自体の機能性に注目して選んでいます。また。iPadをスムースに操作するためのApple Pencilとの相性についても触れていきます。
メモや手書きアプリとして重要な要素は直感性、消去などの機能の単純さ、ペン先の変更、データ保存が挙げられます。いくらバリエーションに富んでいたとしても直観的なアイデアをかけないメモや手書きアプリにはわずらわしさを感じます。また、よく使う消しゴムなどの位置も分かりにくければメモや手書きアプリとしては劣る原因となるでしょう。
さらに、ペン先を交換することで太文字やマーカー、色など強調させることが可能であればメモや手書きアプリとしての評価が上がります。そして、メモや手書きをしたものはそのままゴミ箱に行くのではなく保存して見返す必要があります。つまり、保存ができてiPadに気持ちよく書けるかを基準にiPadアプリを選んでみました。
また、保存できるという観点からもノート機能は非常に重要な要素となります。iPadにもメモ機能があると同時にノート機能(保存性)も備わっています。この点をいかに快適にさせるかがおすすめする最大のポイントとなります。
iPad用手書きアプリ「GoodNotes 4」「GoodNotes 5」
まず、おすすめしたいiPad用手書きアプリに「GoodNotes 4」があります。最近ではアップデートされた「GoodNotes 5」がありますが、「GoodNotes 4」も十分な機能を備えたノートアプリです。メモ機能としても充実していますし、ノートとして保存性も優れています。iPadにはまず入れておいて良いノートアプリでしょう。
しかし、重要なのは先ほど挙げた4つの観点から優れているのかを見ることです。もちろん、おすすめしているノートアプリなので十分な機能が備わっているのですが、実際に優れた機能をご覧いただき、おすすめしたい気持ちを共感してもらおうと思います。
スムースな書き心地
直観的にメモやノートが取れるかという点について心配はいりません。Apple Pencilを使えば手書きしている感覚でメモやノートをiPadに取ることができます。iPadとApple Pencilを良いすればスラスラ書けてしまいストレスがありません。直観に従うiPad上でのペン先にうっとりしてしまいます。
また、消しゴムなどの消去機能やペン先の変更については画面中央の上部にまとめてあり探す必要は全くありません。使いたい機能をApple Pencilでタッチすればすぐに切り替えることができます。つまり、直観的にiPadにメモやノートをとることができ、手書き感を損なわず各種機能に切り替えることができるという素晴らしいアプリなのです。
OCR機能がついている
データ保存についても簡単に行うことができます。さらにOCR機能がついているため手書きしたノートやメモの内容を探すこともできます。OCR機能というのは画像から該当するパターンの文字列を文字データをして読み取る機能です。つまりOCR機能があればキーワードでメモやノートを探すこともできます。
「あのメモ(ノート)どこにやったっけ」というような状態でもすぐに検索できてしまうので、しっかりと保存ができていれば余計なジャンル分けや整理を行う必要もありません。Apple Pencilで書いているので疲れも軽減できます。
PDFとの相性が抜群
PDFファイルというのは簡単に編集ができないようになっています。重要書類の中身が勝手に書き換えられている、なんてことになっては一大事です。しかし、そのようなセキュリティ面から注釈を入れたりマーカーを引くことも難しくなっています。そんな問題も解決できます。
まず、アプリを起動すればApple Pencilで注釈を入れたりマーカーを引くことができます。さらに、ページの入れ替えもできるため資料をさらに読み込むことができます。手書き感と同様にページの編集は紙を扱う時と同様の感覚で作業が進められます。これらが「GoodNotes 4」をおすすめする理由です。
GoodNotes 5の新しい機能
GoodNotes 5には新しい機能が追加されています。その機能によって煩雑になってしまったり手書き感が薄れてしまっているということはありません。むしろ、メモやノートをとるうえで必要な機能が追加され、手書きのメモやノートに一層寄り添っているアプリに進化しました。
もちろんiPadでノートをとる際に使うApple Pencilとの相性もよく、疲れずにメモやノートを効率的に使っていくことが可能となっています。つまり、GoodNotes 5はさらにおすすめするべきアプリになっているということです。中でもおすすめしたい機能が3つあります。
