「端末を探す」で紛失したAndroidスマホを遠隔操作する使い方を解説！

Androidのスマホを何らかの拍子に紛失してしまった場合について今回は対処法を解説していきます。Androidのスマホには、紛失した位置を特定できるような検索機能が搭載されていることが殆どです。「端末を探す」を駆使してAndroidのスマホ端末を紛失した場所を確かめていきましょう。まずはできることから紹介します。

Androidスマホを紛失した時に「端末を探す」を使ってできることとしてまず挙げられるのが、GPS機能によるスマホの位置検索です。Androidスマホで地図アプリを使う際にGPSを利用しますが、これと同じように利用して場所を特定するという仕組みになります。ただし、「端末を探す」には使える条件などもありますので後程紹介します。

「端末を探す」では、GPS機能による位置検索で場所を探す機能の他に遠隔操作機能も搭載されています。遠隔操作は、言葉の通り紛失しているAndroidスマホに対して何らかのアクションをとることが可能になる機能のことを言います。場合によっては便利な機能ですので、いざという時に使えるようにしておくことをおすすめします。

ここからは、「端末を探す」の機能でできる遠隔操作で可能なことを挙げていきます。遠隔操作機能でできること1つ目は、アラームを鳴らすということです。端末を紛失した場所が遠く離れていないと想定される場合は、特に役立つ機能になります。遠隔操作でアラームを鳴らすことによって、Androidスマホ端末がどこにあるのか気付きやすくなります。

「端末を探す」機能で可能なこと2つ目に挙げられるのが、画面のロックです。Androidスマホを遠くの場所で紛失してしまった場合に役立つ機能になります。遠隔操作で端末の画面をロックすることで、悪用されるのを防ぐことが可能になります。拾った人は、全て良い人であるかは保証できませんのでまずは画面のロックで安全な状態にしておきましょう。

「端末を探す」では、画面をロックする機能に加えて、ロック画面にメッセージを表示することが可能です。Androidスマホの端末を拾った人に向けてメッセージを表示できますので非常に便利です。拾った人もどのようにすればよいか分かりやすくなりますので、両者にとってありがたい機能になります。こちらも積極的に活用してください。

「端末を探す」では、紛失したAndroidスマホの端末データを削除する機能も搭載されています。この機能はAndroidスマホの端末がなかなか見つかりそうもない場合や、個人情報が心配だという方に最終手段として使える機能になります。スマホ内部に個人情報やカード情報などを保管している場合はこの機能を使って流出するのを防いでください。

ここまでAndroidスマホの端末を紛失した際に活用できる「端末を探す」の具体的な機能について解説してきました。アプリを用意すれば全ての機能を利用可能になります。ここからは、「端末を探す」を利用するにはどのようにすればよいかということについて説明していきます。初めて「端末を探す」を使う方は、以下を参考にしてください。

Androidスマホの「端末を探す」を利用するためにはいくつか設定や準備をしておかなければならない箇所があります。Googleアカウント、「端末を探す」のアプリ、そしてGPS機能などを設定しておく必要があります。3つに関しては以下で紹介していきますので順番にこなしていきましょう。とはいってもやり方は簡単ですので覚えておいてください。

「端末を探す」を利用するためには、Googleのアカウントを取得しておく必要があります。Googleアカウントに関しては、既に持っている方が殆どですので、特に新しく取得することはありません。なぜかというとAndroidのスマホ端末を使うにはGoogleアカウントでログインして使うことになるからです。Googleアカウントがあれば次に進みましょう。

Googleアカウントがあれば、次に「端末を探す」のアプリをインストールしていきましょう。Androidスマホ端末向けにアプリを配信しているGoogle Playで「端末を探す」と入力してアプリを検索してください。Google社のアプリですのですぐに表示されます。アプリは無料で利用できますのですぐに端末にインストールできるようになっています。

Googleアカウントで「端末を探す」のアプリが端末にインストールできましたら、アプリを開いてください。「端末を探す」のアイコンをタップして起動します。「端末を探す」のアプリがあるだけでは、まだ適切に遠隔操作や位置検索ができません。まずはアプリで位置情報・端末を探すを有効にしておく必要があります。GPSを許可しておきましょう。

ここまで、Android端末を検索できる「端末を探す」のアプリをインストールして使える状態に設定する方法を解説してきました。Googleアカウントがあればアプリを追加してGPSを許可するだけで簡単に機能を有効化できるようになっています。ここからは、「端末を探す」のアプリを利用できる条件についてまとめましたので参考にしてください。

まずは、紛失したAndroidの端末に電源が入っていることが再前提の条件になります。電源が入っていない状態では、GPSや端末の通信ができませんので遠隔操作を行うことすら不可能になってしまいます。電源が落ちてしまったとみられる場合は、キャリアの相談窓口などに相談することをおすすめします。こちらは早めの対処をおすすめします。

電源が入っている場合でも電波の届かないところで通信できません。圏外になっている場合には、残念ながら遠隔操作ができません。データ通信が必要になりますので4G回線など電波が届く場所であることを確かめる必要があります。端末の電源がオフになっていたり、電波が届かなかったりする場合は、端末回線のストップを迅速にしておきましょう。

