LINEの無料通話の使い方!仕組みやスピーカー通話の仕方・電話できない対処法などを解説
人気SNSアプリ「LINE」の無料通話はネットにつながっていれば無料で電話ができることで人気なサービスです。その無料通話ができない症状が起きることがあります。今回はLINEの無料通話の仕組みや使い方、また通話できない時の対処法などを一挙にご紹介します。
目次
- 1LINEの無料通話の仕組み
- ・インターネット回線を利用している
- ・通信量の消費はどれくらい?
- 2LINEの無料通話の使い方〜発信方法〜
- ・プロフィール画面から
- ・トーク画面から
- 3LINEの無料通話の使い方〜とり方〜
- ・「LINEオーディオ」と通知される
- ・着信音を変更する方法
- 4LINEの無料通話の使い方〜操作方法〜
- ・マイクをミュートに切り替え
- ・ビデオ通話に切り替え
- ・音量をスピーカーに切り替え
- ・トーク画面に切り替え
- 5LINEの無料通話ができない対処法
- ・通話の着信許可を有効にする
- ・LINEに権限を与える
- ・ミュートを解除する
- ・ブロックを解除する
- ・通信環境の安定したところで電話する
- ・お互いを友だちに追加する
- ・PC版LINEを利用する
- 6LINEで無料通話を楽しもう
- ・LINEの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!
LINEの無料通話の仕組み
SNSアプリとして人気のLINEですが、その機能のひとつに「無料通話」があります。LINEの無料通話とは、その名のとおり無料で通話ができるサービスで、携帯会社の通話プランを使わずに無料で通話できることや、海外でも無料通話ができることなどでLINEユーザーにとても重宝されています。まずはこのLINEの無料通話の仕組みからひもといていきます。
インターネット回線を利用している
LINE無料通話の仕組みとしてまずあげられるのが、「インターネット回線」を利用していることです。通常の電話は「電話回線」を利用しており、電話料金がかかりますが、LINEの無料通話はモバイルデータ通信やWi-Fi通信などのインターネット回線を利用して通話しているため、通話料金はかかりません。インターネット通話で有名な「Skype」と同じような仕組みです。
スマホで”4G・LTE”などのモバイルデータ通信を使ってLINEの無料通話を使えば、携帯会社と契約しているデータ通信(パケット通信)を使うため、データ通信料はかかりますが、Wi-Fiを利用すればデータ通信料はかからないため、実質「無料」と言えます。
海外(一部を除き)での無料通話も可能
LINEの無料通話はインターネット回線を利用する仕組みのため、インターネットにつながる状態であれば海外での無料通話も可能です。
海外でLINEの無料通話を使う時に、ホテルやカフェなどの無料Wi-Fiにつなげば、データ通信料もかからず無料通話ができます。また、モバイルWi-Fiをレンタルすれば、レンタル代は必要ですが、通話料は一切かかりません。ただし、スマホのモバイルデータ通信を使う時は、国内と同様にデータ通信料がかかってしまうので、注意しましょう。
また、海外でLINEの無料通話をWi-Fi環境で使う時は、スマホの「機内モード(飛行機マーク)」をONにしてからWi-Fi接続しましょう。この機内モードとは、スマホのデータ通信を一切使えないようにする機能です。航空会社の機内Wi-Fiと同様に、機内モードがONでもWi-Fiには接続できるため、データ通信量を確実に節約するためにオススメです。
ただし、中国のようにインターネット通信を規制している国では、LINEに限らずFacebookやTwitterなども利用できないため、そのままでは中国では残念ながらLINE無料通話は利用できませんが、それ以外の国ではどこでも利用できます。
中国でインターネット通話を利用したい場合は、「WeChat(ウィーチャット)」というアプリを使えばLINEと同じような操作感でトークや無料通話ができます。後で詳しくご紹介しますが、スピーカーを使った音声通話や、ビデオ通話、ミュート機能もついているため、LINE無料通話と同様の操作で利用できます。
また、中国のようにインターネット規制が厳しく、そのままではLINEなどが利用できない国では、「セカイVPN」などの海外のIPアドレスを使えるサービス(有料)を利用すれば、世界中でインターネットを使える環境ができるため、LINEの無料通話も使えます。
通信量の消費はどれくらい?