新しい描画ツールバーと筆記ツール
GoodNotes 5では色の選択が面倒である部分を改良し、色の選択やペン先の選択を簡易化しました。Apple Pencilでタップするだけで選択することはもちろんグラデーション形式での選択が可能となっています。今までは表現できなかった色の選択が可能となり、ノートの彩りを繊細に表すことが可能です。
筆記ツールとしては図形や画像の挿入、投げ縄ツールも導入されており手書き感をさらに強化しています。手書きで図形を書くこともできれば、決まった形をApple Pencilで簡単にiPadのノートへ記入することができます。さらに工程を1つずつ戻したり、進めたりできるのもおすすめのポイントです。微妙な修正ができるのは手書き感をさらに強化したと言えるでしょう。
ノートの管理機能を強化
ノートの管理機能としてフォルダ別の管理とお気に入り登録が可能となりました。この機能を使えばビジネス用、プライベート用、プロジェクト別や会社別などのカテゴライズが可能となります。また、お気に入りに登録すればノートの見返しをiPad上で簡単に行うことができます。Apple Pencilを使ってスイスイと選択できることでストレスも軽減できます。
OCR機能も健在でありノートの内容を対象とした検索を全ファイルから検索することができます。ノートをカテゴライズしていてもiPadにそのノートがある限り文字列を検索することは可能です。この機能は業務の効率化につながるためおススメできるポイントの1つなのです。ただし、削除したノートを復元することはできません。
使用環境をオリジナルにできる
使用環境が今まで編集できなかったため手書き感が薄れてしまっていた箇所が改善されています。よりユーザーに寄り添った設定が可能となりノートをiPadでとるときのストレスを軽減することができます。Apple Pencilで作業中にフォントの表示方法などを変更することもできます。
また、OCR機能の関係上、設定の言語を変更することで英語をはじめとする外国語の検索も可能となります。日本語だけで作業している場合でもOCR機能は活躍しますが幅広い言語に対応している点からおすすめできます。
iPad用ノートアプリ「Notability」
2017年6月、iPad Proの新作が販売されました。その際にiPad用ノートアプリ「Notability」はリリースされています。「ノートの取り方が変わる」という宣伝から「Notability」は非常に衝撃的なノートアプリです。このiPad用ノートアプリでおすすめしたい点は3つあります。その使いやすさとApple Pencilとの相性の良さを確かめたくなるアプリです。
Apple Pencilとの相性がいい
iPadでノートをとるときに使うのはApple Pencilですが、このApple Pencilに対応しているノートアプリでも追従性の低いものもあります。iPadにApple Pencilまで揃えたのにノートを書くときに遅延があれば手書き感は薄れてしまいます。しかし、このアプリでは速書きしたとしてもしっかりと付いてきてくれるのです。
iPadとApple Pencilとの相性もそうですが、ノートアプリとApple Pencilとの相性も重要です。「Notability」ではその点が秀逸であり、直観性に優れているノートアプリです。また、iPad自体との相性もよくノートの保存の際にも遅延はほとんどありません。ノートをストレスフリーの状態で使いたいのであれば「Notability」を一度試してみてください。
レイアウトの自由度が高い
ノートアプリとして重要なのが消去などの機能の単純さがありますが、その点も安心しておすすめできます。レイアウトの自由度が高く、どんなことでもノートに取れるという強みがありながら選択肢は非常にシンプルに出来上がっています。画像や図形、テキストをApple Pencilで簡単に選択することができiPadにキレイな状態で保存することができます。
iPad上でも同じですが、ノートは自由にアウトプットしなければなりません。アウトプットしたものをしっかり保存させノートとして読み返すことが重要です。その点ではレイアウトに富んでおりペン先の変更も簡単であるというのはおすすめするポイントとしてかなり大きいです。
音声を文字にすることができる