また、「端末を探す」を使用できるデバイスの用意が必要です。落としたAndroidスマホの端末を遠隔操作するためにはもう1つ健全に使える端末が必要になります。パソコンやタブレットなど「端末を探す」ができる端末であれば結構です。無い場合は、遠隔操作することが不可能ですので、何らかの端末を用意してから進めてください。

また、「端末を探す」を利用する場合は紛失したとみられるAndroid端末で使っているGoogleアカウントを把握している必要があります。自分のスマホ端末であればGoogleアカウントは覚えていることが殆どですが、普段からログインログアウトをあまりしないという方の場合は、パスワードも併せて忘れてしまっている可能性もあります。

「端末を探す」のアプリが利用できる条件に関して解説してきました。端末の電源が入っていてGPSが利用できること、そしてデータ通信ができる場所にあること、Googleアカウントとパスワードを覚えていることが利用条件となります。ここからは、「端末を探す」でスマホの位置を検索する方法について解説していきます。パソコンからでも可能です。

まずは、別のスマホ端末から紛失したAndroidスマホの位置を検索する方法になります。その端末で、紛失したスマホと同じGoogleアカウントでログインし、「端末を探す」のアプリを追加してアプリを開いてください。アプリ上にはGPSで位置が表示されます。自分がブルーで表示され、スマホの位置はグリーンで表示されています。

パソコンを使って「端末を探す」を利用する場合は、以下のURLからアクセスしてください。ブラウザに「端末を探す」と入力して検索をかけても表示されます。アクセスしましたら、同じGoogleのアカウントでログインすることにより、地図上に自分の位置とスマホ端末の位置が併せて表示されますのでおおよその位置を把握することが可能です。

ここまで、紛失したAndroidスマホを別の端末を使って位置検索をする方法と、パソコンから位置を検索する方法について説明してきました。全ての条件が揃っていれば、上記のやり方で紛失したスマホの位置を把握できるような仕組みになっています。ここからは、上記の条件が揃わずに適切にスマホを見つけられなかった場合の対処法を解説します。

「端末を探す」のアプリで適切に遠隔操作、もしくは位置の特定ができなかった場合は、Googleアカウントのパスワードをすぐに変更しておきましょう。紛失したスマホを拾った人に悪用されてしまう恐れがあるためです。この場合はアカウントに紐づけられている個人情報やカード情報を利用されてしまうことがないように対処しておく必要があります。

「端末を探す」のアプリで位置検索できなかった場合にやっておきたい対処法として次に挙げられるのがサービスとの連携解除です。スマホの中には、個人情報が保管されているサービスがあります。端末によってログインが許可されているサービスについては、別の端末からログインして、紛失したスマホ端末の認証を解除しておきましょう。

またスマホデータの削除も対処法としてはしておきたい項目です。特に連絡先などのアプリでは、自分のみならず他人の情報が保存されています。これは設定しておくことで紛失しているスマホがオンライン状態になった瞬間に即削除をすることが可能になります。拾った人がスマホを使おうとして通信を開始した時点でデータが削除されます。

また、「端末を探す」のアプリでうまく対処ができない場合は、紛失しているスマホ端末のデータ処理をすることも大切ですが、回線を停止するということも重要です。どうしても解決できないような場合は契約している回線を停止しておきましょう。スマホ回線の停止は、規約しているキャリアの窓口に相談することでできるようになります。

紛失しているスマホ端末で契約している回線の停止は、各キャリアのサービス窓口から可能だと紹介しましたが、その他にもキャリアごとにサービスが用意されていますので、それを利用してみることも視野に入れておきましょう。ここからは、docomo、au、softbankのそれぞれのサービスについて利用できるものを紹介していきます。

まずはdocomoで利用できるキャリアのサービスを紹介します。スマホを紛失してしまった時は店舗に行かなくても連絡することで停止のサービスを利用できダイヤルが設置されています。通話料無料で24時間受け付けていますので、どのタイミングでスマホを紛失してしまったとしてもすぐに連絡することが可能です。詳しくは以下をご覧ください。

次にauで利用できるサービスになります。auでは、紛失した時の対処方法をページにまとめています。それでも解決できない場合は、docomoと同じように、紛失した時の専用ダイヤルが設置されていますので連絡して回線の停止手続きをとってください。こちらも24時間いつでも連絡できます。参考は以下のページをご覧ください。

最後にsoftbankで提供しているサービスについて紹介しておきます。softbankでは紛失ケータイ捜索サービスというものが存在します。紛失したスマホをソフトバンクカスタマーサポートが捜索してくれる内容になります。基地局からおおよその位置を特定してくれます。こちらもURLを貼っておきますので、契約者の方は参考にしておいてください。

Androidのスマホ端末を紛失してしまった際は、焦らずに「端末を探す」のアプリを利用して対処していきましょう。GPSを駆使して落とした場所を特定できます。遠隔操作でロックなどセキュリティ対策もできます。ただし、どうしてもスマホの特定ができない場合には躊躇せず回線を停止してください。iPhoneに関しては以下の方法で探してみてください。