Mac内のファイル検索方法!FinderとSpotlight検索の複雑な使い方も解説!

Macのファイルを「Finder」「Spotlight」で検索する方法を紹介します。Macの検索方法をマスターすれば、ファイル管理が圧倒的に便利になります。Macのシンプルなファイル検索方法から、複雑な検索方法まで詳しく解説していきます。

Mac内のファイル検索方法!FinderとSpotlight検索の複雑な使い方も解説!のイメージ

目次

  1. 1Macでファイル名・アプリ・拡張子を検索する方法は2つ
  2. 【Spotlight】
  3. 【Finder】
  4. 2Macの【Spotlight】でファイル検索する方法
  5. ファイル名で探す「filename:」
  6. ファイルの拡張子で探す「kind:」
  7. ファイルの更新日や利用日から探す「date:」
  8. ファイルの中身を検索対象にする「intext:」
  9. メールアドレスで検索する「email:」
  10. ページ数で検索する「pages:」
  11. 3Macの【Finder】でファイル検索する方法
  12. Finderでファイル名・フォルダ名・拡張子から検索する方法
  13. Finderの検索対象を変更する方法
  14. 4Macの【Finder】でスマートフォルダで検索・保存する方法
  15. スマートフォルダの検索条件変更方法
  16. スマートフォルダを【Dock】に追加する方法
  17. 5Macのファイル検索方法をマスターして快適なMacライフをおくろう!

Macでファイル名・アプリ・拡張子を検索する方法は2つ

Mac PC1

Macには「ファイル名」「アプリ名」「拡張子」から便利に検索する方法が2つあります。それが「Spotlight」と「Finder」を使った検索方法です。本記事冒頭の本章ではMacの「Spotlight」と「Finder」それぞれの機能について詳しく解説します。

【Spotlight】

Spotlight

「Spotlight」とは「フォルダ」「ファイル」「アプリ」「メール」「Webページ」「イメージ」など、さまざまなコンテンツを簡単に探すことができる機能です。

Macで「Spotlight」使う場合は、デスクトップ上部のツールバー右側にある「虫眼鏡」アイコンをクリックします。キーワード入力バー表示されるので、キーワード入力してコンテンツを検索してください。

【Finder】

Finder

「Finder」はMacパソコンの中に保存されているファイルやフォルダ、アプリなどすべてのデータファイルを整理整頓するための機能です。「Finder」はMac起動すると必ず表示されます。フォルダやファイルのプレビューを見ながらファイルを管理できたり、ファイルをフォルダ間で移動したりと、Macの操作には必須の項目です。

「Finder」には、ファイルやフォルダをソートする方法や、特定の条件を保存しておいて簡単にファイルを探すこともできます。「Spotlight」と違う点は、ファイルやフォルダなど一覧が表示される点です。

「Finder」「Spotlight」共にキーワードからファイルやフォルダ、アプリを検索できますが、それぞれに特徴やメリットデメリットがあります。本記事では両方の機能の使い方を紹介するので、使い方を覚えながら、適切な機能の使い分けをしてください。

Macの【Spotlight】でファイル検索する方法

Mac PC2

Macの「Spotlight」でファイル検索する方法から紹介します。前にも述べましたが、Macで「Spotlight」使う場合は、デスクトップ上部のツールバー右側にある「虫眼鏡」アイコンをクリックします。キーワード入力バー表示されるので、キーワード入力してコンテンツを検索してください。

Spotlightアイコン

または下記のショートカットキーを入力することで「Spotlight」を起動できます。
【「Control」+「スペース」】

【Spotlight】ショートカットキー

「Spotlight」の検索は簡単にキーワードを入力することで、様々なコンテンツを検索できますが、パソコン内に保存されているファイルだけを検索したい場合は「メタデータ」を利用すると非常に便利です。本章ではMacの「Spotlight」で利用できる「メタデータ」について紹介していきます。

メタデータ」とは接頭辞で、コードのようなものです。このコードを利用すれば該当するファイルを簡単に検索できます。Macの「Spotlight」で利用できる「メタデータ」のコードは下記の通りです。

ファイル名で探す 「filename:」
ファイルの拡張子で探す 「kind:」
ファイルの更新日や利用日から探す 「date:」
ファイルの中身を検索対象にする 「intext:」
メールアドレスで検索する 「email:」
ページ数で検索する 「pages:」
インストール済みのフォントを検索する 「font:」

Mac PC3

上記のメタデータは複数併用して利用できます。うまく組み合わせて利用することで、より簡単にMac内のファイルを検索できます。

ファイル名で探す「filename:」

Mac PC4

Mac内に保存されているファイルを「ファイル名」で探す場合は、Spotlightで検索する際、先頭に「filename:」を入力します。「filename:」のあとにファイル名を入力すれば、該当するファイルを表示します。