録音機能が搭載されているため、会議中に録音を開始し後で文字起こしをすることもできます。この録音データに関してノート別に管理できます。音声データとノートの位置をすぐに照合できるため音と文字で復習ができるのはビジネスマンとしてかなり重要なおすすめポイントとなります。
ただし、録音中にiPadにApple Pencilを走らせる音があると気になるということがありますが、この点については目をつむりましょう。もし、Apple Pencilがぶつかる音を入れたくないのであれば指でテキストを打っておくことも一つの手です。いずれにせよ文字起こしができるノートアプリはiPadに対応しているものが少ないのでかなりの高評価です。
iPadの無料アプリ「Noteshelf 2」
ノートアプリの定番と言われるアプリですが、その機能をアップグレードさせて「Noteshelf 2」が登場しました。iPadでノートとして使う分には直観性が欠けていた旧バージョンでの教訓を生かし、手書き感があるアプリとなっています。iPadはもちろんタブレット端末には入れておきたいノートアプリです。
旧バージョンの欠点を具体的にお伝えするとページ送りがスムースではなくApple Pencilで書いても文字がなかなかついてこないことが挙げられます。総じてiPadでノートをとる際にストレスを感じてしまう仕様になっていました。新バージョンではどのように改善されたかを確認していきましょう。
Apple Pencilに最適化された追従性
Apple Pencilを使った際に若干の遅れはあるものの実務には十分使えるレベルまで改善されています。このペン先の追従性は書き手の直観性とストレスに関わってくる部分ですので大幅な向上と言えるでしょう。また、iPad上でノートをとるということにも違和感をあまり感じさせないようになっています。つまり、Apple Pencilに最適化されたアプリということになります。
Apple Pencilを使うためには”設定”の中にある”スタイラス”から有効状態にしておく必要があります。これでiPad上でのノート取りやページ送りにイライラしなくて済みます。筆圧感知についても大幅に改善されており、ペン先の変更がスムーズになっています。機能自体は頻繁に使うものをあらかじめ表示してくれるので探すという行為はあまりありません。
ノートのカテゴライズや整理が簡単
PDFファイルの取り込みが可能であり、iCloudはもちろん、DropboxやGoogle Drive等のクラウドサービスを使ってノートの共有が可能です。PDFに注釈をいれることもできるので業務資料の管理にも役立ちます。また、ExcelやWord等のオフィスファイルを取り込むこともできます。ただし、iPad上ではPDFとしてノート機能を発揮することになります。
iPadで作ったノートはすべてオリジナルのカテゴリーに分類することができます。また、バラバラになっている複数のノートをグループ化させて整理してしまうこともできます。整理したノートはiPad上でも見やすい状態になっており、この点も旧バージョンから進化している点と言えます。これらのノートはすべてiPad上でも保存できるためオフラインでも活躍します。
グループ化されたノートは1つのノートとして分類されるため、グループ化されたノートへ追加ノートを加えることもできます。総じてiPad上でできるノート管理が簡単にできるようになっており、探すことも簡単になっています。そのためiPadでノートをとるという観点では非常に効率的なアプリとなっています。
このアプリをiPadで使うノートアプリとして一番におすすめしたい点はペン先の追従性が高くなったことですが、ノートの管理がシンプルであり、チュートリアルなしですぐに使えるということもおすすめしたい点でした。この2点を確かめるだけでもチェックしておく必要はあるでしょう。
無料のテンプレートが豊富
「Noteshelf 2」にはキレイなUIや大幅に改善された使い心地の他にも魅力的な要素があります。その一つが豊富なテンプレートであり、使うのが楽しくなります。テンプレートのダウンロードにはログインが必要となりますがビジネスでも使えるテンプレートがたくさん盛り込まれており、どんなシーンでも使えるおすすめのアプリです。
無料のテンプレートを使えば単なるノート以上になります。iPadで好みのテンプレートを選び、ノートをとっていくだけなのですが華やかさや目新しさと言った視覚的な楽しみと重要度や緊急度を知らせるバロメーターとしても使うことができます。テンプレートが豊富になるということで使える場面を考えながらお気に入りを探してみましょう。