LINEの無料通話をスマホで利用する時に、Wi-Fi環境がなければモバイルデータ通信を利用しますが、では通信量の消費はどれくらいでしょうか。
LINEのデータ通信量の目安はこちらです。
- LINEトーク1メッセージ 約2KB(0.02MB)
- スタンプ1回 約5KB~10KB(~0.01MB)
- 画像送信1画像 約1MB
- LINE無料通話 1分あたり約300KB(約0.3MB)
- LINEビデオ通話 1分あたり約5MB→1時間で約300MB(0.3GB)
LINEの公式ブログより、LINE無料通話(音声通話)では、1分で0.3MB、10分で3MB、30分で9MB、1時間で18MBが消費されるため、もし月に50時間LINE無料通話をモバイルデータ通信で利用すると、1GBほど消費することになります。
データ通信の上限に注意
このように、モバイルデータ通信でLINEの無料通話を利用する時は、携帯会社と契約したデータ通信(パケット通信)を消費するため、契約プランの内容(通信制限される上限のデータ量)やLINEの無料電話を使う頻度(ひんど)によって、データ通信の上限に達してしまう可能性があります。
Wi-Fi環境であれば、データ通信は使わずに無料電話などができる仕組みのため問題ありませんが、Wi-Fi環境や設定が無い時は、データ通信の上限に注意して使いましょう。
LINEの無料通話の使い方〜発信方法〜
それでは早速、LINEの無料通話の使い方~発信方法~からご紹介しましょう。LINEの無料通話は、LINEの友だちのプロフィール画面からか、トーク画面から発信できます。前提として、LINEの無料通話は、LINEのトークと同様に、相手と「友だち」になっている場合のみ利用できます。
プロフィール画面から
まずご紹介する使い方~発信方法~は、LINEの友だちのプロフィール画面から発信する方法です。
LINEの無料通話をプロフィールから発信する場合、まず「友だちタブ」から通話したい「友だち」をタップします。
開いた「プロフィール画面」下のメニューから「電話マーク📞・無料通話」をタップすると無料通話が発信されます。相手につながったら、通常の電話と同様に通話ができます。通話中に他の操作も可能ですが、詳しくは後ほどご案内します。
トーク画面から
次の使い方~発信方法~は、LINEのトーク画面から発信する方法です。LINEは、トーク中に「ホームボタン」や「戻る↩」操作で画面を閉じてからLINEを再開すると、同じトークルームが開く仕組みのため、トークをよく利用する方にはこの方法がオススメです。トーク画面からのLINEの無料通話の発信方法は2通りあります。
1つ目の発信方法は、まずLINEで無料通話を発信したい友だちとの「トーク画面」を開き、画面右上の「電話マーク📞」をタップします。
次に開いたメニューの中の「電話マーク📞・無料通話」をタップすれば無料通話が発信されます。相手につながれば、通常の電話と同じように通話ができます。トーク画面からの無料通話の発信は、こちらの方法が簡単です。または、次の発信方法があります。
まず、LINEで通話をしたい友だちの「トーク画面」を開き、友だちの「アイコン」をタップします。
次に、開いた画面下メニューの「電話マーク📞・無料通話」をタップすると無料通話が発信されます。1つ目の方が簡単ですが、トーク画面の右上の電話マーク📞が押しにくい時には、こちらの方法がオススメです。
ちなみに、LINEで複数の友だちと「グループ」や「複数人トーク」を作っている場合も、この方法で無料通話の発信ができます。詳しい説明は、リンク先のLINE公式ブログの記事を参照ください。グループトークや複数人トークをよく利用される方は、ぜひ試してみましょう。※今は画面の仕様が少し変わっていますが、操作方法はほとんど同じです。
LINE無料通話の使い方の応用として、Androidの場合は、いつもLINEのトークや無料通話する友だちが決まっていれば、ホーム画面上にLINEの特定の友だちの「ショートカット」を作れ、そこから直接トークや無料通話の発信が可能です。
まずショートカットを作成したい友だちの「トーク画面」を開き、画面右上の「Vマーク」→「設定」の順に進み。次の画面で、「トークショートカットを作成」、または(古いバージョンであれば)「無料通話ショートカットを作成」をタップします。
すると、ホーム画面上にトークショートカットや無料通話ショートカットが作成されます。そのショートカットアイコンを押すだけで、すぐにトークや無料通話ができます。※新しいバージョンのLINEはトークショートカットのみに仕様が変わりました。
iPhoneの場合は、ホーム画面にはできませんが、「通知センターのウィジェット」に希望する友だちを「お気に入り」でショートカット表示させられます。
まず、「通知センター」を開き、上にスワイプして「編集」をタップします。次に開いた画面下部「ウィジェットを追加」のアプリ一覧から「+LINE」を選び、通知センターのウィジェットに追加します。
通知センターにできたLINEのウィジェットの「友だち追加👥」をタップし、開いたLINEの「友だち画面」からショートカット表示したい友だちを選択します。
選んだ友だちの「プロフィール画面」が開くので、右上の「星マーク」をタップし「お気に入り登録」します。すると、通知センターのLINEのウィジェット内に指定した友だちが「お気に入り」でショートカット表示され、そこから直接その友だちのトーク画面を開けます。
LINEの無料通話の使い方〜とり方〜
次に、LINEの無料通話の使い方~とり方~をご紹介します。iPhoneの場合とAndroidの場合、またiOSのバージョン次第で、表示や仕様が少し変わりますが、どちらも操作はとても簡単にできます。
