2019年03月23日更新
iPhoneでの書類のスキャン方法!メモアプリで写真撮影してPDF化させる!
iPhoneを使った書類のスキャン方法や、iPhoneで利用できる無料のおすすめスキャンアプリを紹介します。メモアプリや、無料のスキャンアプリを利用すれば、プリンターやスキャナーは不要です。本記事を読めばiPhoneのスキャン方法をマスターできます。
目次
- 1iPhoneでスキャンできるととっても便利
- ・iPhoneに手書きのメモの保存や名刺やレシートの整理ができる
- 2iPhoneのメモアプリを使って書類をスキャンしてPDFとして保存する方法
- ・iPhoneのメモアプリを使って書類をスキャンして保存する方法
- ・iPhoneでスキャンしたデータを編集する方法
- ・ iPhoneでスキャンしたデータをメールやLINEで共有する方法
- 3スキャナーアプリを使ってiPhoneで写真をスキャンしてPCに保存する方法
- ・おすすめのスキャナーアプリ
- ・スキャナーアプリをダウンロードして画像をスキャン
- ・パソコンにCopyTrans Appsをダウンロード
- ・iPhoneをPCに接続しCopyTrans Appsを使って画像をPCに保存
- 4iPhoneで書類のスキャンをしてみよう
iPhoneでスキャンできるととっても便利
iPhoneのカメラ機能を利用して、メモアプリから書類をスキャンできるのを知っていますか?通常のカメラアプリからでは書類のスキャンはできませんが、メモアプリを利用すれば書類やチラシ、名刺など様々な印刷物をスキャンしてiPhoneに保存できます。
iPhoneのメモアプリからスキャン機能を利用するには、iPhone・iPadがiOS11移行のバージョンをインストールしておく必要があります。iPhone・iPadのメモアプリでスキャンした書類は「PDFファイル」や「画像ファイル」として保存可能で、それらのファイルをiPhone・iPad上で切り抜き・編集できます。
iPhoneに手書きのメモの保存や名刺やレシートの整理ができる
メモアプリの書類スキャン機能を利用すれば、名刺やレシートの管理ができで非常に便利です。スキャンした書類にメモを記載、写真を挿入しておくことも可能なので、スキャンした書類の整理が簡単です。
App StoreではiPhone・iPad専用のスキャナーアプリが提供されていますが、iPhoneの標準機能のメモアプリでスキャンができるので、外部アプリを必要としません。ですがWindowsユーザーの方は、外部スキャナーアプリを利用すると、パソコンとデータ共有する場合に便利な場合もあります。
Windowsユーザーの方は、本記事最後の章「スキャナーアプリを使ってiPhoneで写真をスキャンしてPCに保存する方法」で紹介するおすすめの外部アプリ・ツールを参照してみてください。iPhone・iPadの書類スキャンのやり方を覚えておくと非常に便利なので、本記事を読み進めながら実際に、書類のスキャンを実行してみてください。
iPhoneのメモアプリを使って書類をスキャンしてPDFとして保存する方法
本章ではiPhoneのメモアプリを使って「書類をスキャンして保存する方法」「スキャンしたデータを編集する方法」「スキャンしたデータをメールやLINEで共有する方法」を紹介します。
iPhoneのメモアプリを使って書類をスキャンして保存する方法
iPhone・iPadのメモアプリを起動してください。既存のメモにスキャンした書類を保存したい場合は既存メモを開いてください。新規メモにスキャンしたい場合は、画面右下の「新規作成」アイコンをタップしてください。
メモ画面が表示されたら、画面をタップしてキーボードを表示します。キーボード上部にあるタブ一覧から「+」をタップしてください。
メニューが表示されます。メニュー一覧から「書類をスキャン」をタップしてください。
メモアプリのスキャン専用のカメラモードに切り替わります。画面右上の「手動」をタップして「自動」に切り替えると、書類を画面内に収まるように写し出すだけで、自動で四角の四隅を自動で判別しすぐに書類を読み取ります。「手動」モード状態の場合、カメラのシャッターアイコンをタップすると書類を読み取ります。
書類がうまくスキャンされない場合は、白い書類であれば黒い背景色になるような場所に置くとうまく読み取れます。その他の色の書類も、書類の縁部分がはっきりと読み取れるような背景色になるように書類を設置してみてください。
スキャンした書類の四隅部分をタップしながら動かすと、スキャン範囲が調整できます。スキャンしたい範囲だけを選択すれば、書類内の一部分のみスキャンすることや、うまくスキャンされない時に、手動でスキャン範囲を調整できます。
スキャン範囲を調整したら、画面右下にある「スキャンを保持」をタップして書類を保存します。スキャンした書類をキャンセルして再スキャンしたい場合は、左下の「再撮影」をタップしてください。