iPadに入れておきたいノートアプリ「Penultimate」
iPadに入れておきたいノートアプリ「Penultimate」は多機能ではありません。他のおすすめのノートアプリを比べてもその機能性には見劣りするものがあります。しかし、機能性のバリエーションが少なく見劣りするということは優秀なノートアプリではないことの根拠にはなりません。このアプリはシンプルな機能性を持ったノートアプリです。
シンプルな機能であるがゆえに使いやすく、ノートやメモをiPadでとることを迷わせることはありません。iPadにノートアプリを入れるか迷っている方の中にはシンプルな機能、色どりやテンプレートで惑わされることのないノート機能をしっかりさせているアプリを好まれる方がいます。そのような場合はこのノートアプリをiPadに入れておくことをおすすめします。
ノートやメモがEvernoteに同期される
iPadにこのノートアプリを入れてEvernoteのへログインしておきましょう。そうすればiPad上で保存したノートはすべて自動的に同期されることになります。保存したノートをEvernote上でタグ分けしたり保管することができます。あとは好きな時にiPadでお求めのノートを検索すればいつでも見ることができます。
もしあなたがiPadに入っているEvernoteをこよなく愛しているのであればこのアプリと同期させておくべきです。Evernoteよりも直観的にノートをとることができ、煩雑な機能説明も必要ありません。単純にノートを取りEvernote上で見ることができるのですから保存性は抜群と言えるでしょう。
テンプレートが多い
このアプリからは全62種類のテンプレートを選ぶことができます。煩雑な機能が好きではない方はシンプルなテンプレートを使い続けるのも良いですが気分転換にテンプレートを変えてみることもできます。カレンダーやTo Doリストなど用途別のテンプレートですのでiPadで作るノートの幅が広がることでしょう。
テンプレートを駆使することでiPadでできるノート作成術は手帳をゴミ箱に捨てさせ、煩雑な資料を簡潔な重要書類に代えてくれます。そのためiPadでノートを作ることはビジネスパーソンの行動を効率化させてくれるのです。テンプレートの豊富さはその機会損失を減らしてくれるものと考えましょう。
クールなインターフェースが魅了するデザイン性
このアプリをおすすめするポイントにインターフェースがかっこよく、シンプルさの中に素晴らしいデザイン性が備わっている点があります。かっこいいかはユーザーの判断に委ねられますが、デザイン性についてはユーザーのことをよく考慮して作られています。各機能、各テンプレートの要所がまとまったイラストが描いているので選択しやすい作りになっています。
シンプルな造りになっているため直観的にデザインを選ぶことができます。また、消去や保存などの基本機能についても直観的に選びやすくなっており迷うことは少ないと思われます。できることは斬新ではないもののiPaddできるノート機能としては十分であり、シンプルがゆえに人気のアプリとなっています。
その他のiPadで使えるおすすめノートアプリ4選
ここまで5つのiPadに入れるべきノートアプリをご紹介してきましたが、このほかにもご紹介したいノートアプリは多いです。しかし、その中でも以下の4つのノートアプリはiPadにぜひ入れて楽しんでほしいアプリということでご紹介しておこうと思います。前述している5つのアプリよりは見劣りするところがありますが、各々に特徴があり好みのノートアプリが見つかるかもしれません。
iPadに入れるべきノートアプリの基準を改めてお伝えしておきます。それはノートに書く時の直観性が反映できるか、機能は分かりやすく使えるか、ペン先の変更などは実行しやすいか、データの保存性という4つの観点から見るべきです。引き続きこの4点を大事にしながらご紹介します。
ノートアプリのオールラウンダー型 「OneNote」
Onenoteはマイクロソフト社の製品ということもありiPadというよりもWindowsのタブレット端末との相性の方が良いです。ただし、テキストや画像、リンクなどを一つにまとめられるというフレキシブルな機能を持っています。私たちは通常ネットの内容を見るときにキーワードに対していくつかの処理を行っていますがこの機能はそれを再現したものになっています。