「LINEオーディオ」と通知される
iOS10以降のiPhoneの場合、LINE無料通話がかかってくると、通常の電話の場合と同様の着信画面が表示され、相手の名前の下に「LINEオーディオ」と通知されます。
これは、iOS10以降に搭載された電話の新機能が開発者向けに公開され、LINEなどの無料通話でも、通常の電話と同じような画面で発着信できるような仕組みになったことが理由です。通常の電話着信と区別するため、「LINEオーディオ」と表示されます。
この仕組みより、以前はできなかった、ロック画面から直接LINE無料通話の着信が可能になりました。ちなみに、iOS9以前(または古いバージョンのLINE)この機能や仕組みは無いため、ロック画面でLINE無料通話を着信したら、画面ロックを解除してから応答します。
また、Androidの場合は、ロック画面上に直接LINE無料通話の着信画面が表示されるので、そのまま無料通話に応答/拒否できます。
電話に応答する
早速ですが、LINE無料通話の使い方~電話に応答する方法~をご紹介します。無料通話の基本的な使い方になるため、まだ無料通話を利用したことが無い方は、ぜひこの機会に覚えましょう。
このように、iOS10以降のiPhoneにLINE無料通話がかかってくると、相手の名前の下に「LINEオーディオ」と表示された電話の着信画面が出るので、通常の電話と同じように、「電話マークのスライダ」を右へスライドさせてLINE無料通話に応答します。
または、このような着信画面が開いた時も、通常の電話と同様に、「緑の電話マーク📞・応答」(または「チェックマーク・応答」)をタップして電話に応答します。
iOS9以前のiPhoneやAndroidの場合は、LINE無料通話が着信するとこのような画面になります。iPhoneでiOS9以前の場合、ロック画面でLINE無料通話が着信中と表示されたら、ロック解除をするとこの着信画面が開きます。Androidは、ロック画面から直接この着信画面が開く仕組みになっています。
電話に応答するには、「緑の電話マーク📞」を右へスライドすると、応答できます。応答したら、下図のような画面になり通常の電話のように通話できます。
電話を拒否する
次に、LINE無料通話の使い方~電話を拒否する方法~をご紹介します。仕事中で応答できない時や手が離せない時など、この方法で電話をこちらから拒否できます。
iPhoneの場合、電話に応答する時のように「LINEオーディオ」と表示されLINE無料通話が着信したら、電話を拒否するには、「赤い電話(下向きの受話器)マーク・拒否」(または「×マーク・拒否」)のボタンをタップするか、iPhoneの電源ボタンを押して応答拒否します。
※「LINEオーディオ」が表示されなければ、iOSかLINEのバージョンが古いため、下でご紹介するAndroidと同じ手順で電話を拒否します。
iOS10以降のiPhoneの場合(LINE無料通話が着信した時に「LINEオーディオ」と表示される場合)、LINE無料通話を応答拒否すると、このようにiPhoneの着信履歴に「相手の名前」が赤字で、その下に「LINEオーディオ」と表示されます。また、電話に応答せず相手が通話終了した場合も同様です。
ちなみに、通常の電話と同じように、「LINEオーディオ」と表示された「相手の名前」をタップすると、LINE無料通話の発信画面になり、発信できます。
Androidや、古いバージョンのOSやLINEを使っているiPhoneの場合、電話を拒否するには、LINE無料通話が着信したら、「赤い電話マーク」を左へスライドして応答拒否します。
Androidの場合、また古いバージョンのOSかLINEを使っているiPhoneの場合、電話の着信履歴にはLINE無料通話の履歴は表示されません。LINE無料通話の電話を拒否した場合は、上のようにLINEのトーク履歴に「電話マーク📞・キャンセル」と相手のアイコンに表示されます。
ちなみに、その他の無料通話の履歴は次のように表示されます。
- 相手からの電話に応答せず相手が終了した場合→相手に「📞マーク・不在着信」
- こちらから発信してこちらから終了した場合→自分に「📞マーク・キャンセル」
- こちらから発信して相手が応答しなかった(拒否した)場合→自分に「📞マーク・応答なし」
着信音を変更する方法
次にご紹介するLINE無料通話の使い方は、着信音を変更する方法です。LINEにデフォルト(初期設定)で装備されている着信音は4種類です。また、有料の「LINE着うた®」を利用すれば、「LINE MUSIC」に収録されている1,800万曲の中から好きな音源を着信音に設定することも可能です。
iPhoneではできませんが、Androidであれば、外部アプリ(サードパーティーアプリ)を使って、端末にインストールされている音源や外部アプリから取得した好きな音楽をLINE無料通話の着信音に設定することも可能です。
iPhone
まず、iPhone版LINEの無料通話の着信音を変更する方法からご紹介します。
まずiPhoneでLINEの「友だち」画面を開き、画面左上の歯車マークをタップ(古いバージョンのLINEの場合は、「その他・・・」タブを開き、右上の歯車をタップ)して「設定」を開きます。次の画面で下部の「通話」をタップします。
開いた画面下部の「着信音」をタップして選び、次の画面の「デフォルト着信音」の中から希望のものをタップして「チェック」がついたら変更完了です。どんな音か確認したい場合は、音源横の○を再度タップすると音楽が流れます。