「スキャンを保持」をタップすると、次のスキャン画面が再度表示され、次のスキャンを開始します。連続で書類をスキャンしたい場合は、これまで紹介した手順を繰り返します。スキャンを終了する場合は画面右下の「保存」をクリックしてください。
スキャンしたPDF、または写真ファイルは再編集が可能です。次の項目ではスキャンしたPDF・写真ファイルの編集方法を紹介します。
iPhoneでスキャンしたデータを編集する方法
- スキャン後のPDF・写真ファイルは下記の編集が可能です。トリミング(切り抜き)
- カラー・グレースケール・白黒のPDFファイル変換、および写真ファイルへの変換
- 書類・画像の反転
上記それぞれの番号とアイコンを参照してください。①のトリミング(切り抜き)機能の操作方法は、前章で紹介した方法と同じです。②のPDFファイル変換・写真ファイル変換アイコンをタップすると、画面下部にタブが表示されるので、変換したいファイルをタップしてください。「写真」以外のアイコンはすべてPDFファイルとして変換されます。
③の反転アイコンは、一度タップすると左方向に90度反転します。スキャンしたファイルを削除したい場合は、画面右下の「ゴミ箱」アイコンをタップしてください。
編集が完了したら「保存」をタップしてください。スキャンしたファイルはメモ上に保存されます。
iPhoneでスキャンしたデータをメールやLINEで共有する方法
iPhoneでスキャンしたPDFファイルや写真ファイルは、LINEなどのSNSアプリ・メール・SMS(テキスト)・Airdropなどで共有できます。画面右上の「共有」アイコンをタップすると、画面下に共有メニューが表示されるので、利用したい共有アプリをタップしてください。
iPhoneに標準搭載されている「メモアプリ」で書類や写真をスキャンする方法の解説は以上です。
スキャナーアプリを使ってiPhoneで写真をスキャンしてPCに保存する方法
iPhoneに標準搭載されている「メモアプリ」を使った、書類や写真のスキャン方法を紹介してきました。iPhoneの「メモアプリ」以外にも、書類や写真を簡単にスキャンしてくれる外部アプリもあるので紹介します。
おすすめのスキャナーアプリ
ApplicaがおすすめするiPhone専用の無料スキャナーアプリは下記のリストを参照してください。
- フォトスキャン by Google フォト
- CamScanner|文書スキャン & ファックス
- Microsoft Office Lens|PDF Scan
スキャナーアプリをダウンロードして画像をスキャン
紹介したスキャナーアプリの利用方法は、iPhoneの「メモ」アプリの使い方とほとんど同じなので、前の章で紹介した「メモ」アプリのスキャン方法を参照してください。
パソコンにCopyTrans Appsをダウンロード
Macパソコンを利用しているユーザーの方は、iPhoneとMacで利用できる「Airdrop」を使えば簡単にスキャンしたファイルをパソコンと共有できます。ですがiPhoneとWindowsパソコンの場合は、iPhoneをライトニングケーブルで接続し「iTunes」上でデータ共有をする必要があります。
そこでおすすめするのが「CopyTrans Apps」アプリです。「iTunes」を使うと写真ファイルと書類ファイルが混同して整理が難しくなるのが難点ですが、本章で紹介するスキャナーアプリ「CopyTrans Apps」を利用すれば、これらのデメリットを解消できます。
「CopyTrans Apps」を利用すれば「Word」「Excel」「PDF」「画像」「ビデオ」など、アプリに内包されているファイルを簡単にパソコンに移行してくれるアプリで、iPhoneの復元にも対応しています。スキャンした書類ファイル以外にも対応しているので、iTunesが苦手なユーザーから人気の高い無料アプリです。
iPhoneをPCに接続しCopyTrans Appsを使って画像をPCに保存
iPhoneをパソコンに接続し「CopyTrans Apps」を起動してください。「アプリ」項目一覧からスキャナーアプリを選択すると、スキャンしたファイルが画面右側に表示されます。任意のファイルを選択して「ドキュメントを保存」をクリックすれば、パソコンにスキャンしたファイルを保存できます。
iPhoneで書類のスキャンをしてみよう
本記事では便利なiPhoneのスキャンの使い方と、おすすめのスキャナーアプリを紹介しました。iPhoneのスキャン方法をマスターすれば、スキャナーを購入する必要がありません。iPhoneのスキャンは読み取りの精度も高く、連続読み取り機能が搭載しているので、普通のスキャナーとほぼ同等の機能を無料で利用できます。
本記事を参考に、iPhoneユーザーの方は「メモ」アプリや外部アプリを利用して、スキャン機能を利用してみてください。