ノートにまとめられた内容は各種デバイスをweb上でつなぎ合わせることでシームレス状態で同期させることができます。録音することもできますし、リストの作成もノートに書くことができます。さらに共同作業用の機能がついており、何でもありのノートアプリがiPadでも使うことができます。しかし、煩雑な機能が苦手な人には辛いアプリです。
Googleファン必携!「Google Keep」
「Google Keep」はGoogleのサービスとノートを統合させており、業務の効率化を進めてくれます。例えばミーティングのスケジュールにノートを称したレジュメをリンクさせておいたり、事前にするべき内容をまとめておくこともできます。また、Gmailにノートを載せて共有したり、Googledriveを使ってファイルの共同保管もできます。
しかし、このアプリの使い方はそれだけではありません。作られたノートをGmailからすぐにアクセスできるボタンを作成したり、ノートで作成したスケジュールをカレンダーに直接リンクさせることもできます。ノートとそのほかの機能を分割させることなく作業を進められることによって業務の工数を著しく削減することができます。
作成したノートをGoogleドキュメントにするために必要な工数は2クリックだけです。こんな短期工数でドキュメントが作られ、Googledriveで共有することもできます。さらにリマインダーがつけられたノートに関してはGoogleAssistant上でもポップアップされるようになっています。できることがかなり多く使い方次第でノートの範疇を超えることもできます。
Google製品ですのでデータが軽量であり、どんな端末でも使えるようになっています。しかし、ここまで多機能だと整理が大変になるため色分け機能やラベルを付けることができます。そのためソートや検索の際にも楽に目当てのモノが見つかるようになっています。このノートを使う際には共同作業もできることになっています。
機能性抜群!「MyScript Nebo」
「MyScript Nebo」は有料アプリです。iPadなら960円で利用可能なノートアプリです。このアプリの優れているところは走り書きしたテキストでもしっかりと変換してくれる対応力です。そのため直感でで書いてもストレスが無い優れているアプリです。このアプリはWindows 10にも対応しておりスマホでも作業することができます。
ペン先の変更もワンタッチで可能であり、作成したノートの整理機能もしっかりしています。この機能は色分けとラベリングに加え、ノートブックによるカテゴライズまでできるので細かく整理が可能となっています。さらに、消去などの機能についても分かりやすく表示されているので迷うことがありません。
さらにダイアグラムも使えるようになっているため図形を書いて好きなところへ移動させることができます。表現できる図形の幅も広く様々な表現に対応できています。ノートをとる際に書くのは文字だけではありません。図形を書いてから文字を挿入することもあれば図形だけで表現することもあります。そんな状況に対応させているアプリです。
ノートで共同作業できる!「Dropbox Paper」
Dropboxをフォルダ共有アプリとして使っている方はかなり多いですが、Dropbox Paperを使っている方は少ないです。このアプリではスマホやタブレットはもちろん、パソコンでもノートをとることができます。さらにDropboxと同様にどこでもノートを共有することができますし、同期や共有の性能は極めて高いです。
共有されたノートに対してコメント付けもできますし、ノートをそのままダウンロードすることもできます。機能自体はシンプルであり画像や音声、動画までもオフラインで作動します。これらのエフェクトはテキストとして保存されているためノートを落とし込んでいればいつでも確認できるようになっているのです。
インターフェースもシンプルにまとめられているので長時間使っていても疲れることがあまりありません。シンプルで清潔にまとめられたデザインからも何か学べそうです。また、直感で機能を選べるようになっているため機能選択の際に迷うことはほとんどなく、すぐに使える機能が多く、一番時間がかかるのは共有の仕方ぐらいでしょう。
直感で機能を選べるので単純さはありますが、直感に沿ったノートが取りにくいという欠点があります。機能自体の性能は共有機能を除いて高くはありませんので自由度が低いです。しかし、それをカバーする様にデータ保存への信用度が高く、使い勝手が良いことから密かにファンを増やしているノートアプリです。
iPad標準装備のメモは使いやすい?