もし、LINE MUSICを利用している場合は、着信音設定画面の「LINE MUSICで着信音を作成」からLINE MUSICに収録されている1,800万曲の中から、好きな音楽を着信音に設定できます。その方法は、次項の参考記事のリンクを参照ください。
LINE MUSICを利用していない方は、有料サービスですが(初回は無料お試し期間あり)、下記リンクか「LINE MUSICで着信音を作成」からLINE MUSICをインストールしてご利用ください。
Android
次に、Android版LINEで着信音を変更する方法をご紹介します。操作感はiPhone版とほぼ同じです。
まずAndroidスマホでLINEの「友だち画面」を開き、画面右上の歯車マークをタップして「設定」を開きます。次に設定画面を下にスクロールして、「通話」をタップします。
開いた画面の下部の「着信音」をタップし、「デフォルト着信音」の中から希望の着信音横の丸(○)をタップしてチェック✔がついたら着信音の変更完了です。
Androidの場合も、「LINE MUSICで着信音を作成」から、LINE MUSICで収録されている曲の中から好きな曲を着信音に設定できます。また、iPhoneは仕組み上できませんが、Androidであれば、外部アプリを使って、アプリで取得した楽曲や端末内にある音源をLINEの着信音に設定も可能です。詳しくは、下記リンクの参考記事を参照ください。
また、LINEの公式ブログにて、「LINE着うた®」で呼出音も変更できるという記事がありました。音楽をよく聴く方や、着信音や呼出音にもこだわりたい方など、ご興味があればごぜひ覧ください。
LINEの無料通話の使い方〜操作方法〜
ここまで、LINE無料通話の基本的な使い方として、「発信方法」「とり方」や「着信音の変更方法」などをお伝えしてきました。この章では、実践編としてLINEの無料通話の使い方~操作方法~をご紹介していきます。
マイクをミュートに切り替え
最初にご紹介する無料通話の使い方~操作方法~は、マイクをミュートに切り替える方法です。「ミュート」とは、「消音」という意味の英語「mute」で、この場合「マイクをミュートに切り替える」とは、通話中にこちらの音声を相手に聞こえないようにすることを言います。後ほど出てくる「スピーカー」とも同時に使えるため、とても便利な機能です。
マイクをミュートに切り替える操作は、とても簡単です。通話中の画面で、最下部の赤い「切電マーク」の左上にある「マイクに\のマーク」が「ミュートボタン」です。通話中はこのボタンは黒く暗転していますが、この「ミュートボタン」を一度タップすると緑色に点灯し、ミュートに切り替わります。
ミュートを解除するためには、再度「ミュートボタン」をタップすれば音声通話に戻れます。また、「スピーカー」で話している時も「ミュート」は同じように使えます。
ビデオ通話に切り替え
次にご案内する操作方法は、ビデオ通話に切り替える方法です。スマホのビデオ電話と同様に、相手とお互いの映像を見ながら通話できる機能です。LINEの無料通話はインターネット回線を使って通話する仕組みですが、このビデオ通話も同様にインターネット回線を利用しています。
この操作も、とても簡単です。通話画面の切電ボタンの真上にある「ビデオマーク」が「ビデオ通話」に切り替えるボタンです。音声通話中に、この「ビデオボタン」をタップすると、ビデオ通話が開始されこちら側の映像が相手側に映し出されます。
相手も同様にビデオマークをタップすると、お互いの映像を見ながら通話できます。LINEのビデオ通話は、スマホのカメラを使ってお互いの映像を映し出し、音声は「スピーカー」から出てくる仕組みです。スマホの通常の「ビデオ電話/ビデオコール」とほとんど操作感は変わりません。
こちらからビデオ通話を解除したい(音声通話に戻りたい)時は、上のように「ビデオマークに\」をタップすると音声通話に戻ります。相手がまだビデオ通話を解除していなければ、相手の画面に「通話相手のカメラがオフになりました。」と表示されます。
また、最初からビデオ通話で発信したい場合は、プロフィール画面の「ビデオマーク・ビデオ通話」から、またトーク画面右上の「電話マーク📞」→「ビデオマーク・ビデオ通話」から、ビデオ通話で発信されます。
相手から「ビデオ通話」で着信した時は、「ビデオマーク」が着信画面に表示されるので、音声通話と同じように応答すればビデオ通話が開始されます。ビデオ通話から音声通話に切り替えたい場合は、ビデオ通話を解除すれば音声通話になります。
注意点として、このビデオ通話もインターネット回線で通話する仕組みのため、Wi-Fi環境であれば問題ありませんが、モバイルデータ通信で利用する時は、消費するデータ量が音声通話より10倍以上と大きいため、データ量の上限に達しないようにしましょう。詳しい通信量は、「データ量通信量の目安」の項を参照してください。
このビデオ通話の応用編ですが、ビデオ通話中の画面下に表示される「顔マーク😊」をタップすると、このような「エフェクト」機能が無料で使えます。これは、「SNOW」のように、自分の顔にウサギや犬などの動く耳や舌をつけたり、LINEが提供するキャラクターに自分の顔を変えたりできる機能です。
自分の動きに合わせてエフェクトも動き、キャラクターの表情も自分に合わせて変わります。初めてエフェクトを使う時は、各アイコンの下向き矢印(↓)をタップし、インストールして使います。
また、ビデオ通話画面の右上の丸が3つ重なった形の「フィルターマーク」をタップすると、このように映像の彩度や色味などを変更できる「フィルター」という機能もあります。エフェクトやフィルターを使って友だちとのビデオ通話もより楽しめるため、ご興味があればぜひ試してみてください。
音量をスピーカーに切り替え