ファイルの拡張子で探す「kind:」

Mac PC5

Mac内に保存されているファイルを「拡張子」で探す場合は、Spotlightで検索する際、先頭に「kind:」を入力します。「filename:」と「kind:」両方を使ってファイルを探すこともできます、その場合は下記のように入力してください。

filename:Applica kind:pdf

上記の例は「Applica」というファイル名で、PDF拡張子形式のファイルを検索した例です。複数のメタデータを利用して検索する場合は、それぞれのメタデータの間にスペースを入れてください。

ファイルの更新日や利用日から探す「date:」

Mac PC 6

Mac内に保存されているファイルを「更新日・最後に利用した日付」で探す場合は、Spotlightで検索する際、先頭に「date:」を入力します。最後にファイルを更新した日付や、利用した日付が分かっている場合に便利なメタデータです。

ファイルの中身を検索対象にする「intext:」

「intext:」を使って検索すると、ファイルの中身を検索対象にできます。ファイル内にあるキーワードから、ファイルを検索したい時に便利なメタデータです。

メールアドレスで検索する「email:」

「email:」を使えばメールに添付されたファイル名から検索できます。メールの添付ファイルを検索するときに便利なメタデータです。

ページ数で検索する「pages:」

Mac PC 7

PDFファイルなど、複数のページ数を持つファイルは「pages:」を使えばページ数でファイルを検索できます。

Macの【Finder】でファイル検索する方法

Mac PC8

続いてMacの「Finder」でファイルを検索する方法紹介します。Finderでもファイル検索やアプリ、拡張子から条件を指定して検索できます。

Finderでファイル名・フォルダ名・拡張子から検索する方法

Finderでファイル名・フォルダ名・拡張子から検索する方法

Finderでファイル名やフォルダ名、拡張子から検索する方法はFinderを起動して、画面右上の検索バーにキーワードを入力してください。またはショートカットコマンド「command + F」を押すとFinderで検索できます。また、アプリのキーワードを入力してもアプリファイルを検索できます。

Finderの検索対象を変更する方法

Finderの検索対象を変更する方法

Macの初期設定では、Finderの検索対象はすべてのFinderになっています。これでは検索範囲が非常に広くなってしまい、目的のファイルを検索しにくくなります。このような場合は、Finderの環境設定から検索対象変更しておくと便利です。

Finder」を開いて、画面上部のメニューバーから「Finder」をクリックして「環境設定」>「詳細」タブを選択します。または、ショートカットコマンド「command + ,」を入力するとFinderの環境設定を表示できます。「詳細」タブに表示されている「検索実行時」項目で検索対象のフォルダーを変更できます。

Macの【Finder】でスマートフォルダで検索・保存する方法

Mac PC9

MacのFinderには「スマートフォルダ」と呼ばれる機能が搭載されています。スマートフォルダとは、検索条件を指定・保存して特定のファイルのみを表示するフォルダのことです。スマートフォルダを利用すれば、フォルダやファイルの管理が非常に簡単になります。

複雑なファイルやフォルダ管理を簡単にするためにもスマートフォルダの使い方を覚えておきましょう。スマートフォルダを新規作成する場合は、Finderを起動して画面上部のツールバーから「ファイル」をクリックして、表示されるメニュー一覧から「新規スマートフォルダ」を選択します。

スマートフォルダの作り方1

新規スマートフォルダが表示されます。「検索」項目で検索対象のフォルダを選択し、検索条件を指定します。検索条件の指定が完了したら、画面右上の「保存」をクリックしてください。スマートフォルダの名前と場所を指定して、「保存」をクリックします。

スマートフォルダの作り方2

この時に「サイドバーに追加」にチェックを入れておくと、Finder画面左側のメニュー一覧に作成したスマートフォルダが表示されます

スマートフォルダの作り方3

スマートフォルダの検索条件変更方法

スマートフォルダの検索条件変更方法

作成済みのスマートフォルダの検索条件を変更する場合は、スマートフォルダを右クリックし表示されるメニューから「検索条件を表示」をクリックしてください。

スマートフォルダを【Dock】に追加する方法

スマートフォルダを【Dock】に追加する方法

スマートフォルダを「Dock」に追加できます。スマートフォルダを右クリックし表示されるメニューから「Dockに追加」をクリックしてください。

Macのファイル検索方法をマスターして快適なMacライフをおくろう!

Mac PC10

Macパソコンで利用できる便利な「Finder」と「Spotlight」の検索方法を紹介しました。Macパソコンのファイル検索方法をマスターすれば、ファイル管理も簡単になります。特にFinderのスマートフォルダは、Macで仕事をする人にとっては必須のスキルです。本記事を参考にSpotlightやFinder活用してみてください。

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この記事のライター
KFJ
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