iPadには標準装備としてメモツールが入っています。このメモツールを使った上で本記事をご覧いただいているかと思います。iPadに元から入っているメモツールでは不十分であったり、必要な機能がついていないとして別段のノートアプリを求めているのではないでしょうか。しかし、標準装備されているメモツールにもいいところがあります。
ただし、標準装備のメモツールをそのまま使っていては気づかないところにあります。メモツールの設定を少し工夫してサードパーティーのアプリを併用することで画期的な使いやすさに変わります。この設定の仕方をご紹介しておこうと思います。
メモの設定を工夫してみよう!
iPadに標準装備されているメモアプリを立ち上げ設定項目を工夫してみましょう。この工夫によって達成できることは多いですが、まずはスリープ状態にあるiPadをペン先でタップするだけで起動できる方法から始めましょう。iPadにある”設定”アプリから”メモ”を選び、「ロック画面からメモにアクセス」を選択してください。
この設定画面からカスタマイズしておけば急にメモを取る必要が生じてもすぐに対応することができます。スリープ状態からロック番号を入力してメモを開くといった動作の間に記録するべきことを忘れてしまったなんてことが無いようにしておきましょう。また、設定次第では特定のメモへとっ気に移ることができます。
設定する手順としては”設定”を開き、”メモ”から”ロック画面からメモにアクセス”を選びます。その後、”ロック画面で最後に作成したメモを再開”をONにしておけば完了です。この状態にしておくとスリープ画面から開かれるメモ画面は常時同じものになるため、開くメモを変えるためにはメモをアプリ上で変更し、設定を変更する必要があります。
Apple Pencilの第2世代を使っている場合はダブルタップの設定をカスタマイズすることができます。これによってペン先をスムーズに変更できたり、色彩パレットを表示することができるため表現方法を切り替えるスピードが向上します。なお”設定”アプリの”Apple Pencil”を選択することでカスタマイズすることができます。
用途に合わせてノートアプリを使い分ける
iPadの標準装備であるメモアプリ以外にも多くのアプリが発売されています。無料でつ合うことができるものもあれば有料のアプリもあります。これらのアプリをインストールする理由はキレイなUIを使ったりペン先のバリエーションを増やして、さらには便利な機能を用いてノート機能を充実させることにあります。
ノート機能を充実させれば、その分だけ対応できるシーンが増えノートが活躍することも増えていくでしょう。そうなるとノートアプリにどこまでの機能性を求めることになるのでしょうか。そこで重要になってくるのが今回おすすめする基準として挙げた4つのポイントがあります。
書き手の直観的なアウトプットができるのか、機能について煩雑になっていないか、ペン先の変更はスムーズか、データ保存はしっかりできるのかという4つのポイントです。もし、ノートアプリを試してみて4つの基準の内に及第点が取れないものがあるのであれば他のノートアプリを探しましょう。この4点が満たせない場合はあなたにストレスを与える原因となります。
そして、どのような場面でノートアプリを使おうとしているのかを想定しながら選択するというのも重要です。ビジネス用に使うのであればデータ保存は共有機能が高いものが好ましいですし、アイデアノートとして使うのであれば直感性を大事にしているノートアプリが必要です。つまりは4つのおすすめポイントに加えて活躍するシーンを考慮してみてください。
iPadのおすすめノートアプリを作ってみよう!
iPadにインストールできるノートアプリは数多く作られています。それらの中からどのアプリを選んでいくかはユーザーの自由意志に委ねられていますので、どれだけ企業が努力しても関与できないところがあります。しかし、良いアプリというのはこの自由意志によって選ばれるべきものですのでアプリ作成者も細かいところまで配慮して作っています。
ただし、ノートアプリをはじめアプリというのはターゲットとなるユーザー向けの設定で作られています。そのため使いにくいところもあります。ノートアプリをiPadにインストールしたら使うだけでなくカスタマイズしてみましょう。そのようにしてノートアプリをiPadで作ることでより使いやすいノートを手に入れることができます。