次にご紹介する操作方法は、音量をスピーカーに切り替える方法です。スマホの「スピーカー」とは、ラジオやテレビなどのスピーカーと同様に、スマホの画面や古い端末だと物理的な端末上のスピーカー(の穴)から音声や音楽などが出てくる機能のことです。
スマホのスピーカーフォンと同じように、LINEの無料通話でもこのスピーカー機能が使えます。スピーカーに切り替えて通話すれば、スマホを耳にあてずに通話できるので、両手がふさがっている時などとても便利です。
スピーカーに切り替える方法も、とても簡単で、通話画面の「赤い切電マーク」右上の黒い「スピーカーマーク📢」をタップすると、音声がスピーカーから出てくるようになり、スマホを耳から話して通話できます。スピーカーで通話中は、この「スピーカーマーク📢」が緑色に点灯します。
スピーカーを解除したい場合は、緑色のスピーカーマーク📢をタップすると通常の音声通話に戻ります。お伝えしたように、スピーカーで通話中にも「ミュート」の操作も可能で、スピーカーがONのまま、ミュートしたりミュートを解除したりできます。
トーク画面に切り替え
最後にご紹介する操作方法は、LINEの無料通話で通話中にトーク画面に切り替える方法です。この使い方を覚えれば、通話しながらトーク画面で画像送信など操作ができ、さらにスピーカーと合わせて使えばもっと便利に使えます。これは、LINEで通話中に、通話画面を縮小させて前の画面に戻る仕組みを使った操作です。
こちらはiPhoneの画面ですが、Androidも操作性は同じです。まず通話画面の右上にある四角に矢印の「縮小ボタン」をタップします。Androidも、機種により「縮小ボタン」が出るのでタップします。縮小ボタンが出ないAndroidでは、スマホの「戻る」ボタンをタップします。通話画面が縮小して前の画面に戻り、通話しながらその画面の操作もできます。
トーク画面から無料通話を発着信した場合は、1タップでトーク画面に切り替えできます。友だち画面から発着信した場合は、縮小ボタンをタップして友だち画面に戻ったら、「トークタブ」のタップでトーク画面に切り替えます。さらに、スマホの「戻る」操作などでホーム画面や他のアプリなどに移動し、LINE以外の操作も可能です。
新しいバージョンのLINE(またはOS)の場合、縮小した通話画面はこのように画面右上に相手のアイコンに電話マーク📞がついた形で表示されます。通話画面に戻りたい場合は、この「通話中アイコン」をタップすれば、元のように通話画面が一面に開きます。この通話画面の縮小と再開は、何度でも切り替えできます。
バージョンが古いLINEやOSの場合は、このように画面上部に縮小されます。iPhoneの場合は上部の赤い通知バーに「通話画面に戻る(通話時間)」と表示され、Androidの場合は上部の通知バーに通話中の電話マーク📞が表示されます。
通話画面に戻るには、iPhoneなら上部の赤い通知バー「通話画面に戻る」をタップし、Androidなら通知バーを下に下げ、表示された「📞LINE・(相手の名前)との無料通話」をタップすれば通話画面に戻ります。
この「トーク画面に切り替える方法」の応用編として、「ビデオ通話」でもトーク画面に切り替えができます。操作も変わらず、ビデオ通話中の画面上部の「縮小ボタン」をタップすると、ひとつ前の画面に戻ります。こちらはグループトークのビデオ通話画面ですが、通常の1:1の友だちとのビデオ通話はもちろん、複数人トークでも同様に切り替えできます。
ビデオ通話からトーク画面に切り替えて、画像やWebサイトのリンクなどを共有するなど、さまざまな操作ができます。縮小したビデオ通話画面は右上に表示され、元のビデオ通話画面に戻るためには、その縮小画面をタップすればOKです。この方法は、リンク先のLINE公式ブログでも公開されています。
LINEの無料通話ができない対処法
便利な機能がついたLINEの無料通話ですが、実際に使おうとしても、無料通話ができないケースがあります。この章では、さまざまな原因に応じて、LINEの無料通話ができない対処法をご紹介していきます。もしLINEの無料通話ができない時は、これらを参考にしましょう。
通話の着信許可を有効にする
友だちとやり取りしているトーク画面や、スマホの通知画面にこのようなメッセージ(通知)が来たことはないでしょうか。
これは、LINEの「通話の着信許可がOFFになっているため(無料通話に)応答できない」という通知です。この場合、LINEの着信音を設定していても、着信音は鳴りません。解決するためには、LINEの「通話の着信許可を有効にする」と解消されます。
通話の着信許可をONにすると、着信音が鳴り(マナーモードの場合は、バイブレーションか無音)、無料通話が着信するようになります。この「通話の着信許可」は、LINEの「設定」から行います。
iPhoneの場合は「友だち画面」左上(古いバージョンの場合は「その他・・・」タブ右上)の歯車から、Androidの場合は「友だち画面」右上の歯車から、LINEの「設定」を開きます。次に、「📞通話」→「通話の着信許可」と順にタップして有効にします。
iPhoneの場合はボタン式、Androidの場合はチェック式ですが、どちらも点灯していなければ「通話の着信許可」が無効になっているため、タップして点灯すればOKです。通話の着信許可を有効にした後は、無料通話が着信できるようになり、トークの応答履歴は、次のように表示されます。
ちなみに、「通話の着信許可」が無効のままでも、友だちへ無料通話の発信はできます。また、通話の着信許可が無効の状態で友だちから無料通話が発信された場合、相手には何も通知されず発信音が鳴り続けます。そのため、相手からは、こちらが「通話の着信許可」をOFFにしているかは分かりません。
スマホの電話機能と違い、LINEの無料通話には特定の友だちからの着信を拒否する機能がありません。LINEでの着信拒否は、「通話の着信許可」を無効にして、すべての友だちからの着信を拒否する使い方しかありません。つまり、相手に着信拒否の状態を知られることはない仕組みになっています。
ただ、LINEには特定の友だちを「ブロック」する機能があり、特定の友だちからの通話を拒否するためにはブロックの方がオススメです。ブロックの詳細は、後ほどご案内します。
LINEに権限を与える
また、LINEの無料通話を使おうとして、下のようなエラーメッセージが出ることはないでしょうか。
iPhoneとAndroidとでメッセージが少し違いますが、共通するキーワードは「アクセスを許可してください」です。このメッセージが出る場合、LINEの無料通話を利用するための、スマホ側の「権限の許可」が無いことが原因で無料通通話ができません。これを解消するためには、スマホの設定で「LINEに許可を与える」必要があります。
iPhone
iPhoneの場合は、このエラーメッセージが出ます。iPhoneでは、この画面にLINEに権限を与える手順が表示されるため、メッセージのとおり、「端末の[設定]>[LINE]で、マイクへのアクセスを許可」すれば、LINEに「マイク」の「権限」を与えられます。端末の「設定」は、メッセージ右下の「設定」から直接開けます。
「設定」が開いたら、アプリの一覧から「LINE」をタップ→次の画面で「LINEにアクセスを許可」できる権限の一覧が出るので、その中の「マイク」横の白い○をタップして上のように点灯させれば、「アクセスの許可」の完了です。LINEに戻って無料通話ができるか試しましょう。
LINEの無料通話を利用する時に、端末のマイク機能を使って通話する仕組みのため、「マイクへのアクセスの許可」が無いと無料通話ができない訳です。このメッセージが出たら、設定して無料通話を使いましょう。その他の権限(アクセス)と許可してできる機能については、下記のとおりです。
- 位置情報・・・トーク相手に自分の位置情報を共有
- 連絡先を・・・「友だち自動追加」機能(端末の電話帳内の電話番号/メールアドレスからLINEユーザーを自動で友だちに追加する機能)
- 写真・・・端末に保存されている画像/動画をトークなどに共有
- カメラ・・・トークからカメラマーク📷で写真や動画の撮影、LINEのQRコード読み取り、ビデオ通話でインカメラ/アウトカメラで映像を共有
Android
次に、Androidの場合のLINEに権限を与える方法をお伝えします。Androidの場合は、まずエラーメッセージの前に、通常は別のメッセージ画面が出ます。
Androidでは、無料通話ができない時、通常は最初にこのメッセージが出ます。メッセージの中の、「音声の録音」がマイクを使う機能のため、ここでは「マイクの権限」の許可をするか確認しています。「許可」をタップすれば、LINEにマイクの権限を与えられ、次の画面に進みます。
「許可しない」をタップすると、エラーメッセージ(3つ目の画像)が表示されます。「今後は表示しない」の○を押すと、許可する・しないにかかわらず、次からはこの画面は表示されません。仮に「今後は表示しない」と「許可しない」をタップし、何もしないまま無料通話を操作すると、最初から下のエラーメッセージが表示されます。
1枚目の画面で「許可」をタップした後、またはLINEに与えていない権限が「電話」のみの場合、このメッセージが開きます。その中の「電話の発信と管理」は「電話」の権限が必要なため、ここでは「電話の権限」の許可をするか確認しています。
「許可」をタップすれば、LINEに電話の権限を与えられます。「許可しない」を押せば、次のエラーメッセージが表示され、「今後は表示しない」の○を押すと、許可する・しないに関係なく、次からはこの画面は出ません。「許可しない」で「今後は表示しない」をタップし、何もしない場合は、直接エラーメッセージになります。
このエラーメッセージは、先の確認画面で「許可しない」をタップした場合や、以前に先の確認画面で「許可しない」で「今後表示しない」を選んだあと何もしないで無料通話を操作した場合に表示されます。
残念ながら、この画面では具体的な内容や手順などは説明がなく、「確認」をタップしても元のLINEの画面に戻ってしまうため、どの権限をどのように許可するかが分かりません。以前に「今後表示しない」を選んでいた場合はなおさらです。
この機会に、このメッセージが出た場合の「LINEに権限を与える」手順を覚えて、困らないようにしましょう。
Android版のLINEに権限を与える方法は、2通りあります。もし足りない権限が何か分かる場合は、次の方法が簡単です。Androidの場合、LINEの無料通話に必要な権限は「マイク」と「電話」です。
まず、「設定アプリ」か、通知バーを下ろし右上の「歯車」をタップして端末の「設定」を開きます。次に、「アプリ(アプリと通知)」→「アプリの権限(機種により画面右上3つの点から表示させる」と順にタップし、アプリの権限一覧から「マイク」か「電話」をタップ→「LINE」横のグレーアウトした○をタップして点灯させればOKです。
また、足りない権限が具体的に分からない場合は、こちらの方法がオススメです。この場合も、まず端末の「設定」を開きます。次に、「アプリ」(または「アプリと通知」→「アプリ」)→「LINE」→「権限(または「許可」)」と順にタップします。
LINEに必要な権限の一覧が表示されるので、グレーアウトしている権限横の○をタップして点灯させれば権限の許可が完了します。先述のとおり、LINEの無料通話に必要なアプリの権限は、「マイク」と「電話」の両方です。もしビデオ通話もできない場合は、さらに「カメラ」の権限も許可してください。
Android独自のLINEアプリの権限と許可して可能になる機能は、こちらです。
- SMS(Androidのみ)・・・LINEの新規登録/引き継ぎなど初めてログインする時の自動認証(iPhoneは自動認証されない仕組みになっている)
- ストレージ・・・iPhoneの場合の「写真」、端末に保存された画像/動画をトークなどで共有
- 電話・・・無料通話やビデオ通話
ちなみに、Androidでは新規にLINEをインストールする時に、このように先ほどと同じような「権限の許可」の確認画面が出ます。この時に「許可しない」ですべて進んで登録した場合に、初めて無料通話を使おうとすると、この「権限許可」メッセージを表示させて無料通話に必要な権限の許可を促す仕組みです。
この権限許可の確認画面は、スマホの機種変更でLINEのアカウントを引き継ぐ時にも出てくるため、無料通話を問題なく使いたい場合は、すべて「許可」するようにしましょう。
ミュートを解除する
次にご紹介する対処法は、ミュートを解除する方法です。操作方法の章でお伝えしたように、LINEの無料通話には「ミュート」機能があり、このミュートがONになっているとこちらからの音声が相手に聞こえません。
通話画面のマイクに\の「ミュートボタン」が緑に点灯していたら、ミュートがONになっているため、ミュートボタンをタップすれば解除できます。相手から「声が聞こえない」と言われたら、こちらでミュートしていないかを、逆に相手の音声が聞こえない場合は、相手がミュートになっていないか、確認しましょう。
また、お互いにミュートされていないにもかかわらず音声が聞こえない場合は、無料通話中に端末の「音量ボタン」でメディアの音量を上げてみてください。LINEだけでなく、端末自体のメディア音量(アプリから出る音量)が消音されている可能性もあります。
その他、Bluetoothでイヤホンマイクに接続して通話を利用している方は、スマホから無料通話の音声が聞こえない時は、イヤホンマイクから聞こえていないか確認しましょう。イヤホンマイクで無料通話を使いたくない時は、BluetoothをOFFにすればOKです。
ブロックを解除する
次にあげる対処法は、ブロックを解除する方法です。LINEの「ブロック」とは、相手とのトークや無料通話やビデオ通話、また投稿など全てのやり取りを拒否する機能です。もし友だちをブロックすると、その後の新規メッセージや投稿は届かず、相手からの無料通話やビデオ通話は着信しません。また、こちらからトークの送信や無料通話の発信もできなくなります。
ただ、ブロックされたことは相手側にはいっさい通知されません。ブロック後も、相手からトークの送信や無料通話の発信はできるため、ずっとトークに「既読」がつかず、無料通話は発信したら鳴り続けます。そのため、逆に友だちからブロックされた場合も、ブロック直後はなかな気づきません。
何度トークを送ってもずっと既読がつかない場合や、無料通話をかけても毎回応答せず、しばらくかけ続けた後で「応答がありません」と表示されたら、相手にブロックされている可能性が高いです。ちなみに、Androidの場合は、ブロックされた友だちに無料通話を発信すると強制的にタイムアウトして「応答がありません」と表示されます。
この場合は、相手との連絡手段がLINEしかない時は難しいですが、直接相手に確認をとりブロックを解除してもらうしかありません。
ずっとやり取りしていた友だちからのトークや投稿が急に届かなくなり、こちらから無料通話の発信もできなくなった時は、自分が誤って相手をブロックしてしまった可能性が高いです。この場合は、その友だちが「友だちタブ」の一覧から消え、トークが残っていればトーク画面上に「ブロック解除」や、左下に「ブロック中」と表示されるため、分かります。
ブロックの解除方法は、相手とのトークが残っている場合と、残っていない場合で2通りあります。もしトークが残っている場合は、上図のようにトーク画面上の「ブロック解除」をタップするか、右上「V」をタップしてメニューを開き、「+ブロック解除」をタップすればブロックを解除できます。
ブロックした友だちのトークも残っていない場合も、まずLINEの「設定」を開きます。続いて「👥友だち」→「ブロックリスト」と順にタップしていくと、ブロックリスト(ブロックした友だちなどのアカウント一覧)が表示されます。リストの中からブロック解除したい友だちの横の「編集」→「ブロック解除」をタップすれば解除できます。
追記で、一度削除してしまったトーク履歴は取り戻しができないため、操作には十分注意しましょう。
通信環境の安定したところで電話する
次にご紹介するのは、通信環境の安定したところで電話する対処法です。最初にお伝えしたとおり、LINEの無料通話はインターネット回線を利用して通話するため、通信環境が悪いと通話できないことがあります。
インターネットを使うスマホの操作において、「ネットが重い/遅い」と言われることがあります。これは通信環境が安定しないため、通信速度が遅くなったり、通信中に途切れたりして、操作がなかなか進まない状況をさします。LINEの操作でも、「LINEが重い/遅い」と表現されます。
特に、モバイルデータ通信は広域に張りめぐらせた通信網を多くのユーザーが利用する仕組みのため、利用する場所や、アクセスの集中などで、通信が安定せず「重くなる/遅くなる」ことがあります。LINEの無料通話でも、音声が聞こえにくい時や、何度も通話が切れてしまう時など、通信環境が悪いことが原因と考えられます。
解決するためには、通信環境の安定したところで電話する必要がありますが、Wi-Fi環境が無ければ、よりデータ通信が早い場所に移動しましょう。その場所を探すためには、実際に操作しながら通信が安定する場所を見つけるか、携帯会社のHPなどで調べられます(3Gエリア・4Gエリアのように公開されています)。
オススメは、Wi-Fi通信を使う方法です。Wi-Fiであれば光回線などの高速通信(有線)を、近くのWi-Fiルーターから無線で端末につなげて使えるため、モバイルデータ通信よりも高速で安定した通信環境を実現できます。Wi-Fiの機能はすべてのスマホにもあり、Wi-Fi環境さえあれば、簡単な操作で利用できます。
Wi-Fi接続するためには、まずスマホのWi-Fi機能をONにします。iPhoneの場合はiPhoneX以降であれば画面上から下へ、iPhone8以前であれば画面下から上へスワイプすると「コントロールセンター」が開きます。次に扇形のような「Wi-Fiマーク」をタップしてWi-FiをONにします。
Androidの場合は、通知バーを下へスワイプすると、左上に扇形の「Wi-Fiマーク」があるのでタップしてONにします。Wi-FiをONにしたら、Wi-Fiの「詳細」を開き、表示される一覧から、接続するWi-Fiの「SSID」をタップします。
「SSID」とは、「暗号化キー/パスワード」とペアで必要なWi-Fi接続のための「ID」です。SSIDとパスワードは、プロバイダーなどサービス提供元から資料などで通知されます。先ほどの「詳細」画面で指定のSSIDを選ぶと開く画面で「パスワード」を入れて「接続」をタップし、しばらくして「接続されました」と表示されたら接続完了です。
また、SSIDとパスワードは、Wi-Fi通信で親機として使う「Wi-Fiルーター」という薄い箱型の機器の側面・裏面・底面や内扉にもシールなどで記載されているため、プロバイダーの資料をなくした時はルーターを確認しましょう。※確認方法の動画リンクを貼るので、分からない場合は参照ください。
最初の動画は、Wi-Fiルータ本体にSSIDと暗号化キー(パスワード)が記載されている場合の確認方法です。
次の動画は、Wi-Fiルーター本体にSSIDと暗号化キー(パスワード)が記載されていない場合の確認方法です。
お互いを友だちに追加する
次にご案内する対処法は、お互いを友だちに追加する方法です。お伝えしたように、LINEの無料通話は、トークと同じように、お互いが友だちになっている場合に利用できる仕組みのため、通話したい相手と友だちになっていない場合は、お互いに相手を友だちに追加すると無料通話ができます。
友だちへの追加方法が分からない場合は、下記リンク先の記事を参考にしてください。
PC版LINEを利用する
最後にご紹介する対処法は、PC版LINEを利用する方法です。LINEの無料通話はインターネット回線を使って、相手と友だちであれば利用できるとお伝えしてきましたが、実は、相手がガラケー(携帯電話)の場合は無料通話はできません。
そのため、通話したい相手がガラケーのユーザーの場合や、スマホの修理などで一時的にスマホでLINEが使えない場合には、PC版LINEを利用すれば無料通話ができます。
相手がガラケーユーザーで、WindowやMacのOSを搭載したPCを持っており、インターネット環境があれば、PC版LINEをインストールして「新規登録」してもらうことで、無料通話を利用できます。LINEの新規登録には、「メールアドレスとパスワード」か「SMSが受け取れる電話番号」、または「Facebookアカウント」が必要です。
また、スマホの修理などで一時的にスマホ版LINEが使えない時に、以前から利用しているLINEアカウントでPC版LINEを使いたい場合は、元のLINEアカウントで「メールアドレスとパスワードの登録」か「Facebook連携」ができていて、PC版LINEにその登録情報で「ログイン」し「アカウント引き継ぎ」ができればOKです。
アカウント引き継ぎ時に、トーク履歴も引き継ぎたい場合は、トーク履歴の「バックアップ」と「復元」が必要です。スマホの機種変更でも必要なため、覚えておくと便利です。詳しい方法については、下記リンク先を参照ください。
PC版LINEでの操作は、新規登録/引き継ぎ後にログインし、お互いを友だちに登録(登録済みならスキップ)すれば、PC版LINEで無料通話ができます。PC版LINEにログインすると上のような画面が開きます。
「友だちタブ」から発信する場合は、左側の黒いバー左上の「友だちマーク👤」をタップし、通話したい相手をタップすると、トークルームが開きます。トーク履歴があり「トーク画面」から発信する場合は、左側バー左上から2番目の「トークマーク💬」をタップし、相手をタップするとトークルームが開きます。
あとは一緒で、トークルーム右下の「電話マーク📞」をタップし、ポップアップした確認画面で「確認」をタップすると、無料通話が発信されます。相手から無料通話を着信すると、画面上に応答確認画面がポップアップするため、「応答」をタップすればOKです。
お気づきのとおり、「電話マーク📞」のすぐ横に「ビデオマーク」があり、そこからビデオ通話も可能です。またPC版LINEでの無料通話はすべて「スピーカー」通話になります。
LINEで無料通話を楽しもう
今回は、LINEの無料通話の仕組みから、基本編・実践編の使い方と少々応用編の使い方、また無料通話ができない場合の対処法と一挙にご紹介してきました。現時点(2019年2月22日時点)で再診の情報ですが、基本的なLINEの仕組みが分かれば、バージョンアップにも十分対応できます。
ぜひ、この機会にLINEの無料通話をマスターして、LINEで無料通話を楽しみましょう。